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ノンポリ学生の悩み・・・45年前の頃
昨今の、安保法制反対の高校生デモと、一方、そんな事には目もくれず"デモだせー"って言っていそうな圧倒的多数派の高校生を見るにつけ思い出す、僕の高校時代・・・
僕が劣等生で、まるでオ子チャマで、勿論ノンポリだった高校3年生の時・・・1969年・・・70年安保の波が我が高校まで押し寄せて来た(県内で学園紛争が高校まで飛び火したのは2校のみ)。
ある朝突然、何人かの生徒が校舎の一部をバリケード占拠した。
学校側との折衝の結果、"授業の一貫として学生集会を実施する"事となり、以後数ヶ月に渡り、毎朝夕、クラスで出欠をとった上で終日学生集会…と言う日々が続いた。
記憶している議題は、
(1)受験を目的とした教育の否定・・・勉学は進学の為や学歴の為にするものではない
(2)日本帝国主義の否定
(3)人種差別、部落差別問題提起
数ヶ月間の議論の結論は、
(1)a 3年生の進学先別のクラス編成の廃止
(1)b 各学期の中間試験の廃止
(1)c テストでは論文/記述形態の設問の重視
(2) 母校が、元・旧制一中だった為、大日本帝国の残滓と見なし、明治時代から続く、
(2)a 山田耕作作曲の校歌廃止
(2)b 制服の廃止
(2)c 記章、学校名略称の廃止
(2)d 封建主義を彷彿とさせる応援団の廃止(僕は応援団副団長だった)
何が何だかさっぱり理解できない子供の僕の周りで数ヶ月の間、嵐が吹き抜けた。
この時、私に強く刷り込まれたのは、
* 日本帝国主義が如何に国内外を傷付けたか
* 朝鮮人、部落民差別が如何に理不尽か
* 学歴社会のナンセンス
* 将来のリーダーたるべき学生(大学生、高校生)は、その自覚を持たなければいけない
子供でノンポリだった僕には雲の上の様な議論で、チンプンカンプンなんだが、 チンプンカンプンである事はいけない事だと言う意識 だけは強く感じ、その後もノンポリである事を常に後ろめたく感じ続ける青春だった。当時の若者の多くは、ノンポリと言えども多かれ少なかれ同様の問題意識を持っていただろう(特に現在65~75歳の世代。私の年齢が下限かな?)。
安倍君は若いし、僕の様な落ちこぼれじゃなくエリートだし、(60年安保の)岸さんの孫だし、こんな感覚解んないだろうな・・・
しかし、完全に平和ボケして、政治なんて話題はダサくて、色気だけが先行した"オ子チャマ"ばかりになってしまったと思っていた今どきの高校生、大学生たちが、ごく一部とは言え、ここの所の安保騒動で自己主張、社会参加を始めた事に、一抹ながら安堵感を覚えている。
政府、政治家はこういった若者たちの真摯な思いに、充分過ぎる程の説明をし、理解を得た上でなければ事を進めてはならない。
因みに"ノンポリ"って死語か?・・・政治に興味・知識がない /特定のイデオロギーを持たない
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