つるのオルゴール

つるのオルゴール

2004年07月30日
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カテゴリ: 中学受験関連
 そんな歌もあったっけ・・・(古っ)

 息子は、受験の結果からだけ言えば、いわゆる「勝ち組み」です。

 だから、これからここに書こうとすることは、親ばかの極地と非難されても仕方ないかもしれませんが、こんな受験もあったのかと読み流していただければと思います。

 私にすれば、せっかく日記を書いているのだから、いつか書き留めたかったことなのです。

 息子は言葉は遅かったのですが、小さい頃から利発なところがありました。

 字はひらがなはおろか、カタカナも教えた覚えがないのに、勝手に覚えて、いつの間にか読んでいたし、幼稚園の頃、いくつか漢字も知っていました。

 バザーで、「おかあさん、『ソラカン』って、何?どんなカンカンやの?」と聞きます。

 大阪では、缶のことを『カンカン』といったりしまして、『カン』が『缶』のことだとすぐわかったのですが、『ソラカン』??

 見ると、ゴミを分別するために、ゴミ箱に「空缶」と書いた紙が貼ってあったのです。(「空き缶」と書いてくれれば、また、違ったのかもね。)

 どっちの漢字も読めてる!何時の間に知ってたの?
 びっくりでした。

 公文、その他勉強関係の習い事は一切していなかったし、教えてもいなかったのに、幼稚園の時には、繰り上がり繰り下がり、かけざんの仕組みまで、理解していたようでした。
どうも、教育テレビの小学校低学年向きの算数の番組で、覚えたようなのです。

 面白かったので、よっぽど「九九」を覚えさせようかと思ったのですが。主人にとめられて、やめました。

 だから、多分、この子は勉強させれば頭角をあらわすのだろうなと、小学校に入ってからは、かなりむずかしめの問題集を買ってきて、ときどきやらせていたのです。
 嫌がりもせず、ときこなしていました。

 毎日したのは、市販の漢字と計算のドリル。しまじろうの通信教育。
 あとは、お友だちと遊ぶ日々。ゲームばっかでしたけどね。

 負けず嫌いの性格を知っていましたので、友達の中に受験する子が出てきたら、僕もしたいといいだすだろうと、いつそうなっても間に合うように、小4から、家でやる問題集を塾のものに置き換えて、それもときどき、算数だけは私が見る形で、細々と塾には行かないで勉強が始まりました。

 でも、算数も、ドリルと同様、私がしたことは、答え合わせの丸付けくらいでしたけど。


 そして、5年生の二学期ごろ、学級崩壊が始まり、あんなに、みんなと一緒に公立中学に行くと言っていた息子が、受験を意識し始めたのです。

 折りしも、指導要領が改訂されると決まった頃、その内容を知って、私たち夫婦はショックを受けていました。

 公立の中学に行ったら、絶対塾に行かせて勉強させないと、大学受験のときに、同じ土俵に上がれない・・・

 中学受験にはもう遅いと、その線は消えかけていたのに、息子が受験してみたい、という気持ちになったので、急遽路線変更になったのでした。

 小5の2月。塾の新6年の始まりでした。



 「塾に通うのは大変やで~。家での勉強をさぼるようなら、塾に入れるぞ!」と、脅していた私は、責められることになります。

 「こんな楽しいところやったら、もっと早く始めたらよかった。」

 一学期の終わりの模擬テストでは、当初の志望校にA判定におつりがくる成績を修めていたのでした。

 それに安心したのか・・・

 3年前の今ごろ。夏休みはダレきっていましたね。

 塾から、推薦問題集を仕上げるのが課題になっていたのに、「宿題じゃない」と勝手な理屈をつけて、いい加減なやり方でしかしようとしなかったのでした。

 いい加減なことをするなら、辞めちまえ!!

 自分がするからと始めたことなのに・・・と、私はキレました。

 テキストをみんなくくって、外に捨てたのです。

 ちなみに、演技ではなく、本気でした。もともと、公立に行くはずだったのだ。何時辞めてもいいと。

 息子は泣きながら拾いに行こうとしましたが、それは、反省したからではなく、捨てられたから、拾いに行こうとしているだけだと思えました。

「拾ってきたら、テキストに火をつける!」(鬼母・・・!)

「一晩よく考えて、それでも受験する気があるのやったら、こっちも考えてやってもいい。今みたいな、考え方で、受験なんかしてほしくはない!塾も私立もお金のかかることなんやで。

 お金は、本当にあんたのためになることにだけ、使いたい。」


 その後、泣き止んで落ち着いて、いろいろ話し合い・・・。

 おそらく、一学期は、息子にとって初めての塾通いで、学校のものとは、比べ物にならない量の宿題をこなす日々だったのでしょう。

 そのうち、当初の目的が薄れ、与えられた勉強をこなすだけになっていき、なんで、宿題でもない推薦問題集を別にやらんとあかんの?という気持ちになってしまっていたのでは、なかったでしょうか。

 宿題をこなすことは、目的でもなんでもないのにね。

 学力をつけることこそが目的なのに。

 そういう話をして、翌日。
 つまり、一晩寝てみても、まだ、「受験したい」と意思表示したのでした。

 理解してくれたかな。腹をくくったと見てもいいかな・・・そう判断して、テキストを拾いに行きました。

 ・・・・・・・今思えば、夕立が来なくてよかったです。

 夏休みの後半には、合宿もあったし、なにも言わなくても、自分で何事も取り組めるようになっていったのでした。

 そして、二学期・・・今の学校との運命の出会い。

 志望校を変更し、新たな目標が出来て、息子は更に頑張るようになったのです。

 でも、あの頑張りもさることながら、合格できたのは、夏休みにいい加減なことをせず、塾の指示どおりに推薦問題集に真剣に取り組んだということは、とても大きかったと、私は今でも思っています。

 夏・・・意識改革と共に、学力をしっかりつけていただきたい。

 全ての受験生が、自分に納得する受験であって欲しいと、願うのです。





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最終更新日  2004年07月30日 17時13分41秒
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