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資料集・伊波泰志




伊波泰志 資料(地元紙「琉球新報」掲載記事など抜粋)


第26回山之口貘賞

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選考評
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【知念榮喜】

 伊波泰志さんの『柱のない家』です。耳をそばだてます。その諧謔に打たれるのです。はじめに「ゼツボウテキガール」を聴いてみましょう。

    ゼツボウテキナリズムデ

    ゼツボウテキナコトバヲツヅリ

    ワタシヲゼツボウテキニカザルノ

    キラキラヒカルキボウハマヤカシ

    セカイヨゼツボウテキニ

オオ セカイ!



2003年7月25日朝刊文化面
「<第26回山之口貘賞・選評>(上)/ぼくらは唄う! 知念榮喜」より抜粋





【天沢退二郎】

松永さんと同じ最も若い世代の伊波泰志さん『柱のない家』は、やはり好感のもてる、新鮮で若々しい詩集だ。いかにも当世風の語調やリズム、鋭敏な批評意識、いいところのたくさんある一冊。

 けれど、何だかこれではあまりに、言いっぱなしではないだろうか?



2003年7月28日朝刊文化面
「第26回山之口貘賞/選評/(中)/それぞれに対照的な詩集たち 天沢退二郎」





【花田英三】

 伊波泰志(二十一歳)『柱のない家』は゛飽食の時代゛の青春を生きている人の処女詩集で「飽食」という詩で始まり

    もう、飽きた。

と書く。

    ごはんがまずいと ゼツボウテキ

    一度のケンカで  ゼツボウテキ

    もう飽きちゃった ゼツボウテキ

 パロディーが好きでふざけるのが好きで思いつきが好きでしゃべり出したら止まらない。心からの笑いがないのは仕方ないことかもしれない。不安定で私は次作を期待した。



2003年7月29日朝刊文化面
「<第26回山之口貘賞>選評/下/老年の詩人たち、若年の詩人たち 花田英三」より抜粋





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