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2015.01.01

深い意味のある節目の年 ~2015~

(6)

テーマ： LOVE神戸(19)

カテゴリ： 2015　ヴィッセル神戸

みなさま、明けましておめでとうございます。

2015.1.17は、あの忌まわしき阪神淡路大震災から丸20年であると同時に、ヴィッセル神戸が誕生してから20年でもあるという非常に大切な節目の年です。

そして感慨深いのは、あの時にこの世に生を受けたベビーが、成人を迎えると言う事。
当たり前の事ですが、20才になる彼らには震災の記憶はありません。

義務教育に入ると同時に、震災を身近な歴史として教育を受け、またご両親・親戚・知人などから生々しい体験談を聞き、あらゆるメディアを通じて見聞を広げてきた事と思います。

そして殆どの方は、小学生の時の音楽の授業で『しあわせはこべるように』を唄ったことでしょうね。

震災を身を持って経験し、生き残った者として本音を言うと、ハッキリ言ってあのような忌まわしい出来事なんて一刻も早く忘れてしまいたい。

しかし表面上忘れることは出来ても、心にしっかりと刻み付けられた記憶は決して消え去ることなんて無いのでしょうね。

そうであれば、我々のすべき事も当然見えてくる訳です。

それが我々の使命だと、年頭に於いて感じています。

震災当日がチームとして練習初日だったヴィッセル神戸。

多くの神戸サポさんならご存知ですが、あの状況下では練習どころではなかったです。

練習グランド周辺には仮設住宅が立ち並び、仮設に入居されている人々に遠慮しながらの練習だったかと。

そんな環境のもとで、選手たちは逆に仮設入居者の方々から励まされ、元気を貰ったと聞いております。

普通であればクラブ創設20周年は派手に、また盛大に行うものですが、ヴィッセル神戸は神戸らしく鎮魂の意味も込めて厳かに、且つ深い意味を持って20年の節目を迎えなければならないと思いますし、我々神戸サポーターも気持ちを込めてこれまで以上に応援する必要があります。

この節目の2015年は、そう言った意味では非常に重要な1年です。

駄文、長くなりましたが今年もよろしくお願いします。

神戸マラソン　20th.JPG