政治のことを書くと確実に思想的に異なる人に嫌われるのであまりやりたくないのですが、ちゃんと考えてみることは大切だと思うので挑戦。
2ちゃんねるのまとめサイトでこんなのみつけました。
ニュー速クオリティ-まじめに安倍の何が悪かったかを議論するスレ
22 : 無党派さん
:2007/09/13(木) 00:44:55 ID:m8rAXcxp
俺的には、郵政民営化反対議員を復党させた時から「違うんじゃねえ?」
「甘すぎる」と思い始めたよ。
郵政の是非は別にして、政治家としての冷徹さも必要だ。
私はこの人と同じように安倍普三失墜の原因は郵政造反組復党にあると思っています。最も、甘いとか冷徹とかそういう話じゃなくて。
話は全て、「安倍さんはなぜあのように派閥横断的に圧倒的支持の元、総理大臣になれたのか?」という問いからはじまります。答えは簡単。「小泉純一郎の後継者だから。」
国民の圧倒的な支持のもと5年という長期政権をやり遂げ、さらに余力を残したままの総理退陣。その長期政権で幹事長・官房長官として小泉純一郎の正当後継と国民にみなされ、それゆえに「自民党の選挙の顔たりえる」と自民党所属の国会議員に判断されたのが安倍晋三、総理総裁就任の最大の原因です。
そして小泉政権の高支持率の源から安倍凋落の原因を日経新聞の NET EYE プロの視点 「小泉が3大マニフェストを実現したのはいずれも政権最後の1年だ。有権者は5年5カ月間、小泉の苦闘の物語を共有し、支持にせよ不支持にせよ一貫した評価基準を持てた。「小泉劇場」のもう一つの側面だ。安倍にはそれがない。だから、顔が見えない。」 としています。
つまり、自らの進む道に立ちふさがる敵を「抵抗勢力」とし、それと戦う姿を国民に絶え間なく見せ続けることで共感をよびそれを突破力とする。それが小泉純一郎の政治スタンスでした。
そして最後の1年、その物語が最も劇的に盛り上がったのが郵政解散です。5票という僅差の衆院可決、圧倒的な大差での参院での否決。できるはずがないと言われていたまさかの郵政解散。郵政造反組は公認せず、全選挙区に刺客候補擁立。結果、与党による2/3獲得という歴史的大勝利。そして悲願の民営化法案成立。
この物語はあまりに劇的でした。そして主役・小泉純一郎の最後にして最大の敵とされたのが郵政造反組。戦前には主役を見くびり鼻でせせら笑っていた悪役が戦後大敗で命からがらひざまずき主役に許しを請う姿はまさに悪役にふさわしい姿であり、それを見た国民は少なからずカタルシスを感じたのでしょう。
そして、大望を成し遂げた主役は表舞台を去り、若きが率いる新時代へ。
完璧な脚本でした。ただ残念なことに次代の主役は自分に与えられた劇中の役割をよく理解してなかったようです。戦うべき敵も見つけられず目立つのは足を引っ張る身内ばかり。そして最大の悪役たる郵政造反組を友誼心から許し迎え入れてしまったことが観客の興を損ねた原因だった気がします。
小泉純一郎は主権者たる国民を味方につけるべく常に最大の演出・脚本を考えていた。それゆえに一見無茶ともいえる改革を遂行できたのです。それに対して安部さんは観客を喜ばせる工夫もせず、小泉さんと同じようにあちこちにケンカを売る。それでは長続きできるはずもありません。
以前、「福田にしろ安倍にしろ3年持たない」と言ってましたが1年持たないとは・・・。ただあれほどの名演を見せられたら誰が後でも霞むなぁと思っていたのですがやっぱりでした。あと麻生さんが善戦したとは言え6年前小泉さんが見せた「奇跡の大逆転」を起こせなかったのは「クーデター説」のせいとかではなく小泉政権を評して「改革の負の部分を今から癒していかなければならない」とか興を損ねることを言っていたからでしょう。
5年という長い間、スリリングでエキサイティングな演劇を見せ続けられた私たちは予定調和の三文芝居ではもう満足できないと思います。福田総理の安定? あんなものは新聞が作ったまやかしだと私は思います。よってこれも長続きしません。観客が求めるのはもっと大きな刺激。そう、政権交代のような。この前の参院選の深層だったりすると思うのですが。
政治に刺激を求めることがいいかどうかは知りません。ただ、少なくてもその傾向があるのではないか?という仮定で政治を見るようにしています。
ということでまとめ。
・小泉再登板がなければ政権交代
・でも結局小泉劇場ほどの派手さは演出できない。
・政権奪回のために周りが小泉さんひっぱりだす。
という流れ希望。
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