ユーラシア大陸を旅する

アダナ

アダナ

2月13日

　朝9時にチェックアウト。宿に荷物を預けて少し散歩に行く。ここは町中にゼウス神殿跡があり、山の上には城塞もある、小ぢんまりとしたキレイな町だ。

　荷物を受け取りオトガル（バスターミナル）に行き、バスでメルスィンに向かう。窓から外を眺めていると、海沿い30～40Ｋｍにわたり、小さな遺跡がゴロゴロある。大昔、相当栄えていた所だったんだろう。

　そして、海に浮かぶ「クズカレスィ（乙女の城）」が見えてきた。不思議な眺めだ。

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*クズカレスィ*

　約２時間でメルスィンに到着。次は「電車」に乗り換え、アダナに向かう。ここは珍しく、電化区間だ。

　1時間１０分でアダナに着いた。目星を付けていた宿が見つからず、別の宿を探しチェックイン。「Otel Selcuk（ツイン、１５ＹＴＬ、ホットシャワー、エアコン）」の親父は全然英語が通じないが、良さそうな人だ。

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*メルケズ・ジャミィ*

　荷物を置き、街に出る。セイハン川のほとりにあるメルケズ・ジャミィを見学。６本のミナレットを持つ、非常に美しいモスクだ。しかも巨大だ。中もすごくキレイだったが、トルコではめずらしく、子供に「マネー・マネー」としつこく言われ、ちょっとうんざりした。

　夕食を摂ってから宿に戻り、一服。

　この街には二泊くらいするつもりだったが、早くシリアに行きたくなってきたので、明日出発しよう。

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