☆FREEDOM!☆ ver 2.0

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フィット、ダッシュボードの異音撃滅!



わがフィットの異音対策!!

フロントからの異音を消す為に

エンジンルームの異音対策もしたし

カウルトップも新品に替えました。

エンジンマウントを交換したのは結構大きかったな、って思います。

そんなこんなで

大半の気になる異音は潰せて

走り出してしまうと、もう気になる異音は無いですね。


・・・・なんですが

正直言って、足かけ5年ほど

冬場になると、どうしても聞こえてくる異音があるのです。

寒い時限定!のコトコト・・・・ビビビっていうビビり音!!

夏場は聞こえないんですよね・・・・ぜんぜん。

冬場でもしばらく走って、エンジンルームやら、室内やらが

結構暖まると気にならないほど小さくなる、このコトコト、ビビビビっていう音。

音の場所は、フロントガラスの付近で

ほぼセンターの位置。

しかし、エンジン側なのか・・・・ダッシュボード側なのかが分からない。

ダッシュボードを押さえても音が変わらないんで

バルクヘッドのエンジン側なんだろう・・・って

半ば諦めていました。車は振動があるもんだから、ってね。

しかし、車検を受けて

そんでもって、娘たちの進学なんかでお金が必要で

次の車を、パパが買うなんて夢!!って実感してから

フィットに更に注意するようになったんで

この寒い時の異音が、気になってしょうが無くなってきたのです!!

ずっと原因は追及してきたんですが

更に踏み込んでみると、エンジンルーム側にしては

音がクリアすぎることが分かり、ダッシュボード中の要因に集中しました。

どうにかしてダッシュボード中にアクセスしたくて

オーディオ外したり、

エアコンフィルターを外したりしてみたんですが

でっかい金属パイプの支柱が遮っていて、奥が全く見えませんし、手も入んない!

ううう・・・・・奥をみたいなぁ・・・・

おおそうだ!

久しぶりにメーター外してみよう!!

メーターを外せば、確か奥が見えたような気がする!!

IMG_4990_009.jpg

もう10年ぶりくらいにメーター外してみます・・・・が

思いの外、奥は見えませんし、手も入りません・・・・

IMG_4995_014.jpg

しかしどうにかライトを照らして、音の発生位置くらいを隙間からちょっと見ると

ちょうど配線が見えました。

これはダッシュボードの先端につけられている、

オートエアコンの日照感知センサーの位置。

IMG_4997_016.jpg

このセンサーの配線なんですね。

しかしこの配線が振動して、周囲に接触しての音にしては

もっと音は硬質ですもんね。

その他そこら辺には何も無い・・・・・・・・・はぁぁ。

というわけで、メーターを再度取り付けました。

・・・・・

以上が数日前のこと。




それからしばらくは原因を考え続けました。



エンジン回転数を上げると全く出ない

1500rpmくらいでしか出ないんですよね、この異音。

異音の発生位置に近いと考えた日照センサーは

異音が出ているときに上から押さえても音は消えない。

やっぱ違うのかなぁ・・・・・・

もう後は、考えられるの・・・・ないぞ!!!


結局良い案は思いつきませんでした。

しかしこれからも長いつきあいの我がフィットです。

今気合い入れなきゃどうすんの!!(大げさ~!)

もう行き着くところは、今まで開けたところの無いところ・・・・・

ダッシュボードの奥!!

アクセスするには、助手席のエアバッグを外す、っていう

危険な作業があるのです!!

このエアバッグを外せば、奥が見えるはず。

しかしエアバッグ、爆発したりしたら大変!!

でもなぁ・・・・、今しかないもんなぁ~~~~!!

よし、やろう!!


まぁ、エアバッグ自体の取り外し作業は

そんなに困難じゃないんです。

でもね、電源を切って時間をおいて・・・・等の細心の注意をしなければなりません!

本当は素人にはやって欲しくない作業なんで、

ここでは取り外しの方法は割愛します!!!


で、外れましたよ、エアバッグ!

IMG_5016_004.jpg

ダッシュボードにぽっかり、穴があいてます。

私の予想ではその奥は大きな空間があって

何か振動するものが・・・・・って思っていたんですが

実際はなぁ~~んと!!

エアコンのエアを通す樹脂のパイプ、ダクトがうねりまくっており

その先が見えません!!

IMG_5019_007.jpg

手探りで奥の方をどうにか探ると、そこにも樹脂パイプがあるだけ。

異音の発生位置付近もそうみたいですね。

この奥の方の樹脂パイプが、振動でビビって音を出していたのかなぁ。

う~ん、よく見えないから・・・・ココ!!っていうの、わかんないぜ。

こうなれば・・・・

とにかく樹脂パイプのつなぎ目や、バルクヘッドを通っている配管のゴムシールなんかには

アーマオールを吹き付けて柔軟性を出し、拭き上げます。

樹脂パイプも同様に保護剤、アーマオールを塗布しました。

運転席側の奥の見えないところには

クレのラバープロテクタントをたっぷり吹き込み、パーツに吹き付けてやりました!

まぁ、よく見えないところなんですが

手探りで覚えた形状に合わせて、吹き付けた感じですね。

そうすると、今まで埃だらけだったところが

ビカビカに光って綺麗なこと!!

IMG_5024_012.jpg

IMG_5022_010.jpg

ラバープロテクタントや、アーマオールでの

ゴムパーツや、プラスチック部品の柔軟性復活を祈りながら

再度エアバッグを取り付け、完成としました。

IMG_5025_013.jpg

果たして異音は消えたのか・・・・





試運転。

エンジンかけて室内が冷えた状態で

フィットをスタートさせます。

いつも異音が出始める1500rpm付近で

ビビビビ・・・・・

はぁぁ・・・・音出るやん・・・・

でも、あれ?だんだん小さくなってきた!

で、それから少し走ると・・・・・消えた!

聞こえなくなった!


1500rpm付近に回転数を合わせても

でなくなっちゃった!

改善できたのか????

しかし次の日になったら、また出るなんていうのはよくあること。




次の日の朝、完全冷間で車内もキンキンに冷えております。

エンジンスタートさせて

また同じように確認したんですが

でない!!でないよ~~~~~!!

良くなったみたい!

マジかぁ~!!


そしてまた次の日の今朝も確認、やっぱOKですもんね!!

よ~~~し、よし、よし~!!!


実は一番気になってたビビり音でした、これ。

それが消えちゃった。

結局、ここ!っていうのはいまいち分かんなかったんですが

ダッシュボード奥の樹脂パーツが

経年で柔軟性を失ったことが振動での異音を発生したのでは?

と言う結果を導きました。



・・・・・が、数日すると

なんとまた同じ音が!!

原因は違ったのか!?

音の大きさは、少し小さくなったかもしれませんが

解決できて無かったのです!

うううう・・・苦労したのに!


しかしまた次の策を考えているのです!!・・・・・続くっ!!

2016.02.13

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さてそれから・・・・

先日は、エアバッグまで外して

やれることはやった感じの

ダッシュボードからの異音。

しかしまだ、続いています。

エンジン始動後の冷間時が顕著で

ダッシュボードの先っぽから

タカタカタカ・・・・とか、

コトコトコト・・・・っていう、プラスチック系の小さめの打音がする。

気にしなければ??っていわれればそうなんでしょうけど

気にし始めるとどうにも気になる!!

でも・・・・もう数年は、これ、続いているんです。

カウルトップ替えたときにも、この音は消えませんでした。(他の異音はきえたんですが・・・)


この音が聞こえるのが

エンジン回転数の1000~1500回転くらいの間。

のんびり流して走ってるときには常用する回転域ですから

なおさら気になるんです。

消さねば!!!



エアバッグ外しての作業の後からずっと

暇があれば考えてきました。

で、いつも考えが冴えるお風呂で、また、

状況を整理してみました。


発生は寒い季節で、温まると消えることもある。

雨の時は音がしないことが多い。

で、走ってお店なんかに行くときには音がしてるのに

お店でしばらく買い物をして、帰宅しようと走らせ始めると

ぴたっ!!と音がなりやんでることが多い。

温度で樹脂が軟化して音が出ないんなら、

店に行く前後で温度変化の無い室内では・・・無いような気がする。

雨が降ったらエアコン入れて湿気を排除するんで、

天気による影響は、これまた室内は考えられない・・・気がする。

ほんじゃぁ外??

外って言っても、バルクヘッド付近じゃないと

こんな風には聞こえないだろうなぁ。

でもバルクヘッドに、そんな打音がするもの、ついてないし・・・・


と、ここで思い出しました。

GDフィットでは、結構有名な

チャコールキャニスターの振動。

チャコ-ルキャニスターって、

ガソリンタンク内の気化したガスの脱臭をして、エンジンに送る箱。(でしたっけ?)

これがGDフィットはバルクヘッドにつけられているんですが

ボルト留めでは無く

バルクヘッドの金具にはめ込むだけ。

フィット チャコールキャニスター

チャコールキャニスターは樹脂製なんで

経年で隙間が出来て、エンジンの振動なんかをバルクヘッドとの間で増幅して

グォォ~~~ン!!とか

ブォォォォ~~~!!って

ちょうど1500回転くらいの時に音がする、っていう不具合。

私はその音が、なんだか力強い演出にも感じられて

そのまま放置していたですが

私の気にしているダッシュボード付近の異音と

発生するタイミングが似てる!!

ちょっと関係あるかも?

そう思ってエンジンルームを開けて

バルクヘッドに装着されている、チャコールキャニスターを触ってみます。

ガタなんて・・・・無いなぁ・・・・

とりあえず一回外して、取り付け部を清掃してから

何もせずに、そのまま再度取り付け。

う~~ん・・・・・・

それからエンジンかけて走ってみました・・・・・が!!

異音の状態が変わってる!変化した!!

今までの異音発生のタイミングはエンジンが1500回転付近でしたが

それが1000~2000回転くらいまで

ず~~っと続くようになりました。

これは・・・・

チャコールキャニスターのビビり音である可能性が大!!

触ったところが、チャコールキャニスターでしたからね!!

ダッシュボードから、って思っていた異音は

実はチャコールキャニスターのビビり音で

それがバルクヘッドを伝わって、ダッシュボードからの音に聞こえたみたい。

そうと分かれば、チャコールキャニスターの振動対策をすればいいんじゃないの???

今日、チャコールキャニスターと接触するバルクヘッド側に

クッション材テープを貼りつけ

そうしてから再度キャニスターを取り付け!!

クッション材でビタッ!!と隙間が埋まり、

でも衝撃も吸収してくれそうで、期待が持てます!!


数時間おいて

エンジンルームが完全冷間になってから試運転!!

もう走り出してから変化が分かります!

チャコールキャニスターの共鳴音も無ければ

気にしてたダッシュボード付近のビビり音も無い!!

いくら乗っても発生しない!!

意地悪しても、再度数時間おいても

何をしても・・・・

発生しませ~~~~ん!!



かんせい~~~~!

長い戦いの終わり~~~!!

う~ん

よかった~~~~!!



異音って一筋縄ではいかないですよね。

原因も様々。

でも、GDフィットの場合は

このチャコールキャニスターの共鳴は

まずは対策した方がいいと思います。

エンジンルームだけに、分かりづらいですからね!




さて、

今までいろいろ、フィットの異音対策してきましたが

ほんとに終わりです。

まだまだ大事に、

そしてガンガン使って行きたいですね!フィット!!




2016.02.26

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