ちょこっと一服（NO CURRY&Foot BaLL,NO LIFE）

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2006.07.18

地上の地獄

(2)

テーマ：サッカーあれこれ(19875)

カテゴリ：サッカー日本代表

2010年W杯が開催される南アフリカの男性が、殺人など凶悪犯罪が多発する南アに来ないよう呼び掛けるHPを7月初めに開設、大きな話題になっている。

　「クライム・エクスポ・SA」を運営するのは、ケープタウンの保険業、二ール・ワトソン氏。
ワトソン氏は「今の治安の悪さが続けば、10年W杯で外国人観光客らが被害に遭い、大混乱に陥る」と危惧し、HP作成を思い付いた。

　HPは、W杯に来ることを考えている観光客に「（治安が改善されなければ）地上の地獄に足を踏み入れることになる」「世界の殺人首都に来る前に、さらに2度（来るかどうか）考えて」と警告。殺人事件の現場写真も公開、今後は被害者らの手紙も載せる予定だ。

　ワトソン氏は「HPは政府に圧力をかけ犯罪を減らすのが目的。しかし、改善しなかったら、絶対にW杯を開催すべきでない」と強調した。

　南ア警察によると、04年4月～05年3月の殺人事件発生率は十万人当たり約40件で、日本の約37倍。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈06．7.18　神戸新聞夕刊より〉

近年、貧困、安価な武器の流入などにより急速に治安が悪化している。大都市郊外においては徒歩による移動ですら危険である。空港からのタクシーも、事前に電話で予約した車両を利用した方が無難である。〈Wikipediaより〉

★外国旅行を兼ねて4年後のW杯貯金を始めた方にとっては、衝撃の記事ではないでしょうか。
自分も含めて"お気楽さん"の多い日本人。禍が自分の身に降りかかって初めて大騒ぎする手が多いですからね。
4年後の開催に向け、南ア政府が徹底的な治安対策を講じない限り、観光客どころか開催も？

私は外国旅行どころか、今しばらく国内旅行もままなりませんが、W杯観戦を予定されている方たちは慎重な計画を練る必要がありそうですね。

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