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・各話、タイトルクリックで、あらすじ・感想 記事にリンクしています【アインクラッド編】仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....☆第1話 剣の世界☆第2話 ビーター☆第3話 赤鼻のトナカイ☆第4話 黒の剣士☆第5話 圏内事件☆第6話 幻の復讐者☆第7話 心の温度☆第8話 黒と白の剣舞☆第9話 青眼の悪魔☆第10話 紅の殺意☆第11話 朝露の少女☆第12話 ユイの心☆第13話 奈落の淵☆第14話 世界の終焉 【フェアリィ・ダンス編】ソードアート・オンライン(SAO)の中に閉じ込められていたキリト(桐ヶ谷和人)は、ヒースクリフ(茅場晶彦)との死闘のすえ現実世界に帰還。同時にデスゲームを生き残った者たちも生還したが、アスナら300人のプレイヤーたちは意識を取り戻さず、眠り続けている。キリトはアスナを救うため、新たな戦いに挑む。そこは妖精たちが舞う世界.....☆第15話 帰還☆第16話 妖精たちの国☆第17話 囚われの女王☆第18話 世界樹へ☆第19話 ルグルー回廊☆第20話 猛炎の将☆第21話 アルヴヘイムの真実☆第22話 グランド・クエスト☆第23話 絆
2012.12.10
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第4話 「黒の剣士」 第35層の北部に広がる迷いの森。パーティメンバーのロザリアと喧嘩しパーティーを離れたビーストテイマーの少女・シリカは、森で道に迷ったあげくモンスターに遭遇する。ビーストテイマーとは、モンスターを手なずけ、仲間にする者たちのこと。 偶然、通りがかったキリトに一命を救われたシリカだが、使い魔のピナを失ってしまった。大切な仲間を失い、涙ぐむシリカに、キリトは使い魔を蘇生させる方法を教える。使い魔の“心”が残っていれば、第47層にある、思い出の丘というダンジョンのてっぺんに咲く花を使えば、使い魔が蘇生できると。キリトは、さらに無償で協力を申し出る。 なぜそこまでして自分を助けてくれるのかと戸惑い気味に尋ねるシリカ。対するキリトの答えは、「妹に似ているから」町で偶然、ロザリアと出くわしたキリトとシリカ。シリカはロザリアに、ピナは絶対に生き返らせると宣言する。キリトは妹に負い目があった。本当は従妹だが、妹は知らない。習っていた剣道をやめた時、厳しい父親にひどく叱られたが、妹は、自分が二人分がんばるから、許してやってくれと父に懇願した。そして言葉通り全国大会に出場するまでに。しかし、キリトは、本当は他にやりたい事があったんじゃないかと思っていた。シリカは、好きでもないのに頑張れないから、本当に剣道が好きだったんだと思う。だから妹はキリトのことを恨んでいないと思うと言う。 モンスターと戦い、ついに蘇生の花をシリカは手に入れた。だが、待ち伏せしていたロザリアが蘇生の花を渡せと言う。キリトは、シリカにロザリアの正体を告げる。プレイヤーに対して盗賊行為を行うオレンジギルド、タイタンズハンドのリーダーで、自分は、10日前にロザリアたちが襲ったギルド、シルバーフラグスのたった一人の生き残りから、仲間の仇討を依頼され、殺すのではなく、牢獄に入れるために探していたと。ロザリアたちに一人で向かって行くキリト。シリカがキリトと呼ぶのを聞き、目の前にいるのがソロで前線に挑んでいる攻略組でビーターの「黒の剣士」ではないかとタイタンズハンドのメンバーたちは恐れる。ロザリアは、こんなところに攻略組がいるはずがないとメンバーに言うが、タイタンズハンドの攻撃はキリトに全く効かなかった。レベルの差は歴然だった。全員、牢屋へ送られる。シリカに囮に使ったようになったことをわびるキリト。そして別れを告げる。「この世界での強さは単なる幻想に過ぎない。そんなものより、もっと大事なものがある。次は現実世界で会おう。そしたらまた、同じように友だちになれるよ」☆感想「黒の剣士」ってキリトのことだったのですね。いつのまに付いた? ビーターよりずっといいですね。すごく強くなっているんですね。今回、かわいい妹? シリカの登場で穏やかな回でした。この子もまた? とちょっと心配したのですが、無事でよかったです。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.08.04
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第6話 幻の復讐者・街なかで発生した「圏内事件」は、解決の糸口もつかめないまま、さらにヨルコが犠牲になる最悪の展開に。 ・キリトは、ヨルコを襲った犯人を追うが、犯人は転移のクリスタルを使ってテレポートしてしまい逃げられる。・キリトとアスナは、事件の究明に取り組むものの、自分たちの目の前で新たな被害者を出してしまう。宿屋の中はシステム的に保護されているはずだが。・被害者の共通点は、解散したギルド「黄金林檎」のメンバーであること。元、黄金林檎のメンバーのシュミットは、グリセルダの幽霊が仲間たちに復讐しているのだと言う。・犯人が着ていたローブは、グリセルダのものだったと話すシュミット。犯人はグリセルダの幽霊、次は自分の番だと恐れる。だが、ヨルコを襲った犯人には、実態があった。2件の圏内殺人には、システム的なロジックが存在するはず。この電脳世界で幽霊という不確かなものが存在するのはおかしい。キリトは必ずトリックがあるはずだと考えていた。 ・犯行の手口がわからない。煮詰まっているキリトに、アスナが手作りのサンドイッチを差し出す。耐久値が無くなるから急いで食べてと言われたサンドイッチ。美味しい。が、キリトはサンドイッチを落としてしまう。・サンドイッチは落ちたことによって、耐久値がなくなり、消えてしまうが.....「俺たちは何も見ていなかった…見ているつもりで、違うものを見ていたんだ」「圏内殺人、そんなものを実現する武器もロジックも最初から存在しちゃいなかったんだ」☆第19層 グレセルダの墓前・許しを乞うシュミットの目の前にローブ姿の女性があらわれる。「あなたは私に、何をしたの?」「指輪の売却が決まった日、いつの間にか指示が書かれたメモと結晶が入っていた。誰からかはわからない」「メモには、グリセルダが泊まった部屋に忍び込めるよう、回廊結晶の位置セーブをして、それをギルド共通ストレージに入れろとだけ書いてあった。俺がしたのは、それだけ」「全部録音したわよ、シュミット」☆トリックのタネ明かしをするキリト・圏内では、攻撃を受けてもプレイヤーのHPは減らない。カインズやヨルコを貫いた槍で減ったのは、鎧や服などの装備品の耐久値だった。砕け散ったのは、ふたりの装備品だけで、からだは無事。装備品が砕け散るタイミングに、カインズとヨルコは結晶でテレポートした。・死んだように見せかけた理由は、指輪事件の犯人をあぶり出すためで、シュミットが事件に関係していることを、ある程度わかっていたのではないか。・試しにヨルコとフレンド登録をしていたアスナがヨルコの位置を調べてみると、第19層にいることが分かった。キリトとアスナは、後はふたりに任せることにする。 ・シュミットは、金欲しさに指示には従ったが、グリセルダを殺す気はなかったと言い、事件がグリセルダを殺した犯人を探すための芝居だったと知って、ホッとするのが、その時、突然、攻撃を受ける。・攻撃してきたのは、殺人ギルド「ラフィン・コフィン」だった。そこに、キリトが現れ、シュミットたちを救う。攻略組がすぐにやって来ると話し、剣を抜くと、去っていった。☆ゲーム世界で結婚すると、アイテムストレージが共通化される・圏内殺人のトリックが解けた後、アスナからこの話を聞いたキリトは疑問を抱く。結婚相手が死んだ場合、相手の持っていたアイテムは?グリセルダが死んだ時に持っていた指輪は、犯人ではなく夫のグリムロックの物となるのではないか。☆指輪事件の黒幕はグリムロックだった・指輪事件を闇に葬るため、真相に近づこうとするヨルコとカインズ、事件に関わったシュミットを殺人ギルドに殺させそうとしたのだった。☆グリムロックがグリセルダを殺した理由は、彼女が変わってしまったから・グリムロックとグリセルダは現実世界でも夫婦だった。デスゲームに怯えるグリムロックとは対照的に、グリセルダは現実世界よりも強くなり、生き生きとして充実しているように見えた。・グリムロックは、自分の愛したグリセルダは消えてしまったのだと思った。それなら、合法的に殺人が行えるこの世界で、グリセルダを殺して永遠の思い出の中に封じてしまわなければと。☆キリトとアスナ「もし君なら、仮に誰かと結婚した後になって相手の人の隠れた一面に気づいた時どう思う?」「ラッキーだったって思うかな。結婚するってことは、それまで見えてた面はもう好きになっているわけだから、その後に新しい面に気付いて、そこも好きになれたら、2倍.....」「ねえ、キリト君、フレンド登録しようか」『感想』ヨルコはあっけなく死んでしまって、とか思ったら、これはトリックだったのですね。アスナの手作りサンドイッチから始まる謎解き、面白かったです。犯行の動機は??? お粗末なもの、という感じはしましたが、まあ、こんなもんでしょうか。ふふふ、もし私なら、仮に誰かと結婚した後になって、相手の隠れた一面に気づいたら....2倍ラッキーだなんて思えるような発見は、まずないねwww と主婦は語ってみたりする。次も楽しみですね。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.08.14
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・各話、タイトルクリックで、あらすじ・感想 記事にリンクしています【アインクラッド編】仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....☆第1話 剣の世界☆第2話 ビーター☆第3話 赤鼻のトナカイ☆第4話 黒の剣士☆第5話 圏内事件☆第6話 幻の復讐者☆第7話 心の温度☆第8話 黒と白の剣舞☆第9話 青眼の悪魔☆第10話 紅の殺意☆第11話 朝露の少女☆第12話 ユイの心☆第13話 奈落の淵☆第14話 世界の終焉 【フェアリィ・ダンス編】ソードアート・オンライン(SAO)の中に閉じ込められていたキリト(桐ヶ谷和人)は、ヒースクリフ(茅場晶彦)との死闘のすえ現実世界に帰還。同時にデスゲームを生き残った者たちも生還したが、アスナら300人のプレイヤーたちは意識を取り戻さず、眠り続けている。キリトはアスナを救うため、新たな戦いに挑む。そこは妖精たちが舞う世界.....☆第15話 帰還☆第16話 妖精たちの国☆第17話 囚われの女王☆第18話 世界樹へ☆第19話 ルグルー回廊☆第20話 猛炎の将☆第21話 アルヴヘイムの真実☆第22話 グランド・クエスト☆第23話 絆☆第24話 鍍金(メッキ)の勇者☆第25話(最終話) 世界の種子 ★Extra Edition 1/2★Extra Edition 2/2
2012.12.23
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第9話 青眼の悪魔 キリトとアスナは第74層の迷宮を突破してボス部屋を発見する。ボスの攻略情報を得ようと部屋の中に入るが、手強そうなボスの姿を目にして即座に撤退。 引き返した安全エリアで、ひと休みするふたり。そこに、クライン率いる「風林火山」そして、SAO随一の巨大ギルド「アインクラッド解放軍」も現れる。 隊長のコーバッツは、キリトがボス部屋までの情報の提供を求める。ムシが良すぎると言うクラインとアスナだが、キリトは、気前よく情報を提供。同時に、安易にボスへ挑まないよう忠告するが、コーバッツはキリトの言葉に耳を貸さず、隊を率いて進んで行く。様子だけ見に行こうと、後を追おうとするキリト。クラインたちもついて行く。 コーバッツたちは、キリトの忠告を無視して、ボスと戦っていた。撤退しようととするが、この部屋では転移結晶は使えない。キリトの脳裏に、サチたちのことがよぎる。次々と倒される解放軍の隊員たち。そして、コーバッツも倒されてしまう。アスナがボスに突っ込んで行き、キリトとクラインたちも、アスナに続く。解放軍が撤退する時間を作るため、一人でボスと斬り合うキリト。 「もう、あれを使うしかないのか」「スターバースト ストリーム」キリトはボスを倒した。この戦いで、コーバッツと解放軍の隊員2名が犠牲になった。ボス攻略で犠牲者が出たのは、第67層以来だった。ボスを倒すために使ったエキストラスキル「二刀流」は、キリト専用のユニークスキル。ある日、キリトのスキルウィンドウに突然現れたが隠していたもの。キリトが二刀流でボスを倒した話は、瞬く間に広がり、キリトは注目の的となっていた。エギルの道具屋に身を隠していると、アスナが大変なことになったとやって来る。キリトに副団長のアスナを引き抜かれる形となった血盟騎士団の団長のヒースクリフは、それを黙って認めるわけにはいかないと、キリトにデュエルを申し込む。勝てばアスナとのことを認め、負ければキリトに血盟騎士団に入ってもらうと。「いいでしょう。剣で語れと言うのなら、望むところです。デュエルで決着をつけましょう」☆キリト君、隠していたのですね「二刀流」カッコイイですね、てか無事でよかったです。ヒースクリフとのデュエル、やる気まんまんのようですが、どんな技を使う相手なんでしょう。次回も楽しみです。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.09.12
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第2話 ビーター SAO 2.1 posted by (C)たがめ48ゲームが始まって一か月が過ぎ、すでに二千人ものプレイヤーが命を落としていた。百層に及ぶアインクラッドの第一層すら突破できないでいた。そんな中、第一層のボス部屋を発見したという男・ディアベルの呼びかけてボス攻略会議が開催される。6人のパーティーを組むことになるが、あぶれていたキリトは、同じくひとりでいた、アスナとパーティーを組む。「私が私でいるためにここに来た。最初の町の宿屋に閉じこもって、ゆっくり腐っていくくらいなら、最後の瞬間まで自分のままでいたい。たとえ怪物に負けて死んでも、このゲーム、この世界には負けたくない。どうしても」とアスナは語る。 SAO 2-3 posted by (C)たがめ48翌日、キリトたちは、ボスが棲む塔へ向かう。βテストとは違う武器を使うボスにひとりで立ち向かったディアベルは命を落とす。「頼む、ボスを倒してくれ。みんなのために」『このデスゲームが始まった時、俺は自分が生き残ることしか考えていなかった。だが、ディアベル。あんたはβテスターなのに、他のプレイヤーたちを見捨てなかった。みんなを率いて見事に戦った。俺が出来なかったことを、あんたはやろうとしたんだ』 SAO 2-4 posted by (C)たがめ48みんなの協力でボスを倒した。キリトの活躍にキリトがβテスターで、ボスの技が情報とは違うことを知っていたのに言わず、ディアベルを見殺しにしたのではないか。キリト以外にもβテスターがいるのではないかと言いだす者が。 SAO 2-5 posted by (C)たがめ48「俺はあんなヤツらとは違う。俺はβテスト中に他の誰も到達出来なかった層まで登った.....そうだ、俺はビーターだ。これからは、元テスターごときと一緒にしないでくれ」キリトはアスナとのパーティーを解除し、ひとり立ち去る。「君は強くなれる。だから、もしいつか信頼できる人に、ギルドに誘われたら断るなよ。ソロプレーには絶対的な限界があるから」☆たがめのつぶやき ゲームオーバーが現実の死という恐ろしい世界。第一層のボスでもこんなに強い? 私なら、とっくに終わっちゃってるな。ひとりでボスに立ち向かって命を落としたディアベル。βテスターへの不信感が高まる中、キリトは悪役をかって出た感じでしょうか。ビーター?wwwかわいい少女、アスナの登場で今後の展開も楽しみです。
2012.07.21
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【絶園のテンペスト】 『ひとりの少女が唐突に殺された』 『ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた』★そして、ある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を超えた戦いが始まった・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「魔法使いは、樽の中」☆第2話 「彼女はとてもきれいだった、と少年は言った」☆第3話 「できないことは、魔法にもある」☆第4話 「罰あたり、ふたり」☆第5話 「全てのことには、わけがある」☆第6話 「矛盾する頭蓋」☆第7話 「ファースト・キス」 ☆第8話 「魔女を断つ、時間」☆第9話 「彼氏」★第1話~第9話 ハムレット名言集 +愛花★第9話より シェイクスピア「テンペスト」とは☆第10話 「タイムマシンのつくり方」
2012.12.09
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第14話 世界の終焉 ☆2024年11月。14人が犠牲になる壮絶な戦い。全員で突撃してなんとか第75層のボス「スカル・リーパー」を倒した。 ☆疲れ切った面々の中で、ひとり冷静に立ち上がっているヒースクリフを見てキリトが気づく。そして急に切りつける。と、 ☆「Immortal Object」システム的不死? システムに保護されている。キリトはヒースクリフに、「この世界に来てから、ずっと疑問に思っていたことがあった。あいつは今、どこでオレたちを観察し世界を調整しているんだろうってな。でもオレは単純な心理を忘れていたよ。どんな子供でも知ってることさ。他人のやっているRPGを、傍らで眺めるほどつまらないことはない。そうだろう。茅場晶彦」☆ヒースクリフは茅場晶彦だった。「確かに私は茅場晶彦だ。付け加えれば、最上階で君たちを待つはずだった、このゲームの最終ボスでもある」「趣味がいいとは言えないぜ。最強のプレイヤーが、最悪のラスボスか」☆最上階でプレイヤーの到着を待つことにすると言った茅場だが、正体を見破ったキリトにチャンスをくれると言う。「この場で1対1で戦うチャンスだ。私に勝てばゲームはクリアされ全プレイヤーがこの世界からログアウトできる」☆アスナは止めるが、命を落とした人々のことが思い出され、キリトは決心する。「ふざけるな、いいだろう。決着をつけよう」 ☆必死で攻撃するも、茅場には歯が立たなかった。剣も折られ、もはやこれまでと思った時、アスナが飛びこんできて立ちふさがる。「ごめんね。さよなら」 アスナが消え、茫然とするキリト。再び立ち向かうが刺され、終わりか...消えかけた姿のキリトが茅場を刺し、ふたりは消える。 ☆アナウンス「11月7日、14時55分、ゲームはクリアされました」 SAO#14-17 posted by (C)たがめ48☆天国? キリトとアスナは一緒にいた。そこに茅場が。1万人いたプレイヤーの内6147名が生きて現実世界に帰れると話す。崩れていくSAOを見おろしながら、今でもどこかにあの城が...と話す。そろそろ行く、と言う茅場。そして、「言い忘れていた。ゲームクリアおめでとう。キリト君、アスナ君」☆お互いに実名を明かし、アスナにあちらの世界に連れて帰れなかったことを謝るキリト。アスナは、「私はあなたに出会えたことで、今まで生きてきて一番しあわせだった。私たちは、ひとつになって消えていく。だから、いつまでも一緒」 ☆ここはどこ? 見なれない天井。病院のベッドで目覚めたキリト。現実世界に戻って来た。「アスナ.....」キリトはアスナを探して歩きだす。(次回「帰還」)○75層のボスはめっちゃ強くて攻略は大変、と思っていたら、オープニングで倒してたw 駆け足の最終回だから仕方ないかなと思ったら、続くのですね。ヒースクリフの不思議な強さはそういうわけだったのですね。確かに人がやっているゲームをのぞくだけなんてつまらないですよね。納得。ゲームは無事クリアされ、キリトもアスナも現実世界へ戻れたようでよかったですが、これから現実世界のお話になるのでしょうか。続き見るのどうしようかなwww↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.10.07
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巨人が支配する世界。人類は餌。高い壁の内側は、人類のかりそめの平和な世界。外の世界に憧れた少年は......☆前のお話は→ 第1話~第17話 あらすじまとめ第18話 巨大樹の森エレン・イェーガーの生家があるシガンシナ区の地下室には、彼も知らない巨人の謎があるとされている。第57回壁外調査で調査兵団はそこを目指す。新兵は荷馬車の護衛班と索敵指令班の中間、エレンたち特別作戦班は、後列中央待機。この布陣の中で最も安全、補給物資を運ぶ荷馬車よりも手厚い待遇。知性を持ち、圧倒的な強さの女型の巨人。アルミン、ジャン、ライナーはなんとか逃れることができた。女型の巨人は追って来ず、アルミンらとは違う方向に走り出した。もしかして、エレンのいる方へ? アルミンの頭のケガの手当てをするライナー。助かった3人だが、馬が1頭しかいないので動きがとれない。ジャンは指笛で自分の馬を呼ぶが反応なし。最悪、ひとりをここに置いていくことになるのかと悩む。女型の巨人の顔を思い出すアルミン。ひとりここに残る必要があると言うライナーに、その前に煙弾を打ってみようといい打ち上げる。そして、自分がここに残るから、代わりに報告してほしいことがあると言う。できれば、エルヴィン団長にだけ。 それは、お前が自分で報告しろとジャン。だれか来たみたいだ。しかも、馬を2頭つれて。 やってきたのはクリスタだった。ジャンの馬もつれている。怯えて逃げてきた馬を保護し、アルミンの煙弾を見て、近くにいたので駆けつけたという。みんな最悪なことにならなくてほんとによかったと涙ぐむクリスタ。 「神様」(あ) 「女神」(じ) 「結婚したい」(ら)急いで陣形に戻ることにする4人。撤退の指令が出るはず。すると緑の煙弾があがる。陣形の進路だけを変えて作戦続行の合図。なぜ撤退命令が出ないのか理解できないが、判断に従うしかない。エレンたちのところにも緑の煙弾が伝わる。順調にすすんでいるように感じるが、実際のところはどうだろうと考えるエレン。そこに伝令が来て、右翼索敵が壊滅的打撃をうけたと知らされる。右翼はアルミンらがいるところ。奇行種の出現を知らせる黒の煙弾があがる。 急所のうなじをかばいながら走る女型の巨人。圧倒的な強さで、立ち向かった兵士はみな命を落とす。陣形は元観光地「巨大樹の森」に到着する。隊長の意図がわからない兵士たち。エルヴィンが、中列、荷馬車護衛班のみ森に侵入せよと指示を出す。エレンのいる中列は森の中へ。 本来の目的地からも帰還地からも外れた観光名所。みなエルヴィン団長の意図がわからない。アルミンら新兵に迎撃体制に入るよう指示が出る。森に入ろうとする巨人を阻止するようにと。5メートル級が森に近づく。アルミンは考える。なぜ陣形をこんなところに来させたんだ。エルヴィン団長はいったい何を考えている。『女型の巨人はエレンを追っている。そして団長はそのことを知っている』そう仮定してそこから考える。自分たちだけ、こんなに森の中に入っていたら巨人の接近に気づけないとリヴァイに言うエレン。「わかりきったことを、ピーピーわめくな。もうそんなこと、できるわけねえだろう。まわりをよく見て考えろ。おまえのその、たいしたことない頭でな。死になくなきゃ、必死に頭まわせ」リヴァイに言われて、エレンは、自分が新兵だから今の状況が飲み込めてないだけで、簡単に答えをおしえてもらえないのも、自分で学ぶ必要があるからかと考える。きっと先輩たちもそうやって戦いを学んできたんだ。と、オレオらを見ると、今の状況が理解できていない様子。まさか、誰も? もしかしたら、リヴァイ兵長も? アルミンは考えていた。そして気づいた。『女型がエレンを追っている。もしその仮定が成り立つなら、ここに来た理由はひとつしかない。エルヴィン団長は、ここで女型を......』ジャンがアルミンに、命令は巨人を森の中に入れるな、だったよな。つまり交戦する必要なんかないはずだよなと言う。たくさんの巨人がアルミンたちがいる木の下に来ていた。 エレンたちのすぐ後ろで黒い煙弾があがる。リヴァイが剣を抜くように指示する。それが姿を現したら一瞬だという。そして、女型の巨人が現れた。「走れ」女型の巨人はすごい速さでエレンらを追ってくる。このままでは追いつかれる。戦う指示をと兵士らはリヴァイに言うが、走れとしか指示は出ない。そして、「全員、耳をふさげ」 次回 「噛みつく」殺戮の限りをつくして追ってくる女型の巨人。目の前で仲間を殺されても、逃げることしかゆるされない中、エレンはある決断を迫られる。【感想】・アルミンたちを助けに来たクリスタは、ほんと女神でしたね。が、ライナー、「結婚したい」ってwww・さすがアルミン、エルヴィンの意図に気づいたようですね。それにしても女型の巨人、すごく強くて容赦なく怖いです。・うわっ、ここで切りますか。次回、女型捕獲作戦でしょうか。これじゃあ、みんな死んでしまいそうで心配です。ううう、気になるぅwwwDVD付き 進撃の巨人 (12)限定版著者:諫山創価格:2,980円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る
2013.08.14
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巨人が支配する世界。人類は餌。高い壁の内側は、人類のかりそめの平和な世界。外の世界に憧れた少年は......・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています ☆第1話 二千年後の君へ ☆第2話 その日 ☆第3話 絶望の中で鈍く光る ☆第4話 解散式の夜 ☆第5話 初陣 ☆第6話 少女が見た世界 ☆第7話 小さな刃 ☆第8話 心臓の鼓動が聞こえる ☆第9話 左腕の行方 ☆第10話 応える ☆第11話 偶像 ☆第12話 傷 ☆第13話 原初的欲求★第13.5話 あの日から 【総集編】 ☆第14話 まだ目を見れない ☆第15話 特別作戦班 ☆第16話 今、何をすべきか ☆第17話 女型の巨人 ☆第18話 巨大樹の森 ☆第19話 噛みつく ☆第20話 エルヴィン・スミス ☆第21話 鉄槌 ☆第22話 敗者達 ☆第23話 微笑み ☆第24話 慈悲 ☆第25話 (最終回) 壁 ★特典 「イルゼの手帳 ある調査兵団員の手記」
2013.09.29
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進撃の巨人2 #29 「兵士」☆前のお話は→ 第28話 南西へ★1期はこちら→ 「進撃の巨人 第1話~第25話」 ナナバ:「新兵、下がっているんだよ。ここからは立体機動装置の出番だ」 戦闘装備がない104期生たちは避難。ナナバ、ゲルガー、リーネ、ヘニングが巨人と戦う。 その2時間前。ウトガルド城跡は壁に近いが最近まで誰かがいたようだった。ならず者が根城にしてたんだろうと話すヘニングとリーネ。ゲルガーは酒を見つけたが書かれている文字は読めなかった。 出発は日の出の4時間前。しっかり休んでおくようにと新兵たちに告げるゲルガー。クリスタが、もし本当に壁が壊されていないとするなら巨人はどこから侵入してきているのでしょうかと聞いた。それを突き止めるのは明日の仕事だとゲルガー。 クリスタ:「もしかしたら、当初想定したほどの事にはなってないんじゃないでしょうか。なんというか、その...」 ヘニング:「ああ、確かに巨人が少ないようだ。壁が本当に壊されたにしちゃあな」 ナナバ:「私たちが巨人を見たのは最初に発見したときだけだ」 お前の村は?とユミルに聞かれたコニーは、壊滅した。巨人に踏み潰されたあとだったと答えた。でも巨人に喰われた痕跡が全くないから、みんな逃げたみたいでそれだけはよかったんだけどとコニー。コニー:「ただ、ずっと気になってるのが俺の家にいた巨人だ。自力じゃ動けねえ体でなぜか俺の家で寝てやがった。そんでよ、そいつがなんだか母ちゃんに似てたんだ。ありゃいったい...」 まだ言ってんのかお前はとライナー。ユミルが笑い出した。ユミル:「バッカじゃねえの。お前の母ちゃん巨人だったのかよ。じゃあ、なんでお前はチビなんだよ。おいコニー、お前がバカだって知ってたけど、こりゃあ逆に天才なんじゃねえか。なあ」コニー:「ああ、もううるせえなあ。バカらしくなってきた」ユミル:「つまり、その説が正しけりゃ、お前の父ちゃんも巨人なんじゃねえのか。じゃねえとほら、できねえだろ」コニー:「うるせえ、クソ女、もう寝ろ」 ライナーがユミルのところに何してんだと来た。たぶんこれが最後の晩餐になるから腹の足しになりそうなものを漁っているんだとユミルは言った。ライナー:「コニーの村の件だが、お前わざとはぐらかしたよな。できればその調子で続けてほしい。あいつが家族のことで余計な心配をしないように」 ユミル:「なんの話だ?」 こりゃいけそうだ、鰊(にしん)は好みじゃないがと言うユミルに他にもあるかとライナーが言うとユミルは缶詰を渡した。ライナー:「こりゃ缶詰か。なんだこの文字は。俺には読めない。ニシンって書いてあるのか。お前よくこの文字が読めたな」 ライナー:「ユミル、お前...」全員起きろ。屋上に来てくれとリーネの声。 てめえらのために酒も飲めねえじゃないかとゲルガー。 4人で次々巨人を倒すが扉が壊された。 リーネ:「巨人が入って来てる。中に戻ってバリケード作って防いで。防げなかったときは最悪この屋上まで逃げて来て。でも、それも必ず助けてやれるってことじゃないからね。私たちは生きているかわからないから。でもやることはいつもと同じさ。生きてるうちに最善を尽くせ。いいね」 「了解」巨人がどこまで来てるか見てくるとライナーはひとりで階段を下りる。いつも真っ先に一番危険な役回り引き受けやがってとコニーが言うと、ああ、悪い癖だとベルトルトも言った。 まだ下か。施錠をしたとはいえ、こんな古い木の扉なんて簡単に破られるだろうなと思いながらライナーが扉を開けると巨人が近くまで登って来ていた。 ここだ、何でもいいから持ってこいと叫ぶライナー。扉を破って巨人の腕が入ってきた。ライナー:『ここが...ここなのか、おれの最期は』 ライナーをかばって巨人に喰われた仲間のことを思い出した。ライナー:『いいや、違うだろ。ここじゃねえだろ。絶対に帰るんだ』ベルトルトが駆けつけて巨人の目を刺した。 ベルトルト:「ライナー無事か」 ライナー:「ああ。ベルトルト、生き延びて帰るぞ。絶対、俺たちの故郷にな」ベルトルト:「ああ帰ろう」 コニーたちが大砲を運んできた。火薬も砲弾もないから、これごとくれてやるとユミル。そこをどけと言うと巨人めがけて落とした。 巨人がいる扉に命中。巨人は起き上がれない。ナイフを手にしたコニーがうなじを削いでみるかと言ったがやめとけとライナー。とりあえず上の階まで後退しようとクリスタ。入って来たのが一体だけとは限らないし... コニーの背後に別の巨人が来ていた。 ライナーがコニーを庇う。巨人がライナーの腕に噛みついた。ライナーは腕を噛まれたまま巨人を持ち上げると階段を上り窓へと運ぶ。まさかそいつごと飛び降りる気かと言うコニーに、それしかねえだろうとライナー。まて、こいつの顎の筋肉を切っちまえばとコニーは言った。 コニーが巨人の顎をナイフで刺す。腕が外れた。 こちらに向き直った巨人にユミルのキックが炸裂。ベルトルトが足を持ち上げて窓の下に落とした。 クリスタが酒でライナーの傷口を洗う。たぶん骨折してるよね。あとは添え木と包帯がとクリスタ。 あっそうだとクリスタはスカートを破って包帯にした。クリスタ:「ごめんね。こんな汚い布しかなくて...ごめん」ライナー:「いや、助かる」ライナー:『結婚しよ』 コニー:「ライナー、さっきはすまなかった。俺、お前に助けられてばっかだな。そういやアニにも命張って助けられたよな。いつか借りを返さねえと」ライナー:「別に、そりゃあ...普通のことだろう。兵士なんだからよ」 コニー:「どうかな。ちょっと俺には自信ねえぞ。なあベルトルト。ライナーって昔からこうなのか」ベルトルト:「いや、昔のライナーは戦士だった。今は違う」 ライナー:「なんだそりゃ。戦士って何のことだよ」 ユミル:「とりあえず使えそうな物は集めようぜ。死ぬときに後悔しなくてもいいようにな」外を見るとたくさんの巨人が倒れていた。さすが調査兵団。他の兵士とはわけが違うってことかとユミルは思った。でかいのは粗方やったぞ。この塔のおかげでなんとか凌げそうだなとナナバとゲルガー。リーネとヘニングは新兵の様子を見に行った。 突然、塔めがけて馬が飛んできた。壁の破片も飛び散りリーネとヘニングを直撃。屋上に運んだがふたりとも即死だった。音を聞いて新兵たちも屋上に集まる。 一体だけ壁の方に歩いて行ったあの獣の巨人の仕業に違いない。コニーが見るとさっきの倍以上の数の巨人が近づいていた。巨人が作戦行動でもとっているようなタイミングだね。まるで最初から遊ばれているような気分だとナナバは言った。 獣の巨人は壁の上で雄叫びをあげると壁の外側へ下りて行った。 ゲルガー:「もう塔がもたねえな」 ナナバ:「私はガスが残りわずかだ。そっちは?」ゲルガー:「ガスもねえし刃も使いきった。お前もそのなまくらが最後なんだろう」 ゲルガー:「俺にしちゃよくやったほうだと思ってる。ただ、最後に何でもいいから酒が飲みてえな」頭を打ってしまってもう力が入らないとゲルガーは言うと落下した。ゲルガーを捕まえた巨人をナナバが攻撃。巨人はゲルガーから手を放して倒れ、ゲルガーは窓から塔の中に落ちた。 ガスが全くなくなったナナバは巨人に取り囲まれていた。 ゲルガーは酒の瓶を見つけたがクリスタがライナーの治療に使ってしまったので空だった。外から手が伸びて巨人に捕まった。ナナバとゲルガーは巨人に喰われた。このままここで塔が崩されてただ喰われるのを待つしかねえのかとコニー。私も戦いたい。何か武器があればいいのに。そしたら一緒に戦って死ねるのにというクリスタにエミルは、お前まだそんなこと言ってんのかと言った。 ユミル:「彼らの死を利用するな。あの上官たちはお前の自殺の口実になるために死んだんじゃねえよ」クリスタ:「そんな、そんなつもりは」 ユミル:「お前はコニーや上官たちとは違うだろ。本気で死にたくないって思ってない。いつもどうやって死んだら褒めてもらえるかばっかり考えてただろ」クリスタ:「そ、そんなこと」 コニーに、さっきのナイフを貸してくれとユミル。何に使うんだよと聞かれると、これで戦うんだよと言った。何するつもりだとライナーの言葉に、さあな、自分でもよくわからんと答えた。ユミル:「クリスタ。こんな話もう忘れたかもしんねえけど...たぶんこれが最後になるから思い出してくれ。雪山の訓練のときにした約束を。お前の生き方に口出しする権利は私にはない。だからこれはただの私の願望なんだがな」 ユミル:「お前、胸張って生きろよ」 ユミル:「約束だぞ。クリスタ」クリスタ:「ユミル、まって」 塔から巨人たちがいる地上へ飛び降りるユミル。ナイフを自分に斬りつけると... ☆次回 「ヒストリア」【感想】わあ、ナナバさんの最期は辛すぎるな。立体機動装置もガス欠じゃ何の役にも立たないよね。獣の巨人の作戦通りなんだろうか。ユミルは命がけで巨人になったんだろうけど、あの数の巨人相手に戦えるだろうか。早く救援が到着するといいんだけど。先週、誰も死ななくてとか言っていたら、今週はかなりショッキングでした。で、こんな時に何なんだけど、ライナー「結婚しよ」ってwww
2017.04.26
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夏目友人帳 陸 第8話 「いつかくる日」 ☆前のお話は → 6期 1~7話あらすじまとめ★5期はこちら →「夏目友人帳 伍」 学校帰りに参考書を買いに少し離れた町まで遠出した。帰りの駅のホームで手紙を拾った。 近くに座っていた男性に落としませんでしたかと聞くと。手紙は男性のもので、助かった。あんたが拾ってくれなければ気づかずなくすところだったと言った。高校生かと聞かれた夏目が2年と答えると男性は、じゃあ1こ下かと言い、あんたの学校まで連れて行ってくれないかと言い出した。「この手紙の主に会いたいんだが、今どこの学校かもわからない。着いたら自力で捜す。頼めないか?」 ふたりで学校に向かう。ジッと見ているので何ですかと夏目が言うと、お人好しだなと思ってと男性。手紙の相手は幼なじみだと言った。 葵:「俺は葵。あんたは?」夏目:「...夏目」 葵:「素直だな」夏目:「いけませんか」 葵:「いや、ただ、俺の幼なじみは意地っ張りだったなと思ってさ」葵はちょっと不思議な感じがする人だなと夏目は思った。 学校に着いて、うちの生徒ともめ事でも起こしたら張り倒しますよと夏目が言うと、そのマッチ棒みたいな腕で? 安心しろ、本当に捜しているだけだと葵。もっとも見つかったとしても、今さら...と言うと、俺はバカか、何をやっているんだと頭を抱えた。夏目:「もしかして幼なじみって女子ですか?」 葵:「ああ...悪いか」夏目:「いえ」 西村が校舎から出て来て、今帰りかと言うと、それよりお前、何ひとりでニヤニヤしてんだよと言われた。夏目:『西村には見えない...妖怪か』 葵:「やっと気づいたか。あんたちょっと鈍いな」 夏目:「人だと勘違いしているときは指摘してくれ。あとで気づくと少し悲しくなるんだ」 葵:「そうか、それは悪かったな」幼なじみの名前は園川香。確か高3になるはずだと葵。3年はわからないなあと夏目が言うと、たぶんあんたの学校にはいない。あんた程の人が同じ学校にいるなら、あいつだったらきっと接触してるはずだと言った。 葵:「香も見えるのさ。妖がね。と言っても波長の合う妖がたまに見えるってだけだ。俺のことは相性がいいのかガッツリ見えてたが。が、故あって縁を切ったのさ」そうだ縁を切ったんだったと葵。あんな手紙ごときで動揺して危うく会いに行っちまうところだった。夏目に、声をかけてくれてありがとうと言うと葵は帰ろうとした。手紙には何が書いてあったんだと夏目が聞くと、これは手紙じゃないのさと葵。そこにニャンコ先生が来た。先生:「お~い夏目。七辻屋の新作の中身は白あんらしいぞ」 葵:「わっ、大狸」 先生:「ん? なんだ、そのカラスっぽいガキは?」 葵:「白い狸は神域に近いお方だと兄者たちに聞いたことがある」夏目:「葵さん落ち着いて。そしてよく見て、この生き物」 葵:「俺、いや私は、籠目岳で森守りの修行中の身」先生:「籠目岳といえば超美味な酒の泉があると聞くが」 葵:「泉守も我が師ドウタカ様と門下の役目」先生:「気に入った。うちで茶でも飲んでいくがいい」そこに、ドウタカの小僧だと鳥妖怪が現れ、群れていないとは好機。日頃の恨みここで晴らさせてもらうと襲ってきた。 葵は、下がれと夏目の前に立ったが、ニャンコ先生が斑の姿になって追い払った。 斑:「フン、小物が」 先生:「騒がしいことだな。ま、森守など恨みも買いやすいだろうよ」 葵:「今のが白狸様の真のお姿」先生:「ニャンコ先生だ」 葵:「追い返していただき、ありがとうございます。どうかお礼をさせてください」夏目:「葵さん、信用しちゃダメ」 葵:「私は元々はカケイワ山の森に住んでいた鳥のような妖です」先生:「確か隣町の向こうの山か」 葵:「はい。群れで育ったのですが羽をケガし群れは去りひとりになったのです。そんな頃でした。香に出会ったのは」 香:「あなた、いつも木の上にいるけど、この辺の子?」 「はじめは俺が妖だと気づいていなかったようだが」香:「そっか。葵ちゃんは妖怪ってやつなのね。よかった。私、妖怪が見える力があって本当によかった」 「それからも変わらず森に来て人の世のことを話してくれた。数年が経ったある日、一度だけ町へ行った。あいつが住む町を見てみたくなったんだ。そして気づいた。中学にもなって森に足しげく通ったり友人との約束や関係より俺と会うことを優先する香の行動は周りから見れば奇異で変わり者なんだと。そうだろう」「離れるべきだとわかった。しかし、次こそは次こそはと思っているうち、香が中学2年になった頃、俺に好意を寄せてくるように...」 先生:「んで、逃げたというわけか」 葵:「ええ、恥ずかしながら。共に生きるには無理がある。そのうち俺と香との時間がズレ始める。妖に惹かれている間は人間の恋人もできないだろう。それは不運だ」 それで踏ん切りがついたと葵。香との縁を切りドウタカの門下に入った。妖力が強い方だから兄者たちから見込まれているんだ。修行に夢中で最近まで香のことをすっかり忘れていたくらいだと言った。夏目には、香のことを忘れるために修行に打ち込んでいると言っているように見えた。 ニャンコ先生が、なんだその封筒は。中を見せろと言った。開けてみると『寿』 結婚式の招待状。しかも3日後。でも高校生で結婚て、あまりないような。夏目:「先生、香さんてもしかして、ものすごく年上の人なんじゃ...」先生:「ああ、この手紙だって、いつ送られたものか」 葵:「それは廃屋のポストに入っていたんだ。香との連絡用で使ってた。縁を切ると決めてからは一度も見に行かなかったが、でも修行も落ち着いてきて、ふと気まぐれに立ち寄ってのぞいてみたんだ。読む気はなかったけど一番上の真新しい封書だけは、どうしても気になって開けてしまった」 招待状と一緒に手紙が入っていた。葵さんは人の字が読めるの?と夏目が聞くと葵は、ああ、あいつにと答えた。アオイちゃん、げんきですか? わたしはもうだいじょうぶです。わたしをたいせつにしてくれるひとと、であうことができました。だからもう、アオイちゃんをまちません。てがみもこれがさいごです。ほんとうに わたしのことをわすれられるなら、せめて、おめでとうくらいは、いいにきてください。 葵:「笑ってくれていい。香のためじゃない。俺のために来た。きっちり祝福して今度こそ忘れようと...悪かったな夏目。世話になった...」夏目:「捜そう、葵さん。葵さんのためじゃない。俺が会ってみたいんだ」 葵:「そうだな。これが最後だ」 西村:「園川香? ああ、うちの塾に同じ名前の人いるぜ。1こ上だし学校違うから話したことないけど」夏目:「西村、その人、近々結婚する?」西村:「はあ? 結婚?」 放課後、塾に行くという西村に同行して香に会わせてもらうことにした。ニャンコ先生もいつの間にかついて来ていた。 西村に教えてもらって声をかけた香は普通の女子高生のようだった。が、葵の名を出すと豹変。 香:「葵ちゃんとどこで会ったの? 君、ひょっとして妖が? まさか今、葵ちゃんも近くに来てる? ねえ...」 俺が確認しに来ただけで葵はここには来ていないと言うと、ほんとに葵ちゃん?と香。廃屋のポストに結婚式の招待状を入れましたかと聞くと、よし、かかったと言った。香:「罠なのよ、あの招待状。もう一度、葵ちゃんと会うための。いえ、捕まえるための罠なの」 葵ちゃんと初めて会ったのは、ずっと小さい頃だった。香:「ねえねえ、一緒に遊ばない? アメあげる」葵:「いらない。下にはヘビや犬がいるから、あまり下りるなってみんなが言ってた」香:「みんな? みんなって、あなたいつもひとりじゃない」それ以来、どんなに声をかけても反応してくれなくなった。きっと傷つけることを言ったんだ。今日こそ謝って仲良くなるんだと出かけた。葵の背に羽があった。綺麗... 葵は木の上から飛ぼうとしているようだった。 香:「ダメ、何やってるの。危ないから下りなさい。そんなオモチャの羽で飛べるわけないでしょ」葵:「侮辱したな、バカ女。上等だ。決闘だ」 香:「人が心配してるのに。かかってこい...」 葵が木から下りてきてふたりはケンカ。 こんなの外しなさいと香が羽を殴ると葵は倒れてしまった。見ると葵の羽は本物で傷ついていた。 香:「大変、どうしよう。ごめんね、痛い? ...ごめん、ごめんね私、仲良くなりたくて...」葵:「お前は優しいな。俺なんて、ほっといてよかったのに...」 葵:「元々ケガしてたんだ。お前のせいじゃない。それに傷なんていつかは治るものなんだって、みんな言ってた」それから、だんだん遊んでくれるようになって、みんなの話もしなくなって... 香:「ねえ、一週間もどこに行ってたの? 花火大会、一緒に観たかったのに」葵:「ああ、隣山からチラチラ見えたぜ」香:「何それ、腹立つ。ポストにメモ入れといたのに。もう」葵:「香、そういうのの相手は俺じゃなくていいんだぜ」 葵:「お前にはお前の生きるべき場所があるはずだ」香:「何言い出すの...葵ちゃんは私が嫌いになったの? だったら仕方ないけど...」香:「葵ちゃんこそ、まだわからないの? 私はね、葵ちゃんと、ずっといたいの。だって、だって私はずっと、ずっと...」それっきり、その日から消えちゃったの。何も言わずに。ひどすぎない? と夏目に話す香。もう一度葵に会いたいから招待状が罠だというとこは黙っていてくれと言った。香:「たぶんこれが最後の賭けなの。ボコボコにするにしろ説得するにしろ捕まえる。もう一度会えたら...私に心が残っていたなら、もう離さないの」 夏目:「すごいな、香さんて」先生:「恐ろしいやつだ」夏目:「人に惹かれる妖をいっぱい見てきたけど、みんな去って行ったよ。先生、香さんの作戦うまくいくかな」先生:「さあな」夏目が家に戻ると葵が、昼間ドウタカの兄者たちが心配して様子を見に来たと話す。用を済ませて帰って来い、待っていると言われたと。 葵:「夏目、ちょっと付き合ってくれないか」 葵:「もうここに来ることはない。応えられない俺が目を通すことはできないが残しては行けない」 夏目:『きっと、きっとうまくいくよ。香さん...』 夏目:「突き当たって右が式場だ。ほら早く」 葵:「あんた、何か隠してないか?」夏目:「葵さんが素直になってくれたらいいなと思ってさ」 葵:「何をわけのわからんことを。俺は幸せそうに笑うあいつを見れたらそれでいい。そしたらきっと、どこへでも行ける」 この前はよくもやってくれたなと鳥妖怪が仲間を連れて来た。 夏目に下がれと言う葵に、下がるのはお前もだと斑。だが斑の光は鳥どもにはあまり効かないようだった。 葵が羽を出して戦おうとすると、夏目がパンチで鳥妖怪を攻撃した。夏目:「ここは何とかするから、葵さんは早く行ってくれ。もう戻れないなら、きちんと別れを。やっぱり忘れられなかったら、そう伝えればいい」『行けばきっとわかる。会えばきっと本当の気持ちがわかるよ。葵さん』 葵:「間違えたのかな」 葵:「香、お前、結婚は?」 葵:「離せ、バカ女」香:「離さないわよ。離すもんか、二度と」香:「もう逃げないで話をしようよ。妖でも葵ちゃんがいい。葵ちゃん、葵ちゃん...」 香:「そばにいて...」 葵:「きっとあとで、もっと泣くことになるのに」香:「そんなことない。私がきっとそんなの、追い払ってやるわ」 葵:「わかってないな香。だから嫌なんだ。だから...」 夏目:「ごめんな葵さん。俺、本当は招待状のことを...」 葵:「いいさ。笑ってくれていいんだぜ。決意を通せなかったやつだって」夏目:「葵さんには悪いけど、俺は何だか嬉しいよ」 葵:「これ香から、あんたに礼だって」先生:「おお、それは七辻屋期間限定のおはぎの包み」 葵:「ええ。人の作るものの味を覚えると面倒です。ご苦労されますね。ニャンコ師匠も」先生:「アホめ~感傷などまだまだガキだな。私は面白おかしく暇つぶしを楽しんでおるのだ」 葵:「では私はこれで。ドウタカ様に挨拶に行ってきます」先生:「やりたいように生きるがよい。出会ってしまったのならば」 葵:「はい。夏目、またな」夏目:『葵さんの言った「泣くことになるだろう」は、いったいどちらのことだろうとふと思った』 『俺もいつか、別れに怯えることより、一緒にいられることを思えるようになれるだろうか』夏目:「ああ、またな」☆次回 「ながれゆくは」【感想】ちょっとビックリ。人と妖の恋の話だから悲しい結末かなと思ってた。ハッピーエンドでよかった。まあ人と妖じゃ寿命も違うだろうし、見えなくなるってこともあるかもだし、あとでもっと泣くことになるのかと思うけど、いつかくる日に怯えるのではなく、ふたりの意志で今、一緒にいられる幸せを選べたのは素敵なことだと思う。ニャンコ先生が今回はすごく働いたし、ほんとに先生していたね。自分とも重ねていたんだろうか。「やりたいように生きるがよい。出会ってしまったのならば」って言葉、いいね。
2017.06.03
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☆庭の春の花は次々咲いてあっという間に終わった感じです。とりあえず写真は撮ったけどアップしていなかったもの。今日は4月分。 ☆藤の花 ☆オオアマナ ☆スイセン ☆ユキヤナギ ☆スミレ ☆ボケ ☆ハナモモ ☆カタバミ 普段は抜いてしまう花なんだけど草刈りをサボっていたら咲き誇ってた~ ちょっとかわいいのでそのままにしてみた。
2024.05.29
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亜人 #25 でもまあ、面白そうだからいいけどね ☆前のお話は→ 第14話~第24話 あらすじまとめ★1期はこちら→ 亜人1期全話あらすじ 【中継】「ば、爆発です。亜人・佐藤の占拠している自衛隊基地内でしょうか。突如として爆発した模様です」 派手にやってるなあとオグラ。戸崎の携帯に非通知の着信が。 奥山:「話がしたい」 爆発現場の回収が終了。米軍は探索に入る。米軍指揮官(大佐):「なんとしてでも捕獲しろ。我々をコケにすればどうなるか思い知らせるんだ」映像を見ていた佐藤は、やつらはコケにされるのが何よりも嫌いだから本気になるはずだと言った。佐藤:「いやぁ、楽しみだね田中くん」田中:「米軍怒らせてそんなこと言えんの佐藤さんくらいっすよ」*日米の区別がついておりませんでした。前記事、間違っていたらすみません。爆発現場で兵器を回収し佐藤の捕獲に向かっているのは米軍です。田中:「でもあの殺人ガス、手放しちゃってよかったんすか?」佐藤:「毒ガスで無抵抗なやつら殺しても面白くないだろう。殺す気で来るやつらじゃないと殺し甲斐がない」 探索チームから佐藤の逃走経路を発見したとの報告。すぐに支援チームを送ると答えた大佐のところにペンタゴンから連絡。大佐:「...しかし、そんなことをすれば...わかりました」副官:「どうされました」大佐:「首相官邸につないでくれ」 【首相官邸】 コウマ:「つまり、回収した神経ガスを地下に散布し佐藤を無力化するということですか」官房長官:「佐藤を捕獲し事態を収拾するにはそれしかないと判断された」 コウマ:「しかし、その作戦では住民の避難に膨大な時間がかかり、その間に逃走される恐れも...」官房長官:「いや...」総理大臣:「佐藤に察知されるのを防ぐため住民を避難させることはできない」 曽我部:「なっ、巻き添えにするというのですか」官房長官:「当然、佐藤のテロとして処理される。すべての罪はやつが負うことになる...」 コウマ:「体裁の問題じゃない。国民を一体なんだと思っとるんだ」総理大臣:「事実上の指揮権はすでに米軍に移っている。我々に拒否権はない」官房長官:「作戦決行まで7時間ある。それまでに佐藤を捕獲すれば散布はない。それが我々が勝ち取れた唯一のオプションだ」 曽我部:「いや、しかしですね...」官房長官:「言ったはずだぞ。これは君ら管理委員会がやつを野放しにし続けた結果だと」 圭と戸崎は佐藤の旧アジトに来た。 奥山:「警戒する必要はないよ。罠にはめようなんて思ってないから」 圭:「なぜ僕らにコンタクトを?」奥山:「君は佐藤さんと2回も対峙してまだ生きてる。唯一の対抗馬だと判断したまでだよ」奥山:「佐藤さんを止めるのに力を貸したい」 圭:「見返りは?」奥山:「佐藤さんは裏切り者を生かしておくような人じゃないからね」 圭:「そちらは3人だけですか。武蔵重工の時はもっといましたよね」奥山:「みんな逃げたよ。佐藤さんと戦うなんて正気じゃないってね」 圭:「僕も同意見ですね」 圭:「田中さんもですか」奥山:「いや、あの人は...」 圭:「佐藤さんのとこに残ったんですね」高橋:「どうでもいいだろ、んなことは。佐藤を止めたいなら俺たちと組むしかねえんだよ」ゲン:「田中さんの言った通りいけ好かないガキだね」 戸崎:「黙れ、クズどもが。貴様らみたいなテロリストを簡単に信用できるわけがないだろう」高橋:「なんだと、この野郎。俺たちをこうしたのは、てめえらが亜人を実験動物扱いしたからだろうが」銃に手をやる戸崎。奥山が高橋を押さえて言った。奥山:「どうするの? 組むの? 組まないの?」戸崎に電話。 曽我部:「取り引きしませんか? 先輩。いささかまずい事態が持ち上がりましてね...」 戸崎:「さっさと用件を言ったらどうだ...」 曽我部との電話を終えた戸崎。戸崎:「お前ら佐藤の居場所は知ってるのか」奥山:「地下の隠れ家にいるはずだよ」戸崎:「ついてこい」一同:「はあ?」 戸崎:「なにをやってる。ボヤボヤするな」 戻った圭たちを攻が迎える。 攻:「泉さん、おかえり」 攻:「ほんとにテロリストと組むのか」 圭:「ああ、他に選択肢はないし時間もない」 圭:「高橋さんにゲンさん、奥山さんだ」 高橋の顔を見て攻は思い出した。 攻:「お前らか、この野郎」 圭:「おい、バカやめろ」 攻:「おっさんどこだ。どこに隠しやがった」高橋:「落ち着けよ。あいつなら解放したぞ」 攻:「はっ? そうなの」ゲン:「ああ、今ごろ家族んとこだろ」高橋:「わかったか、バカガキ」 攻:「バカってなんだ...」 オグラ:「まさかこれだけの亜人が一か所に集まるとはなあ。まるでハーレムだ」 戸崎:「いいかげんにしろ、お前ら。サッサと中に入れ」奥山:「あ、ちょっと待って」 奥山:「気に入ってもらえるといいんだけど」 奥山:「やるからには、派手にいかないとね」 戸崎:「現在、米軍は自衛隊駐屯地を中心にして、この範囲を封鎖している。やつらはこの地域全域を犠牲にして佐藤を捕獲するつもりだ」 攻:「犠牲にするって?」戸崎:「地下に神経ガスを散布するんだ。当然、数万人単位の犠牲者が出る」戸崎:「決行は午前3時。残りは約4時間だ。その前になんとしてでも佐藤を捕獲する。いいな」 攻:「ああ、あたりまえだ」下村:「ただし、対亜人特選群も佐藤確保に動いています。それとかち合わずに作戦を遂行することが前提になります」 圭:「では作戦ですが、これは奥山さんが作成した東京の地下道の地図です」 圭:「佐藤さんのアジトはココ。佐藤さんはここに米軍を呼び込んで叩くつもりだった。つまり何が来ても迎え撃てる準備を整えているということです」戸崎:「佐藤はいったい何を企んでる。市民権も独立国家もデタラメだった。やつの目的はなんだ?」 奥山:「戸崎さんはゲームやるとき、お姫様を助けるぞって気分でやる?」戸崎:「ああ? なんだそれは?」奥山:「ストーリーは必要だけど、カメを踏み潰すのが楽しいからやるんでしょ」戸崎:「知らんな。私はゲームなどやらん」 圭:「佐藤さんは単純な人ってことですよ。あの人は革命家でも策士でもない。ただの遊び人です。だからこそ、付け入る隙があるんです」高橋:「どうするつもりだ」 圭:「生き埋めにする」 佐藤と田中はゲーム中。 佐藤:「田中くん、そっちの敵は任せたよ」田中:「えっ、いやそんな急に言われても...あ、死んだ」佐藤:「射撃同様、君はぜんぜん上手くならないね」田中:「すいませんね、下手くそで」侵入者を知らせる音が。佐藤:「お、お客が来たよ。真夜中のパーティーってとこだね」 佐藤:「いやあ、ワクワクするね。何しろ相手は世界最強の軍隊だ。きっちりおもてなししないとね」田中:「最初からこれが目的だったんすか? いや...軍隊引きずり出すのが。だから俺を助けたり仲間あつめたり、テロを起こしたりしたんすか」佐藤:「違うよ~ 最初から誰がラスボスかわかってたら面白くないだろ」田中:「はあ。じゃあ、これで終わりなんすか。あ、いや、ラスボス倒したら終わりなんすよね。ゲームって」 佐藤:「はっ、何を言ってるんだ田中くん。ゲームの醍醐味は2周目からだよ」 圭:「すいませんね。お楽しみのところ邪魔しちゃって」 佐藤:「永井くんだったのか。早いな。よくここがわかったね」 圭:「下水に潜っても、人殺し野郎の臭いは隠せませんからね」佐藤:「ああ、奥山君たちか。さすがにそれは想定外だったな」佐藤:「でもまあ、面白そうだからいいけどね」 圭:「これはもっと面白いですよ。佐藤さんが待っている米軍ですが...」佐藤:「ところで、永井くん覚えてるかな。私は邪魔をされるのが嫌いだと言ったのを」 圭:「さあね。でも佐藤さんだって僕の人生を邪魔して...」 佐藤:「覚えているかと聞いてるんだ。質問に答えろ~ !!」 圭:「佐藤さんのような人を叩く方法は3つだ。1.挑発」 圭:「行け、幽霊。殺せ」 圭:「2.牽制」「すいませんね」と出て行った圭のIBMの攻撃は外れ、佐藤のIBMに倒された。圭はまたIBMを出す。田中:「連続で?」佐藤:「相変わらずすごいねえ」 圭:「3.僕という脅威の周知と逃走」圭がいったん引くぞと言うと3人は逃げる。佐藤:「今日は逃がさないよ」 圭:「この場所まで佐藤さんを誘導できれば、あとは天井を爆破して生き埋めにするだけです」奥山:「なるほどね。生き埋めにすれば何度復活しても動けない」 圭:「そう、僕らの勝ちです」 逃げる圭たちを佐藤と田中が追う。佐藤のIBMが追いついてきた。 圭:「もう一回だ、幽霊。死ぬ気で止めろ」圭IBM:「わかってるよ」 田中:「あの野郎、何体出せるんだ」 佐藤:「永井くんの黒いのは量が多いからね」佐藤のIBMが圭のIBMを押さえ込んだ。 佐藤:「へへへ。だとしても、同時には出せない」 圭:「わあ、くそっ、押さえ込まれた。しばらく幽霊は使えない。急げ」 奥山:「残る問題は君たちが佐藤さんに追いつかれないかだね」 圭:「幽霊でなんとかしますよ」奥山:「君は作戦の立て方とか思考回路は佐藤さんそっくりだけど、詰めが甘い部分だけは違うね」奥山:「仕方ないな。僕が保険を掛けるよ」 圭が撃たれて倒れるが問題ないと立ち上がる。そこにドローンが飛んできた。 佐藤:「やっぱり君か、奥山くん」 奥山:「一緒にいろいろやったのは楽しかったんですけどね。すいません」 ドローンの攻撃は佐藤に命中。田中は攻撃を避けドローンを撃ち落とした。 田中:「フッ、自慢のオモチャを悪いな。奥山」佐藤が復活した。佐藤:「いつの間にそんなにうまくなったんだい」田中:「何事も練習ですよ。行きますか」 佐藤:「ああ、コンティニューだ」 攻:「見えたぞ永井。あと少しだ」下村:「来た。クロちゃん...」 圭:「待って。下手に足止めしないほうがいい」 圭:「このまま突っ切る」 佐藤:「ンフフフフ。亜人ならではだねえ。へへへ」 圭:「さっきの話の...続きですけどね。佐藤さん」 圭:「いつまで待っても米軍は来ませんよ。やつら、神経ガスであんたを無力化する気ですから」佐藤:「ああ? 冗談だろ~」 圭:「みんな、あんたの遊びに付き合うのには、もううんざりしてるんですよ」圭がスイッチを押した。 佐藤:「生き埋めか。考えたな」 佐藤:「でも、勝ったと思った瞬間、人は足をすくわれるんだ」 佐藤は生き埋めになりながらスイッチを押した。戸崎は曽我部に連絡を入れてくると言ったが床が崩れ落ちた。 残り時間は35分を切った。 復活した下村。戸崎を見つけて駆け寄る。 戸崎は足が瓦礫の下敷きになって負傷。動けなかった。佐藤:「君たち全員ブチ殺してやる」佐藤が近づいてきた。 佐藤:「ゲーム...スタートだ」【感想】奥山くんは有能だね。冷静だし手土産も持ってくるし。ドローンの他にも保険を掛けてくれているといいんだけど。今回、私が一番想定外だったのは田中の射撃の腕かな。ちょっとカッコよく見えた。確かに圭も戸崎さんも詰めが甘いんだけど、それにしてもさすがの佐藤だね。天井を落とされたら床を落としちゃう裏技で回避か。みんな文字通り見事に足をすくわれた。戸崎さんなんか足を潰された。てか、生身の人間じゃ危険すぎるだろ。まあ行かなきゃ気がすまないんだろうけど。次回はいよいよ最終回。佐藤を倒しても亜人の明るい未来は期待できなさそうな気がするけど、どんな結末になるのか楽しみです。☆次回 最終回 「僕も約束しますよ、佐藤さん」亜人9巻【電子書籍】[ 桜井画門 ]
2016.12.20
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進撃の巨人 完結編 後編 第三章 天と地の戦い ☆前のお話は 「完結編 前編 第一章 地鳴らし」 「完結編 前編 第二章 罪人たち」★Part 2 → 「The Final Season 第76話~第87話 あらすじまとめ」★Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「あれ...何だろう?」と少女。まずは前回のおさらいから。オニャンコポンの神操縦で始祖の巨人の上に。ストラップみたいな獣のクソ野郎を発見。攻撃目標は獣の巨人に決定。アルミン「エレン...もう一度、質問させてくれ。君のどこが自由なのかって。そこから引きずり出した後...」ここまでが3月放送の前編。*長いので後編の記事は第三章・第四章・最終章の3本になります。ユミル。豚を逃がし微笑む。*これ濡れ衣じゃなくて本当に逃がしていたのね。リヴァイ「手ごたえがねぇはずだ。もぬけの殻なら...」アルミン 「やっぱり...ジークは戦鎚の巨人と同じやり方で本体を隠してる...」ジャン 「じゃあこの骨の山から縦1m 横 10cm の本体を探し出せってか!?そんなことできるわけがねぇ ! だからもう腹くくるしかねぇ ! アルミン ! 」アルミン「わかってる...1分後にここを吹き飛ばす ! 車力の巨人と協力してここから離れて ! 」「僕の攻撃を想定しているエレンがこれで死ぬとは思えない ! でも...この骨をバラバラに吹き飛ばせばエレンやジークの位置がわかるかもしれない ! 」コニー 「気をつけろよアルミン ! 」ジャン「なんかヤバいと思ったら俺たちに構わず全力でぶっ放すんだぞ ! 」(何も捨てることができない者には何も変えることはできないだろう。わかってる...捨てなきゃ何も変わらない。甘い希望は捨てなきゃいけないんだ...)アルミン触手?に捕まり食われて連れ去られる。なんかいっぱい生えてきた。オニャンコポン不時着。「動いてないぞ...」「息はある...頭を打ったようだ」「この男もパラディ島から来たのか ? 」「なあ ! 聞こえるか ! ? アニ・レオンハートを知ってるか !? 俺の娘なんだ ! 」「なあ、あんた ! 聞こえないのか ! ? 」コニー「来るぞ ! ライナー ! 」ジャン「くっ ! 何なんだ、こいつら !? 無垢の巨人じゃねぇよな...」コニー 「どうする !? 雷槍はすぐに尽きるぞ ! ? っていうかアルミンは生きてんのかよ ! ? 」リヴァイ「少しでも傷があれば即座に巨人化したはずだ...つまり傷ひとつなく捕獲されている」リヴァイ「だがエレンのケツの方に連れ去られた。無数の巨人に通せんぼされてな。俺が万全だとしても、あそこに突撃する選択はしない。だから落ち着け」リヴァイ「ミカサ。早まるな。俺が囮になり敵集団を引き付けるまで」ピーク 「それは無理だよ兵長。敵の正体がわかった...」ピーク「あれは歴代の九つの巨人。継承者たちの意識が残っているかわからないけど...始祖の巨人の力があれば無尽蔵に蘇らせることができるのでしょうね。戦うためだけに生み出された歴戦の巨人兵を」コニー 「そんなもん..敵うわけが...」ピーク「そう。だから悠長なことは言ってられない。私、別にエレンと友だちじゃないから」コニー 「え !? おい、まさか ! ? ピーク ! 」ひとり突撃するピーク。狙いはうなじ。ピーク 「どう考えても最初に撃つのはここ ! 私の狙いは最初からひとつ ! 」ミカサ 「待って !!」ピーク「消え失せろ ! 悪夢 ! 」が、戦鎚の巨人に突き刺される。マルセルとガリアード。兄弟で襲ってくる。リヴァイ「くっ...急げ ! アルミンを取り戻すぞ ! それ以外に活路はねぇ ! さもなくば、全員ここで犬死にだ ! 」進撃の巨人とパラディ島勢力が交戦していますが敵本体進路速度変わらずにこちらに向かってきます ! 」「黙って見ているわけにはいかん ! 総員、大砲で敵を迎え撃て ! 」「しかし...兵員の大半は飛行船部隊に割かれました。残りの兵員で運用できる大砲は3門ほどしか...」「それが黙って見ていられる理由になるのか ? 敵の巨大な背の上で今も必死に戦うあの者たちはいったい何のために戦っているというのだ...」*兵長。大けがしている人の動きじゃないね。凄すぎ...凄いといえば、画像ちがうけどミカサの雷槍の連打はアレ何だ ? あんなふうに打てるものだったのか...アルミン (甘かった...意識が...このまま窒息させるつもりか...エレンが...僕を...いいや...あの子だ...始祖ユミル...エレンが言うようにエレンがただ進み続けるだけなら、この抵抗はユミルの意思...だとしたら...始祖ユミルも人類の虐殺を望んでいる...)(始祖ユミル...無敵だ...どうすることもできない...こんな...ところで...終わるのか...)ベルトルト...ベルトルトがライナーを襲う。「すまん...立体機動装置が破損したようだ...」「俺も右の柄がいかれちまった...引き上げられねぇ...」「ジャン ! 手をはなせ! もう一回ぐらい巨人化できる !」「それで ? 地鳴らしで鎧ごと踏みつぶされてしまいか ? てめえの巨人は名前の割にしょっちゅう砕けてるからな !」「まだ...勝てると思うか ?」「いいや...でも、せめて死ぬところまで足掻いてみようぜ」「俺たちは...往生際の悪い調査兵団だからな」「ジャン...」コニーを助けた兵長は足を食われる。「...来い ! 私は強い ! ので !」ミカサ「いくらかかってこようと !」アニ 「ミカサ、あんたちょっと邪魔 !」「え ?」「つかまって !」「いや...私もまさか本当に飛ぶとは思ってなかったんだけど...本当に飛ぶから...もう行くしかなかった...でも...来てよかった」「なぜお前まで来たんだガビ...」「ライナーが私たちを置き去りにしたからでしょ ! 私だって戦えるのに !」アニ「...アズマビトの船は沈んだ...ファルコの巨人化に耐えられなくてね。空を飛べる確証もないのにキヨミはすべてを承知して行かせた」*キヨミ様、無事でよかった。お、イェレナも。ガビ「だから私たちは地鳴らしを止めて想いに応えなきゃいけないの !」「それでアルミン...いやピークは ?」「アルミンは巨人に囚われて命が危ない...アルミンを捕えた巨人は尾骨の方にいるはず。アニ ! 力を貸して !」「あんたの幼なじみは囚われてばかりだね...もちろん取り戻すよ !」 ガビ 「ピークさんは ! ? 」ライナー 「頭骨の方だ。うなじの爆破を狙ったが戦鎚の巨人に阻まれている...」リヴァイ「両方同時だ...一方でアルミンを救助する...超大型の爆発が頼りだ。もう一方でエレンを狙ってうなじを攻撃しろ。二班に分かれて同時にやるぞ。もうエレンを気にかける猶予はなくなった...いや、そんなもん最初からなかった」ミカサ 「兵長...でも...」コニー 「でも何だよ !? ファルコが飛ぶなんて奇跡が起きなければ俺たちあそこで死んでただろ !? 」ジャン 「ああ...何も果たせないまま...」リヴァイ「あの...バカに言ってやりたいことはごまんとあったが...クソっ !」コニー 「俺だってエレンを諦めたくねぇよ ! でも ! 兵長は俺のせいでもう戦えねぇし...ただでさえ相手は始祖の巨人なんだぞ ! 手加減して何ができるっていうんだよ !? 」「ミカサ...エレンを...エレンを...殺そう...」「ミカサ ! あんたはアルミンを救うことだけを考えな ! それ以外は考えなくていいから...」「再び進撃の巨人に向かって行くぞ !」「俺たちもやるぞ ! 1門でも2門でも無いよりはましだ !」「エルディア人だな!」「おい! 待ってくれ! 負傷者の手当てを頼みに来ただけなんだ!」「こちらは、それどころではない ! 本当の目的は何だ !」「レオンハートさん ! だから言っただろ ! マーレ人に期待するなんて !」「数はこっちが上みたいだ ! 実践経験もこちらが上だろ !」「マーレ人のために散々、前線に送り込まれてきたからな !」「銃を下ろせエルディア人 !」「よせ ! 銃を下ろせと言っているだろ !」「ミュラー長官 !」*銃声コニー 「何だ !?」ジャン「こんな時にまで殺し合いかよ !」*弓矢...ミカサ 「ジャン! ライナー !」コニー 「頼むから死ぬなよ !」ライナー「ああ...お前らもな」「戦鎚の巨人は俺が引き付ける...ピーク...何とか持ちこたえてくれ...今だ ! ジャン !」「耐えてくれ ! ライナー ! 俺が起爆させるまで...」「うわあああー」ピーク「私も立体起動できたらな...」ジャン「ピーク ! ダメだ ! 逃げろ !」ピーク「ジャン ! 私が戦闘に向かない雑用係の巨人だと思ったら...間違いだよ !」「車力の持続力なら私がやられない限り ! 勝つまで戦える ! 何百回でも ! だからジャン ! 私のことは構わずに起爆を...」「いた ! あの...豚か...何かの巨人が !」「どれ !?」「あの ! あそこの...あれ !」「どこ !? 九つの巨人で言うと何なの !?」「車力か...獣か...顎かもしれない !」「わからない ! ミカサ ! あんた真面目にやって !」「やってる !」コニー「あ ! 今、一体だけ逃げたやつだ !」アニ 「あれ !? あれはオカピでしょ !」ミカサ「オカピは知らない !」アニ 「行ってファルコ ! あのオカピか何かを尾骨に追い詰めてアルミンを取り戻す !」「私...このライフルで援護できるから !」「それで死ぬ巨人はここにはいない...ジークはどこだ !? どこにいる !?」リヴァイ (くっ...見つけても、このザマじゃ足手まといか...クソ ! やつの命令をしくじったことはなかった...一度も...なのに...やつの最後の命令だけがなぜ !? 俺たちの役目はあそこで終わりだったのかもしれない...ガキどもを海に届ける...そこまでの役目だったとしたら...なあ...お前たちが捧げた心臓は他の心臓を踏み潰すためにあったのか ? )リヴァイ (違う...俺たちが夢見た巨人のいない世界は呆れるほどおめでたい理想の世界だったはずだ。そうでなければあいつらの心臓と見合わない)リヴァイ (エルヴィン...俺はお前を選ばなかったことに...悔いはない)リヴァイ (お前らと同じ目をしたあいつに未来を託したことに...)ミカサ「オカピがベルトルトの方に !」アニ 「まずい !」「どうして...どうして僕の体なのに動かないんだ...頼むから動いてくれ ! みんなが死んでしまう ! ...起きろよクズ ! ゲス野郎 ! 役立たず ! ...僕は僕が嫌いだ ! ずうっとお前は僕を裏切り続けてきた ! もらった命も ! 期待も ! 責任も ! 何も ! 何ひとつ ! 何にも返せなかったじゃないか !!」「なのに ! 何で死んでんだよ ! 動け ! 動けよぉー !!」「あ...砂...? 」(考えろ...本当に死んでるなら脳に酸素が回らない状態でなぜ考えることができる? ここは夢でも幻でも死後の世界でもない...ここは『道』...ここは...現実だ !)(僕は巨人の口の中にいるはずなのに、なぜみんなの状況がわかる ? エルディア人がみんな道を通じて繋がっているから ? それなら何かここでできるかもしれない... )「そうだ...考えろ...」「...えっ」*砂遊びするおじさんw「こんにちは。ジークさん...」「こんにちは。エレンの友だち。君もユミルに食われたか」
2023.11.13
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東京の人々を恐怖に陥れる喰種(グール) 普段は人と変わらぬ姿で人に紛れ、人を襲い、そして人を喰らう。人を食べることでしか生きられない者たち。平凡な大学生カネキは趣味が合うきれいな女性と出会い急接近。しかしそれは悲劇の始まりだった。 東京喰種 あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「悲劇」☆第2話 「孵化」☆第3話 「白鳩」☆第4話 「晩餐」☆第5話 「残痕」☆第6話 「驟雨」☆第7話 「幽囚」☆第8話 「円環」☆第9話 「鳥籠」☆第10話 「青桐」☆第11話 「衝天」 ページビューランキング
2014.09.21
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仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。★前のお話は→ 第1話~第4話 あらすじまとめ★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」ソードアート・オンライン II #05「銃と剣」 バギーをとばしてキリトとシノンは総督府に終了5分前に到着。間に合った。BoB(バレット・オブ・バレッツ)の予選エントリーをする。タッチパネル式でユーザー情報の入力。本人の住所氏名を入力しないと参加はできるが上位入賞プライズを受け取ることができないと注意書き。リアルの情報を入れることに迷っているとエントリーが終わったシノンに声をかけられ氏名のみで完了を押した。 予選のブロックはふたりとも「F」当たるとしても決勝。決勝まで行けば勝ち負けに関係なく本戦のバトルロイヤルに出られる。ふたりとも本戦に出場できる可能性はゼロじゃないからよかった。でももし決勝で会ったら手は抜かないとシノン。キリトも当たったら全力で戦うと言った。 地下の予選会場に行く。装備替えをするため控室に行く。光剣と銃の装備は試合直前にしたほうがいいとシノンは言うと着替えを始めた。下着姿に慌てるキリト。あなたも早く着替えないとと言われ、自己紹介もしてなくてとあやまり、男だと知らせる。そして怒ったシノンに一発いただくw ついてくるなと言われたが、ついて行くキリト。最低限のことだけ説明したら後は敵同士だからとシノン。ありがとうと言うキリトに許したわけじゃないから勘違いしないでと言った。試合はカウントダウンがゼロなったら予選一回戦のバトルフィールドに転送される。対戦相手も同様。 Fブロックは64人だから5回勝てば決勝進出で本大会の出場権が得られる。いろいろレクチャーしたから最後のひとつ、敗北を告げる弾丸の味も教えておきたい。決勝まで来るのよとシノンは言った。楽しみだなとキリト。しかし君のほうは大丈夫なのかとたずねると、シノンは予選落ちなんかしたら引退する。今度こそ強いやつを全員殺してやると言って笑みを浮かべた。そしていつかあなたを倒す名前だと名乗った。 シュピーゲル(新川恭二)がシノンのところに来て遅いから心配したよと言う。出場しないんじゃなかったのと言うと迷惑かもと思ったけどシノンの応援に来たと言った。キリトを見てシノンのお友だちさんですか? 実は男だと聞いて驚く。予選トーナメント開始のアナウンスがある。シノンはキリトに、決勝まで上がってくるのよ。その頭、すっ飛ばしてやるからと言った。キリトは、お招きとあらば参上しないわけにはいかないなと言った。怒るシノンを見て、ちょっとやりすぎたかなと思っていると一回戦のフィールドに転送された。全員殺してやると言っていたシノン。キリトは考えていた。あの子がデス・ガンということもありうるのかなと。考えても結論は出ないから、戦えばわかるだろうと思った。対戦相手は蛾丸、フィールドは失われた古代寺院。相手はいきなり連射してきた。これでは近くに行けない。剣で何発か銃弾を防げれば。ギャンブルゲームを思い出したキリトはできるはずだと思った。弾の軌道は予測線が教えてくれる。 光剣で弾丸を防ぎながら前進する。慌てる相手に一気に近づくと光剣で刺した。すごい威力で一撃で勝利した。が疲れた。このしんどい戦闘があと4回。勝者のフロアに転送されシノンの姿を探していると、お前本物かと声をかけられた。 本物ってどういう意味だ。あんた誰だと聞くと、試合を見た、剣を使ったなと言った。そしてもう一度、お前は本物かと聞いた。こいつは俺を知っている。絶対どこかで会って言葉を交わしていると感じたキリト。だがどこで? 男はキリトの名前を指して、本物なのかと言った。こいつは俺と同じSAOサバイバーだ。誰だ? 男の手首にあのマーク(刺青)があった。☆次回 「曠野の決闘」★無事エントリできて、初戦も勝利して、よかったですね。しんどいとか言いながらものすごい強さです。ハハハ、キリトが男だと知ってシノンは怒ってますね。まあそのうちキリトくんに攻略されてしまうんでしょうけどw 最後に出て来たのは、デス・ガン? キリトと戦ったこともあり知っている人ということでしょうか。ん? あれはアインクラッド編で出て来た、ラフコフでしょうか。続き楽しみです。・ラフコフ=殺人ギルド「ラフィン・コフィン」(笑う棺桶)I期の第5話「圏内事件」第6話「幻の復讐者」あたりで出てきたがその後不明) ページビューランキング
2014.08.04
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ソードアート・オンライン II あらすじ・感想★I期はこちら→ 「ソードアート・オンライン 第1話~第25話あらすじまとめ」【ファントム・バレット編】 仮想世界で銃で撃たれたプレイヤーが現実世界でも死亡。SAO事件から1年。死銃(デス・ガン)事件の捜査を依頼されたキリトはガンゲイル・オンライン(GGO)にログイン。そこで出会ったのは、スナイパーの少女、シノンだった。☆第1話「銃の世界」☆第2話「氷の狙撃手」☆第3話「鮮血の記憶」☆第4話「GGO」☆第5話「銃と剣」☆第6話 「曠野の決闘」☆第7話 「紅の記憶」☆第8話 「バレット・オブ・バレッツ」☆第9話 「デス・ガン」☆第10話 「死の追撃者」☆第11話 「強さの意味」☆第12話 「幻の銃弾」☆第13話 「ファントム・バレット」☆第14話 「小さな一歩」★第14.5話「Debriefing」 (総集編)【キャリバー編】 ALOで新たなクエストが始まった。それは伝説の聖剣「エクスキャリバー」を獲得するもの。新たにシノンがメンバーに加わり、キリトたちは7人でクエストに挑む☆第15話 「湖の女王」☆第16話 「巨人の王」☆第17話 「エクスキャリバー」【マザーズ・ロザリオ編】 新生アインクラッド、24層の小島に現れる「絶剣」オリジナル・ソードスキルを賭けたデュエルで対戦相手全員を打ち負かした。キリトも敗北。デュエル以外に何か目的があるのではと気になったアスナは戦いを挑む。☆第18話 「森の家」☆第19話 「絶剣」☆第20話 「スリーピング・ナイツ」☆第21話 「剣士の碑」☆第22話 「旅路の果て」☆第23話 「夢の始まり」☆第24話 「マザーズ・ロザリオ」 ページビューランキング
2014.12.22
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亜人 2期 あらすじ・感想・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第14話 「なんかめんどくさくなってきた」☆第15話 「どいつもこいつもバカばっかりだ」☆第16話 「俺はいつだって怖い」☆第17話 「反吐が出ますね」☆第18話 「クロちゃん、お願い」☆第19話 「飼い犬は大変だな」☆第20話 「クロちゃん、もう一度だけ」☆第21話 「この国ちょっと大変なことになるから」☆第22話 「邪魔してるのはあんたの方だろ」☆第23話 「僕はやりませんよ」☆第24話 「これじゃホントに戦争じゃないすか」☆第25話 「でもまあ、面白そうだからいいけどね」☆第26話 (最終話) 「僕も約束しますよ、佐藤さん」★1期はこちら→ 亜人1期全話あらすじ (第1話~第13話)亜人9巻【電子書籍】[ 桜井画門 ]
2016.12.25
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進撃の巨人 #81 氷解☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第80話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*まずは前回のおさらいから。壁が崩壊し巨人が動き出す。そして『エレン放送』*「俺の名はエレン・イェーガー」で始まり「壁の巨人は島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす。そこにある命をこの世から駆逐するまで」ここまでが前回。そしてOP。*今回はエレンの声を聞いたアニのお父さん(マーレ在住)の様子から。「大丈夫かい? レオンハートさん」「なあ...聞いたか? あの島から...巨人が俺たちを殺しに来るって...」*こちらファルコを探すガビと負傷したライナー。「初めて巨人化した直後は...記憶も飛び...すぐには動けない...連れ去られたんだ...」「誰に!? 何で!?」「ジャンとコニーだろう...ファルコほど重要な存在を...ほっとくわけがない...」「九つの巨人を...放っておくわけが...」「ライナー!! 力が残ってないの?」「あぁ...なぜか...鎧が剥がれ壁の破片をまともに受けてしまった...阻止できなかった...エレンに...世界は滅ぼされる...」「南に...撤退時の飛行船がある...ピークやマーレ兵を探してそこまで逃げろ...早く知らせるんだ...マーレに...いや世界に...」「知らせてどうなるの? どこに逃げるの?...お父さんもお母さんも...カリナおばさんもみんな死んじゃうんでしょ?」「...そうだ」「エレンを殺して止めないと...!!」「...無理だ...始祖の巨人はすべての巨人やユミルの民を意のままに操ることができる...もう誰にも...止められない...俺たちはただ...逃げることしかできない...」「ライナー...」「諦めてたまるか...待ってろよ、ファルコ」*これってエレンが髪を束ねたシーンと被る...「終わりだ...まさか...壁外人類を皆殺しにするつもりとは思わなかったが...やつらが消え去ればすべての遺恨も消え去る...俺たちの生存を脅かしてきた敵もすべてぺしゃんこだ。まっさらな更地だけを残してな...海の外の連中が一番恐れていたことが起きちまった...俺たちを悪魔だと決めつけて皆殺しにしようとしたばかりに...」「つまり...これは...外の連中が招いた結果であって...俺たちにはどうすることもできなかった...そうだろ?」「でも...これは...度が過ぎている...前代未聞の大虐殺だ...」「じゃあ...止めるか? エレンを...エレンは安楽死計画で俺たちを去勢しようとするジークを拒み...始祖の力を維持するためにヒストリアを犠牲にすることを拒んだ...つまり...エレンは...俺たちを守るために壁外人類を犠牲にした...この大虐殺の恩恵を受けるのは...俺たちだ...」『お前らが大事だからだ...他の誰よりも...』「あれは!? 巨人が!? 兵士と戦っている!? マーレ兵を食い尽くしたのか!? ...そんな!? エレンは始祖を掌握したなら...巨人もすべて制御できるはずじゃ...」「だが仲間を食ってるだろ...加勢するぞ!?」「待ってジャン!! その子をどうするの?」「おそらく...こいつは顎の巨人を継承した。放っておくわけにはいかねぇし...巨人化させられた誰かに食わせれば...ひとり救える」「例えば...ピクシス司令だ...」「いや...母ちゃんだ。ラガコ村の母ちゃんに食わせる...いいな?」「コニー、ジャン。ジークの話によるとその子は戦士候補生でライナーら戦士隊の弟分だ。彼らと親しいその子を僕たちが殺すとなればライナーや車力の巨人と新たな争いを生むことになる。もうマーレが滅ぶのならこれ以上ライナーたちと殺し合いを繰り返すことはないんだ。だから...」「俺の母ちゃんはどうでもいいってことか?」「そういうわけじゃ...」「俺がどう思ってあの母ちゃんがいる村に帰り続けたか!! お前にはわかんねえってのかよ!! お前だってベルトルト食ったから!!蘇ったんだろうが!? 母ちゃん生き返らせるのを...止めんなよ!!」*コニーがファルコを連れ去る。「後だ!! まずいぞ...巨人をなんとかしねぇと...!! この島に壁はもうねぇんだぞ!!」「イェレナ!! 下がれ!!」「ジークが生み出した巨人...どうして...ジークは巨人を制してないの...?」「走れ!! 狭い路地に行くんだ!!」*巨人に追われて逃げるブラウス一家とニコロ。カヤが階段を転げ落ちてしまう。*この巨人...ナイルさん...(;_;「何で...また...助けて...お姉ちゃん...」「カヤ!! 起きろ!!」「お姉ちゃん...」「お前は戦士隊と逃げたと聞いたが...ここで何を?」「捕まったファルコを助けに来た...」「ベンのことか?」*そこに兵士が来て、「その巨人を殺したのか? ...その武器は一体何だ...? その子がやったのか?」「まさか...マーレから侵入したガキか?」「答えろ!! さもなくば...」「違います!! 私たちは厩舎で一緒に暮らす家族です!!」「巨人を殺したのは俺です!! 元マーレ兵捕虜なのでこの銃が使えました」「そげなこつより私たちを安全なところまで連れてってください!!」「助けてよ兵士さん!!」「お願いします!!」「いいかミア? ベンを連れて逃げなさい。それまで私たちと一緒におとなしくしてるんよ?」「はい...」「あんたたちも...あの白昼夢を見たのか」「はい...本当に壁の巨人が世界に向かって?」「何で...私を庇ったの?」「そっちこそ...何で...私を助けたの? それも命がけで」「さあ...」「私は...あなたを殺そうとした...私...悪魔なんでしょ?」「違う...悪魔は私...私は人を何人も殺した...褒めてもらうために...それが...私の悪魔」「そいつは俺の中にもいる...カヤの中にも...誰の中にも...みんなの中に悪魔がいるから...世界はこうなっちまったんだ」「じゃあ...どうすればいいの?」「森から出るんだ。出られなくても...出ようとし続けるんだ...」「うわぁ!! 助けてぇー!!」*スルマか巨人に捕まり食べられる寸前。ってスルマ出番多いなw「巨人と対峙した際はただ腰を抜かしていろと教えた覚えはないぞ!! 立体機動装置を着けろ!! まだ旧式が残っている!!」*キース教官カッコいい (*'▽') リヴァイ兵長の登場シーンみたい~*参考 『第13話 原初的欲求』「私について来い!! 生き残りたい者がいるならな!!」「生き残りの兵はいるか!? 全員砦の最上階に移動しろ!! そこに巨人を集めて叩く!! ありったけの雷槍を運べ!! 俺たちで何とかする!! ここの巨人をよそに行かせるな!!...」「巨人にされた仲間を思うなら!! ここですべて葬ってやれ!!」「同時にやるぞ!!」「撃てえぇぇぇー!!」「こっちだ!! お前たちは戦わなくていい!! 砦まで引き付けろ!!」「ピクシス司令...」「司令...ここまで僕たちを導いてくれたのはあなたです...ゆっくりと...お休みください...」*ルイーゼを助けるミカサ。カッコいい!!*ミカサに見とれていたルイーゼは雷槍の破片で負傷...「火もだいぶ治まってきた。マーレ兵はほぼ全滅して無垢の巨人は...もういない。ひとまずここは安全だ」「そうか...そろそろ俺たちに例の白昼夢の話をしてくれ。エレンは...今何をしている...」「...見ての通りだ」「そうか...俺の故郷も...ダメ...なのか?」「...」「フロック!! 大丈夫か!?」「俺が...壁の崩壊で死にかけてる間...巨人討伐を指揮してたらしいな...ジャン」「生きてたか...」「ああ...心配してくれてありがとう。だがくたばるわけにはいかねぇだろ。エルディア帝国が復活するって瞬間なのに」「イェレナ...義勇兵を集めろ。全員拘束する...」「ご無事で何よりです。ブラウスさん」「君たちも無事でよかった...しかしこの状況で呼び出してすまない」「君は...!! なぜここに!?」「信じて...もう争う気はないの...私はただ...ファルコを返してほしいだけ...そしたら私たちはどこかに消えるから...ファルコは...どこ?」「そんな...巨人の母親に食べさせるためにさらわれたって...何で...」「コニーのお母さんは唯一動けない体だったためにそのまま...4年間コニーはお母さんの様子を見守り続け...」「4年前の...」「ご...ごめん...なさい...」「それでも...ファルコを諦められない...ねえ!? エレン・イェーガーならコニーのお母さんを人に戻せるんじゃないの!? 始祖の巨人は何でもできるはずでしょ!? 」「わからないけど...それができたならエレンはここでジークに巨人にされた兵士たちを人に戻してたと思う...」「わからないなら頼んでみてよ!! エレンに!! どうしても島の外の人全員殺さなきゃダメなの!? そんなことしなくたっていいじゃない!! 世界中の軍事施設を攻撃するだけじゃダメなのって...!? 聞いてみてよ!!」「ライナーの鎧だって剥がしたんだから!! できるはずなのに!!」「ライナーはどこにいるの?」「そんなこと今どうだっていいでしょ!! 重症で動けないんだから!!」「鎧の巨人の硬質化が解かれたのはいつ!? どのタイミングで!?」「壁の崩壊と同時に...」「アルミン?」「エレンは言った...すべての硬質化が...解かれるって...」「ゴホッ...ゴホッ」*アニ復活。久しぶりだな。アニメだと8年ぶりか?★次回 『夕焼け』
2022.02.17
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東京の人々を恐怖に陥れる喰種(グール) 普段は人と変わらぬ姿で人に紛れ、人を襲い、そして人を喰らう。人を食べることでしか生きられない者たち。平凡な大学生カネキは趣味が合うきれいな女性と出会い急接近。しかしそれは悲劇の始まりだった。★前のお話は→ 第1話~第11話 あらすじまとめ東京喰種 第12話 (最終回) 「喰種」 カネキの前にリゼが現れる。ボロボロの姿を見て笑えると言う。ヤモリは拷問を続ける。1000から七つずつ数を引いて口に出して言えと命令する。カネキが正気を保っていられるように。カネキがリゼに生きているのかとたずねると、そんなことどうでもいいじゃないとリゼは言った。カネキの母はどんな人だったのと聞くリゼ。子どもの頃のカネキの家、母とカネキもいた。内職をし夜も仕事に行く母。物心つく前に亡くなった父の書斎でひとり本を読むカネキ。ひとりで寂しくなかったかとリゼに聞かれ、父さんの本もあったし母さんが優しかったから寂しくなかったと答える。母は立派な人だったんだとカネキは言った。仕事もして家事もこなして誰にも迷惑かけず誰にでも優しい。母はカネキの自慢だった。損をしてもいい、傷つける人より傷つけられる人に。優しい人はそれだけで幸せなんだと母は教えてくれた。リゼが、優しくて素敵ね、だからこんな目に会うのと言った。ヤモリがカネキの異常なまでに早い回復力は嘉納の実験のおかげ、あの医者はリゼで喰種を作っていると言った。ヤモリに耳にムカデを入れられたカネキは、もう喰ってもいいかなと言うヤモリに、殺してくださいと言った。リゼがカネキに、傷つける人より傷つけられる人にと本気で思って生きているのかと問う。母の教えを守っているというカネキに、何それ、退屈、あなたのお母さんはホントに優しくて立派な人だったのかしらと言った。母の姉はいつもお金を無心していた。母は休まず働いて金を渡していた。母は過労が原因で亡くなりカネキはひとりぼっちになった。居場所がなくなったカネキ。ヒデだけが心の支えだった。大切な友だち。でもその大切な友だちも失ってしまうのねとリゼは言った。自分のせいで。この世のすべての不利益は当人の能力不足。とヤモリは言った。この言葉を教えてくれたのは、クソみたいな人間だったけど今では感謝している。カネキの前に縛られた一組の男女が連れてこられた(バンジョーの言葉を伝えカネキを気づかってくれたふたり)ヤモリはどっちを殺すか選べと言った。どっちを救いたいか、選ばないとどちらも殺すとヤモリ。これじゃ僕が殺すみたいじゃないか、選べないとカネキ。女が絞め上げられ、このままでは彼女が死んでしまうから俺を選んでくれと男は言うがカネキはできず、結局ふたりとも殺された。全部おまえのせいだとヤモリはカネキに言った。僕のせいだと言うカネキにリゼが、何をいまさらわかりきったことと言う。あなたは自分を責めるだけで何も変わらない。変わろうとしない。全部あなたのせいなのは当然だと。こうなったのは運ではなく状況と状況の組み合わせ。それを作っているのはあなた。あなたが世間知らずでバカだからとリゼは言った。あなたが強くてヤモリを殺せたらあのふたりは助かったはず。リョーコだって。これからも大切な人をなくすだろう。それが傷つけるより傷つけられるほうを選んだあなたの生き方とリゼ。どちらも選んでいるようで、どちらも見捨てている。あなたのお母さんもそうだとリゼは言った。迷惑な姉の要求をはねのけていれば、過労で死ぬこともなかった。あなたを愛しているのなら、バカな姉は捨てるべきだった。本当はそうしてほしかったんでしょと言われカネキは母に、なぜ僕をひとりにしたんだ、ひとりは嫌だ、僕を選んでほしかったと言った。誰かを傷つけても僕のために生きてほしかった。あなたの母親は優しさではなく弱いだけ。捨てる強さが、覚悟が足りなかったとリゼ。あなたはまだ傷つけられる側でいられる?ヤモリのようなやつが許せる? カネキは許せないと言った。アオギリが力をつければ20区にも被害が及ぶ。ヒデやあんていくの仲間たちもさっきみたいな目に会うかも。僕の居場所を奪うやつは容赦しない。そんな力があるのかとリゼに言われたカネキは、あると言った。私を受け入れるということかとリゼ。違う、僕があなたをこえればいいというカネキに、それが間違った選択だとしても? とリゼは言った。 「間違っているのは僕じゃない。間違っているのはこの世界だ」それでいいのよ、カネキくん。生きるということは他者を喰らうこと。カネキはリゼを食べた。髪が白色に変わった。「僕は喰種だ」楽しい時間は終わりだとカネキを喰おうとするヤモリ。鎖をちぎったカネキが喰ってみろよとヤモリに飛びつきヤモリをかじる。そして不味いなと言った。赫子を出したカネキが、次は僕の番だと言う。倒れたヤモリを抑え込んでカネキは、1000引く7はと聞いた。僕を喰おうとしたんだ、僕に喰われても仕方ないよね。ヤモリを喰うカネキ...(完)★えっ、これが最終回なんですか。覚醒したカネキは強かったけど、出てきたのはヤモリとリゼばかりで......続編もないのでしょうか。う~ん。 ページビューランキング
2014.09.22
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第8話 黒と白の剣舞2024年10月。ゲームが始まって2年が経過。キリトは、ソロで最前線にいた。 第74層で攻略を終えた帰り道、キリトはS級のレア食材、ラグー・ラビットの肉を手に入れた。だが、料理スキルを上げていないキリトは調理ができない。仕方なくエギルに売ろうしたところ、アスナに出会う。料理スキルをコンプリートしたというアスナに、キリトは食材の半分と引き換えに調理してほしいと頼み込む。アスナは、調理器具がいるからとキリトを自分の部屋に招く。 アスナの作ったシチューは絶品で、S級食材を堪能し満足する2人。食事の後、お茶を飲みながら話をするキリトとアスナ。アスナはキリトにギルドには入らないかと聞く第70層を越えた辺りから、イレギュラーが起こる率が増してきていて、ソロだと想定外の事態に対処できないことがあるのではとキリトを心配していた。アスナは、久しぶりに自分と組んで戦わないかと提案する。キリトは、再びアスナとパーティーを組む。 次の日、アスナとの待ち合わせ場所にやって来たキリト。アスナは、護衛のクラディールを振り切ろうとしていた。アスナをギルド本部に連れて帰ろうとするクラディールが、キリトにデュエルを申し込んでくる。キリトは、一瞬でクラディールの武器を破壊し、圧倒的な力の差を見せつける。それでも、武器を持ち変えて戦おうとするクラディールにアスナは、護衛役の解任を言い渡す。 最前線の第74層。ふたりで迷宮区を進むキリトとアスナ。ボスの部屋に通じる扉を見つける。ボスモンスターは、守護する部屋から出ることは出来ないはずだ。中の確認だけをしようとキリトとアスナが扉を開けると.....☆いよいよボスモンスターの登場、次回、攻略でしょうか。楽しみ~ 女の子の攻略のほうが時間が長いなどと思っているのですが。ゲームでの死は実際の死となるデスゲームなのに、緊迫した戦いとかのシーンが少なくて、と思っていたのですが、実際、アスナが食後に話していたように、時間の経過とともに、緊迫感や恐怖心が薄れ、ここで生まれてここで育ってきたような、このままずっと平穏に暮らせるような、そんな気がしてくるのかもしれないですね。えっ、いきなりそこ開けるかね~とか思いますけど、次、期待です。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.09.01
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第11話 朝露の少女クラディールの事件をきっかけに、絆を深め、互いの気持ちを確かめ合ったキリトとアスナは「結婚」する。 血盟騎士団を一時退団し、第22層に購入した、湖畔沿いにあるログハウスで暮らしはじめる。 新婚生活を満喫。戦いとは縁のない地で、穏やかな時間を過ごすキリトとアスナは、森の中に現れる幽霊の噂を聞いて出かけ、薄暗い森をさまよう少女に出会う。 少女は、名前を「ユイ」と答えが、それ以外は記憶が無い様子だった。キリトとアスナの名前を上手く呼ぶことが出来ないユイに、言いやすい呼び方でいいと言うと、ふたりを「パパ・ママ」と呼ぶ。 「始まりの町」に、ユイの親か兄弟がいないか探しに行くと、そこには、納税だと言い、女性や子どもからお金や装備を巻き上げようとするアインクラッド解放軍が。キリトとアスナは助けに入る。アスナの圧倒的な強さに、退散するアインクラッド解放軍。と、ユイが突然、「みんなの、みんなの心が....あたし、ここには、いなかった。ずっと一人で、暗い所に.....」突然、ノイズのようなものが発生する。「何だよ、今の???」☆素敵な新婚生活ですね。優しくて強い妻。肩車のサービス? まであり、アスナちゃん、人気上昇でしょうか。と、それはさておいて、記憶を失った少女ユイは不思議ですね。どんな存在なのでしょう。次も目が離せませんね。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.09.17
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第13話 奈落の淵湖畔で釣りをしていたキリトは、年配のプレイヤー・ニシダに声をかけられる。釣りが趣味だというニシダはSAOのセキュリティー会社の保安部長だった。魚は釣れるが醤油がないから調理ができないというニシダにアスナが調合した醤油を使った料理をごちそうする。意気投合した二人。キリトは、協力して湖に生息するというヌシ釣りに挑むことに。常に最前線で戦いに明け暮れていたキリトとアスナは、ニシダとの出会いを通じ、日々を懸命に生きる普通の人々の存在を実感し、その人たちのためにもゲームをクリアしなければと改めて思う。ヌシ釣り当日。大勢の観衆が見守るなかニシダと協力し、巨大なヌシを釣りあげたと思ったキリトだったが、糸が切れてヌシは4本の足で走り出す。ヌシを一撃で仕留めたアスナは、血盟騎士団のアスナだとバレてしまい、大人気で取り囲まれる。そんなある日、ヒースクリフからメッセージが届くメッセージが届く。召集命令が出て、出発するキリトとアスナをニシダが見送りに来てくれた。ニシダはふたりに会うまでは、攻略組を別世界の人間だと思っていた。この世界からの脱出を諦め、ここで釣りをしていた方がいいと思っていた自分が情ないと話す。そんなニシダにアスナは、自分も最初は同じことを考え、引きこもって泣いていたこと、そして、ひとしきり泣いた後は、ひたすら戦いに明け暮れていたと。そしてキリトとの出会いを話す。こんな世界でも、ちゃんと生きることが出来ることを教えてくれたのがキリトだったと。「私はこの人に出会うために、あの日、ナーヴギアをかぶったんです」 キリトとアスナは、ヒースクリフから、ボス戦のために派遣した偵察部隊が全滅したと聞かされる。ボスの部屋に入った途端に扉が閉まり、再び開いた時には偵察部隊もボスもいなくなっていたという。クリスタル無効化エリア。キリトは、このボスが危険なことを感じる。 ボス攻略戦に参加しないでここで待っていてくれないかというキリトに、アスナは、「どうしてそんなこと言うの? もしそれで、キリト君が帰って来なかったら、私、自殺するよ」「ゴメン、俺、弱気になってる。現実世界に戻れなくてもいいから、あの森の家でいつまでも一緒に暮らしたい」「キリト君、考えたことある? 私たちの本当の身体がどうなってるか。私たちのからだが病院のベッドでどうにか生かされている状況なんだとしたら、そんなの何年も無事に続くとは思えない」「私、一生キリト君の隣にいたい。ちゃんとお付き合いして、本当に結婚して一緒に年をとっていきたい」「今は、戦わなきゃいけないんだな」 血盟騎士団を中心とした攻略組によるボス攻略戦が始まる。この階層のボスは「スカルリーパー」攻略組のプレイヤーを一撃で葬り去る攻撃力を持っていた。 「ふたり一緒なら止められる」強力な二本のカマは、キリトとアスナ、そしてヒースクリフが食い止め、他のプレイヤーが側面から攻撃する..... ☆キリトは女の子は釣れるけど魚釣りは苦手なようでwww とのんびりしていたら、命がけの戦いですね。まさに奈落の淵? 個人的には、戦闘シーンを待っていたので、おもしろくなったなという感じです。そう、思えば、現実世界では、二年以上も病院のベッドの上かなにかで植物状態のようになっているプレーヤーたち。そちらのほうが心配なのですが。のんびりしている場合じゃないでしょうに。とか思ったりして。次回たのしみです。って続きますよね。【送料無料】ソードアート・オンライン 4 【完全生産限定版】 [ 松岡禎丞 ]価格:5,284円(税込、送料別)↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.09.30
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『ひとりの少女が唐突に殺された』『ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた』★そして、ある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を超えた戦いが始まった・前のお話は→ 第1話~第8話 あらすじまとめ第9話 「彼氏」「姫様は、すでに死んでいる。そこは我々にとって2年前の世界です。魔法によって、今現在と2年前のその島が時間を越えて繋がっているのです」左門は葉風に告げた。真広は、だったら、なぜ人形が2年の時を越えて繋がったりしたのかとたずねる。それは鎖部の魔法によって作られた人形どうしが共鳴して通信を行う魔具で、葉風が持っていたもう一方の人形は、2年の間に無人島で朽ち果ててしまい、時間を遡って繋がれる人形を探したのだと言う。吉野は思った、『そうだ、普段、会話の中で西暦の話はしない。日付の話はしても、きっちり2年ずれているから、わからなかったんだ』 『人形を入れたボトル、数か月で日本に流れ着くのはおかしい。この島があると思われる熱帯の海域からして、漂着時期が早すぎる。2年ぐらい過ぎているとなぜ思わなかった。自分の強運にうぬぼれたのか。では、やはり私は死んでいるのか? ここは貴様たちにとって2年前の時と場所なのか?』(葉風)「こうして話している姫様は、我々にとって幻のようなもの。生きていても死んでいる。その島はあなたにとって、時間の檻なのです。姫様、あなたの負けです」(左門) その頃、国防軍の攻撃は続いていたが、攻撃魔法を持たないとされている鎖部一族に苦戦していた。「樹の中の樹、大樹の中の大樹、はじまりにありし、はじまりの樹、我が声を聞きとどけよ」「我らに攻撃魔法はない。だが、兵器に直接ふれて、はじまりの樹に供物として捧げれば一瞬でそれを塵にできる。その供物によって新たな防御フィールドを展開すれば、砲弾の10や20はまた受けきれる」(夏村)吉野と真広に左門は、魔具を置いて立ち去るというのなら、身の安全は保障すると言う。 『確かに旅は終わったな。そもそも世界の命運なんて僕らに背負えやしなかったんだ』 真広は人形を投げ捨てるが、魔具の銃を構え、まだ、こいつを使う気がある、葉風がだめならお前にオレの望みをかなえてもらう。できないって言うなら、もとよりこんな世界、どうなってもいいからなと。吉野は、葉風をこんな形で見捨てていいのかと思う。真広は左門に、愛花を殺した犯人を見つけてこの手で殺せれば、魔具はくれてやる。葉風の魔法である程度しぼりこめている。犯人は鎖部一族の誰かだ。あんたならすぐに探せるだろうと言う。左門は、たとえ一族の者とはいえ、大罪を犯したものを引き渡して魔具が手に入るなら、これは安すぎる代償だと考える。取引に応じることにする。そして愛花が殺された日、1年前の11月23日を聞き、優先的に調べさせることにする。「あと少しだ。あと少しでオレのつじつまが合う」ああ、すごいよ真広。お前はすごいよ。たくさんの人が死んで、魔法と樹が世界を揺るがして、時間さえねじれるひどいありさまな中で、お前だけはお前の理屈を押し切って望みをかなえてしまうんだな。でも真広、これは悲劇だ。悲劇だよ。それを止める力も、資格もありはしないけど、 吉野は人形を拾い、葉風に真広と左門の取引が成立したと知らせる。そして、簡単にあきらめていいのか。葉風が正しければ、絶園の樹の復活で世界は滅びるのだろうと言う。自分がそちらの時間でもう死んでいるのだから手がないと言う葉風は、ここで真広のようにハムレットの台詞でも引用できれば、少しは格好がつくのだが、あいにく何も思い浮かばないと言う。吉野は、こんな時、あんな悲劇から引用するものじゃない。僕もよく愛花ちゃんに...と話して急に思い出した。ありし日の愛花との会話。『天と地の間には、お前の哲学では思いもよらない出来事があるぞ』ハムレットを引用して、ここはそんな場所だと言った愛花に、吉野はそれやめようよ、と言ったことがあった。名作ですよと愛花は言ったが、ハムレットは復讐にこだわるせいで、母親も恋人も、その恋人の兄も、みんな死んでしまう悲劇の話、ハムレット自身も恋人の兄と決闘して死ぬし、縁起悪すぎるからと。「私たちに置き換えると、私のせいで真広と吉野さんが殺し合う展開ですね」部分的にありそうな未来だからと吉野が言うと、愛花は、「ハムレットからの引用が良くないと言うのなら、同じ復讐の話でも、最後は皆が幸せになれる物語から引用しましょうか。これもシェークスピアの作品で、孤島の魔法使いの物語です」 「そのタイトルは、テンペスト」『何だ、何で急にこんなことを思い出す。復讐、孤島、魔法使い....これは偶然? もしかして、愛花ちゃん、これを悲劇じゃない物語にできるのか? ぼくは、そのためにここにいる。葉風さんを孤島からここへ戻す道があるとでも』『やってみるよ。愛花ちゃん。空気の精霊か、それとも醜い怪物か。あの物語の登場人物の誰なのかはわからないけど、これが、ぼくに与えられた役だというのなら』 突然、真広を襲う吉野。左門が仲裁に入るような形に。どういうつもりだと聞かれ吉野は、「ぼくらは何のためにここに来た? ぼくらは1年前に理不尽に殺された女の子のためにここに来たはずだ。なのにぼくらが、同じように理不尽な目にあわされた女の子を見捨てていいのか。このまま死なせていいのか。復讐のためとはいえ、お前はそんな悲劇の結末を許すのか。復讐ができて、葉風さんを救う手段があるっていうなら、もう一度、葉風さん側につく気はあるってことか」葉風は死んだ。魔法でも生き返らない。骨になった人間を救えるわけがないと真広は言うが、「知ってる。死者は生き返らない。愛花ちゃんも生き返らない。でもぼくには、2年前の空間にいるという葉風さんを、ここに生きて戻せると立証する準備がある」 真広は、たとえそうだとしても、直に愛花を殺した犯人がわかるのに、いまさら葉風の側につくメリットはないと言うが、吉野はメリットはあるという。そして、「真広、こちら側につくというのなら、お前に、愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教えてやる」これからその方法を立証する。その方法に納得できれば、葉風さんにつくか。愛花ちゃんの彼氏が誰かは、葉風さんをここに戻せたら教えると言う。「いいぜ、その不可能を解いてみせろ。愛花を殺したやつがここに連れてこられるまでにだ。それまでに納得できなきゃ、お前との取引はなしだ」「ああ、かまわない。じゃあ、立証を始めるぞ」☆『彼氏』という一言だけで状況がひっくり返った。吉野はどんな方法で葉風を戻すのでしょうか。次回たのしみです。記事、遅れております。詳しい感想は次に。次回、「タイムマシンの作り方」
2012.12.06
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進学校の競争に疲れていた八軒勇吾。入学した「大蝦夷農業高等学校」通称「エゾノー」は広大な大自然に囲まれた学校。一般家庭で育った八軒は、はじめての経験に悪戦苦闘......鋼の錬金術師の荒川弘が描く酪農青春グラフティー。・各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています☆第1話 「エゾノーへ、ようこそ」 ☆第2話 「八軒、馬に乗る」 ☆第3話 「八軒、豚丼と出会う」 ☆第4話 「八軒、ピザを焼く」☆第5話 「八軒、脱走する」Hello Especiallyスキマスイッチ(sukimaswitch)楽天ブックスで詳細を見る
2013.08.12
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巨人が支配する世界。人類は餌。高い壁の内側は、人類のかりそめの平和な世界。外の世界に憧れた少年は......☆前のお話は→ 第1話~第20話 あらすじまとめ第21話 鉄槌 女型の巨人は叫び声で巨人を引き寄せる能力を持っていた。それを予想できず作戦は失敗した。初心者のエレンを基準に巨人の力を考えるのは間違いだった。あの敵を出し抜くには発想を飛躍させる必要があると、エルヴィンはハンジに話す。 撤退ということは作戦がうまくいったのかと話すジャンとアルミン。だとすると女型巨人の中にいた人間の正体がわかったかも。エレンが壁を出たらそいつが追ってくると団長が確信できたのは、このあいだの襲撃の時、彼らがなぜか途中で攻撃をやめてしまったからだと思うとアルミン。せっかくトロスト区の扉を破ったのに内門を破ろうともせず、エレンが穴を塞ぐときも放っておいたのは、それどころじゃなくなったからではないか。壁の破壊より重要視する何かは、そのとき起こった想定外の出来事だとアルミン。それは、エレンの巨人化以外にないと思う。「あのとき、あの場所で、エレンの巨人化を見ていた者の誰か。そいつが巨人だ」 グンタが殺された。馬に乗る暇はないから全速力で本部に向かえとエルド。再び女型の巨人が現れた。エレンに向ってくる。今度こそと巨人化しようとするエレンだが、3人が女型の巨人をやっつけるから、エレンは全速力で本部に向うようにと言われる。お前の力はリスクが大きすぎる。これが最善策だとエルド。自分たちを信用しないのかとオルオとペトラ。「我が班の勝利を信じています。御武運を」3人が女型の巨人に立ち向かう。目を攻撃、回復までの間に仕留める。「捕獲などくそくらえ」「ここで惨めに死ね」「女型に報いを」 腕を切り落とす。次は首、そして、うなじを狙う。一方的に攻撃される女型の巨人。それを見たエレンは、みんな信頼しあっているからこんな連携がとれて強いんだなと思う。そして振り返らずに自分は進もうと考える。「みんなを信じて進めば、きっとそれが正解なんだ。おれにもやっとわかった」エレンはひとり前進する。「おれには、わからない」リヴァイの言葉を思い出すエレン「ずっとそうだ。自分の力を信じても、信頼に足る仲間の選択を信じても、結果はだれにもわからなかった」 振り返るエレン。回復まで1分はかかると思われた女型の巨人は、30秒で片目だけ治して反撃してきた。とどめを刺しに行ったエルドが倒れる。ペトラが、そしてオルオも刃が通らず殺される。 3人の姿を見たエレンが巨人化する。仲間を殺した女型の巨人。こいつを殺す。叫び声にエレンが巨人化したと気づくミカサ。エレンのもとへ向かう。リヴァイも気づく。エレンは女型の巨人めがけて突進、攻撃する。エレンのもとへと向うリヴァイの目に、グンタ、エルド、オルオ、そしてペトラ。亡くなった仲間の姿が。 「おれが選択を間違えたから、おれが仲間を信じたいと思ったから、みんな死んだ。おれが最初から自分を信じて戦っていれば、最初から、こいつをぶっ殺しておけば......あのとき巨人になっていれば、いや、もっと前に、あのときに戦っていれば、リヴァイ兵長もいたんだ、絶対に勝てた。捕獲だってできたかもしれない......」 「おれが選んだ、おれがした選択でみんな死んだ......やっぱり、(女型の巨人)お前が悪い」巨人化したエレンの頭が飛ばされ、女型の巨人がうなじに噛みつく。ミカサが駆けつけるが、中にいたエレンが女型の巨人に食われた。エレンを返せ。女型の巨人を攻撃するミカサ。 「絶対エレンは生きてる。その汚いところから出してあげるから。もう少しだけ待ってて」 リヴァイがかけつけミカサを抱える。いったん離れろ。女型の巨人の速度が落ちたから距離を保つようにという。うなじごと、齧り取られていたようだが、エレンは死んだのか?次回 「敗者達」エレンは生きてる、エレンを返せ。目の前で女型の巨人にエレンを奪われたミカサは人類最強の兵士リヴァイと共同し女型に戦いを挑む。【感想】・うわぁ、ショックです。リヴァイ班、兵長とエレン以外全滅ですか。女型の巨人、おそるべし。片目だけ集中して治して反撃とは...エレンのもとへ向うリヴァイが見た仲間の変わり果てた姿、悲しすぎます。・エレンは無事? 女型の巨人は、食べることや殺すことではなく、エレンを連れ去ることが目的でしょうか。食べたのではなく、口にふくんだということでしょうか。リヴァイは冷静に行動しているようですが、心中は察するに余りあります。無事エレンを取り戻してほしいです。
2013.09.19
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小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。☆前のお話は→ 第1話~第34話 あらすじまとめ弱虫ペダル 第35話 「勝利する男」 ★ウサ吉からのお願い 新開さんの頑張りに字数オーバーになっちゃいました。画像付きはこちらで見てください。→ 第35話「勝利する男」画像たっぷり版金城と今泉に追いついた巻島と鳴子。鳴子が引っ張って4人で走る。後ろから熊本台一が来た。好きにさせるかと加速する先頭の鳴子だが熊本台一は6人そろっている。あきらかに劣勢だ。たった4人のチームに負けるはずがないと熊本台一は前に出た。ローテーションしてペースをあげなければと鳴子が今泉に前に出るように言うが、今泉は上がれなかった。スプリンターがひとりでは勝負にもならんと言った熊本台一の選手が、総北のグリーンゼッケンは176番と一緒に集団の後ろの方をウロウロしていたと言う。集団の後ろ? それ、ホンマかと鳴子が聞く。そのふたり、どちらが前を走っていたかと聞くと、小さいメガネが大きい男を引いていたと答える。それを聞いて皆の顔に笑みが。田所は集団まで戻っている。坂道は田所を引いて確実にこちらに向かっているんだ。スパートをかけた熊本台一について行こうとするが鳴子は足が限界。金城が下がって足を休めろと先頭に出る。あいつらが来ているとわかったから、これ以上うしろに下がるわけにはいかない。箱根学園と京都伏見に追いつく。今から俺が引くと金城は言った。エースは後ろで足をためてゴールに備えないとと鳴子は言うが、金城は、戦うためにできることがあるなら、たとえエースがチームを引くようなことがあったとしても、それをやりきるのがチーム総北の走りだと言った。そして辛そうなやつがいたら全力で支え合うと。金城真護「石道の蛇」絶対に諦めない男が先頭で熊本台一を抜き返した。今泉は自分は始めから御堂筋の敵じゃなかったと知った時、止まってヘルメットを投げ出していた。拾ってくれた金城に必要ないから捨てたんですと今泉。金城は、だったらもう戦わなくていいからチームと共に走ってくれないかと言った。後ろについているだけでいい、ひとりじゃ越えられない壁を6人全員の力を合わせて越える。そろっているということが、ひとつの力なのだと。先頭を行く新開と御堂筋はスプリントポイントまであと2km。抜かせない御堂筋に新開は、もっと策略家だと聞いていたが勝負あったねと言う。それを聞いた御堂筋が笑う。何の準備もなくこのスプリントを仕掛けるわけがないだろう。勝負あったのはお前だと。京都伏見の水田が福富に、この勝負どちらが勝つと思うかと聞く。勝つのは新開だと福富。最速の名をほしいままにしてきた。スランプで走れない時期もあったが自らの力で克服した。一度底辺を味わった人間は強い。箱学4番の新開は絶対に負けないと言った。信頼してますねと水田。スプリント勝負の前に御堂筋が、箱学4番への信頼は、箱学の精神的支柱。僕は今からそれを潰しに行くと言っていたと告げる。追いついた御堂筋は新開にロードレースでは騙しはひとつのテクニックだと言う。疲れたふりして足ためる。何もないふりして取って置きを残しておく。負けたふりしてチャンスを引き込む。何度やっても引き離すさと言う新開。御堂筋がいきなり歌をうたいはじめた。「うさぎ~おいし~かのやま~♪」そして、うさぎを轢き殺したあと食べたんやっけ、おいしかった? と聞いた。噂通りだなと新開。けどそれで実力差は埋まらないよと前に出る。すると今度は、そうやって前を走るのは理由があるからだと御堂筋は言った。ウサギを轢き殺したあの日以来、敵の左側は抜けないのだろうと。残り1.5km。左どうぞと御堂筋が手を上げる。道幅が狭くなった。道の右に寄って走る御堂筋は右側をあける気はないようだ。左側が抜けないと新開は福富(寿一)、東堂(尽八)、荒北(靖友)に打ち明けた。左側を抜こうとすると悪いイメージが浮かぶ。何かが飛び出して来そうで指が勝手にブレーキをかけてしまう。何とか自転車には乗れるようになったが、このままじゃ無理だ。来年の4番は他の誰かにと言う新開に福富は、だったら簡単だ、問題はないと言った。右を全力で抜けばいい。不得意な左を克服する必要はない。俺も同意見だと東堂。右抜きだったら誰にも負けない。スペシャリストはいいぜ、美しい。荒北は、重要な話ってそんなことか。来年ゼッケン譲る? まだ何も決まってねえよ。バーカ調子に乗るな......しょうがねえから俺が練習つきあってやるよ。で、3人とも練習につきあってくれた。俺はお前が必ず箱学を優勝に導いてくれると信じている。福富は言った。残り1km。新開は左から御堂筋を抜きに行く。何もないと自分に言い聞かせるが一瞬ウサギが見えて失速、無様やねと御堂筋は笑った。水田は福富に御堂筋くんは新開には大きな弱点があると言ってましたよと言う。福富は、それがどうした、克服するさと言う。できるんですかねと言う水田に、グダグダうるさい、パチもんと荒北。あいつはやる時はやるんだ。東堂も、間違ってもらっては困るなあ、追い込まれたから負けましたなんて、あいつはそんな中途半端な覚悟でこのステージに立っとらんよ。箱根の直線に鬼が出るって噂、知ってるかい?と新開は御堂筋に聞く。もう1年以上昔の噂だから、おめえは知らねえだろうな。プレッシャーが変わったと感じる御堂筋。鬼の形相の新開が右に張り付いた。獲物を狙う獣の目。だが恐るに足らんと御堂筋は思った。どんなに獰猛でもこいつは左が抜けないんだから。誰が決めた、そんなこと。抜いてやるよ。左をがら空きにしてくれてありがとよ。新開が左から御堂筋を抜きに行く。「すまねえ、ウサ吉、おれは左を抜くぜ。前に進むしかないんだ。お前の母親の命を奪って、それでも一歩踏み出さなきゃ、歩き出さなきゃ、ここにはいられねえ。寿一、靖友、尽八、心配かけたな。俺は負けない。俺は箱学4番、エーススプリンターだ」新開が左から御堂筋を抜いた。のこり500mで逆転。必死に追いかける御堂筋。あいつはここで落ちる存在、予定外や。ロードレースで1番と2番の差は天と地。すべての努力が無駄になる。1番になれなかったエーススプリンターの重責がチームを潰す......そんな理屈はどうでもいいわ。目の前のハエを落とす。御堂筋が追い上げる。だが差が縮まらない。残り300m。「僕は御堂筋翔(あきら)くんや。絶対、勝利する男や」御堂筋が太もものテーピングを外した。新開に並びかける。☆次回 「最強最速」★チーム箱学、いいですね。素晴らしい仲間だわ。箱根の直線の鬼、顔が怖すぎだよ~ 御堂筋くん、太もも縛っていたんですね。とっておき、まだあったんだ。新開さん、すごく速いけど、話はすごく遅いw 次が待ち遠しいです(進まない話も2期があると聞いているので安心かなw)ページビューランキング
2014.06.14
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進撃の巨人 #78 兄と弟☆前のお話は → 「The Final Season 第76話・77話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*兄と弟 1. コルト・ファルコ (グライス兄弟) 2. マルセル・ポルコ (ガリアード兄弟) 3. ジーク・エレン (イェーガー兄弟)撃たれたジーク(獣)は壁から落下。歩み寄るエレン(始祖)の足にポルコ(顎)が噛み付くがうなじを攻撃される。「ガリアード!!」マガト元帥の砲撃がエレンの腕と頭部に命中。「始祖に命中!! 動きが止まりました!!」「よし!! 獣にもう一発だ!!」「撃たせるな!!」「うるさいなぁもう!!」「車力の巨人だ。まず彼女を何とかしないと!!」「アルミン!!」「家の中も敵だらけだ!!」「退がるぞ!! こっちはダメだ!!」「まずマーレ兵を何とかしないと」「うん...!」「回り込め!! 敵の背後を捉えよ!!」「司令の言う通りだ。マーレ兵と正面から戦っている場合じゃない。敵の背後に回り込もう」「地面に...落ちて...撃たれた...のか...」「起きろポルコ!! 力を振り絞れ!! ガリアード!!」ライナーはエレンと戦いながらポルコに手を伸ばす。「すまない...ライナーすまない...お前は本当は戦士に選ばれるはずじゃなかったのに...」「俺がお前を持ち上げたり弟を貶めたりして軍に印象操作したんだ...俺は弟を守りたかった...」「マガト元帥!!」「生きていたか...ジーク!!」「今...巨人たちを...呼ぶ!!」「待て...」「待ってくれ!! ファルコがあんたの脊髄液を口にしてしまったんだ!! 叫ばないでくれ!! ジークさん!!」「何...だと...!?」「知ってるだろ。俺は家族を楽園送りにさせないために獣の継承権を得た!!」「兄さん離せよ...兄さん!!」「正直あんたが裏切る前から何を考えているのか俺にはちっともわからなかったよ。ずっと!! でも...子供を巻き込んで平気な人ではなかったはずだ!! あんたにこのまま黙って死ねというつもりはない!! ファルコが叫びの範囲から出るまで待ってほしいんだ!! その後で好きなだけ殺し合ってくれ!! マーレ人もエルディア人も好きなだけ殺せばいい!! でも...弟は巻き込まないでくれ!!」「ファルコ!! 早く乗って!!」「来るな!! ガビ!!」「...コルト...弟を思う気持ちは...よくわかる...」「...ジークさん」「だから...残念だ」「ウオオオオオーーー!!」「離せ!! 離せよ兄さん!!」「大丈夫だファルコ!! 兄ちゃんが付いているからな!!」「何だ!?」「敵が...巨人化したのか!?」「おい!!対巨人砲を持って...」*これって1期のBGM...((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル「...やれ...ファルコ」「...コルト...」「ファルコ...」(二体の相手は無理だ...エレンに逃げられる...)(ファルコに介錯を...俺が...)(ファルコ...俺のうなじを...)マガト元帥がジークのうなじを撃つ。「今度こそ仕留めた...確実に...ひとまず危機は去った...」「クソ!! 誰か!! みんな死んだのか!?」(フロック)残るは始祖のみとエレンを狙うマガト元帥。「お前に頭は必要ない...お前の脊髄液をよこせ!!」「あと少し遅かった...」(アルミン)*ミカサ...何?その斬り方...カッコいい「もう終わった!! あなたたちは終わったの!!」(終わったのか...? もうエレンは始祖の力は使えない。俺たちは務めを果たした...もう...任せてもいいよな? あとは硬質化を解くだけで...俺は終わる...)(鎧を引き継ぐのは...ファルコだ)「体を治す力も使い果たしちまった...だが...タダじゃくたばらねぇ...」「兄貴の記憶を見たぞ...軍を騙してまでドベのお前を戦士にした...俺を守るために...」「待て...ダメだ!! ポルコオオオオオ!!」「...これではっきりしたよな...最後まで俺の方が上だって...」「...え? ガリアードさん...?」「よく気づいてくれた...エレン...ピークちゃんのマネだけど...死んだふり作戦は大成功...」「あと少しだ...」「来い...エレェェェーン!!」*エレンの首が... Σ(・□・;)ガビ...有能過ぎるぅ...ここで回顧シーン「...まずはエレン、俺の話に応じてここまで来てくれてありがとう。俺の考えはイェレナから聞いた通り...エルディア人の安楽死計画に賛同してくれるのか?」「4年前...あることをきっかけに親父の記憶が開いた。親父が壁の王家一家を皆殺しにした時の記憶だ。まだ小さい子供たちを虫みたいに潰して回った...感触も残っている...その子たちが生きていれば始祖の巨人は王家の手に渡り不戦の契りに縛られたまま俺たち壁内人類は心中を迫られただろう。子供たちの死が俺たちを生かした」「...そうか。父親は正しかった...そう思ったのか?」「いいや...親父は間違ってる。そして...その親父に育てられた俺も間違いだった。エルディア人が生まれてこなければ、この街の住民も、これから俺たちの計画に巻き込まれて死ぬことはなかった。この世に生まれないこと...これ以上の救済はない。俺はやる。俺の手で巨人が支配した二千年の歴史にケリをつける。その日を迎えるまで進み続ける。そうだろ? 兄さん」「あぁ...その通りだ。やろう。固い握手でも交わしたいところだが、まあ...今、俺たちが接触するのはマズいよな...代わりにこれを受け取ってくれ。エレン。必ずみんなを救ってあげよう」*ここまでが Part1第74話 に出て来た場面で、*で、続き...(≧▽≦)「落としちまった...病院暮らしで体がなまっちまったかな」*そして時間が止まったような地獄絵図の場面に戻り...ジークがエレンの首を受け止めて...様々な記憶が走馬灯のように...*画像は子供の頃のミカサ、グリシャの妹のフェイ、地下室のライナー、レイス家の人々、超大型巨人...きれいだったので鳥と鍵をチョイスしました。で、ちょっと何だかわかりにくいものもあったのでもう一度見たら、*ん? 何これ? サウナ? ( *´艸`) これはサウナ好きの諌山先生の記憶か? アニメでサウナシーンは見たことないけど別冊少年マガジンの表紙にはこんなのがあったような...*参考資料w別冊少年マガジン 2020年5月号 [2020年4月9日発売]【電子書籍】[ 押見修造 ]*厳しいシーン続きの中でサウナ見つけたら楽しくなっちゃったけど、エレンの場面に戻りますw「ここは...?」「すべての『道』が交わる座標...だと思う。おそらく始祖を継承した王家はここに来たんだろう。始祖の力を行使する際に」「兄さん...」「待ちくたびれたぞエレン。お前が回復し目を覚ますまで何年もここにいたような気がする」「何年も...経ったのか?」「よくわからないが、ここでのすべては一瞬の出来事だ。お前の首はガビに吹っ飛ばされたが完全にこと切れる前に俺と接触を果たした...成功したんだよ...俺たちは始祖の力を手に入れた...」「誰かいる」「心配ない。それは...始祖ユミルだ」「始祖ユミルだと...なぜわかる?」「始祖ユミルさん以外にこんな所をブラブラ歩いている人が他にいるか? 何より始祖は一度この土で俺の半身を修復し俺を生き返らせた。始祖はここで巨人を作っているのだろう...俺たちが巨人の力を欲するたびに果てしない時間を費やして...」「ずっと...ここにひとりで...」「エレン。始祖ユミルに命じるんだ。俺たちの夢をかなえる時が来た」「...その鎖は?」「今気づいたのか? この鎖に...まあ...心配してくれてありがとう...これは俺の自由を妨げるもの...つまり『不戦の契り』やはり...ここで自由に動けるのはお前だけだ。お前だけが始祖ユミルに命じることができる」「俺とクサヴァーさんと...お前の夢だ。頼む。世界を救ってくれ。エレン...始祖にこう伝えるんだ。すべてのエルディア人を今後永久に子供を作れない体にしろと。地鳴らしで連合軍を潰すのはその後でいい」「すべてのエルディア人を安楽死させる...こんなふざけた計画俺は到底受け入れられない!! 悪いが兄さん。俺はここに来るために、あんたに話を合わせていただけだ」「エルディア人がいる限りこの地獄は終わらないんだぞ...お前がここでやらなければ、この先も殺し合いは終わらない...俺たちが繰り返してきたことがずっと続く...なぜだ!! エレン!! 答えてくれ!!」「俺がこの世に生まれたからだ。始祖ユミル...俺に力を貸してくれ」*ユミルちゃん素通り...「やっぱりかよエレン...お前だけはわかってくれると...信じたかった...これも!! あの父親に洗脳されたせいなのか!?」*ユミルはジークの元に歩いて行き座る。「これは...どういうことだ?」「お前が目を覚ますまでの長い時間で俺は多くを学んだ。始祖は何でも作れる。こんな土塊の鎖でも」「王家の血を引く俺が求めればな...俺は歴代の壁の王と違い初代王の思想に染まらぬままここに到達した。そして気の遠くなる時間を始祖と共に過ごす中で不戦の契りを無力化していくことに成功した」「絶大な力を持つ始祖ユミルだが...その正体は自分の意志を持たぬ奴隷だ。王家の血を引く者を自分の主人だと思い服従し続ける」「始祖の力は俺が手にした」「バカな...」「お前は鍵にすぎなかったんだよ。エレン」「お前の本音を聞くまで待っていてよかった...お前は悪くない。俺たちは最悪の父親に産み出されてしまった哀れな被害者だ...しかし俺には助けてくれる別の父親がいた。お前にも誰か助けてくれる人が必要だったんだ」「俺は決してお前を見捨てはしない。俺が始祖の力でお前を治してやる!!」「やめろ。無駄だ」「世界を救う時はお前と一緒だ!!」★次回 『未来の記憶』
2022.01.29
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進撃の巨人 全話 あらすじ【 2013年4月放送の第1話~ 2023年11月放送の完結編後編 】☆各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています(10年前からの記事になります。誤字やリンクミスは随時修正しておりますが、写真サイトの不具合で画像が表示されず復旧待ちのものもあります。ご了承ください)【第1期】 ☆第1話 二千年後の君へ ☆第2話 その日 ☆第3話 絶望の中で鈍く光る ☆第4話 解散式の夜 ☆第5話 初陣 ☆第6話 少女が見た世界 ☆第7話 小さな刃 ☆第8話 心臓の鼓動が聞こえる ☆第9話 左腕の行方 ☆第10話 応える ☆第11話 偶像 ☆第12話 傷 ☆第13話 原初的欲求★第13.5話 あの日から 【総集編】 ☆第14話 まだ目を見れない ☆第15話 特別作戦班 ☆第16話 今、何をすべきか ☆第17話 女型の巨人 ☆第18話 巨大樹の森 ☆第19話 噛みつく ☆第20話 エルヴィン・スミス ☆第21話 鉄槌 ☆第22話 敗者達 ☆第23話 微笑み ☆第24話 慈悲 ☆第25話 (最終回) 壁 ★特典 「イルゼの手帳 ある調査兵団員の手記」【第2期】 ☆第26話 「獣の巨人」 ☆第27話 「ただいま」 ☆第28話 「南西へ」 ☆第29話 「兵士」 ☆第30話 「ヒストリア」 ☆第31話 「戦士」 ☆第32話 「打・投・極」 ☆第33話 「追う者」 ☆第34話 「開口」 ☆第35話 「子供達」 ☆第36話 「突撃」 ☆第37話 (最終回) 「叫び」【第3期】 ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」 ☆第54話 「勇者」 ☆第55話 「白夜」 ☆第56話 「地下室」 ☆第57話 「あの日」 ☆第58話 「進撃の巨人」 ☆第59話 (最終回) 「壁の向こう側」【The Final Season Part1】 ☆「第60話 海の向こう側」 ☆「第61話 闇夜の列車」 ☆「第62話 希望の扉」 ☆「第63話 手から手へ」 ☆「第64話 宣戦布告」 ☆「第65話 戦鎚の巨人」 ☆「第66話 強襲」 ☆「第67話 凶弾」 ☆「第68話 義勇兵」 ☆「第69話 正論」 ☆「第70話 偽り者」 ☆「第71話 導く者」 ☆「第72話 森の子ら」 ☆「第73話 暴悪」 ☆「74話 唯一の救い」 ☆「75話 天地」【The Final Season Part2】 ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」 ☆「第82話 夕焼け」 ☆「第83話 矜持」 ☆「第84話 終末の夜」 ☆「第85話 裏切り者」 ☆「第86話 懐古」 ☆「第87話 人類の夜明け」【完結編】 ☆「前編 第一章 地鳴らし」 ☆「前編 第二章 罪人たち」 ☆「後編 第三章 天と地の戦い」 ☆「後編 第四章 長い夢」 ☆「後編 最終章 あの丘の木に向かって」
2023.12.23
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ソードアート・オンライン(SAO)の中に閉じ込められていたキリト(桐ヶ谷和人)は、ヒースクリフ(茅場晶彦)との死闘のすえ現実世界に帰還。同時にデスゲームを生き残った者たちも生還したが、アスナら300人のプレイヤーたちは意識を取り戻さず、眠り続けている。キリトはアスナを救うため、新たな戦いに挑む。そこは妖精たちが舞う世界.....【フェアリーダンス編】☆前の話は→ 第1話~第21話 あらすじまとめ第22話 グランド・クエスト 「ママ、ママがいます。間違いありません、このプレイヤーIDはママのものです。座標は、真っ直ぐこの上空です」 アスナを感知したユイの言葉にキリトは世界樹の上部へと飛ぶが、システムによる障壁があり一番下の枝にも届かない。無理だとリーファに止められても何度も飛び障壁にぶつかっていく。『キリト君、どうしたっていうの。世界樹の上にいる人が、そこまで大事なの?』「やめてキリト君、無理だよ。そこから上には行けないんだよ」「行かなきゃ、行かなきゃいけないんだ」 「ママ、私です。ママ~」ユイも空に向かって叫ぶ。警告モードで送ったユイの声はアスナに届いていた。「私はここだよ。ここにいるよ、ユイちゃん.....キリト君....」『何かここから外へ落とせる物が....』 アスナは、実験体格納室から抜き取ったカードを下へと落とす。カードはシステム管理用のアクセスコード。これでGM権限が行使できるのかとキリトはユイに聞くが、ゲーム内からシステムにアクセスするには対応するコンソールが必要。自分でもシステムメニューは呼び出せないとユイは答える。「でも、そんなものが理由もなく落ちて来るわけもないよな。これはたぶん」「はい、ママが私たちに気づいて落としたんだと思います」 世界樹の中に通じているゲートは、木の根元にある塔の中。ガーディアンに守られていて今まで誰も突破したことはない。「それでも、行かなきゃならないんだ。今まで本当にありがとう。ここからはオレひとりで行くよ」「でも、いいんですかパパ。今までの情報から考えてゲートを突破するのはかなりの困難を伴うと思われます」「ぶつかってみるしかないだろう。失敗しても命まで取られるわけじゃない.....ユイだって早くママに会いたいだろう」 キリトは、世界樹の頂上へ至る唯一の道、グランド・クエストに挑む。「待ってろよ、アスナ。すぐ行くからな」 門が開く。世界樹の入り口は最上部、天井にある。アスナの姿を思い浮かべながら戦うキリト。しかし、ガーディアンの数は圧倒的だった。 続いて弓兵も現れ、あと少しのところでキリトは力尽きてしまう。 『オレは死んだのか?この世界のことを心のどこかで、ただのゲームだと思っていた。これはその報いか。オレの強さなんて所詮はスキルやステイタスの数字でしかないのに。オレはゲームの枠をこえて限界をこえて何でもできると思っていた。.....アスナ』 そこにリーファが飛びこんでくる。 ガーディアンを潜り抜け、蘇生猶予状態のキリトを抱える。攻撃されながらも必死に外へ逃げる。 脱出したリーファはアイテムでキリトを蘇生する。「ありがとう、リーファ。でももう、あんな無茶はしないでくれ。オレは大丈夫だから。これ以上迷惑はかけたくない。無理かもしれない。でも行かなきゃ」キリトは再び、ひとりでグランド・クエストに挑もうとする。 「もうやめて、いつものキリト君に戻ってよ。あたし、キリト君のこと.....」「リーファ、ごめん。あそこに行かないと、何も終わらないし、何も始まらないんだ。会わなきゃいけないんだ。もう一度。もう一度、アスナに」「今、何て?」「ああ、アスナ、オレの探している人の名前だよ」「でも....だって....その人は.......お兄ちゃん...なの?」「えっ?...すぐ....直葉!...」「ひどいよ、あんまりだよ。こんなの.....」 ログアウトしたふたり。直葉の部屋をたずねる和人。ひとりにしてと言う直葉に、ナーヴギアをまた使ったことを謝る和人。部屋のドアを開けた直葉は、「違うよ、そうじゃない。あたし、自分の心を裏切った。お兄ちゃんを好きな気持ちを裏切った」「全部忘れて、あきらめて、キリト君のことを好きになろうと思った。もうなってた。それなのに」直葉は言った、本当の兄妹じゃないことは2年も前から知っていた。和人が剣道をやめて自分を避けるようになったのは、ずっと前からそれを知って、本当の妹じゃないから遠ざけていたんだろう。なんでいまさら優しくするのか。SAOから戻ってきて、小さい頃みたいになかよくしてくれて、すごくうれしかった。ようやく自分を見てくれたと思った。「でも、こんなことなら、冷たくされたままの方が良かった。それなら、お兄ちゃんを好きだって気づくことも、明日奈さんのことを知って悲しくなることも。お兄ちゃんの代わりに、キリト君を好きになることもなかったのに」「ごめんな」「もう、ほっといて」(次回、絆)【感想】・アスナが上にいるとわかったら、いてもたってもいられなかったのでしょうね。それにしても、二刀流にするとか、回復役にリーファを連れて行くとか、作戦のひとつもなかったものかと思わないでもないですがw 必死のキリト、これまた決死の覚悟でキリトを救出するリーファもカッコ良かったですけどね。まあゲームなので死なないけど。・ちょっと微妙なストーリーも、美しい作画でいい感じにまとまっている気がします。が、妹さんの「ダブル失恋ぶっちゃけ逆切れ」にすっかり食われた感も。出たか昼ドラって感じ。こういうのこの作家さん?好きですね。「アスナ」と聞いたらバレると思ったけど、いきなり「お兄ちゃん?」ときましたか。キリトは気づかずに進むのかと思っていました。別にキリトは悪くないですよね。ゲームやりすぎ以外は。しかし、謝られるとつらそうですね。みじめな気持でしょうか。ちょっと同情。・それよりwアスナ救出ですね。次は作戦とかあるんでしょうか。現実世界で須郷を処分したほうが早いと思うのですが、それじゃあユイの言葉じゃないけど、身も蓋もないですかねwww
2012.12.02
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およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ。★2014年4月より放送の「蟲師 続章」→ 蟲師 続章 あらすじまとめ★前のお話は→ 蟲師 あらすじまとめ蟲師 第8話 海境(うなさか)より浜には何かと物珍しいものが流れ着く。南方の木の実や貝の殻、巨大な深海魚、稀に人、もしくは人を乗せぬ空船(からふね) 男(シロウ)は今日も浜辺にいた。湾の向こうに行く渡しを待つギンコが何をしているのかとたずねると、自分も待っているのだと言う。ここの沖で嫁さんと妙な別れ方をしたもんでな。ギンコが話を聞きたいというとその話をはじめた。 二年半ほど前の話。妻のみちひは帰りたいと言い出した。働いていた問屋の娘。婚約していたが店をクビになった。駆け落ちして自分の田舎に連れてきたが、魚くさいし、こんな田舎だとは思わなかったと言い出す。シロウもまさかついてくとは思わなかった、帰りたければ帰っていいぞと言ってしまった。みちひは別の舟に乗り引き返そうとしていた。シロウは陸に着いたら謝ろうと思っていた。見ると海蛇がたくさんいた。そして急に靄が出てきた。陸はよく見えるから大丈夫だと船頭は言うが、みちひの乗った舟は沖に向かって進み出した。若い船頭が、わからない、舵がきかないと言っている。舟は捨ててこっちに来いと呼ぶ。みちひにも、こちらに来るようにと言うが海に蛇がいるからいやだと言う。かまわずこっちへ来いと呼ぶが、みちひを乗せた舟が遠ざかって行く。船頭に追ってくれとたのむが、蛇の群れが高波のように押し寄せた。そのまま舟は覆りこの浜に流れ着いたが、妻の乗った舟の痕跡が見つかることはなかった。この浜は潮の流れのせいで沖のものが流れ着く。妻の舟も転覆したのなら、積荷のひとつも流れ着くはずだがとシロウ。沖へ漂い出たとしたら生きてはいないだろうが、どうにも証がないので動けないのだと言った。ギンコは万一助けられたとしても別の人生を歩んでいるはず、もう自分のことを考えたほうがいいんじゃないかと言った。 海辺を歩くシロウは、村の女(ナミ)が町の仲買人に魚を売るところに出くわす。安い値で買いたたかれているのを見て、倍はもらっていいんだと値段を決めてやる。町では問屋勤めも長かったからわかるとシロウ。仲買人から不足分をもらうとナミに渡し、次からはこれくらい貰っていい、みんなにもそう言っておくといいと告げた。礼を言ったナミは、今まで変な人だと思っていたことを詫びた。いい値段で買ってもらえるようになった浜の人たちも好意的になり、宿を出て家の離れに来ないかと言ってくれる人もいた。みんな、もうここに住んでしまえばいいと言った。海に鱶がいるのが見えたシロウは気をつけろと声をかけるが、何もいないぞと言われた。妙に潮が高い日、ギンコはシロウをたずねるがいつもの場所にいなかった。通りかがったナミに、ずっと嫁さんを待っていた男を知らないかとたずねると、その人はもうちゃんと、この村で生きているから、かかわらないでと言った。一緒に暮らしはじめたふたりだが、何だか怖いとナミは泣いた。シロウは変なことを言うし、潮は上げてきているし、沖のほうを見ているしと。ふらふらと沖に流されてしまいそうというナミにシロウはどこにも行かないと言った。潮がどんどん上がってくる。あの時と同じだと話す村の人たち。靄が出て来た。こういう靄に入ると帰らない舟が出るからおさまるまで漁には出ないほうがいい。それで三年くらいして、空の舟だけが戻ってくるらしい。それを聞いたシロウは浜に行くが波がなかった。これでは戻って来たとしても浜まではたどり着かない。そこにギンコが現れる。聞いた話が気になっていろいろ調べてみたと言う。それによると直ふたたび現れるというので戻ってみた。シロウが言っていた蛇の群れは他の者には見えてなかったのではとギンコは聞く。そうだと答えると、それは蟲だったのだと言う。「海千山千」という言葉、海に千年、山に千年生きた蛇は龍になるという話だが、それと通じるものがある蟲。実際には何年生きたかわからないが、靄のようなものを発生させながら群れを成して外海をめぐるものと、山深くひっそりと生きるものとに分かれ、どちらも蛇のような姿。時が来ると山のものは山を下り、海のものは近海へ寄り、沖で合流して千日後に同じ近海に戻って来て一体の蟲になる。あの時の群れと同じやつが戻って来ていると聞いて舟を出そうとするシロウ。靄の中からは不思議と外がよく見えたから心配ないと言う。ギンコは、あの靄の中からは陸に戻ろうと思うものにしか陸は見えず戻れないのだと言った。前に会った時は嫁さんの遺品が見つかったら生きる望みを失いそうだったとギンコ。シロウは今はもう違うと答えた。覚悟はできてるなと言うとギンコも一緒に行くことにする。 靄の中を進む。陸は見えている。蛇の群れがやって来た。そしてあの時の舟が近づいて来た。遺体もあるようだなとギンコ。みちひの着物が見えた。大丈夫だとシロウは言い舟を横付けする。着物をめくると別れた時のままの姿で眠っていたみちひが起き上がった。何日もほったらかしにされて諦めかけていたのだとみちひ。遅いわよ、もう三日は経ったでしょうと言った。三日? いったいどうやって? シロウは酷いことを言ってすまなかったと謝る。みちひは助けに来てくれたからいいと言った。自分も文句が過ぎたと。本気じゃなかった。あんたの故郷を早く見たいというみちひに行こうとシロウが自分の舟に乗せようとする。ギンコがシロウに陸が見えているかと聞く。大丈夫だ見えているよとシロウは沖を指さした。潮時だとギンコ。お前の戻るべき陸はこっちだ。それはもう人ではないと言った。蟲が変態し始めているから、ここにいてはマズイ。みちひの姿が崩れていく......ギンコとシロウが浜に流れ着いた時、村人たちは生存を諦めていた。ほんの2.3時間沖に出ていたつもりだったが、陸ではひと月あまりが経っていた。ナミがシロウに駆け寄る。ギンコはあの靄の中は蟲の時間が流れていたのだろうと話す。彼女は三日、寂しい思いをしただけ済んだのがせめてもの救いだなと言った。 翌日、妻の舟が浜に上がった。上等な着物を見つけてナミが喜んでいる。きれいだなとシロウは言った。(あれ、画像が女の人ばかりになってしまったw すみません)★原作では第3巻にあります。 ページビューランキング
2014.06.12
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東京の人々を恐怖に陥れる喰種(グール) 普段は人と変わらぬ姿で人に紛れ、人を襲い、そして人を喰らう。人を食べることでしか生きられない者たち。平凡な大学生カネキは趣味が合うきれいな女性と出会い急接近。しかしそれは悲劇の始まりだった。★前のお話は→ 第1話~第5話 あらすじまとめ東京喰種 第6話 「驟雨」 カネキを喰い赫子を出したトーカは強く倒されかけた月山は本意ではないと言いながら貴未を狙う。倒れていたニシキが月山を掴み、そこをトーカが攻撃、カネキの肉を一口たべたいと言う月山を倒す。「てめえの肉でも喰ってろ。クソグルメ」貴未にボロボロのニシキが歩み寄り今たすけてやるからと言うが、トーカは正体がバレているから生かしておけないと言う。カネキはトーカにダメだよと言う。自分にとってのヒデやトーカにとっての依子と同じ、依子を殺せるのかと言うと、そうならないために私はこいつを消す必要があるとトーカ。ニシキがトーカの前に出るが倒される。 貴未の目隠しが取れた。近づくトーカ。貴未はトーカの姿を見て「きれい」と言った。トーカは貴未を殺すのをやめて立ち去った。「きれいな、もんか」 教会での事件後、あんていく周辺ではいくつかの変化があった。ニシキはあんていくに入店した。あんていくで集めた食事なら喰種として比較的罪を犯さずに生きることが叶うから、あんていくでの労働を代価としていただくと店長。ヒデがトーカ狙いで働きはじめたのかと言うと、ニシキは、誰があんな単細胞女と言った。トーカはあの日以来、店を休んでいる。 店にいたリョーコとヒナミが口げんか。ヒナミが「お父さんと一緒がいいよ」と母に言うと部屋に走って行った。カネキが母リョーコに事情を聞くと、私が悪いとリョーコ。父親からしばらく連絡がなく、ヒナミが会いに行きたいと言い出したと言う。 ヒナミの父の元に男(ジェイソン)が現れる。品物を渡してもうここには来ないでくれと頼む。静かに暮らしたいからと。ジェイソンはひとつだけ聞かせてくれと言うと、てめえはいつから人間の手下になりやがったんだと言ってヒナミの父を攻撃した。 リョーコは夫は昔、13区で危ないことに関わっていたがヒナミが生まれてからは関わっておらず本当にいい人なんですよとカネキに話す。そして大丈夫、母ですからと言った。外に飛ばされたヒナミの父の前に現れたのは捜査官の真戸と亜門。待ったかいがあった。13区の大物ジェイソンがなぜ20区にいるのか後は本人から聞こうと攻撃態勢をとる。 クインケを出して真戸と亜門がジェイソンを攻撃する。2分だけ遊んであげるよと言ったジェイソンは真戸のクインケを破壊し去って行った。ヒナミの父は赫子を出し捜査官に向かって行くが真戸に駆逐された。死体を見た真戸はこいつは使えると言った。リョーコはヒナミに我慢ばかりさせてゴメンねと謝り、お父さんが迎えに来るまで一緒に待とうねと言った。笑顔に戻ったヒナミに何かプレゼントするから欲しい物を考えておいてねと言った。 明日のシフトのことでとトーカの部屋をたずねるカネキ。ドア越しにトーカは、あの女、殺せなかったと言った。カネキはトーカにケンカして仲直りしたヒナミとリョーコを見ていて家族っていいなと思ったと話す。親子の愛情に人間も喰種もないんだなと思った。西尾さんと貴未さんの関係は人と喰種の在り方の道しるべのひとつになるような気がしたと。 カネキはあのとき、トーカと依子のことを何も知らないのによけいなことを言ってごめんと謝った。トーカも思ったはず、あんなふうに自分も受け入れられたらと。けどもし拒絶されたら、もう元には戻れない。僕とヒデも。お姉ちゃん早く元気になるといいねとヒナミ。また漢字を教える。『驟雨』しゅうう。急に降り出す雨のこととカネキは教える。本の漢字を全部覚えたと言うヒナミは新しい本が欲しいとリョーコに言った。もっとたくさん字を覚えてお父さんをビックリさせたいと。父の誕生日に本をプレゼントしたいというのでふたりで本屋に行くことにする。 街では喰種のことを調べ回っていた。リョーコとヒナミが本を買って書店を出ると雨が降っていた。驟雨っていうんだよとヒナミ。久しぶりのお出かけではしゃぐヒナミだがリョーコは捜査官の姿を見つける。用事を思い出したからと言って急いで帰ろうとする。その頃、店を出たカネキも街を歩いていた。 突然、お父さんが近くにいると言いだすヒナミ。お父さんの匂いがする、迎えに来てくれたんだと駆け出す。リョーコは後を追う。父の匂いがする場所に行くとそこにいたのは真戸、亜門たちだった。リョーコは赫子を出してヒナミに先にあんていくに帰るようにと言った。一緒にいるというヒナミ。リョーコは捜査官を攻撃するとヒナミに、行きなさいと告げた。走り去るヒナミ。 親子愛のつもりか、ヘドが出ると真戸。行かせないとリョーコは言うとひとり立ち向かった。☆次回 「幽囚」★トーカの赫子はホントにきれいでしたね。それにすごく強かった。月山は再起不能? きれいといえばリョーコもきれいで強い母ですが、真戸たちに向かって行って大丈夫でしょうか。う~ん、フラグ立ってしまっているかな。ヒナミは両親をなくしてしまうのかな、かわいそうですね。 ページビューランキング
2014.08.09
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第3話 「赤鼻のトナカイ」 1層突破から4か月後。11層。ギルド月夜の黒猫団を救ったキリト。現実世界でも同じ高校のパソコン研究会の友人同士だという彼らの和気あいあいとした雰囲気にひかれ、自分のレベルをごまかしたまま団の一員にる。キリトの助けを受け、黒猫団は急成長、最前線で戦う第28層を突破した攻略組に追いつこうとする。キリトは月夜の黒猫団が攻略組に入れば、閉鎖的な攻略組の考え方も変わるかもしれないと考えていた。 黒猫団の紅一点・サチは死に怯えていた。突然、姿を消したサチを見つけたキリトは、いつか、このゲームがクリアされ現実に戻れると励ます。「大丈夫、君は絶対生きのびる」お金が貯まったので家を買うことになり、ケイタが始まりの町へ家を買いに。その間、残ったメンバーで狩りをすることに。いつもの狩り場でいいのではないかとキリトは言ったが、メンバーたちは短時間で稼げるちょっと上の迷宮に行こうと言い、迷宮へ向かう。 迷宮には、キリトも知らない隠し扉があった。その中には宝箱があり、キリトはやめろと言ったが、聞かずに宝箱を開けてしまった。トラップが作動し大量の敵が現れる。黒猫団のメンバーは次々倒れていく。サチも何か聞きとれない言葉を残して消えた。そして町から戻ったケイタもみんなのあとを追う。 半年後、2023年12月24日。キリトは、クリスマスイブにだけ現れるイベントボス、蘇生アイテムを落とすというウワサの、背教者ニコラスを狙っていた。自分がレベルを隠していたせいで彼らを死なせてしまった。自分の思い上がりが彼らを殺したと考えていた。「俺がニコラスを倒すことが出来れば、サチの魂は戻り、彼女の最期の言葉を聞くことが出来る。どんな言葉で罵られようと、俺はそれを受け入れなければならない」ひとりでニコラスを倒しに行こうとするキリトを追ってきて止めるクライン。がそれを追って来たレアアイテムを狙う、青龍連合に囲まれる。クラインは自分たちが食い止めると言い、キリトをニコラスのもとへ行かせる。 キリトはニコラスを倒し、蘇生アイテムを手に入れた。しかし、それは、対象者倒れて10秒以内に使わなければ効力を発揮しないものだった。キリトは蘇生アイテムをクラインにわたす。「キリトよ、オメエは最後まで生きろよ」 宿に戻ったキリトのもとに、何とサチからギフトボックスが届く。録音された声が。「メリークリスマス、キリト。君がこれを聴いている時、私はもう死んでいると思います.....もし私が死んでも、キリトは頑張って生きてね」「生きてこの世界の最後を見届けて、この世界が生まれた意味、私みたいな弱虫がここに来ちゃった意味、そして、君と私が出会った意味を見つけてください。それが私の願いです。君と会えて、一緒にいられて本当に良かった」サチの最期の言葉は、「ありがとう。さよなら」時間があまったからとサチは歌をうたった。「赤鼻のトナカイ」☆感想ん? 急に話のスピードが速くなった?現実世界でも友だちの黒猫団、いい雰囲気でしたが、全滅してしまいました。かわいそうでしたけど、キリトの責任ではないような。初めから「死なない」連発のサチは、やはりあっけなく逝ってしまいました。最期の言葉はやっぱり感謝の言葉でした。素敵なクリスマスプレゼントでしたね。タイトル「赤鼻のトナカイ」って、そういうことだったんですね。ちょっと今度は話が速くて、私はバタバタになりそうですが、次も楽しみです。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.08.04
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【昭和記念公園】 東京都 ・2013/3/29撮影☆気候の関係で、3月、4月に咲く花が一斉に開花。たくさんの花が咲く昭和記念公園でも、めったに見られない光景だそうです。
2013.03.30
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東京の人々を恐怖に陥れる喰種(グール) 普段は人と変わらぬ姿で人に紛れ、人を襲い、そして人を喰らう。人を食べることでしか生きられない者たち。平凡な大学生カネキは趣味が合うきれいな女性と出会い急接近。しかしそれは悲劇の始まりだった。東京喰種 第1話 「悲劇」20区のアクアビルディングで複数の男性の遺体発見のニュースが流れる。喰種(グール)の犯行と見て捜査が行われている。 主人公 カネキ (人間→半喰種?) 左 ヒデ (人間) 中央 トーカ (喰種)喫茶店「あんていく」で親友のヒデ(永近英良・ながちかひでよし)と雑談するカネキ(金木研・かねきけん) この店で出会った女の子を待つがヒデは店員のトーカ(霧島菫香・きりしまとうか)に名前をたずねる。お目当ての女性リゼ(神代利世・かみしろりぜ)が現れる。ヒデは美女と野獣だ、諦めろと言うと先に帰っていった。 リゼ (大喰い/喰種)読書好きの大学生カネキは本を広げる。高槻泉のミステリー、黒山羊の卵。見ると彼女も同じ本を読んでいた。カネキとリゼは次の日曜に本屋デートをすることになり、カネキはヒデに報告する。喰種の捕食事件の現場はひどい有様だった。人ひとり食べれば1ヶ月はもつと言われていたが、例外の大食いもいるようだった。 リゼと念願のデート。高槻作品の話で盛り上がり楽しい時間を過ごすが、リゼは食べ物はほとんどとらず、ダイエット中なのでと言った。帰り道、喰種の事件があった現場の近くに住んでいて怖いというリゼをカネキは送っていくことにする。ヒデの話や亡くなった両親の話などをする。人通りのない道へと歩いて行くふたりをトーカが見かけていた。思いきって、また会ってもらえませんかとカネキはリゼに言う。リゼは読書の傾向も似ているし年齢も同じだし共通点おおいですよねと言った。カネキに近づくと、わたしもあなたのことが好きと言った。するとリゼに異変が。いきなりカネキの肩口に噛み付くと、おいしいと言った。 読書より逃げ惑う人の内臓を引きずり出すのが好きだとリゼ。からだから捕食器官(赫子・かぐね)を出してカネキを襲う。リゼは喰種だった。嘘だと言いながら逃げようとするが捕まる。おなか優しくかき混ぜてあげますからねとリゼ。カネキは瀕死の状態に。死んじゃったの、残念と言うリゼを落下した工事現場の鉄骨が直撃。リゼ即死か。 救急車で病院に運ばれるカネキ。医師の判断で臓器移植が行われ、一命をとりとめた。嘉納医師は問題はないと言うが何も食べられなくなっていた。味覚が変だ。すべてが生臭い感じ。精神的なものかもしれないから、焦らずゆっくり治すようにと言われた。回復して退院するカネキ。あの日のリゼとの出来事が嘘だったように思えてくる。でも確かなのは、あれから何かが変だということ。家に戻るとヒデからの退院祝いが玄関に。ヒデは何度かお見舞いにも来てくれていたらしい。メッセージと一緒にカネキの好きな食べ物が入っていた。 テレビで喰種のことを放送していた。研究家の小倉が話している。喰種は人からしか栄養を摂取できない。舌のつくりが違うから人間の食べ物を食べるとめちゃくちゃ不味く生臭く感じる...カネキはヒデがくれた食べ物を食べてみる。何度も食べてみたが、めちゃくちゃ不味くて吐いてしまう。ヒデがわざわざ買いに行ってくれた大好きなハンバーグ。作って食べたが結果は同じだった。 ヒデから元気になったら連絡しろよとメッセージ。駅前で高槻泉のサイン会をしていたとありカネキは出かけてみるが終了していた。街を歩くと、人、人、人。お腹が鳴った。肉、肉、肉...カネキは家へ逃げ帰った。鏡を見ると左目に変化が。赫眼(かくがん) : 喰種は特殊能力を使うときや興奮状態のときに眼球(一般的には両目)が赤く変化する。原因はリゼの臓器を移植されたから。カネキは包丁で自分の腹を刺すが包丁が折れてしまう。もう他にどうしろというのか。カネキは泣いた。夜の街を歩くカネキは食べ物の匂いに気づく。母さんの手料理のような優しい香り。自分にも食べられる何かがあるんだと思い駆け出す。香りにたどり着くと死体を食べる喰種がいた。 ニシキ (喰種)カズオと名乗る喰種はカネキに食べ物を分けてくれようとするが、喰い場を荒すなとニシキ(西尾錦)にやられる。カネキはたまたま通りかかっただけで知らなかったと言うが首を締め上げられる。そこに、いつからあんたの喰い場になったんだとトーカが現れる。 大食い女(リゼ)は死んだんだろうとニシキ。トーカはリゼが奪った喰い場は力の弱い者に分け与える、20区の管理はあんていくの仕事だと言った。ニシキはトーカに襲いかかるが簡単に傷つけられて逃げて行った。死体に手が伸びるカネキだが、なんとか押しとどめようとする。 食べないのと言ったトーカは、カネキの片目だけの赫眼を変わっているねと言い、リゼと一緒にいた人だと気づく。カネキはトーカに助けてくださいと言った。信じてもらえないかもしれないけど、僕は人間なんです。なのにそれを食べたくてしかたがなくて、でもそうしたら、人間ではなくなってしまう。嫌だと言うカネキに、食べる勇気がないなら手伝ってやるよとトーカ。カネキの口に押し込んだ。ゴクリ、カネキは飲み込んだ。☆次回 「孵化」★いきなりショッキング画像満載でした。臓器移植で喰種になってしまったなんて悲劇ですね。原作を数巻読んでいてアニメ化を楽しみにしていた作品です。とりあえず画像控えめでアップ予定です。ページビューランキング
2014.07.07
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新宿の路地裏で、午前0時から朝7時頃まで営業しているめしや「深夜食堂」 店をひとりで切り盛りするマスター(小林薫)と客の交流を描くドラマ。第三部。☆前のお話は→ 第1話「メンチカツ」 第2話「豚バラトマト巻き」★(2014年追加) 2009年に放送された第一部から→ 第5話「バターライス」☆2011年に放送された第二部はこちら→ 「深夜食堂2 全話あらすじ」深夜食堂3 第3話 里いもとイカの煮もの 煮ものを多めに作った日には、ときどき火にかけて匂いを店に漂わせる。すると、それくださいと注文が。これも商売w里いもとイカのの煮ものを美味しいと食べる里見。興信所に勤める探偵の里見けい(石橋けい)は研修中の新人の佐々木守(淵上泰史)を連れて来ていた。遠慮しないで食べなさいと里見は言うが、佐々木は食べる気が起きないと言った。この仕事に向いてないんじゃないのと里見。正直、こんなに浮気や不倫が多いとは思わなかったと佐々木。里見はそれは人間の本能。結婚なんていうきれい事で縛りつけるから面倒なことになるのよと言った。どうしてこの仕事をしようと思ったのかと里見に聞く佐々木。里見はそんなのお銚子1本くらいじゃ話せないわよと言った。めしやはお銚子は3本まで。酒の弱い佐々木が酔いつぶれてしまった。佐々木は一流大学を出てちゃんとしたところに勤めていたらしいが、何だか急に会社に行くのが怖くなって辞めたらしい。人間関係でうまくいかなかったらしいが、よりによって人の裏側を見るような仕事に転職しようなんてねと里見は言った。男前の女、里見は酔った佐々木を連れて帰って行った。ふたりが帰ったあと、あの兄ちゃんは頼りなくて里見さんの相手にはならないねと店では話していた。それでもわからないのが男と女www 後日、店にひとりでやって来た里見は、この前の彼はどうしたと聞かれ、ビックリしたと答えた。佐々木は初めてだったらしく、仕事にも来なくなりメールの返信もない。悪い事しちゃったかなと里見は言った。メールでここで待ち合わせたのだがと里見。佐々木がやって来た。そしていきなり、結婚を前提に付き合ってくれませんかと言った。何で私が佐々木君と結婚しなくちゃならないの、バカじゃないの一回寝たくらいでと里見は言った。自分のことを好きじゃないのか、それなのにあんなことできるのかと佐々木。そもそも私は結婚する気はないと里見。気持ちって、そんな簡単なものじゃないのよと言った。他の客が帰り、里見は話し始めた。昔あるところに人を疑ったことがない純粋な娘がいました。娘には素敵な婚約者がいました。ある日、娘は町で偶然、婚約者がタクシーに乗り込むのを見て、ついいたずら心からそのタクシーを尾行してみようと思いました。娘は刑事ドラマが大好きだったから。そして娘は婚約者の浮気現場を見てしまいました。それから娘は毎日のように婚約者を尾行するようになりました。そのうち尾行そのものにはまってしまい、興信所に勤めるつとになりましたとさ。その後、婚約者とはどうなったかと聞かれ里見は、浮気の証拠をファイルにまとめ慰謝料を請求して婚約解消したと答えた。人間は強くならないと生きていけないのよと言った。社員になるための卒業試験に浮気調査をすることになった佐々木。(里見に渡された調査だったが、佐々木にやらせてみてはと里見が上司に言ったもの)これがうまくいけば正式に社員として認められる。そうしたらもう一度、里見に告白しようと思っていると佐々木はマスターに話した。佐々木は浮気調査に向かう。調査対象は吉野純一郎(古舘寛治) 尾行する佐々木。タクシーを降りホテルのロビーで待ち合わせた女性とチェックイン。エレベータに消えた。エレベーターの中でこちら向きになった女性の顔を見ると、なんと里見だった。めしやで待つ佐々木。里見がやって来た。佐々木は調査結果を渡す。写真を見ながらよく調べたわねと里見。吉野は里見の元婚約者なのだという。一昨年偶然10年ぶりに会った。人生わかんないわよねと里見。浮気されて別れたのに、今度は私のほうが。奥さんや子供に悪いと思わないんですかと佐々木。全然、と里見は言った。じゃあ僕らの仕事って何のためにやるんですかと聞くと、本当のことを知りたいというのも人間の本能なんじゃないと言った。里見さんがわかりませんと佐々木。この10年で裏切られるより裏切るほうが楽だと気づいたと里見は言った。このことを報告したらどうなるかわかってるんですかと聞くと、里見はもちろんと答えた。最後にひとつだけと言って佐々木が、どうして僕はダメでこの男ならいいんですかと聞く。里見は、里いもとイカみたいなもんかなと言った。何だか相性がいいのよと。佐々木は店を出て行った。軽蔑したかと言う里見にマスターは、強くならなきゃ生きてこれなかったんだろと言った。佐々木は約束通り報告書を提出し、里見は興信所をクビになった。それからしばらく経って、佐々木が吉野と店に来た。佐々木は写真を渡して、データを整理していて気づいたと言った。吉野は里見は尾行されていることに気づいていたと言った。妻に知られるのは時間の問題だった。興信所に頼らなくても、相当疑っていたし、自分もどこかでバレてもいいやと思っていたと吉野。離婚してけい(里見)と一緒になれたらと本気で思ったこともあったが、と吉野。里見さんはどうして尾行されているのをわかっていてと佐々木。吉野が言った。あの晩ホテルで、あいつは初めて泣いて、昔の自分を裏切ってしまったと言った。あいつなりに、けじめをつけたんだと思いますと吉野は言った。俺とのことも、あなたとのことも、自分が悪者になって。いい女でした。俺よりよっぽど男らしい。ひとり店に残った佐々木にマスターが就職祝いだと酒を1本出した。女ってよくわからないですと佐々木。でも男にしてもらったなって思います。里見さん、必ず見つけ出しますからと佐々木は言った。☆イカは最初、軽く煮て取り出し、仕上がる前にもう一度入れて煮るとかたくならず、柔らかく煮えます。ちなみに里いもはお湯ではなく、調味料の入った汁で煮るとぬめりが気にならなくなります。★感想 う~ん、やめとこう。何か伝わらないな。まあそういう経験もないし、こういう女が強いとも思えないし、そんな相性を里いもとイカに例えられてもねえ。イカに失礼じゃなイカwwwページビューランキング
2014.11.22
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お台場の写真、最後はこちら。コレ。「えっ、何?」とか思っていたんだけど、友だちが写真をくれたので紹介します。 自由の炎1 posted by (C)たがめ48『自由の炎』という名前の像だそうです。高さ27メートルあります。炎が21メートル、台座が6メートル。1998.99年に開かれた、「日本におけるフランス年」を記念して、2000年にフランスから贈られたものです。金の棒は炎で、「永遠に燃え続けるロウソクの炎」をイメージしたそうです。今、まわりにペチュニアの花が咲いていてきれいです。 ペチュニア1 posted by (C)たがめ48 ペチュニア2 posted by (C)たがめ48
2012.06.28
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき言葉を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第1話 剣の世界2022年、次世代ゲーム“ナーヴギア”が開発され、仮想空間へのフルダイブが実現。 「戻って来た、この世界に」正式サービス開始日、プレイヤーの1人キリトはSAOの世界へとログインする。声をかけられたクラインに戦い方のコツを教えながら、ゲームに参加できてラッキーだと話す。初回出荷は1万本、βテストは1000人という難しさ。「仮想空間なのに、現実世界より生きてるって感じがする」 お腹が空いたので一度ログアウトするというクライン、がログアウトボタンがない。確認するとキリトもログアウトボタンがない。メニューにログアウトの項目がないのだ。ログアウトするには他に手段は無く、ナーヴギアを外そうにも、装着中は身体を動かすことは出来ない。こんな重大なバグなのに何のアナウンスもない。突然、鐘の音が鳴り響く。そして強制的にプレーヤーは広場へと集められる。そこに開発者の茅場明彦のアバターが現れ、プレイヤーたちに宣言する。「ログアウトできないのは、不具合ではなく本来の仕様である」このゲームはログアウト不能で、外部の人間がナーヴギアを止めたり、取り外そうとすると、脳に高出力マイクロウェーブが照射され、脳を破壊する。すでに213人が死亡している。ゲームで死んだ場合、現実世界でも死ぬことになる。プレーヤーが解放されるには、ゲームをクリアすること。各階層のボスを倒し、第100層の最終ボスを倒すこと。最後にプレゼントと言われ見ると手鏡というアイテムが。そしてゲームのアバターが現実の自分の姿になった。 「これは現実だ。この世界で死ねば、俺は本当に死ぬ」友だちを残して行けないと言うクラインと別れて次の村へと向かうキリト。「俺は生き伸びてみせる。この世界で」☆感想遅ればせながら、話題のアニメ第1話を見てみました。マトリックス? アバター? いきなりゲームの世界から出られないという、ショッキングなスタート。ゲームをクリアし、最終ボスを倒す以外に方法はないと。しかもゲーム内での死は実際の死を意味する。命をかけた戦いの場に身を投じてしまったキリト。みんなが困惑する中、現実と受け止め、次の行動をとるキリトですが、開発者の言葉は全部本当なのでしょうか。1万人のプレーヤー、仲間を作って戦うか、それともひとりで戦い続ける? ところで、ゲーム内での時間と現実社会の時間の長さは同じなのかな。と、わからないことだらけですが、続きがとても気になります。新アニメということで見てみました。面白そうだと思います。次も見る予定ですが、例によって記事は未定です。遅れてアップするかも。
2012.07.15
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第10話 紅の殺意 血盟騎士団団長のヒースクリフとデュエルで決着をつけることになったキリト。キリトのユニークスキル「二刀流」は確かに強いが、ヒースクリフのユニークスキル「神聖剣」は、攻防自在で圧倒的な強さを誇っていた。 大観衆が見守る中、キリトとヒースクリフのデュエルは互角の戦い。ついにキリトがヒースクリフの防御を崩し、一撃を。と思いきや、いつの間にか、キリトの剣をかわしていたヒースクリフ。 ヒースクリフの一撃が決まり、キリトは負けてしまう。ヒースクリフに負け、キリトは、血盟騎士団に入団することになった。ソロに限界を感じていたのも事実だから、ちょうど良かったのかもしれないと言う。なぜ今までギルドに入ることを避けていたのかと聞くアスナに、キリトは、自分がビーターであることを隠していたため、結果としてギルドを全滅させてしまった「月夜の黒猫団」の話をする。「私は死なないよ。だって私は、君を守る方だもん」入団早々、血盟騎士団でフォーワードの指揮を任されているゴドフリーと訓練をすることになったキリト。クラディールと仲直りさせるためのゴドフリーの計らいで、3人でパーティーを組み、迷宮区を攻略するというものだった。迷宮区に入る前に、食事休憩をとるキリトたちだったが、クラディールが用意した水筒には、マヒ毒が入っていた。全身がマヒして動けないゴドフリーを殺すクラディール。そして、キリトのもとへ。もはやこれまでかという時、アスナがかけつける。 命乞いをするクラディールに、アスナし止めを刺すことをためらうが、その隙をクラディールにつけ込まれてしまう。キリトは腕を切られながらもクラディールを倒す。「俺の命は君の物だ、アスナ。だから君のために使う.....何があろうとも帰してみせる。あの世界に」「アスナ、今日は、今夜は一緒にいたい」 「ちょっと疲れちゃったのかもしれない」「そうだな、俺も疲れたよ」「22層の南西エリアに、森と湖で囲まれた小さい村があるんだ。ふたりでそこに引っ越そう。それで.....」「結婚しよう」☆わっ、キリトの腕~ ヒースクリフとのデュエルに負けてしまいましたね。と、デュエルがこの回のメインかと思いきや、プロポーズ~ アスナちゃん、しっかり攻略、いや、すっかり攻略されたのかな。今後の展開も楽しみですね。ところで、男の子が「今夜は一緒にいたい」って言って、ホントに、ただ一緒にいたかっただけ、てのは、ないよね~(笑)↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.09.13
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第25話 (最終回) 「新世界より」・あらすじの続きと補足、感想です。前半はこちら→ 第25話「新世界より」・24話までのあらすじはこちら→ 第1話~第24話 あらすじまとめ 「バケネズミの染色体の数は人間と同じだった」つまりバケネズミのベースは人間だったところから。★呪力を手にしてからの人類はそれまで以上に血みどろの歴史を刻んできた。何とか安定を図ろうと、呪力による対人攻撃を不可能にするために「攻撃抑制」と「愧死機構」が遺伝子に組み込まれた。しかしそこで呪力を持たない人間の扱いが問題となる。支配者である呪力を持つ人間が対人攻撃が使えなくなると立場が逆転する。呪力のない人間は自由に人を殺せるから。★呪力を持たない人間にも組み込めばという話になるが、呪力を持つ人間は、それ以外の生殺与奪を握る圧倒的な優位を手放したくなかった。そして愧死機構のメカニズムはいわば呪力による強制自殺。呪力がなければ機能しない。そこで特権階級の地位を守るため、邪魔になった呪力を持たない人間をバケネズミに変えた。★攻撃抑制や愧死機構の対象外にするために、人間とは「異類」であることが一目瞭然で、殺すことに同情を感じないほど醜い生き物にする必要があった。人間とハダカデバネズミの遺伝子を混ぜ合わせて作られたのがバケネズミだった。早季も覚もたくさんの「彼ら」を平気で殺した。そして愧死もしなかった。 戦争記念館。 茅の輪の郷の中心部にはバケネズミの襲撃によって大勢の人が亡くなった悲劇を忘れないための記念公園ができた。まだ町中の多くの建物は廃墟のままだったが(戦争が終わって1か月あまり)公園は早々と完成、一番奥には戦争記念館が作られていた。見晴の郷で追悼行事が行われていて見学者はいなかった。一番奥のガラスケースに交替で詰めている職員の小野瀬さんに早季は追悼式典で亡くなったお嬢さんにお花をあげて来るようにと外出させる。そこには無間地獄の刑を受ける、すでに肉塊となったスクィーラ(野狐丸)がいた。 もう充分苦しんだから終わりにしましょうと言って、早季は呪力で呼吸中枢を麻痺させる。「ねえ、スクィーラ、初めて会ったときのことを憶えてる?」早季はひとしきり話すと、復活させられることがないよう、スクィーラの遺体を炭化するまで焼いて記念館を後にした。追及されたら、つい憎しみと激情に駆られてやってしまったと言うつもりだった。倫理委員会のメンバーとしては、とんでもないことだろうが、早季は規則より大事なものがあると思うようになっていた。・公園を出るとメロディーが聞えてきた。再建された公民館が「家路」を流している。★コロニー存続 バケネズミを根絶するという提案は、小差で否決された。終始一貫して人間に忠実だったと認定された大雀蜂コロニー以下、5つのコロニーだけが存続を許されることになり、奇狼丸との約束は何とか果たすことができた。 早季と覚は結婚した(2年後の話。さらに3年後、早季は倫理委員会の史上最年少の議長に就任、10年後に至る)【十年後】 不浄猫。 かわいい不浄猫の子猫がお目見え。それは、悪鬼と業魔についてのレポートで、出現した事例とその10年前の社会情勢に相関関係が見られると発表されたため。10年前の悲劇の直後に生まれた子供たちがもうすぐ呪力を持つようになる。もし一人でも患者が生まれてくれば町は今度こそ滅亡の危機となる。倫理委員会は10年ぶりに不浄猫を再製することを決めた。・これまで日本に点在する町は、最小限の連絡を取り合うくらいだったが、早季の提案で変えていこうということになり、交流を推進する準備が始まっている。 「ねえ、わたしたち、本当に変われると思う?」「変われるさ、変わらなきゃ」・早季の身体に新しい命が宿った。「この子が大きくなるころには、もっといい社会になっているといいわね」「だいじょうぶ、絶対、そうなるよ」★補足・早季・二人で話し合って、男の子なら瞬、女の子なら真理亜という名前にすると決めていた。・十年前の事件以来、瞬は一度も現れていない。きっと、わたしの心の奥底、無意識の大海の中で長い眠りについているのだろう。しかし彼はどんなときも、わたしたちを見守っているはずだった。 早季は手記をこうまとめた。そして、最後に、全人学級の壁に貼られていた標語を記した。 完【感想】★いくつか、気づいたことを。・前回のタイトル「闇に燃えし篝火は」は、『家路』の歌詞なんですね。「遠き山に日は落ちて」しか知りませんでした。遠き山には1番の歌い出しで、2番の最初が「闇に燃えし篝火は」なのでした。数日前に知りました~・真理亜と守の子供、「女の子」だったんですね。「普通に生まれていれば...少女に...」ずっと男の子のつもりで記事を書いておりましたわ。前のほうに「少年」となっているところがありましたら、見逃してくださいませw・どうでもいいことかもですが、最後の手記の画像、「渡辺早季」になっていますね。この時代は夫婦別姓だったのかな。覚は朝比奈でしたよね。と、毎回なにやらゴチャゴチャと補足して最終回となりました。話は忙しかったけど、きれいにまとまって、いい最終回で良かったです。長くおつきあいいただき、ありがとうございました。原作を読んでいるので選んだアニメでした。とはいえ、実はちゃんと読んでいなかったのです。画像より文章のほうが厳しいこともありますよね。エロいとグロいのきつさに、飛ばし読みを一部しておりましたw ちゃんと読みなおすきっかけとなってよかったです。毎回、ネタバレしてしまいたい衝動にかられつつw 自分がわかりにくくて本を読みなおした部分を補足説明する記事に徹しておりました。こうだったのか、って伝わったことが、ひとつでもあれば幸いです。物語にまったく関係ない最終回の感想となりました。1万文字という制限のため、最後は2本になりましたが、25回、アップできて安堵しております。これも読者の方々のおかげと感謝しています。また機会がありましたら、お会いしましょう。
2013.03.23
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およそ遠しとされしもの。下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて『蟲』と呼んだ。 蟲師☆第1話 「緑の座」☆第2話 「瞼の光」☆第3話 「柔らかい角」☆第4話 「枕小路」☆第5話 「旅をする沼」☆第6話 「露を吸う群」☆第7話 「雨がくる虹がたつ」☆第8話 「海境より」☆第9話 「重い実」☆第10話 「硯に棲む白」☆第11話 「やまねむる」☆第12話 「眇の魚」☆第13話 「一夜橋」☆第14話 「籠のなか」☆第15話 「春と嘯く」☆第16話 「暁の蛇」☆第17話 「虚繭取り」☆第18話 「山抱く衣」☆第19話 「天辺の糸」☆第20話 「筆の海」☆第21話 「綿胞子」☆第22話 「沖つ宮」☆第23話 「錆の鳴く聲」☆第24話 「篝野行」☆第25話 「眼福眼禍」☆第26話 「草を踏む音」蟲師続章☆第1話 「野末の宴」☆第2話 「囀る貝」☆第3話 「雪の下」☆第4話 「夜を撫でる手」☆第5話 「鏡が淵」☆第6話 「花惑い」☆第7話 「日照る雨」☆第8話 「風巻立つ」☆第9話 「潮わく谷」☆第10話 「冬の底」☆第11話 「草の茵」☆第12話 「香る闇」☆第13話 「残り紅」☆第14話 「隠り江」☆第15話 「光の緒」☆第16話 「壷天の星」☆第17話 「水碧む」☆第18話 「雷の袂」☆第19話 「泥の草」☆第20話 「常の樹」特別編☆「日蝕む翳 前編」☆「日蝕む翳 後編」☆「棘のみち 前編」☆「棘のみち 後編」☆「鈴の雫 前編」☆「鈴の雫 後編」ページビューランキング
2015.07.15
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暗殺教室2 #23 ラスボスの時間 ★前のお話は→ 第1話~第22話 あらすじまとめ ★1期はこちら→ 暗殺教室 第1期 全話あらすじ 規格外の戦いが開始された。動きは見えなかったが殺せんせーが圧倒的におされていることはわかった。 絶望だろうモルモットと柳沢。ふたり×触手×天才×憎悪の力。おまえごときの力、とうに超えている。 僕に殺しを教えてくださいと少年。私が今、殺したのは君の父親だよ、本気かいと聞くと、関係ないですと言った。裕福な暮らしで満たされなかったものが何か、父を殺したあなたを見てはっきりしました。僕もあなたのスキルがほしいんです。たとえ死ぬほど努力しても。善悪の区別のつかない少年だったが、その目には才能と彼なりの夢と希望があふれていた。ここに至って明日と正気を捨てる前に育て方はあったはずなのに。 次元が違う。違い過ぎる戦い。僕らが1年間してきた努力がすべて無意味と思えるほどの。僕らが何かできるはずもなく逃げることすらできない足手まとい。僕らは殺せんせーの最大の...... 殺せんせーが攻撃をかわし始めていた。 最小限の力で攻撃をそらし、土を使って光を防ぎ、間合いをつめて威力を殺す。戦力差をくふうで埋めて示す姿。先生はどこまでも先生です。こればかりは年季の差ですと殺せんせー。 道を外れた生徒には、今から教師の私が責任をとります。だが柳沢、君は出て行け。ここは生徒が育つための場所だ。君に立ち入る資格はない。 まだ教師などを気取るかモルモット。ならば試してやろうと柳沢。わからないか、我々がなぜこのタイミングを選んで来たのか。守るんだよな、先生ってやつは。柳沢が合図をすると二代目死神は生徒たちを襲った。 生徒たちをかばいダメージを受ける殺せんせー。烏間先生とビッチ先生も駆けつけた。教師の鑑だなと柳沢。自分ひとりなら逃げられるであろうこの強撃を生徒を守るため正面から受けるとはなあ。そう言うと次々、攻撃の指示を出した。 なんて暗くたぎった情念なのとビッチ先生。この世で一番強い情念は愛をめぐって生まれた殺意。ターゲットの心も体もズタズタに引き裂くまで決して満たされない。 ターゲットと生徒がいれば、こうなるのは当然の結果だ。不正解だったんだよ、今夜ここに入って来たお前たちの選択はなあと柳沢は言った。 やめろ柳沢。これ以上生徒を巻き添えにするなと烏間先生が銃を向けるが柳沢の一撃に倒れた。黙って見ていろ国家の犬。お前たちはもう俺にすら勝てはしない。 ずっと気づいていた。気づいていたけど目をそらしていた。 どんな気分だ。大好きな先生の足手まといになって絶望する生徒を見るのはと柳沢。わかったか、お前の最大の弱点は......殺せんせーの最大の弱点。それは『ボク等』 「んなわけないでしょぉぉぉぉ!!!」 正解か不正解かなど問題じゃない。彼らは命かげで私を救おうとし、障害を乗り越えてここに会いに来てくれた。その過程が、その心が、教師にとって最も嬉しい贈り物だ。弱点でも足手まといでもない。全員が私の誇れる生徒です。それに生徒を守るのは教師の当たり前の義務です。 だがな、その義務も我々の手で否定されると柳沢。お前は間もなく力尽き、そこまでして守った生徒も俺の手で全員なぶり殺す。お前が我々の人生を破壊してまで手に入れた1年。そのすべてが無駄だったと否定してやる。それでようやく我々の復讐は完成する。 カエデが前に出て二代目死神を攻撃する。逃げて殺せんせー。時間稼ぐから、どこかに隠れて回復をと言うカエデに、よすんです茅野さんと殺せんせー。ずっと後悔していた。私のせいでみんなが真実を知っちゃったこと。クラスの楽しい時間を奪っちゃったこと。だから、せめて守らせて。先生の生徒として。 君は正しかったのです。あの行動のおかげで、みんなが本当に大事なことを学べたのだから。 柳沢が二代目死神に合図した。心配しないで殺せんせー。やればできる、そう教えてくれたのは、お姉ちゃんと先生だから。 カエデの体を触手が貫いた。倒れるカエデ。姉妹そろって俺の前で死にやがった。本当に迷惑なやつらだなあと笑う柳沢。殺せんせーが怒りで赤く燃え上がった。 我を忘れて感情が歪み全身が真っ黒に染まらないとフルパワーは出せない。それだ。ふざけた黄色の偽善者面して過ごした1年をお前自身が全否定したことになる。大いに満足だ。そして渾身のド怒りも真の力を出す二代目によって否定される。柳沢は最後の攻撃だと言うと二代目死神に薬を打った。 カエデを抱きかかえた渚が、ここを離れようと言った。僕らから注意がそれているうちに。ここにいたら確実に巻き添えだ。逃げるのだって俺たちの立派な戦術だよとカルマ。生徒たちは避難する。 地獄のような1年だった。だが今、終わると柳沢。殺せんせーの体に白い光が見えた。いや黒い触手。違う、黄色だ。赤、緑、青、白。 全ての色を、全ての感情を、全ての過去を、全ての命を。全て混ぜて純白のエネルギーに。 教え子よ、せめて安らかな卒業を。触手だけを溶かされた柳沢が飛んで行った。 テーブルに花を飾り、こういう和ませるスキルも殺しに使えるかもと思い適当に摘んで飾ってみたんですと彼は言った。ジャマなら片づけますからと言う弟子に、このままでいいよ。いいセンスだ私より上手いと言うと、これから毎日飾りますねと言った。それもいいけど毎日やるなら化学の勉強だ。今の君のレベルじゃ蚊も殺せないと言うとニッコリ笑った。 あの笑顔が見えていれば、彼を全く違う人生に導けていたのかもしれない。殺せんせーはナイフで二代目死神を刺した。 触手が僕に聞いてきた。どうなりたいのかを。あんたに認めてほしかった。あんたみたいになりたかった。 今なら君の気持がよくわかります。もしあの世で会えたら、ふたりで勉強しましょう。お互いに同じ間違いをしないように。二代目死神は消えた。 誰も歓喜の声はあげなかった。カエデの姿に涙するみんな。カエデを抱えた渚に殺せんせーが、あまり地面の雑菌にふれさせたくないからおろさないでと言った。 失った過去は決して戻ることはありません。先生自身もたくさんの過ちを犯してきました。ですが、過去を教訓に繰り返さないことはできます。 殺せんせーは、カエデの血液や体細胞を地面に落ちる前に全て拾い、圧縮空気で作った無菌膜に保管していた。君たちを守るための触手だけは戦いに使わずに温存していましたからと言うと細胞をつなぎ始めた。 この1年、ずっと能力を高めてきました。あのときと同じことがあったとしても、同じ悲劇には絶対すまいと。 修復できない細胞は均等に隙間を作り殺せんせーの粘液で穴埋め。数日うちに彼女自身の細胞が再生して置き換わる。足りない血液を同じAB型のカルマとイトナが輸血。 中村に、さっきのバースデーケーキを拾ってきて先生の口の中にと殺せんせー。土まみれでグチャグチャの生ごみだと言ったが、エネルギーの補充が必要なんです。戦闘中もずっと食べたかったし、30分ルールですと言うと、うまいうまいとケーキを食べた。 糸は一切使わず、跡ひとつ残さず傷口が塞がっていく。あとは心臓が動けば蘇生します。生徒が学校でドテッ腹をぶち抜かれたときの対処マニアル通り完璧なはずです。今だから言いますが、たとえ君たちの体がバラバラにされても蘇生できるように備えていましたと殺せんせーは言った。先生がその場にいさえすれば。 カエデに触手でショックを与える。先生が生徒をちゃんと見てさえいれば。カエデが息を吹き返した。 また助けてもらっちゃったと言うカエデに殺せんせーは、何度でもそうしますよ。お姉さんもきっとそうしたでしょうと言った。 大事なのは、過ちを繰り返さないこと。あぐり、私は教師をうまくやれたでしょうか。君がくれた、宝物のような1年の中で。☆次回 卒業の時間【感想】ホントいいお話でした。二代目死神はかわいそうだったけど、最期は分かり合えたようで良かったね。カエデも助かって良かった。殺せんせー、すごいな。それにしてもカエデの胸は間違いなく永遠のゼロだったw そうそう、バースデーケーキも食べれて良かったね。かなり汚そうだけど。最後のセリフ、「あぐり」って殺せんせーが雪村先生を呼んでいたね。感動したよ。来週はハンカチいやタオルの用意しないとかな。 ★記事に全く関係ないコメントは拍手のコメント欄にお願いします。ページビューランキング
2016.06.20
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進撃の巨人 #77 騙し討ち☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~ あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*前回のおさらいから「ミカサは...どうしたい? エレンを助けたいの?」「...助けたい。でもそれはきっと...エレンが言ったように...私がアッカーマンだから。これは...私の意志じゃない」「それは...エレンの考えた嘘だと思う」「私が時々頭痛を起こすことは本当...何で嘘だと思うの?」「...何で...って...えっ...? エルディア人が子供を作れなくなることをエレンが望んでいるって...みんな本気でそう思ったの?」「確かにやつらしくないとは思ったが...ありえないことだとまでは...」「ありえないだろ!? あのエレンだよ!?」「じゃあ何でジークやイェレナに逆らわないんだよ!?」「逆らわなくていいからだよ。最終的に始祖の力をどう使うかはエレン次第だ。エレンはイェレナに話を持ち掛けられた時からそうするしかなかった。断ればイェレナはどんな手段を使ったかわからない...だが承諾したと見せて自分は味方だと思い込ませることができたなら...地鳴らしでこの島を守ることができる。パラディ島は今後50年は誰にも手出しされない」*ここまで前回分。「もう...帰ってもいいんやろうか?」「すみません。もう少しだけ待ってあげてください...」「俺は訓練兵の時からやつは危険だと言ってきた...エレンはみんなを地獄に導くクソ野郎だ...そんなクソ野郎を俺は妬んだ...カッコよかったから...死ぬほどムカつくことだが...俺はまだやつに死んでほしくねぇ!」「まあ...このまま死なれたら...あいつをぶん殴れねぇしな」「...行こう!」*アニメと関係ないけど、おめでとう(*^^)v 第62回京成杯(GIII) 6番人気のオニャンコポンが勝利!「さあ。俺から離れないで...」「エレンが真意を隠しているとして私たちを突き放すのはどうしてなの? 私のことが嫌いって...何でそんなことをエレンは言うの?」「それは...」「なあ...向こうにいる敵...全部殺せば...俺たち...自由になれるのか?」「...まさか」「え?」「少なくとも...ミカサがよく頭を痛そうにしていたことなんてエレンも僕も昔から知ってた。嘘をもっともらしくするために利用した。無理矢理ついた嘘だからね。エレンに全てが終わった後で聞いてみたらいい」「うん...」*って階段めっちゃ長い~w*地上のほうも前回のおさらいから。「忘れるな。この奇襲作戦はヴィリー・タイバーの犠牲の上にある。彼が命を賭して伝えたように我々には真の英雄ヘーロスが必要なのだ。世界を救う英雄が...」(エレン...もういい...お前の負けだ...これ以上誰も苦しめなくていい...これ以上苦しまなくていい...)*ここまでが前回(なぜ足掻く? お前は何のために戦っている? 何のために...)ポルコ吹っ飛ばされる(エレン...俺はもう終わりにしたい...俺とお前のどこが同じなんだ? もういいだろ...もう...眠れ...)「来たか...脅威の子...」「ちょっと遅れたが何とか約束の場所にたどり着いたか...よくひとりで耐えたな...エレン」「後はお兄ちゃんに任せろ!」*ここでOP きれいな画像が多い中、今日は壁の上の104期の仲間たちにしてみました~では、頑張るお兄ちゃんに戻りますw投石で飛行船を落とすジーク。「クソッ!! ジーク!! やつのうなじを射抜く! 方向を合わせろ!!」「了解!!」ジークの攻撃を間一髪回避。「獣との撃ち合いは賢明とは言えません」「いいや!! 裏切り者は俺が裁く!!」「しかし...」「車力を挟み撃ちにしろ!!」フロックたちが向かってくる。「獣の投擲が来る!! 退避!! 的にされるぞ...」「始祖が...獣の方に!!」「やはり二体の接触が目的なのか!?」「止めないと!」「俺たちが...どうやって? 巨人は巨人の力に任せるしかない。俺たちには俺たちの戦いがある。俺は敵陣からファルコを救出する! お前は南にある撤退時の飛行船まで行くんだ! 」「いいや私も行く。私はファルコを巻き込んだ。挙句、何度も助けられた...成績トップの私があいつに助けられてばかりで...!」「我先に逃げるなんてありえないの!!」「マーレの襲撃だろう...君を助けに来たのかもな」「マーレ軍がそんなことするはずがありません。エルディア人を救出するなんて...」「だが君の帰りを待つ家族はいるんだろ? この期を逃したら一生帰れないぞ」「俺はもう...妻や娘には会えないだろう。ジークがひと言叫ぶだけで化け物になる...娘たちには伝えたいことがまだまだあったのにな...死んだも同然だ」「オイ、止まれ!! ここは我々イェーガー派の支配下にある! 勝手な真似は...」「聞くが訓練兵。俺たちがイェーガー様を助けに行くのも命がけで阻止するつもりか?」「いえ...」「すべての牢を開錠しろ!」「シャーディス教官!」「コニーか...熊の相手をした。私のことはいい...行け!」「ピクシス司令。ご無事で!?」「まだまだボケではおらんぞ。ただ少々...飲み過ぎてしもうての」「よく聞け皆の者!! ここにある立体機動装置には数に限りがある!! 黒の腕章を着けていない者が優先して装備せよ!!まんまと敵の策にかかった飲み助どもはわしに続け!!」「前線で侵略者を迎え撃つ!!」「了解!!」「嬉しいです。また同じ志を持ってあなたと一緒に戦えるなんて」「そう...」「そのマフラー...置いていくんですか?」「...置いていく」*ミカサの雷槍の数...w「シガンシナ区の門が...塞がれた...」「ジークが船を落としました。歴史が変わる瞬間は...もう間もなくです」「ええっと...今助けを必要としているのは...ライナーの方かな...?」「...ジークがここに...リヴァイ兵長がやつに自由を与えるはずがねぇ...おい!! 兵長とハンジさんはどうなった!?」「ジークに敗れたと見るのが妥当でしょう。彼はエレンとの約束通りの時間に約束の場所に現れました」「...そんなバカな...!!」「くっ...残念だけど仕方がない!! ジークとエレンが世界を救うためだ!! 僕らもイェーガー派に加わり二人の接触を支援しよう!!」「えっ」「エレンとジークを助けてください。信じていますよ」「どうした?」「まずい!! 見つかった!!」「兄...です...」「そうか...」「さあ来るんだ! マーレの捕虜め! ...俺はこの捕虜を民家に拘束してくる」「俺たちは先に行くぞ。遅れるなよ」「くっ...やるしかない...」「...待って!!」「子どもが来る場所じゃない。家に帰るんだ」「...行くぞ!!」「ナイルさん...ありがとう」「行ったみたい」「ガビ...どうして敵を信じたんだ?」「え...? いや...」そこにニコロとブラウスさんたちの声が。「こっちです。ここなら火は回ってきません...戦闘が終わるまでこの辺に隠れましょう」「ミアとベンも逃げ出せたんかねぇ...」「あん二人なら大丈夫やろ。たくましいなき...」「許せない! どうしてお姉ちゃんを殺したやつのことなんか...心配するの? 私は...殺してやりたい」「もう行ったみたいだ。俺たちも行くぞ...ガビ?」「悪魔なんていなかった...この島には...人がいるだけ...やっと...ライナーの気持ちがわかった...私たちは見たわけでもない人たちを一方的に悪魔だと決めつけて...ずっと同じことを...ずっと同じことを繰り返してる...」「ごめんねファルコ...あんたはわかっていたのに...巻き込んで...」「俺はレベリオの襲撃に加担している...病院の傷痍軍人がエレン・イェーガーだと知らずに...手紙を区外のポストから彼の仲間に送り続けて...レベリオで大勢殺された...だから...ウドとゾフィアも俺のせいで...死んだ...」「...そう」「あと...お前が好きだ!!」*鳥かごいっぱい。アニオリかな?「お前に鎧の巨人を継承してほしくないから戦士候補生らなった。俺と結婚して...ずっと幸せでいるために...」「お前に...長生きしてほしかった」「...何...言ってんの?」「俺は...巨人になっちまうかもしれないから...もう...言い残すことはねぇ...」「行こう!!」「お前が脊髄液を飲んだことをジークさんが知れば叫びを阻止できるかもしれない」「ダメだ!! 敵が多すぎる!! エレンまで近づけねぇ!!」「エレン...もうすぐだ。あともう少しで俺たちの夢が叶う...もう少しで...」「あれは...」「車力の巨人...そんなところでやられたのか...ピークちゃん...」「やったぞ!! 車力を仕留めた!!」「...ようやく追いついたと思ったんだが...誰が仕留めた?」「? お前らが殺ったんだろ?」「追っ払えー!!」「一発限りの騙し討ちですよ...マガト元帥」ジーク落下。「殺しましたか?」「射角が取れない!! 移動だ!!」「ブラウン!! 獣と始祖を接触させるな!!」「やはりかエレン...もう止まってくれ...この世で一番それを持っちゃいけねぇのはエレン...お前だ!!」「ピーク急げ!! やつに少しでも命があるなら...」「叫ぶはずだ!!」★次回 『兄と弟』
2022.01.22
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☆5月2日は『婚活の日』だそうですが、これから婚活することもないのでw 私の結婚式の話でも。☆まずは先日亡くなられた桂由美さんの功績に敬意を表し心からご冥福をお祈りします。ニュースを見ていて、そういえば私のウエディングドレスって桂由美さんのデザインじゃなかったっけと思い写真を探してみました。 ☆後ろ姿で失礼します。披露宴のお色直しのドレスです。確か桂由美さんのだと思うんだけど写真サイトに預けっぱなしの写真の説明には『披露宴のお色直しのドレス。武蔵小山でレンタルドレスの店をやっている友人を値切って15000円で借りたもの。誰だっけな。有名デザイナー(女性)のデザインだったと思うが忘れてしまいました~』とありました。レンタル料金は覚えているのにデザイナーを忘れてるって...すみません。☆テレビで観た桂由美さんの服と共布のターバン風ので思い出したんだけどこのドレス、大人っぽいデザインで背中も開いているけどドレスと共布のリボンが髪に付けるのと肩口と背中に長いのもあって可愛かったです。☆そういえば生前『アニバーサリー・ウエディング』のお話をされていました。お友だちを招待して結婚記念日のパーティーでもしようかな。と思いました。同じドレスが着れるかは微妙だけどw
2024.05.02
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☆母の日は主人の実家には花を届けるくらいだったけど、今年は久しぶりに義母と食事に行きました。☆ちょっと贅沢してw『松花堂弁当』写ってないけどカニちらしとみそ汁と茶碗蒸しもあってお腹いっぱいになりました。美味しかったです。
2024.05.12
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8月18日の誕生花は「タチアオイ」 「季節の花 300」 http://www.hana300.com花言葉は「豊かな実り・熱烈な恋・高貴」 「季節の花 300」 http://www.hana300.com他の8月18日の誕生花は、・クコ 「お互いに忘れましょう・誠実」・ムラサキオモト 「旅行・航海」【今日の記念日】・高校野球記念日1915年8月18日、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会した。地区予選を勝ち抜いた10校が参加し、京都二中が優勝した。第10回から甲子園球場が会場になり、1948年から全国高校野球選手権大会となった。・米の日・ビーフンの日↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.08.12
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2022年、仮想空間へのフルダイブが実現。仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫していたが、他の1万人のプレーヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。キリトは終わりの見えない死闘に身を投じていく.....第7話 心の温度 新しい剣が必要になったキリトは、第48層で武具屋を営むリズベットのもとを訪れる。リズベットは、自分の最高出来と自負する剣を差し出す。が、キリトが耐久力を試すとポッキリ折れてしまい、リズベットのプライドを傷つける。 リズベットは、材料さえあれば、もっと強い剣を作ってみせると言い、キリトとはリズベットと一緒に、レアな金属があるという、西の山へ行くことに。 レア金属を落とすというドラゴンと戦うキリト。ドラゴンが放った突風に飛ばされ穴に落ちてしまったリズベットを助けるため、キリトも穴へと落ちて行く。無事だったふたりだが、穴の底から脱出できず、一晩この穴で過ごすことに。 「聞いていい?なんであの時、私を助けたの?」「誰かを見殺しにするくらいなら、一緒に死んだ方がマシだ....」「ねぇ、手握って」「うん」「温かい.....」翌朝、穴の雪から探していたレア金属が見つかる。ドラゴンが落とすレア金属とは、水晶を食べたドラゴンのフン。この穴はドラゴンの巣だった。巣に戻って来たドラゴンの背中に飛び乗り穴から脱出。そして、ドラゴンに振り落とされ、空中を落下する。無事、工房に戻ったリズベット。満足する剣が打ち終わったら、キリトに気持ちを告白しようとレア金属を鍛える。素晴らしい剣が出来上がった。「魂がこもっている気がするよ」お金はいらないからキリトの専属スミスにして欲しいと言うリズベット。キリトが戸惑っていると、リズベットを心配して探していたアスナがやって来る。キリトと話すアスナを見て、リズベットは、アスナの好きな人がキリトだったことに気づく。 「応援するからさ、頑張りなよ。アスナ」そう言って外に出て泣いているリズベットのところへキリトが。 「俺、リズにお礼が言いたいんだ。ずっと、ずっと、一人で生き残るくらいなら、死んだ方がマシだって本気で思ってきた。でも、穴に落ちた時、一緒に生きてたことが嬉しかった。俺も、他の誰だって、生きるために生きているんだって思えた。だから、ありがとう、リズ」 「あたしもね、ずっと探してたんだ。この世界でのホントの何かを。あたしにとっては、キリトの手の温かさがそれだった.....あたしは大丈夫。だからね、お願い、キリトがこの世界を終わらせて.....」☆素晴らしい剣ができたようでよかったですね。と、かわいいリズベットちゃんは失恋ですね。キリトは女の子の攻略も上手いようで、ん? 神のみぞ知る世界ではないよね。とか思ってしまったwww 今回もなかなか楽しかったですね。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.09.01
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ソードアート・オンライン(SAO)の中に閉じ込められていたキリト(桐ヶ谷和人)は、ヒースクリフ(茅場晶彦)との死闘のすえ現実世界に帰還。同時にデスゲームを生き残った者たちも生還したが、アスナら300人のプレイヤーたちは意識を取り戻さず、眠り続けている。キリトはアスナを救うため、新たな戦いに挑む。そこは妖精たちが舞う世界.....【フェアリーダンス編】☆前の話は→ 第1話~第18話 あらすじまとめ第19話 ルグルー回廊 巨大な洞窟「ルグルー回廊」を進むキリトたち。リーファにレコンからのメッセージが届く。 文章は途切れていた。その時、ユイが接近する反応を感知する。プレイヤー12人。リーファの魔法で壁に隠れて見ているとコウモリが。サラマンダーのトレーサーのコウモリをつぶしたキリトたちは、湖の向こうの町に逃げ込もうとする。どうやら逃げ切れそうだと思ったその時、 魔法によって作られた壁で入口をふさがれてしまう。追いつめられるキリトたち。湖にはモンスターがいて逃げるのは無理。戦うしかない状況に。 キリトは、 リーファに後ろで回復役に徹するよう告げ、ひとりで戦うと言う。そのほうが思い切り戦えるからと。 しかし、サラマンダーもキリト対策を考えていた。盾を持った前衛に足止めされたキリトを、後方から魔法で攻撃する。 リーファの魔法でHPを回復するキリトだが、これでは前衛を突破出来ない。このままでは、キリトのHPがつきるだけ。リーファはあきらめようと言うが、キリトは、「いやだ、オレが生きている間は、パーティーメンバーを殺させやしない。それだけは絶対いやだ」 そしてまた敵に立ち向かっていく。するとユイが、リーファに、チャンスは今しかない、全力で次の魔法攻撃を防ぐように告げる。そしてリーファの耳元でささやく。リーファがバリアを張りダメージを受けないキリト。ユイが、「パパ、今です」 キリトは、スプリガンが得意とする幻惑魔法を唱え、巨大なモンスターへと変身する。 モンスターになったキリトに怯え陣形が崩れる。キリトは次々とサラマンダーたちを倒す。リーファは、ひとりだけ生かしておいたサラマンダーを脅す。「さあ、誰の命令なのか説明してもらいましょうか」だが、サラマンダーは全く口を割ろうとしない。 するとキリトは今の戦闘でゲットしたアイテムなどで取引を持ちかける。「質問に答えてくれたら、君にあげちゃおうかな、なんて」「えっ、マジ?」「男って」(リーファ)「何か身も蓋もないですね」(ユイ)サラマンダーの話によると、リーファを助けた時の一件で警戒されていたキリトは、作戦の邪魔になるということで襲われたようだ。下っ端のサラマンダーは教えてもらっていないが、何かでかいことを狙っているようだと言う。凄い人数の軍隊が北に飛んで行くのを見たと。「ねぇ、さっき大暴れした悪魔、キリト君なんだよね?」「うん、たぶんね。俺、たまにあるんだよな。戦闘中にブチ切れて、記憶が飛んだりとか」「こわっ」 町の中に入り、レコンからのメッセージを思い出す。レコンはログアウトしているようなので、リーファが現実世界に戻って連絡をとってみることにする。 「パパが私にいたずらしないように監視しててね、ユイちゃん」「了解です」 現実世界に戻ると、すぐに直葉のケータイに、レコン(伸一)から電話が入る。透明化の魔法で調べていると、サラマンダーとシグルドがリーファにトレイサーをつけた話をしていて、レコンは地下水道で毒矢を撃たれてマヒしたまま捕まっている(なのでリアルで電話してきた)シグルドはサラマンダーとそうとう前から内通していて、シルフとケットシーの同盟調印式をサラマンダーに襲わせようとしている。 ゲームに戻ったリーファは、キリトに事情を話す。これはシルフ族の問題だから、キリトはつきあう必要がないと。そして、世界樹の上に行きたいなら、キリトはサラマンダーに協力するのが最善かもしれないと言う。 サラマンダーがこの作戦が成功すれば、万全の態勢で世界樹の攻略に挑むと思う。スプリガンのキリトなら、傭兵として雇ってくれるかも。「だから、今ここで私を斬っても、文句は言わないわ」 「所詮ゲームなんだから、なんでもありだ。殺したければ殺すし奪いたければ奪う。そんなふうにに言うヤツには、嫌ってほど出くわしたよ。一面ではそれも事実だ。俺も昔はそう思っていた。でも、そうじゃないんだ。仮想世界だからこそ、守らなきゃならないものがある。俺はそれを大切な人に教わった。この世界で欲望に身を任せれば、その代償はリアルの人格へと返っていく。プレイヤーとキャラクターは一体なんだ」「俺はリーファのこと好きだよ。友だちになりたいと思う。たとえどんな理由があっても、自分の利益のためにそういう相手を斬るようなことは、俺は絶対にしない」 「キリト君、ありがとう」「行くぞ」キリトは高速移動を使って先を急ぐ。リーファを連れて、あっという間に回廊の出口に着いた。(次回、猛炎の将)☆そっか、スプリガンは幻惑魔法と高速移動が得意なんでしたっけ(今ごろ気づく)巨大モンスターになったキリトにはビックリですね。あれは相手も驚くわ。☆リーファは男運が悪い??? レコンは別として、ろくでもない男が多いようなw そりゃそうでしょ、くらいの話でも、またキリトのお株が上がったような。☆世界樹に近づいてきましたね。次も楽しみです。↓足あと、ことづてが残せます(要登録)
2012.11.14
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亜人 #05 いざとなったら助けを求める最低なクズ ★前のお話は→ 第1話 僕らには関係ない話 第2話 何でこんなことになったんだ。僕は悪くないのに 第3話 もうダメなんじゃないかな 第4話 君は黒い幽霊を見たことがあるか? 発信源を追って埼玉県警が神社に到着したとき永井圭らの姿はすでになかった。人がひとり殺されていて(神主さんか)荒木が酷いな永井圭がこれをと言うと戸崎が下村と到着し、違います、おそらくは永井圭と接触した男の仕業でしょうと言った。まだどこかに隠れている可能性もあるから神社内を徹底的に調べろと指示する荒木に、無駄ですよと戸崎。もしこの場にいるならあなた方が無事に済むはずがありませんと(いつのまにかいつものスーツ姿に戻ったw)下村が言った。 携帯が鳴って出た戸崎が、永井圭の行方を見失った。現在は帽子と一緒のはず。行方を追わせますと言うと、その必要はありませんと電話の女性。永井圭は30分ほど前に山梨の消防署前に倒れていて、すでに移送中。詳しくは研究所でと言った。 なぜだ、帽子に裏切られたのかと戸崎。電話を終えた女性に男が、永井圭は別種だそうだな。中村慎也と同じか。貴重なサンプルだ。丁重に扱いたまえと言った。 車で移動する佐藤と田中。すみませんね、まだ狙撃は下手くそなもんでと田中が言うと、いやいやリアリティーがあって良かったよと佐藤は言った。 圭の狙撃は田中の黒い幽霊が行っていた。でもこちら側に引き入れるならフクロにして言うことをきかせても良かったのではと田中が言うと、それじゃあ我々が恨みをかうだけだよと佐藤。あそこで何が行われるか君がいちばんよく知っているだろうと笑いながら言った。人間への憎悪、復讐心、そのすべてを植え付けるために彼を人間側に差し出したんだ。 ここは? どうなったんだ? 佐藤さんは? 圭は目隠しされて身動きができない状態の自分に気づく。僕は捕まったのか。始めようと男たちの声。実験が始まる。 腕を切り落とし再生前の腕と見比べるという岩崎に送る。続いて脳の活動を観察しながら痛みを与える。痛みの反応でこれまで何回死んだか予測できる。 まだあまり死んでないようだ数回程度か。もっと痛みを与えてみようと話す研究員の背後に黒い幽霊が現れた。ガラス張りの部屋の外では戸崎たちが実験の様子を見ていた。ガラスの傷を見て凄いなこれが別種の力かと話す外の人たち。 戸崎が下村に、見えるかと聞いた。はい、すぐそこにと下村。なぜ永井は研究員を攻撃しないと戸崎が聞くと、力を自覚していない可能性があります。黒い幽霊とのリンクが不安定なのかもと下村。どういうことだと聞かれて、例えば電波の悪いところで通話する感じです。なのでいずれ彼らを襲撃する可能性もと下村は答えた。 今は何をしている? 今は、その、戸崎さんを見てます。(偉そうに、お前らのおかげで私の人生設計がどれだけ崩れたと思っている) 戸崎は下村に、君がここでそうしていられるのも私が秘密裏に匿っているからにすぎないと言った。しっかり働けよ。さもなくば君もああなる。反応が鈍くなってきたからリセットするか。一度殺して休憩にしようと研究員。圭は思った。どうして僕がこんな目に。僕はただ立派な人間になりたかっただけなのに、こんなの酷すぎる。 どうした? 俺みたいのにはなりたくなかったんじゃないのかと田中の声。あのとき(神社で)蔑むように見ていた、正義感ぶったあれは何だったんだ。てめえは地獄もしらないでカッコつけてただけだと田中は言った。他人を見下してるくせに、いざとなったら助けを求める最低なクズ、それがお前だよ。 圭をリセットしようとする研究員の後ろに黒い幽霊が立った。そうだ殺れ、本当の自分になれと田中。カイの顔が浮かんだ。やれなかった。ん? 風? と研究員。なぜやめる、カイはもう助けに来ない、佐藤だって捕まるかもしれねえんだぞという田中に圭は言った。 これをしたら、カイに嫌われるかもしれない。彼だけは裏切るわけにはいかないんだと思う。 こんなことされて、ひとり殺したくらいで裏切りになるかよ。もし誰かを殺せば二度と普通の生活には戻れないのが嫌なだけと田中に言われて圭は違うと言った。 カイはこんな僕に命を懸けてくれたんだ。たったひとつしかない命を。でも僕は命を懸けることができない。だから命以外のすべてを懸けなきゃ割に合わないんだ。後半戦いくぞ、上の命令はとにかく痛みを与えろとのことだ。じゃあ今度は歯からと研究員。 とある場所で頼んでいた物を受け取る佐藤。いろいろ調達させちゃって悪いねというと、大切なお得意さんですからと猫沢という男は言った。うちの商品はここに入っているのでと言うと店を去る佐藤。中身を確認しなくていいのかと言われた猫沢は信用していると答えた。肝臓と腎臓が10個に心臓まで。それだけのものが本当に?と聞かれ、間違いなく入っていると猫沢は言った。あの人は必ず持って来るんだよ、死んでもな。 オグラ・イクヤ博士が来日。亜人研究所に車両が到着した。来日と視察は国内二例目の田中捕獲時に続き二度目。オグラ博士は生物物理学者で99年渡米以来亜人研究の権威として知られている。 銃を持ってやって来た佐藤と田中。生憎の天気だねえ、雨の中じゃアレの操作はしにくくなると佐藤。田中に作戦Cのオグラ博士の誘拐を命じ自分は作戦Bで永井圭くん救出担当だと言った。どうすれば城を落とせるか。答えは単純。敵の想定する火力を上回ればいい。今、私たちが持てる最大の火力で押し潰すと佐藤は田中に言った。 世界各国の亜人研究は競走状態だが日米の研究機関は協力関係を結んでおりオグラ博士の来日もその一環というニュースを見ながら、VIPがおいでなすったな。ただの能なしだよと話す研究所の人たち。随分な言い方ですねと下村が戸崎に言うと、日米の協力関係は表向きの報道にすぎない。実際は一方的な情報提供を強制されていると戸崎は言った。実際、国内初の亜人はアメリカ側に奪われた。学者連中が不満をこぼすのもと話していると突然爆発音が。警備室から侵入者の連絡。帽子の男が侵入してきた。永井を見捨てておいて助けにきたのかと戸崎。すぐに反撃しますという警備員に、殺すな、そいつは亜人だと告げた。警備員が殺され監視カメラの画像に佐藤が映し出された。 そこにいるのかな、とざきく~ん。私がなぜここに来たか君にはまだわかるまい。だが今夜、日本の亜人事情は大きく覆ると佐藤は言った。どうするつもりだ、このまま永井を奪われたらと言う人たちに戸崎は、警備を大幅に増やしているから麻酔銃が当たりさえすれば何十人犠牲になろうと我々の勝ちですと言った。ひとりが戸崎に詰め寄り、確かに麻酔の有効性は認めるがなぜ殺さない。下手すれば我々にまで危険が及ぶと言うと、中村慎也の件をお忘れですかと戸崎は言った。下手に亜人を殺せばまた惨劇が繰り返される。亜人の殺害は最悪の事態になりかねない。 麻酔銃を持ち待ち構える部隊の前に佐藤が現れ、行くよと言った。麻酔銃の攻撃を避け、当たった腕は自ら切り落とし攻撃を続ける佐藤。複数の麻酔銃が刺さると頭を撃って倒れた。そして即再生すると全員を撃ち殺した。アレを出すまでもないねと佐藤。さて、永井くん、お迎えだよと佐藤は言った。あの亜人は何者だと聞かれ戸崎は、私が知り得るのは、やつは以前に田中を奪い、今は永井圭を奪おうとしていることだけですと言った。映像を見る限り別種の力は使ってないようだ。田中のときはアレで多くの犠牲者が出たが使わなかったのか見えなかったのかと話しているところにオグラ博士が現れた。田中はオグラの車に行ったが姿はなく、逃がしたかと呟いていた。 見えなかったも何も人間にアレを見ることはできない。何でこんなに騒がしいんだオグラ・イクヤ様が来たっていうのにとオグラ博士。別種の力は人間には見えないとはどういうことだと聞かれると、君たちはIBMの話をしてたんじゃないのかと言った。Invisible Black Matter 人間の目には見えないくせに人間の形をしている最高にクールなやつさ。超能力でも幽霊でもない、物質だとオグラ博士は言った。 さて永井くん、君はどう仕上がるかな。佐藤が圭のところに来た。再生させ、わかるかい、助けに来たんだと話しかける。どのくらい僕はここにと聞く圭に10日以上はいたかなと佐藤。それしか経っていないのかと言うと圭は泣き出した。そして佐藤に、お手数おかけしてすみませんと言った。 佐藤は思った。この仕上がりは失敗だな。☆次回 君もブチ殺してやる【感想】2週分みてしまったのでお腹いっぱいの感がありますが面白かったです。圭がされた実験は酷いね。アニメになったら音が怖かった。圭は全回は性格わるいと言ったけど、カイのことを思って踏みとどまったようでよかったです。まあ黒い幽霊をちゃんと操れるかもわからないけど。佐藤は想像以上に凄かったです。戦闘能力は恐ろしいね。麻酔銃が効く前に腕を切ったり死んだり。アレまで使ったらどんだけ強いんだろう。それに怪しげな臓器売買などしているようで怖すぎ。亜人を手なずけて何をするつもりなんだろう。人間らしいところを見せた圭だけど、佐藤に失敗と判断されてどうなってしまうのか。心配しながら次を待つとします。再来週か?★放送の都合で4話・5話と続けてアップしましたが、6話はこちらの都合で1週遅れとなります。遅くなりますが追い付いて続けていきますので引き続きおつき合いのほどお願いいたします。 ★記事に全く関係ないコメントは拍手のコメント欄にお願いします。ページビューランキング
2016.02.10
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