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1月末からほぼ1年かけて、いまの米作りが少しずつ「高温耐性のあるお米」に切り替わっているという記事を時々書いてきました。高温に弱いヒノヒカリやキヌヒカリを置き換える品種は、県単位での開発も、全国的な銘柄の導入もどちらも進んでいます。これまでに紹介したものだと↓↓↓農研機構など国の機関が開発したお米:「きぬむすめ」「にこまる」「いなほっこり」「あきさかり」「秋はるか」各県が開発したお米:「さがびより」「新之助」「つや姫」「京式部」「とちぎの星」「コ・ノ・ホ・シ」「愛ひとつぶ」民間開発のお米:「新大コシヒカリ」などがあります。ここまでに紹介した品種は一部ですが、農研機構が開発し、ここ数年全国で急激に生産が広がっていて、コシヒカリまでは行かなくても、あきたこまちやひとめぼれのような形で、全国どこでも栽培されて広がるのではないかとkomenumaが考えている品種に「にじのきらめき」があります。2018年に農研機構で開発した品種で、高温に強く、コシヒカリと同等の食味とされており、多収量米です。多収量の為、従来の品種より買取価格が低くても、数量分で収入増を図ることもできます。ふるさと納税の返礼品を見ていても、一昨年より去年、去年より今年という形で増えてるのが目に見えてわかり(夏暑く、県独自の品種のない群馬県あたりで顕著です。理由はあとで書きます)、「高温耐性のある品種」の当面の最終的な代表品種は、この「にじのきらめき」に落ち着くのではないかと思っています。去年、「とねのめぐみ」の種もみが入手できなくなったと嘆いていた、茨城県の小菅味噌麹店さんが代替品種にしたのもこれでしたね。関東地方のスーパーではまだあまり見かけませんが、サミットのPB「くらし良好」などにはすでに入ってきています。ここまでの話、私のまとまらない説明だけでは心もとないと思っていたら、「アグリジャーナル」さんに、農研機構さんなどに細かい取材をきちんとした記事が掲載されていました。興味のある方はぜひ。【農研機構の注目品種 コメ編】温暖化に対抗!「にじのきらめき」「恋の予感」等、高温耐性品種の普及へ農研機構の研究員さんも、「にじのきらめき」が推しのようです。今回紹介するものは、ふるさと納税で大分県杵築市の山香地区で栽培されたものになります。前回記事で紹介した「秋はるか」とのセットです。にじのきらめきの特徴前述の通り、農研機構上越開発拠点がが2018年に登録した比較的品種です。西日本で開発された暑さに強い「なつほのか」と、「北陸223号」の交配によるもので、登録前の品種名は「北陸263」号とされていました。農研機構によると、出穂期はコシヒカリとほぼ同じ、成熟期はコシヒカリより4.5日遅い、稈長はコシヒカリよりかなり短く、穂長・穂数はコシヒカリと同等とされています。収穫量はコシヒカリより15%多く、食味はコシヒカリは同等、高温耐性に優れ、縞枯葉病にも強いとされています。つまり、コシヒカリ栽培地域を主なターゲットに置いています。2018年の農研機能リリースだと、「北陸だけでなく、関東、東海以西でも栽培可能です。北関東の群馬県を中心に普及の取り組みが進められる予定です。」とあります。一方で、群馬県だけでなくかなり急速に他県にも普及が進んでいる状況にあります。wikipediaの情報ももう古くなるほど早く、奨励品種化する県が増加しています。茨城県・群馬県・神奈川県(今年から)・山梨県・静岡県・和歌山県・熊本県などが該当しており、それ以外の県でも産地品種銘柄として指定されており、全国的に栽培されていると言っても過言ではありません。ただ、「コ・ノ・ホ・シ」を紹介するときに兵庫県の議事録かなにかで見たのですが、自県で高温耐性を持つ品種を持っていない県での導入が多いという話もあります。生産地の北は宮城県、西や南は佐賀県でしたが、早場米コシヒカリでこのブログでも紹介している鹿児島県南種子町でも今期栽培し返礼品となっていることから、コシヒカリ栽培可能圏であればおおむね栽培できると考えられます。開封してみました。前回の「秋はるか」と同じ袋になります。裏面に「にじのきらめき」と書かれていること以外は、前回記事との相違点はありません。精米はこんな感じです確かにコシヒカリ等より大粒に見えたんですが、すみません、撮り忘れました。そのうちまた、虹のきらめきを購入してリベンジします。それではいただきますバランスのいいお米で、食味の感覚としてはあきたこまちに近いでしょうか。komenuma嫁も「美味しいお米」という返答でした。ただ、特徴はあまりないかもしれません。口の中では甘味も広がりますし、大粒米のため食感の満足度も高いです。ちょうど私が多忙な時期だったので、あまり一緒に食べるおかず等を意識することはできませんでしたが、豚汁との組み合わせや明太子との組み合わせはどちらも美味しかったです。ごちそうさまでした大分県杵築市ってこんたところ大分県の北部、豊前と豊後の境界にほど近い地域が杵築市となっており、城下町で市街地のある旧杵築町と山間部の山香(やまが)町、大田村が合併して成立した市になります。このお米を作っている山香地区小野尾は山間地ですが、市としては海から小高い山まであります山香や小野尾のいい素材写真がなかったため、杵築城下町の様子です。杵築城下町(写真AC)
2025.11.29
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今回紹介する「秋はるか」ですが、あまり聞いたことがない人が多いかと思います。高温に強い多収の業務用米なんですが、私も今回ふるさとチョイスで商品を見て初めて存在を知りました。今回は、チョイス限定品だったため楽天ではなくふるさとチョイスさんから、9月末に注文しました。「山香米」としか書いてないですが。。。水稲新品種「〇〇〇」komenumaの趣味のひとつに、ふるさと納税サイトの巡回があります。ここでごくまれに、見たことのない品種だったり、今年デビューの品種だったりを知ることがあります。見つけた時には品喜んで品種を検索しますが、たとえば「秋はるか」と入れて検索してもほとんど商品は出てこず、農研機構のホームページ上で、パンフレットを見つけるだけということが良くあります。この際のタイトルが、「水稲新品種〇〇〇(品種名)」です。農研機構のホームページにある「秋はるか」のパンフレットを見ると、秋はるかの紹介時、「つやきらり」「歓喜の風」が一緒に紹介されていたようです。この2つの品種も、ほぼ見かけない水稲新品種です。それだけ、移り変わりが早いということなのかと思います。つやきらりは、一昨年まで今回紹介の「秋はるか」を栽培する大分県杵築市山香地区産(別の生産者さん「山香ゆうきの会」さん)がふるさと納税返礼品で見かける程度にはありました。新しいものを導入する気概がある地域なのかもしれません。が、それ以降は見かけません。歓喜の風は、一昨年まで静岡県遠州地方のJAが売ってましたが、今年は食べチョクで福岡県遠賀の農家さんが販売されたのを見たのみです。来年同じ商品があれば報告できるかもしれません。秋はるかの特徴高温障害やトビイロウンカ、縞枯葉病への耐性が強く、日の光よりも多収な西日本向け品種として、農研機構九州沖縄研究センター(熊本県)により2017年に開発されました。この時期、農研機構は他にも上述の「歓喜の風」「つやきらり」や、「にじのきらめき」を開発していますが、いずれも高温耐性を持つ品種となっており、温暖化への対応が求められていた時期なことがわかります。いもち病に強い西海265号と多収の泉2507という品種の交配により生まれています。収量は、ひのひかりより15%多く、食味はひのひかり並とされています。主な利用用途は、「外食・中食にも向く品種」とされています。開封してみました「秋はるか」「にじのきらめき」が両方入っていました。袋は「山香米」とのみあり、品種等はここからはわかりません。裏面にようやく「秋はるか」のスタンプがあります。原料玄米欄は品種のみの印刷、「杵築市小野尾」という地名入りの産地欄でした。小野尾とは、この生産者「小屋農園(Instagram)」さんのあるところになりますが、「大分県杵築市山香町大字野原」の中にある字のようです。かなり狭い範囲になります。この小野尾だけではなく、山香町の他の農家さんとともに小屋農園さんが入られている組織に前述の「山香ゆうきの会」さんがあるようで、有機栽培を実施されているようです。このパッケージからはわかりませんが、小屋農園さんのこの商品も減農薬有機栽培米です。精米はこんな感じです「暑さに強い米」ということで、白未熟粒などはあまり見られませんでした。それでは、いただきます食味はひのひかりと同様とのことでしたが、以前紹介した奈良産のひのひかりと比べると「そうかなぁ?」という感じでした。あちらは、「The良食味米」という感じの粒立ち、食感と、いずれも平均的な特徴でありながらそのすべてが高い感じでしたが、こちらは平均的なお米というよりは特筆点がありました。「水切りがすごくいい」というのがその特徴です。初日に、子どもの好きなハヤシライスの土台にしていただいたのですが、相性がものすごく良かったんです。ここまで、ハヤシライスに合うお米というのもなかなかないんじゃないかなと感じました。カレーでも同等の感想になるかと思いますが、辛みのない分、ハヤシの方がカレーよりも繊細な相性を求められるとしたら、このお米は最適です。また、この2つ前にいただいていた「ミルキークイーン」、「愛ひとつぶ」だったこともあり、さっぱり感が強く、朝食で頂くにもこのお米がいいなという感触を受けました。ごちそうさまでした注文はこちらから「秋はるか」という品種自体、こちらの商品以外には見かけたことがありません。楽天ふるさと納税にはないようなので、ふるさとチョイスさんのチョイス限定品のページはこちらになります。
2025.11.22
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今回は愛知から、2020年にデビューした暑さに強い品種の紹介です。愛知県は、県が開発した「なつきらり」という品種を、生産者登録制度の導入や品質基準の設定を行い、認定基準を満たしたものを「愛ひとつぶ」というブランドで販売しブランド化を図っています。どことなく、以前紹介した「コ・ノ・ホ・シ」とどことなくスキーム似ています。もちろん、愛ひとつぶが先行者なのであちらが参考にしたところもあるかもしれません。愛ひとつぶの特徴「愛ひとつぶ」と呼ばれていますが、そういう品種があるわけではないことから、ここでは「なつきらり」特徴と開発の過程を書いて、なつきらりのうち「愛ひとつぶ」として名乗れる基準についてまとめていこうと思います。愛知県の「なつきらり」についてのページより。本県の「コシヒカリ」栽培は、穂が出てから実るまでの時期が、特に高温となることが多いため、白未熟粒の発生割合が高く、1等米比率は低くなる傾向にあります。そこで、農業総合試験場では、平成16年から、高温条件下でも白未熟粒の発生が少なく、品質の良い米が生産できる高温耐性品種の開発に取り組み、「なつきらり」を新たに開発しました。とのことで、コシヒカリの置き換え品種として開発がすすめられたといえます。開発者は愛知県農業総合試験場で、開発期間は16年間とのことです。特徴についても、同じページより引用します。従来の品種は、穂が出てから実るまでの平均気温が27℃以上の高温条件になると、外観が白く濁る白未熟粒(しろみじゅくりゅう)※2と呼ばれる品質の悪い米粒が増加します。本品種は、同時期に実る「コシヒカリ」と比べて白未熟粒の発生が少なく、特に、猛暑の年の品質は、明らかに良くなります。食味は、「コシヒカリ」と同等に良好です。収量は、「コシヒカリ」同等以上です。出穂期は、「コシヒカリ」と同じであり、愛知県の熟期区分では極早生種(ごくわせしゅ)です。ということで、早場米などにコシヒカリを導入している愛知県において、コシヒカリの置き換えをかなり意識して作られた品種のようです。系譜図を見ましたが、品種としてはほぼコシヒカリに近く、愛知県農業試験場が発見した高温登熟条件下で、基部未熟粒、背白粒等の白未熟発生割合が少ない系統「TS-3」という品種を父本として、コシヒカリを母本としたのちに、何度もコシヒカリと掛け合わせる「戻し交配」という方法によって育種されたようです。考え方としては、以前紹介した「新大コシヒカリ」に近いですね。愛知県の生産量です。県内消費の多い県だけに、「あいちのかおり」という独自品種が生産量の半数を占めるという特性があり、その後コシヒカリが27%となっています。なつきらりの生産は、わずか2%にとどまっており、以前紹介した「大地の風」よりも少ないくらいの状況にあります。ここまでは、「なつきらり」についての話です。ここからは、「愛ひとつぶ」についての説明になります。愛ひとつぶの栽培には、高いハードルが課せられています。なつきらりのうち、「愛ひとつぶ」を名乗れるのは、一等米100%、たんぱく質の含有率などの品質基準を満たしたものだけになります。(JAグループ愛知の説明より)が、そもそもなつきらりの栽培条件自体に制限があります。「愛ひとつぶ」ブランド化推進協議会によると、以下のような注釈があります。「愛ひとつぶ」の栽培には、愛知県産米のブランドイメージを引き上げるリーディング品種を目指す観点から、「愛ひとつぶ」ブランド化推進協議会への参加が必要となります。水稲品種「なつきらり(愛ひとつぶ)」は、高温条件下でも白未熟粒の発生が少なく、食味も良好な優良品種です。高品質良食味を維持し、県産米のブランドイメージを引き上げるリーディング品種とするため、「なつきらり(愛ひとつぶ)」の栽培には、「愛ひとつぶ」ブランド化推進協議会(以下、協議会)への参加が必要ですので、参加要件等については~(以下参照)・水稲の経営面積が原則10ha以上であること・土壌診断の実施・土壌診断結果に基づく施肥設計をすること・専用肥料(愛ひとつぶ専用)を使用すること・黄化もみ歩合が80%になる前に収穫をすること・全量を集荷団体へ出荷すること・種子は毎年全量更新すること(種子の譲渡及び自家採種は行わない)・品質基準に基づく区分販売に従うこと・生産技術向上のため、生産者等で組織される地域協議会に参加することつまり、生産者、土、出荷先などに厳しい基準があるんです。それなりに大きい農業生産法人などであればできると思いますが、その辺の零細な農家がある日「愛知の香りをやめてなつきらりこと愛ひとつぶを栽培してみよう」といったノリで栽培できるものではなさそうです。出荷先についても、「全量を集荷団体に出荷すること」(つまりJA)とあります。この品種、JAタウン以外での販売をまず見ないのですが、これが理由なんでしょう。出典:https://ai-hitotsubu.jp/production-area/こちらに行くと、生産者の顔が見れます。生産地域は、愛知県の南部が中心で、中山間地の新城市や、尾張地方北部のJA管内では栽培されていないみたいですね。JAあいち海部の生産者に、「戸倉トラクター」さんというのがありましたが、三重を含むあのあたり、「トラクター」という社名の生産者を時々見ます。地域制なんでしょうけど面白いです。開封してみました外箱は何も書いていない段ボールだったため、特に撮影していません。お米のみで、「愛ひとつぶ」に関するパンフレットやJAあいちの特産物の広告などは入っていませんでした。右上は、「愛ひとつぶ3つの約束」ということで、登録生産者の栽培、一等米100%使用、タンパク質含有量測定についての説明書きがあります。その下には、「金のあいちマーク」があります販売者ではなく精米工場を書いてあります。安城市だそうです。ちなみに、この書き方は秋田県産のJA米でも見たことがあります。精米はこんな感じです透き通ったというほどではありませんが、外観のいい精米でした。コシヒカリの系統だと考えると、隣県静岡のコシヒカリもそこまで白くなかったので、今期の気候が東海地方は比較的適正だったのかもしれません。それでは、いただきます甘くてもちもち度が結構ある。この前が、「ミルキークイーン」だったのでそこまでの甘みは感じませんでしたが、それでも十分な甘みがありおいしくいただけました。味としては、はい、上質な「コシヒカリ」そのものです。まあ、交配の系譜を考えたらそうですよね。もちもち度も適度にあります。ちょうど、komenuma嫁が川崎のフェスでいろいろ買っていたので豪華な食卓だったのですが、最も相性が良かったのは、駿河湾産の釜揚げサクラエビでした。逆に、強い味付けのおかず方では以前紹介した「おつけもの慶」さんのイカキムチがあったので、一緒に食べたらもったいないかなと思ったのですが、コシヒカリに近い分、米の味は負けませんでした。子どもたちの受けはどうだろうなと心配しましたが、こいつはこいつでおいしく平らげてくれました。ごちそうさまでした。購入はこちらからJAの独占集荷になっているようなので、JAタウンで見かけたことは一度しかありません。こちらからどうぞ。一昨年は遅くまで残ってましたが、栽培量が少ないのでここで品切れになった場合には、次の年を待つしかなさそうです。なお、愛知県安城市のふるさと納税返礼品にもあります。
2025.11.15
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9月末のふるさと納税制度変更前に、いくつかの自治体に11月配送予定の注文しました。もう一つ、10月末にJAタウンでも2kg米を一袋注文しましたが到着せず、どれもいつ着くのかがの確証がないまま、コ・ノ・ホ・シの在庫があと2日分というところまできました。このため、11月の3連休に東京南部にある近所のマルエツで、2kg分のつなぎを購入しました。狙っていたのは、普段のあっさり、大き目、粒立ちがいい品種を試したがるkomenumaの普段の嗜好からは真逆の位置にあるミルキークイーンです。前々回に新品種「ゆみはりづき」を紹介したときに、開発業者さんの農家さん向けパンフレットにあった、「ミルキークイーンが作りたいが栽培が難しく収量も獲りにくいという方に向いています」、という言葉を思い出し、ゆみはりづきの記憶が薄れないうちに久しぶりにミルキークイーンを食べたい、しかもゆみはりづきと同じ茨城県産なのもいいなと、久々の購入です。比較的メジャーな銘柄のミルキークイーンですが、このブログでの紹介は初めてです。komenuma嫁も、「たまに食べるにはミルキークイーンもいい!ハンバーグか焼肉が必要かなぁ?」とノリノリでした。ミルキークイーンの特徴開発の経緯は、文献を参考にしながら書いてます。平成元(1989)年から平成6(1994)年にかけて、農水省では「需要拡大のための新形質水田作物の開発」(別名:スーパーライス計画)という、米の消費量を上げるための新品種を育成しようという国家プロジェクトが行われていました。子ども(小中学生)向けのものですが、農山漁村文化協会さんのホームページに「スーパーライス計画」というページがあり、わかりやすくプロジェクトがまとめられています。そこからの引用ですが、1.色や大きさがスーパーライス赤米のベニロマンや、紫黒米のあさむらさき、大粒米のオオチカラ、小粒米の関東170号2.かおりや味が良いスーパーライス長粒香り米のサリークイーン(カレーやピラフ向け)、低アミロース米で粘りの強いミルキークイーン(←今回紹介のこいつです)、高アミロース米でパラパラになるホシユタカ3.体によいスーパーライス胚芽の大きい北海269号、低タンパク質でアレルギーが出にくくなるのではないかと開発されたLA-1、低グルテリンで、腎臓病患者に効果があるのではと開発されたLGC-1などが当てはまります。この中で、さらなる品種改良が行われたものもあれば、この時点の品種が残っているものもあります。2.のサリークイーン、ミルキークイーン、ホシユタカは今でも手に入ります。ミルキークイーンの開発開始自体は、実はこのスーパーライス計画よりも古く、1985年よりスタートしています。コシヒカリにニトロウソウレア誘導体(MNU)突然変異源処理を行ったのちに突然変異した種がベースとなっており、系譜図のような話をすると、コシヒカリの変異体ということになるようです。1992年から各府県で試験栽培を行い適応性を調査し、1998年に水稲農林232号として品種登録されています。栽培特性は、元の品種となる品種のコシヒカリとほぼ同様に、関東であれば早生種となり、倒伏しやすくいもち病耐性が弱いようです。これで、コシヒカリ早場米産地の茨城や千葉、三重のミルキークイーンが早場米で出てくる理由がわかりました。また、「栽培が難しい」という話も、コシヒカリの弱点と同じ弱点があるということになりそうです。県別生産量です。栽培地域は全国に広がっていますが、上位5位に来るのは茨城・福島・長野・新潟・滋賀の順です。コシヒカリの生産上位5県は、新潟、福島、茨城、栃木、富山、6位が長野なのを考えると、比較的コシヒカリと同じ傾向と言えそうです。パッケージはこんな感じです裏面はこんな感じです。ミルキークイーンとしての特徴等は、特に強調されていませんでした。販売元は大手のMMライス(ミツハシ子会社)です。販売者欄だけの拡大画像は撮り忘れてしまいました。すみません。精米はこんな感じですこれまでにミルキークイーンを頂いたときには意識していなかったのですが、乳白色が結構強いです。そして、結構小粒なんですね。同じ属性に分類されやすいコメに「ゆめぴりか」がありますが、ゆめぴりかのように開封した瞬間にわかる「甘い、あるいはミルクやバニラのような匂い」はありませんでした。それでは、いただきます過去に食べた時の印象より、もちもち度は高いけど極端に甘くもないなという印象でした。ゆめぴりかに近い属性と認識してましたが、ゆめぴりかとコシヒカリの中間よりは、コシヒカリよりかもしれません。極端な癖もなく食べやすいです。おかずなしで、そのまま食べてもおいしい。ミルキークイーンということで、合わせるおかずは肉系がいいはずですが、ギョーザが結構合いました。あとは、鶏手羽先から揚げのたれ漬け(居酒屋の店頭持ち帰りメニュー)ともいい相性でした。逆に、朝に永谷園のお茶漬けで1杯戴いたのですが、これはやっぱり合わなかったなぁ。家族の反応としては、新潟コシヒカリ大好きな小学生長男の反応がとても良く、「これでおにぎりを作って塾弁当にしてほしい」というものがありました。また、ゆめぴりかのような甘いコメを避ける傾向にあるkomenuma嫁も、「ミルキークイーンについては、ちょっと考えが変わったかも」という好反応でした。ごちそうさまでした購入はこちらからネット上では同じものは特に見つかりませんでした。購入したのはマルエツなので、同じものが欲しいなと思われた関東地区の方はマルエツが無難でしょうか。「どこでも手に入る品種」というイメージが強かったのですが、実は意外と取扱店舗が限られてました。今回はそれほど多く回ったわけではありませんが。あったら買おう位の気持ちで、東京南部と横浜鶴見のスーパーをいくつか回ったので、結果。まいばすけっと⇒置いてないライフ⇒置いてないオリンピック⇒置いてない京急ストア⇒置いてない三和⇒置いてないマルエツ⇒2kgのこの商品のみ取り扱いワイズマート⇒ほかのメーカーのものですが取り扱いありこの連休は、西友、ヨーカドー、東急ストアあたりへ行く機会はなかったのですが、印象より意外と置いていなくて驚きました。
2025.11.08
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いつの間にか、10万アクセスを超えていました。ありがとうございます。さて、前回に続いて、今年度登録された新しい品種を紹介します。イメージはあまりないかも知れませんが、兵庫県は近畿地方の府県で最も広い面積で、かつ最もコメの生産量が多い県です。ところがこれまで、滋賀県の「みずかがみ」や京都府の「京式部」のような、兵庫県ならではの品種というモノはありませんでした。今回紹介する「コノホシ」は、今年の9/26にデビューしたばかりの品種です。兵庫県が独自に開発し今後の兵庫米を担う銘柄の一つになることを期待されています。コノホシの特徴パッケージは「コ・ノ・ホ・シ」となっていますが、原料玄米のところに「コノホシ」と書いてあるので、恐らく正式な登録名は「コノホシ」なんでしょう。(←「・」は登録できないそうです)公式サイトはこちらになります。いろいろ探してみたんですが、残念ながら系譜図が見つかりません。2024年の時点で、「兵系91号」「兵系92号」の2種類まで選ばれて、そのどちらかが「コノホシ」になったはずなのですが、それ以前にどちらが選ばれたのかすらこの記事を書いている時点では特定できていません。開発経緯は、キヌヒカリの代替です。ここからは、ひょうご相思相米プロジェクトパンフレットの篠木研究員の言葉を引用しつつ説明します。兵庫県南部で栽培されている主要品種「キヌヒカリ」は高温に弱く、白未熟粒が発生し、「キヌヒカリを作るのが億劫で米農家を出てくる人が出てくる」などの問題を抱えていました。このため、2016年より兵庫県とJA兵庫グループがタッグを組んで開発が開始されました。温室を使用しながら、通常なら14年ほどかかるとされている新品種の育種を7年で進めたそうです。それだけ、兵庫県のそして日本の温暖化が進んでいてピンチだ、という危機感があったんでしょう。今年の2月に品種登録を出願、5月に県内の7JA(管内の150haで栽培が始まりました。今年度の予想収穫量は600だそうです。栽培範囲をJA単位で書くとJA兵庫六甲:神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市、伊丹市、川西市、宝塚市、伊丹市及び郡部JA兵庫南:明石市、加古川市、高砂市及び郡部JAみのり:三木市、加東市、西脇市および郡部JA兵庫みらい:加西市、三木市、小野市JA兵庫西:姫路市、たつの市、相生市、赤穂市、宍粟市の南部および軍部JA淡路日の出:淡路市・洲本市JAあわじ島:南あわじ市ということで、淡路島を含む瀬戸内海側の兵庫県が栽培地域になっていると言ってもよさそうです。旧国だと、播磨、摂津、淡路になりそうです。なお、ヒノヒカリとコシヒカリについても大体品種の開発を進めていて、ヒノヒカリの代替品種は令和10年、コシヒカリの代替品種は令和13年度にデビューとのことです。出典:https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk12/documents/torikumigaiyou.pdfドタバタ購入記東京在住のkomenumaですが、以前書いたように地方出張が時々あり、クライアントさんが兵庫県内ということもたまにあり、9月に出張が2回ありました。もしかして、コノホシの新米デビュー後に間に合うのではないかと思い、情報が少ないことからインスタのフォローなどをしながら情報を待ちます。コノホシのデビュー日は9/26、今年最後になりそうな兵庫出張はその2日後でした。そして、コノホシの公式サイトを見ると、現時点での販売店も限定的なようです。「初出荷したコ・ノ・ホ・シは、全農パールライス株式会社を通じて、生活協同組合コープこうべのコープミニを除く県内店舗にて数量限定で販売します」とあります。出張先近くでコープの店舗を探して、行けば何とかなりそうです。ということで、仕事先からのアクセスがいい東播地方某所にあるコープの店舗へと向かいます。が・・・お米コーナーに殆ど米がない。冗談抜きで、昨年の8月や9月のスーパーを思い出させるくらいに棚にお米がなく、コシヒカリ5kgや大分のつや姫1kgが、いくつか並んでいるだけ。コ・ノ・ホ・シのコの字も見つけられません。一応ココ、生産元とされている7つのJAのひとつ、JA兵庫南のエリア内なんですが。さて、どうしましょう。諦めるしかないんでしょうか。ちなみにこの店舗は、加古川近郊の山陽電鉄の駅に近い郊外ロードサイト店でした。本来なら、この店舗の最寄り駅から山陽明石駅へ出て、新快速で新大阪へ向かい新幹線に乗って帰るつもりでした。新幹線の指定券はもう取っていて、他の便は空席が殆どなく(万博が原因のようです。ミャクミャクのせいですよ)、後ろの時間が決まっている以上無理はできません。ダメ元でぐるぐる考えてみます。いつもの言葉を復唱、「ヲタの執念なめんなよ!」思いついたのは、以前も行ったJR垂水駅前のレバンテ。土地勘のあるJR西宮駅前のフレンテも考えましたが、山陽電鉄にも山陽垂水駅という駅があったはずで、ここを使うのが乗換時間的にどうやら最短と判断しました。以前は真夜中に駆け込んだあの店舗に、もう一度行ってみることにしました。そして、めでたく入手できました!購入したのは普通精米ですが、無洗米もありました。販売価格は税抜4,280円。キツイ。販売者は、全農パールライスです。東京都が住所になってしまうのは、ちょっとつまらないです。裏面は、コノホシの説明と保管方法です。説明文は下記の通り。地球温暖化により始まった研究、その期間約10年。研究機関にはこの地球(ホシ)の事を想い、汗を流す人が居た。地球(ホシ)と米の関係を憂い、研究に協力する農家の方がいた。空と、土(大地)と、金色に輝く稲穂。このお米は、兵庫県の人々が地球(ホシ)のことを想いながらいただく。このホシで生まれる「米」を、脈々と引き継ぐために。ちょっとぶっ飛んでないか?と思いながら説明を読みました。特に下から2行目、大阪府とかで売る気はないんでしょうか。ただ、コノホシ公式HPのホームページ中に、「兵庫県はコメの消費量が生産量を上回る状況であることから、県民に親しまれるよう県内量販店、学校給食等に供給していく予定です」とあるので(ちなみに、消費量中の兵庫県内産米割合は52%だそうです)、そのあたりを含めたスタンスなのかもしれません。精米はこんな感じです1つ前が、乳白色の「ゆみはりづき」だったこともありますが、他の品種と比べてもずいぶん透明度の高い精米だなという印象を受けました。また、この時点で粒が大きく、炊飯したときに期待できそうです。それでは、いただきます兵庫県の人々がいただく米とパッケージには書いてありますが、他県民の私が戴いてしまいます。初日は、もったいないことに豚キムチ丼にしていただきました。「阪神タイガース認定トラめし集」という、阪神の栄養アドバイザー、吉谷佳代さんが書いた本があります。その中で、若手選手の一番人気とレシピ集に載っていて、読んだkomenuma嫁が我が家の定番レシピの中に組み込んだものです。豚の脂をいったん湯がいてから炒めて豚キムチ丼にします。(森下翔太選手のコラボ弁当として、甲子園球場で売られているそうです)阪神タイガース認定レシピ集 トラめし 強い体、疲れない体をつくる! [ 吉谷 佳代 ]価格:1,699円(税込、送料無料) (2025/10/28時点)楽天で購入日本シリーズに兵庫県のチーム阪神タイガースが出ている時期に、兵庫県産のコ・ノ・ホ・シで阪神レシピというのはなかなか楽しかったですが、-丼物の土台にしていいようなお米じゃないよ、コレ-~ということで、仕切り直しです~翌日、朝食で明太子と一緒にいただきました。精米を見たときに感じた予感が的中、粒の大きさにふさわしいような弾力感があります。ただし、味はさっぱりしていて「キヌヒカリ」の後継者だよとも主張しています。朝ごはんでいただくのがぴったりです。近い食感のお米としては、あえて言えば「京式部」ですかね。ごちそうさまでした購入はこちらから最初の購入記で触れたように、当面は「コープこうべ」の兵庫県内の店舗以外では入手できなそうです。生産量は不明ですが、生産面積が県内の150haということなので、早い時期に品切れになることも考えられますので、兵庫県内の方がコープこうべの店舗で見かけたらとりあえず買っておくことをお勧めします。
2025.11.01
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2記事続けて、今年度新たに品種登録されたお米です。今回が1記事目です。こちらの「ゆみはりづき」は民間企業が開発して登録にこぎつけた小規模なものになります。(次回は、県単位で数年かけて開発して今年大々的にデビューした品種を紹介する予定です)通勤時の電車の中などで、楽天ポイントモールのゲーム等をよくやっています。このサイト、広告がすごく多いのですが、ふるさと納税に関する広告が結構挙がってきます。楽天ふるさと納税だけでなく、JRE MALL ふるさと納税や、ふるさとチョイスなどの広告まで入ってきます。そして先日、地域活性化などの観点からは普段あまりマークしていない、関東地方の県庁所在地(茨城県水戸市)の照沼農園さんからの商品紹介が、ふるさとチョイスから入ってきました。「ゆみはりづき」という品種は聞いたことがないなぁ、商品名だろうかと思いながらページを開きます。「まだ出回っていない新品種を、いち早くお試しいただけます」という文字が目に入ります。「令和7年3月に登録された新品種で、大粒で柔らかい食感と甘味が特徴。まだ生産量が少ないため、あまり出回っていない品種です」と書いてあります。2日くらい悩んだ後、ポチしてしまいました。ゆみはりづきの特徴民間開発のお米で、開発元は以前紹介した「しきゆたか(ハイブリッドとうごうシリーズ)」と同じ愛知県豊明市の水稲生産技術研究所さんが開発した品種です。多収性に優れ良食味であるとされており、一般品種対比で20%の増収量が可能、かつアミロース含有量がミルキークイーン並みの半糯性品種だそうです。柔らかく粘りの強い食味特性で、冷めても炊飯時の経時劣化が遅いという特色があるようです。水稲生産技術研究所さんのブログでの品種紹介では、「ミルキークイーンが作りたいが栽培が難しく収量も獲りにくいという方に向いています」ともあります。ブログ記事での紹介によると、以下のような特徴があります。特徴1. 多収性 一般品種対比で20%程度の増収が見込める。稈長70cm程度の短稈のため栽培が容易で、多肥条件とすることでさらなる高収量が期待できます。特徴2. 良食味 アミロース含量がミルキークイーン並の半糯性品種です。柔らかく粘りの強い食味特性を有し、また、炊飯後の経時劣化が極めて遅いという特徴を示します。特徴3. 低価格 採種収量が高い自殖品種のため、「しきゆたか」と比較して低価格で種子をお求めいただけます。水稲研オリジナル品種に興味をお持ちの方の導入品種として最適です。(出典:http://www.rirpt.co.jp/hp/ スタッフブログ 2024年12月14日)茨城県や開発元の愛知県だけのお米というわけではなく、沖縄県石垣島でも栽培されているようです。(この島、去年紹介したみやぎ米屋さんが「しきゆたか」を栽培されていたりもします。)TBSのNewsDigに、系列の琉球放送が作成したニュース記事がありました。開発者の地主さん(水稲生産技術研究所)、水戸の照沼農園の照沼さんと石垣島ご出身の精米所の山田さんの3人の方の顔が見える記事になっています。こちらの農家さん向けパンフレットではもう少し詳しく書かれてますが、10a当たり収穫目標はコシヒカリの510kgに対して、ゆみはりづきは660kgとのことです。(「しきゆたか」はさらに高く750kgですが、種子価格が違うようです)開封してみましたパッケージには、照沼農園さんのブランド「清衛門」の文字しかなく、品種は書かれていませんでした。同封の表紙には、この品種が「ゆみはりづき」であるという唯一の文言があります。というのも、裏の原料玄米欄が「複数原料米」ってなっているんですよね。これは、以前紹介した「あきあかね」と同じように、生産県での検査対象品種に入っていないんだろうと推測できます。精米はこんな感じです開封して、見た目でちょっと驚いたのは、乳白色が強くてどことなくもち米のように見えたことでした。ただ、香りなどはそこまでもち米っぽさはなかったんですが。それでは、いただきますミルキークイーンを作りたい農家向けということだったので、ミルキークイーンのようにもちもち度や甘さが極端に強い品種かと思ってましたが、ちょっと違いました。もちもち感は確かに低アミロース米のそれなんですが、甘みの強さが「ざらつく」ようなことはなく、むしろもちもち感の強いコシヒカリのような印象を受けました。以前紹介した、他社の民間開発米「とねのめぐみ」が食感・食味としてはかなり近いかなという印象です。お米の好みとしては、自分はかなり好きでした。朝食でいただくと、正直なところちょっと重いです。夕食としてはもちろん問題なく、相性が良かった相手としてはチャプチェがありました。甘辛い韓国料理系との相性はすごくよさそうです。中華系では、麻婆豆腐と一緒にいただくとおいしかったです。ただし、丼にしてしまうともったいない感じでした。和食であったのはとんかつ。ソースで頂いても美味しかったですが、市販の味噌だれ(つけてみそかけてみそ)を使っていただくとなおよかったです。ごちそうさまでした。購入はこちらからネット上を探しても、今のところこの品種は見つかりません。照沼農園のオンライン販売サイトにも、今のところ商品はないみたいです。このため、現時点ではふるさと納税による入手が唯一の方法ではないかと思います。【ふるさと納税】【数量限定】【8月末より発送】新米 茨城県水戸市産 清衛門ーせいえもんー 精米5kg(新品種・ゆみはりづき)【米 お米 大粒 やわらかい 甘み 水戸市 茨城県】(EN-43)価格:15,000円(税込、送料無料) (2025/10/10時点)楽天で購入
2025.10.18
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以前から紹介したいと思っていた商品です。このブログ、47都道府県全県の米を紹介したいと思っていますが、静岡県産は未紹介でした。静岡には、静岡県が開発した「なつしずか」という早場米があるのでそれを紹介したかったのですが、ネット上での販売期限が短く、掲載されていたと気づいたのは販売期間の次の日でした(悔しいです)。それ以外で、以前より静岡のお米で「紹介したい」と思っていたのがこれになります。去年は、年末位で売り切れてしまっていた記憶があるのですが、今年はその傾向がより顕著でした。限定販売で、販売期限が9月15日までとなっています。再販売があるのかはわかりません。仕方がないので、見つけたその日にポチしてしまいましたよ。会社の昼休みに。「しみずの風」コシヒカリの特徴品種はコシヒカリです。なので、品種や味としての大きな特徴はありません。が・・・この商品の特徴は、栽培地がこの販売元のJAしみずのエリアではなく、「静岡県西部の出作地に、JAしみずのメンバーが行ってそこで農作業をしている」という点にあります。静岡県という県は、東西に細長い県のため、「浜松市を中心とする西部」、「静岡市を中心とする中部」「沼津市を中心とする東部」「東部に含まれることもある伊豆」の3~4地域に区域分けされ、特に西部と中・東部は江戸時代の旧国も遠江と駿河で異なり、言葉や気質も異なるとされています。栽培地は「静岡県西部」以外のことが書かれていませんが、JAしみずのある静岡市清水区はこの中部地区の中でも東寄りにあるエリアです。出典:静岡県ホームページ https://www.pref.shizuoka.jp/kensei/information/kengaiyo/p端rofile/index.htmlオレンジ色が東部地域で静岡市はその東端、緑色が西部地域になります。そうすると清水区からわざわざ県西部まで出作に赴き、収穫物はその地域のJAではなく清水区のJAまで持ち帰った上で出荷している。こういうパターンはあまりないんじゃないでしょうか。JAでの取扱いって、農地のある場所への属地的なものではなく、耕作者の居住地による属人的なものなんですかね。就農者の減少による耕作放棄が見られるときに、同じ県内の都市部では生産規模を拡大したいけれども農地を拡大できないといったケースがあれば、今後このような出作は増えてくるのかもしれません。耕作放棄地を増やすよりも、国土保全の観点からは好ましいと私は考えます。開封してみました販売店の「JAしみず アンテナショップ きらり」さんの箱に入っています。アンテナショップのパンフレットなどは入っていませんでした。JAしみず耕種研究会さんが販売元です。同じ住所にJAの集荷センターがあるようです。野球が好きな人向けに書けば、くふうハヤテの本拠地「ちゅ~るスタジアム」の近所です。裏面はシンプルでした。精米はこんな感じです見た目はごくごく普通のコシヒカリでした。白い粒が少ないですが、猛暑の今年の静岡の気候はどうだったんでしょうね。それでは、いただきますコシヒカリということで、甘みのある味と極端すぎないもちもちの食感は同じでした。西日本産コシヒカリのほうが粒感があって、東日本産コシヒカリのほうがややもちもち度が高い印象がありますが、この基準だと静岡県は東日本ということになりそうです。そのままで食べてもおいしいです。朝食だったら、みそ汁だけあればそれでいい位で、ここしばらくでいただいたコシヒカリの中でも高い評価をしたいです。「そして、コシヒカリということで、あまり合わせる料理にはこだわりませんでしたが、そぼろ等の肉系や、姫路土産のアナゴの佃煮、味の強い海産物(マグロとサーモンの刺身です)との相性が良かったです。このほか、変わったものではヤンニョムとの組み合わせが結構よく、「さすがコシヒカリ」と感心しました。そしてもう一つ、ここに書くのが恥ずかしいんですが、とても相性の良かった食材がありました。ケンタッキーフライドチキン。強い揚げ物ですからね。このお米の甘さに負けてしまったものは、イカの刺身と、ゼンマイの煮つけでした。このあたりは、もっとさっぱり系のお米のほうがいいんでしょう。あと、我が家のチビたちは、頻繁にお代わり所望しているのでお米自体が美味しかったんだろうと思います。ごちそうさまでした購入はこちらからJAタウンさんで販売されていますが、期間限定販売だったので現在では既に売り切れになっています。なお、去年見た限りでは何度か再入荷がありましたので、再販の機会はあるかもしれません。一応リンクを貼っておきます。
2025.10.11
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以前紹介した「青天の霹靂」「ゆめぴりか」と同じく、見かけたときに「念のために」購入した長期保存米です。購入店は、大田区馬込の「ドラッグセイムス」です。昨年の米騒動の際に、「ふさこがね」が入荷していて一息ついたあの店舗になります。販売元は、宮城県に本社があり、家電製品メーカーの印象が強い「アイリスオーヤマ」さん。こちらは、宮城県産のお米を中心に扱っており、店舗で見かけることも時々あります。大型店だと、ホームセンターのUnidyがアイリスオーヤマ系列の為取り扱っているのをみたことがあります。つや姫の県外栽培このブログの初期の記事で書きましたが、つや姫は開発者の山形県による商品管理が行われています。以下は上記記事からの引用ですが、「山形県は「つや姫」を「はえぬき」のような地域銘柄ではなく、全国区として知名度を上げ市場を広げるため、他県が奨励品種として採用した場合に種子を提供する戦略を取っています。ブランドや品質の保持のために、種子提供を受けた各県は、自県でつや姫の品質管理を行います。この制度で種子提供を受けた県は、隣の宮城県のほか、山梨県、島根県、大分県、長崎県、和歌山県などに広がっています」。この戦略は当初からのもので、平成21年に「つや姫」と命名する際にも、隣接県の宮城県等での奨励品種採用を目指すために「山形県」、「出羽国」(山形・秋田の旧国名)が入るような命名を避けたという経緯があるようです。つや姫の県別生産量2位は宮城県です。1位の山形県のほぼ半量を栽培している、と聞くと驚く方もいるかもしれません。私も、ここまで多いとは思ってませんでした。西日本(島根・大分・長崎)でも栽培されているのはこの品種が山形発祥なのに暑さに強い点もあるんでしょうか。高品質な商品を置くコープこうべで大分県産を見たことがあります。宮城県内の品種別生産量です。これもこれで驚きでして、圧倒的なひとめぼれ王国の宮城ですが、2位に来るのは、かつて一世を風靡した「ササニシキ」でも、いま売り出し中で首都圏のスーパーで見かける「だて正夢」でもなくて、「つや姫」なんです。パッケージはこんな感じです表面は再掲です。低温製法米と書いていますね。精米日は4月23日で、消費期限は1年後の4月23日です。ちなみに、購入したのは5月の下旬です。裏面には、「低温製法」+「密封新鮮パック」による鮮度保持の説明があります。販売者は「アイリスフーズ」さん。アイリスオーヤマの子会社でしょうか。精米はこんな感じですつや姫らしい、白さが際立った粒でした。それでは、いただきます。「つや姫」は相当前に山形県産をいただきましたが、同じように口当たりがよくほの甘さのある上品なお米でした。炊飯してみると、その白さも良くわかります。眼でも楽しませてもらいました。丼物や土台にするよりも、おかずと一緒に食べる方が美味しいです。そして、コシヒカリ等との違いは、味が上品なためおかずが肉だとどうしても負けてしまう気がします。ひじきの煮つけなどとの組み合わせの方が美味しく食べられました。ごちそうさまでした
2025.10.05
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ふるさと納税をしている方ほぼすべての共通認識だと思いますが、9月30日一杯ですべてのふるさと納税ポータルにおけるポイント付与が中止されます。総務省の方針ですが、ここ数年あまりにも加熱する獲得競争を見ると、「自治体に入るお金が減る」ことを避ける政策の変更は、私自身は正しいと思っています。綺麗事ですが。今年は、この9月までに年内分のふるさと納税を済ませる方が多かったという報道がありますが、このブログに関するお米に関する返礼品の分野で言えば、おかげで10月や11月の予約発送品が早めに品切れになる例もありました。例えばこの返礼品【ふるさと納税】令和7年産 【先行予約】実りつくし 5kg 【10月下旬より順次発送】 福岡県宮若産〈安河内農産〉 [M788] 米・食味コンクール国際大会金賞米 精米 ブランド米 コメ ご飯 白米価格:12,000円(税込、送料無料) (2025/9/29時点)楽天で購入福岡県宮若市のもので、業務用米の珍しい品種の為狙ってましたが、12000円で5kgといういまのふるさと納税にしては手ごろな金額なことが理由なのか、8月下旬という早い時期にはなくなってしまいました。市場での購入が難しそうで、他の自治体からは出ていないため、来年再チャレンジです。。。この経験があるため、9月に入ってから気になる品種は先に押さえ、さらに9月末のお買い物マラソン時に一気に注文しました。ポイントも、貰えるなら欲しいですし。この時期まで待っていたのは、20kg30000円(納税額)位のお米で、昨年度が品切れになったものが新米を機に復活するかもと思い、軍資金を残していたというのもあります。こいつも、ふるさと納税以外で見たことのない品種(三重県の「なついろ」)でした。今年はまだ出てきてもおらず、廃盤になるのかもしれません。ただ、以前時々記事にしていた、キリスト教会さんが運営しているフードドライブが(おそらく米の在庫払底で)活動停止になってしまったので、新規で寄付先を見つけないといけないところでした。(多品種を食べたいという趣味に恩着せがましく善意を兼ねる形で、複数ある返礼品は寄付してました)ということで、今回注文してしまったもの3つを一挙に公開します。1つ目は、茨城県水戸市さんの返礼品「ゆみはりづき」5kg15,000円(納税額)のため、返礼品の最安価格帯よりは少し高く、特に「残りわずか」といった表記はありませんでしたが、後悔する前に注文です。これは、「実りつくし」と同様に入手可能なルートが限られている品種のため、同じ失敗をしないよう注文しています。【ふるさと納税】【数量限定】【8月末より発送】新米 茨城県水戸市産 清衛門ーせいえもんー 精米5kg(新品種・ゆみはりづき)【米 お米 大粒 やわらかい 甘み 水戸市 茨城県】(EN-43)価格:15,000円(税込、送料無料) (2025/9/29時点)楽天で購入次に、鹿児島県南大隅町の「あきほなみ」11月に届く予定の先行予約です。ここのところ記事にしている、「暑さに強いお米」に分類されます。【ふるさと納税】【先行予約】【数量限定】お米 選べる品種 ≪令和7年産≫ ひのひかり あきほなみ 5kg×1袋 南大隅町 辺塚産 |鹿児島県 南大隅 白米 米 こめ コメ ご飯 大自然のお米 国産 産地直送 ≪2025年11月より順次発送≫価格:14,000円(税込、送料無料) (2025/9/29時点)楽天で購入もう一つは、楽天ふるさと納税ではなく「ふるさとチョイス」の限定品で、大分県杵築市の「秋はるか」「にじのきらめき」のセットになります。こちらは、「残り僅か」となっていたため、慌てて注文しました。11月の記事は、このあたりを中心に紹介する予定です。米以外にふるさと納税を活用していないため、軍資金はもうちょっとだけあるので、12月にもう一度注文することになりそうです。
2025.09.27
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新米の時期になりましたので、現在新規購入はそっちにシフトしています。昨年は、この銘柄を食べていないという銘柄があっても、ネット上で探しても探しても売り切れになっているということがよくありました。今回紹介する、「イクヒカリ」はそんな品種の一つでした。一昨年は、遅い時期でも見かけていたのですが。。。新米の時期になったので、いつも見かけていたネット上の取り扱い店舗に在庫が戻り、多少高いけど購入してみました。去年のオンライン上の商品払底はどの店舗も激しく、この「イクヒカリ」など九州産のお米を扱っている今回購入した店舗「九州米大将」さんのホームページだと、このほかに佐賀県産の「田んぼの夢」という品種がありますが、こちらもある時期からは他の店舗を含め全く見かけませんでした。全然別の産地・店舗の話になりますが、三重県の「みえのゆめ」や、北海道の「きたくりん」なども、同様にこれまでいつでも売っていたものが、一旦品切れになったあと、ほぼ見つけられませんでした。要するに2025年上半期のお米事情は、1.「お金を出せば手に入る、聞いたこのある銘柄もの」(生産量が多く、売り惜しみされていたブランド米)2.「お金を出してもどこにも在庫がないもの」(名の通らない品種で、業務用米等早い時期に確保にされてしまったと思われるもの)3.「お金を出したくなければ、外国産米か政府備蓄米」という状況だったと思っています。イクヒカリや田んぼの夢は、このうち2に当てはまったんじゃないでしょうかね。今回、新米の時期が来て、楽天アプリの「おすすめ」欄に去年一生懸命検索していたこの品種が現れました。それならと、慌ててこの新米を買うのみです。が・・・、「発送しました」というメールを見てびっくり。同じものを2つ買ってました。ポイント購入をしようと、運用中のポイントを引き出しなどをやってたのが原因かと思いますが、なかなか痛い失態です。ここから先の新米と早場米の消費プランは大きく練り直しですイクヒカリの特徴福井県農業研究所が2004年に開発した品種で、福井県と鹿児島県で奨励品種に指定されています。鹿児島県内では、全域で栽培されているわけではなく、品種ごとの栽培地域や特徴を細かく掲載されている「鹿児島パールライス」さんのホームページによると、県南東部の大隅地域(大隅半島)が主な産地となっているようです。出典:鹿児島パールライス株式会社 https://kapr.shop-pro.jp/?mode=f14この地図の緑色の地域(鹿屋市、志布志市、東串良町、大崎町)の南側から、さらに大隅半島の南端にかけては「肝属郡」に属している地域です。読み方は「きもつき」で、漢字は肝属・肝付の両方があるようです。ちなみに、今回の購入先の「九州米大将」さんのホームページにある画像には、「JA鹿児島きもつき」という文字を記してある画像があったことから、こちらの産品かと思われます。肝付地区での、コシヒカリからイクヒカリへの全面転換については、経緯を記しているブログが、JA鹿児島きもつきの隣のJA、JA肝付吾平町(きもつきあいらちょう)さんのHP内にありました。こちらでは、平成22年度より全面転換されているようです。コシヒカリの代替品種として、鹿児島では早場米として位置づけられています。食味の特徴も鹿児島パールライスさんから引用しますが、「もっちりとした食感で、炊き上がりはコシヒカリよりふっくらとしており、冷めた時の粘りはコシヒカリよりも強いために、おにぎりやお弁当などにオススメのお米です。」と記載されています。鹿児島県における品種別の生産量です。生産量の43%がヒノヒカリ(随分高くてびっくりしました)、次いで鹿児島県が開発し県内でしか生産していない特A評価実績のある「あきほなみ」が25%と続いており、「イクヒカリ」は全体生産量の8%程度です。作期分散のための品種で、かつ地域も限られているのでこの程度なんでしょう。開封してみました新米のシールが張られ、大きく「鹿児島県産イクヒカリ」と書かれています。裏面はめちゃくちゃシンプルです。原料玄米はシール処理で、「鹿児島県 イクヒカリ 7年度」となっています。精米日は9月上旬です。注文日は、楽天ワンダフルデーの1日で、届くまで3日程度だったことから受注後に精米をかけているのかもしれませんね。販売者は「酒見糧穀」さん。福岡県久留米市の会社です。ネット上での店舗名は「九州米大将」さんとなっています。この酒見糧穀さん、「酒見農産」という別会社が米と野菜の栽培も行っているようです。精米はこんな感じです透き通った綺麗な白米でしたそれでは、いただきます間違えて2つ(10kg)購入したことから、どう対応するかkomenuma嫁と作戦会議です。パン食を減らして、子ども達の朝ご飯をおにぎりにするとか、休日の昼食に時々混ぜ込みご飯をやろうとか、ちらしずしを作ってみようとかその位ですが。あとは、戴いて来た缶詰カレーと、タイカレーのレトルトがあったので、和風・洋風・インド風等のレトルトカレーを買ってきて、「カレーまつり」をやってみました。「おにぎり好適米」という前情報はあったのですが、一番良かったのはおにぎりです。このほか、味の濃いおかずにも、刺身等にあいます。唯一あまりあわなかったのは、上記のちらし寿司でした。甘みと粘りが両方あるので、あまり酢飯向けではありません。これはコシヒカリでもそうかもしれませんが。ただ、食味の傾向は「やや甘くもちもち」という、こしひかりの特徴をかなり引き継いでいるものだったため、特徴のある品種を食べ続けて飽きるという事態は、いまのところ避けられています。結構おいしいですよ。ごちそうさまでした購入はこちらから現時点(9月2週)では福井県産はまだ出回っていないようで、早場米として栽培されている鹿児島のものだけしか検索には引っかかってきません。今回紹介したものと同じイクヒカリは、楽天の「九州米大将」さんから購入できます。【令和7年産新米】送料無料 鹿児島県産イクヒカリ 5kg【沖縄・北海道は別途送料プラス500円】価格:4,730円(税込、送料無料) (2025/9/12時点)楽天で購入しばらく次の品種に行く見込みはないので、来週はブログ更新を休む予定です。
2025.09.13
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7月の頭に、なかなか注文のお米が届かずにやきもきしていました。以前紹介した「新大コシヒカリ」なのですが、6月上旬に注文しておきながら、1か月近く商品が届きませんでした。大学が栽培しているお米、と考えれば通常と異なる生産・流通ラインだったりしたのかもしれません。一応、今年の端境期に店頭から商品が消える可能性を考慮して、すでに紹介しているようにいくつかの長期備蓄米はありましたが、手元にそれ以外のお米がありません。2kg買って先延ばししようかなと、上池台のウエルシアに寄った際に2kg購入しました。長期保管できるタイプの袋はコシヒカリ、あきたこまち、ゆめぴりかの3択だったため、久しぶりのゆめぴりか購入です。ところが、購入してすぐに帰宅し自宅マンションの宅配ロッカーを開けると、1か月来ていなかった「新大コシヒカリ」が到着したため、こちらは長期保存可能品の利点を生かしてしまいこんでました。結果的に、かわいそうなことをしてしまったかもしれません。ゆめぴりかの特徴以前詳しく書きましたが、北海道産の低アミロース米で甘みが強いこと、もちもち度が大きいことが最大の特徴です。「もち米のような米」とkomenuma嫁は評しています。この甘味は、熱狂的なファンもいる(店舗の米コーナーで目撃したことがあります)一方で、甘くて好きではないという人もいるだろうという、両極端な品種です。パッケージはこんな感じですあれっ?と思われた方がいるいるかもしれません。店頭で「ゆめぴりか」を買われた方なら感じる違和感です。あの、エンジ色っぽいパッケージじゃないの?と。今度は裏面も見てみましょう。表面、裏面共に青基調で、エンジ色のあのマークがありません。そう、認定マークです。出典:北海道米LOVE https://www.hokkaido-kome.gr.jp/variety/yumepirika/ゆめぴりかには厳しい品質基準があって、精米タンパク7.4%以下のものに対して認証マークが付与されています。令和5年度には、記録的な高温で品質基準を満たす原料を確保できなかったという理由で、わざわざ「八十九」という、セカンドラインのようなゆめぴりかが販売されたこともありました。これが付与されていないということは①原料玄米はゆめぴりかだが、認定機関等を通してない②精米タンパク7.4%以下のゆめぴりか原料玄米を材料に含んでいるのどちらかなんだろうと思います。販売者は、埼玉県の「カカシ米穀」さんです。ウエルシアで販売しているお米は、コシヒカリやあきたこまちも、カカシ米穀さんの物が多いです。精米はこんな感じです袋を開けた瞬間から、バニラというかなんというか、圧倒的な「ゆめぴりか」らしい甘さが漂ってきました。粒はきちんと整っており、白濁等も少ないです。それでは、いただきます口にすると、あの強い甘い匂いが漂ってきます。あ、ゆめぴりかの味の主張だなと。以前から紹介していましたが、今回は「意外とゆめぴりかには合わないんだな」と感じたものが一つありました。卵かけごはんは向いていないんですね。口の中で卵黄とごはんがケンカします。それ以外は、明太子の様な魚卵や牛佃煮との相性が良かったです。やはりゆめぴりかです。前2回に紹介したものより、多少甘味やにおいの主張が弱くて食べやすい気がしました。気になった点としては、おむすびにして冷ましてた際の食感でした。水気が少なくなってしまい、あまりおいしくいただけませんでした。以前は、「ゆめぴりかっておにぎり向けに良さそう」と思っていただけに驚きです。・梅雨を越した昨年度米なのでどうしても食味が落ちてしまうから・長期保管可能米にはなってるが、精米からおよそ2か月経過してるから・認証マークのない商品で、品質が一定でない可能性があるからこのどれかが理由なのかはわかりませんが、以前のものほどは満足できなかったことは確かです。
2025.09.06
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先日の記事にも書きましたが、今年「試してみたい」と思って狙っていた品種「南国そだち」が、まさかの自分の生活圏のスーパーにありました。ネット購入だと6,000円を超える金額になるため躊躇していたのですが、新米が4280円(税込み)なら、1キロ856円ということで、まあ許容範囲です。関東では8月末から、他のスーパーで「ふさこがね」が出回り始めましたが、去年の米不足の時の新米価格が2990円だったと思うと、やはり高くなりましたね。購入したのは、こちらの商品です。パッケージに商品名が入っていませんが、「高知県産 南国そだち」になります。南国そだちの特徴水稲品種としてはそこまで新しい品種でなく、情報も多くないため「高知県農業技術センター」さんのニュース記事やアグリサーチャーの記事を等をもとにまとめます。高知県農業技術センターが開発した極早生種「高育68号」と呼ばれる品種、2005年に「南国そだち」として品種登録され、2006年より高知県の登録品種として本格的に栽培されています。それぞれ、母は「高育30号」、父は「高系265号」と高知の気候に適した品種どうしての掛け合わせです。ただし、2代遡った場合には、北海道米の「ゆきまる」等の遺伝子が入っています。開発の背景は、「米の販売環境の激変により、高知県の早場米は8月早々に出荷しなければ有利販売が望めない状況となっている。このため、7月中に安定出荷できる極早生品種育成への要望が極めて高いが、極早生水稲では、早生水稲に比べ登熟期間が低温で経過するため、アミロース含有率が高まり、食味が低下する傾向にある。そこで、低温登熟条件下でもアミロース含有率が低く、良食味となる極早生の新品種を育成する。」ということだそうです。つまり、この品種は「ゆめぴりか」「ミルキークイーン」等と同じ低アミロース米ということになります。高知県の品種別生産量(検査数量ベース)です。生産量の69%をコシヒカリが占めていますが、これは温かい地域ではコシヒカリが早場米品種として栽培されているためかと思われます。コシヒカリよりさらに早い収穫時期の品種では、この「南国そだち」や以前紹介した「よさ恋美人」がそれぞれ2%ずつとなっています。パッケージはこんな感じです再掲です。全農パールライスのマーク入りです。「竜馬の蔵」という商品名は書かれていますが、表面のパッケージにはどこにも品種名が書かれていません。裏面の原料玄米にしか「南国そだち」の文字は見当たりません。販売者は、高知県農業協同組合になります。精米はこんな感じです。それでは、いただきます初日に驚いたこととして、新潟コシヒカリ好きの小学生長男ではなく、普段ごはんはお膳一杯の次男の方が、「このお米、もっと食べたい」というお代わり所望があったことでした。味噌汁とこのご飯だけもいいと。もしかして、こっちは低アミロース米が好きなんでしょうか。(ちなみに兄の「ゆめぴりか」評は、「ここまで甘くなくていい」というものです)。自分も口にしてみました。まず新米の匂い、柔らかくて甘味がある舌感触でした。お昼ご飯よりも晩御飯向きでしょうか。焼鮭や肉そぼろ、鳥の甘辛煮などと一緒に戴いてみると美味しく、味の主張がある分キムチなどと一緒に戴いても美味しかったです。あっさり系の野菜お浸しなどは、ちょっと負けてしまうかもしれません。そして、カレーの土台にするには「もったいないな」という感じです。自分の中での評価は結構良かったです。ごちそうさまでした購入はこちらから楽天からの購入が可能ですが、結構高いです。送料込み6730円。どうしてと思う位の価格差です。東京南部や川崎・横浜などの東急沿線にお住まいの方なら、私が購入した東急ストアがネットスーパーをやってます。配送区域は限られますが、配送料込みでも価格差がかなり大きいのでエリア内であれば試してみてもいいかもしれません。ちなみに、新米は宮崎コシヒカリと福井ハナエチゼンも扱っているみたいです。
2025.08.30
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この夏休みは、日光の方に行ってました。日光と聞くと、日光東照宮や華厳の滝、いろは坂に中尊寺湖を思い浮かべる方が結構多いかと思います。東京や神奈川などの南関東出身の方なら、「就学旅行で行ったよ」という人も多いのではないでしょうか。しかしながら、日光市は平成の合併の結果栃木県の約22.6%を一つの市で占めるようになった超巨大自治体になってしまいました。この結果、鬼怒川温泉も、足尾銅山も全部日光市です。さらに言うと、日光市と聞いて多くの人が思い浮かべる日光駅から東照宮のあたりは、現在では新しい日光市の中心ではなく観光エリアのように特化していて、市役所は合併前のもとの今市市役所が「日光市役所」を名乗っており、市全体を見た場合の中心市街地も下今市駅の周辺とその郊外ロードサイトのあたりになっています(このあたりに、平地が多いのもあります)。その日光市さんとは、以前一緒にお仕事をしていたことがあるので、日光地域の観光地や鬼怒川温泉以外にも、穴場のようないい場所があることは知っていました。今年の夏休みはそんな、キャンプ場と温泉と人口数百人しかいないようなエリアで過ごし、帰り道で今市中心部にある道の駅と、そのすぐ傍にある観覧車のあるショッピングモール「日光ランドマーク」に寄ってきました。ついつい、お米コーナーにもよってしまいます。新米が出回り始めた時期なので、お土産として持ち帰りが楽な2kg袋で購入。販売価格は1680円。5㎏だと1980円。産地な分、東京より気持ち安いですかね。実は、栃木県はコシヒカリ王国です。新潟県と千葉県に1年遅れて1956(昭和31)年にコシヒカリを奨励品種として採用した県です。県北部の寒冷気候地域での栽培に向いているという判断でした。「あぜみち農優会こしひかり」や「大田原産こしひかり」がありました。確実に美味しいのを食べたければ、冒険せずにこっちでしょうか。でも、せっかくなので未購入の「なすひかり」を購入しました。写真右下には、以前紹介した栃木南部の品種「とちぎの星」もあります。なすひかりの特徴なすひかり(栃木7号)は、1990年に栃木県農業試験場で交配が始められ、2004年に品種登録された栃木県オリジナルの品種です。全農栃木のホームページによると、「なすひかり」の歴史は以下の通りです。「なすひかり」は、栃木県のオリジナル品種として早生で耐冷性があり、良食味・良品質を目標として育成されました。 「栃木7号」と命名し生産力検定本試験を始めた平成10年は冷害の年で、この年の栃木県の作況指数は93と「不良」でした。「なすひかり」はコシヒカリとの比較では118%の収量があり安定した収量性も確認できました。 現地試験を実施した6年間の間に、県内の品種作付の変化や全国的な米生産にも変化が生じてきました。全国的に産地間競争が激しくなり各県オリジナル品種による販売戦略が討ち出されるようになってきました。このような時代の変化もあり、平成17年1月に品種登録申請をし、同年3月に県の奨励(認定)品種に採用されました。特徴としては・早生種で収量が多い・良食味米・品質が良く粒がやや大きい・寒さに強く倒伏しにくいといった点がありますちなみに、以前「とちぎの星」の記事で紹介しましたが、栃木県は南北で気候が結構異なり(南は夏に猛暑、北は寒冷地)、県北部は「コシヒカリ」「なすひかり」が、県南部は「とちぎの星」「あさひの夢」が主要な栽培品種となっています。パッケージはこんな感じです再掲です。「栃木県で育成されたなすひかりは、早生でやや大きく良食味なのが特徴のお米です」とパッケージに書かれてます。もう少し、一般の方に分かりやすい表現のがいいと思うんだけどどうでしょうか。販売者は、日光市の東隣にあるさくら市の「実取商事」(みどりしょうじ)さんです。裏面は系譜図です。私好みですが、説明書きと合わせてどれだけ一般の方に伝わるんでしょうか。精米はこんな感じです目視した限りでは、粒は確かに大きい気がします。それでは、いただきます初日は、子どもの塾弁当向け混ぜ込みご飯おにぎりになってしまいました。ひじきごはんにしても、粒が大きくて美味しいことはわかります。冷めても美味しくいただけました。2日目は、朝食で頂きました。コシヒカリ系のもちもち感があるけれども、口当たりはさっぱりです。これ、朝食向けの品種かもしれません。明太子との相性もいいです。また、粒が大きいことから卵かけご飯にも最適でした。この他にあったおかずとしては、栃木の道の駅で買ってきた山菜との相性も良かったです。ごちそうさまでした。購入はこちらからこちらの商品は、amazonで発見しましたが現在品切れ中という扱いになっています。ごめんなさい。実際に購入した店舗は、「かましん 日光ランドマーク店」さんになります。
2025.08.23
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新米の価格がさっぱり読めません。また、通販の状況も、去年の米騒動以降不安定なままです。去年はふるさと納税で入手した品種を中心に紹介しましたが、納税額自体が上がっていることからこれは行っていません。このため、今年は早場米の紹介は少なめになるかと思っていました。例えば、静岡の「なつしずか」を売っている店舗は、新規顧客打ち止めで購入できないので諦めたりもしています。(実は、検索には引っかからなかったんですがJA遠州夢咲で限定販売していたみたいで、気付いたときには販売終了でした。価格は送料込み5800円。悔しいので来年狙います。備忘録代わりに記載)それでも、アンテナを張り巡らせていたものの1つに高知県で最も早く収穫される品種、「南国そだち」がありました。こちらの品種は、一昨年に「よさ恋美人」を購入した店舗で取り扱いがありました。8月になったら問い合わせようと思って、7月末にそちらのお店を覗いてみたら、価格が明記されていました。販売価格 税込5370円 これに、東京都までの送料1100円がかかります。ちなみに去年の価格は2700円でした。ざっと2倍です。去年の価格を知っていただけに、さすがにこれでは購入する気にならず、あと送りにしていました。なお、7月17日付の農業協同組合新聞の記事によると、「南国そだち」の60kgあたり概算金は2万2700円で、昨年当初の概算金額より7200円高くなっているとのことです。それでも、1.5倍です。手元に令和6年度産の長期保存米も4kgあるので先にそっちを消費して、その頃何か他の早場米(ハナエチゼンとか)を、金額見ながら買おうとしていました。ところが8月の中旬、子どものバースデーケーキの受け取りで大森の駅ビルに行きました。このビルの地下には、楽天ポイントが貯まるので私が大好きな東急ストアがあります。牛乳とかカレー粉とかを買い、レジを通ってからエスカレーターへ向かう動線に米売り場が見えてきました。これ、ネットで見たことある。中身は確か探してた「南国そだち」ですやん。お値段は、税抜き4,280円(税込4,622円)です。原料玄米を確認すると「南国そだち」です。この金額ならまあ、うちに持って帰るのに重いのを我慢するということで購入しました。棚の左側にあるのは宮崎県産のコシヒカリ。こちらは、同じ商品を同じ店舗で去年撮ってました。チビ1の手足が映り込んでいます。すみません。今年:4kg 税抜き3,880円(=kgあたり970円)去年:5kg 税抜き2,680円(=kgあたり536円)1.81倍。つまり、81%の価格上昇です。こう考えると、最初の米屋さんの「南国そだち」の上昇率も、誤差の範囲なのかもしれません。今期は、この位の上昇率を覚悟しておく必要がありそうです。頭は痛い、懐は寒いです。そうそう、今回の米価高騰でこの冬にでも無洗米を注文しようとしていた米穀店が閉業していました。クレソン式無洗米機という機種でやってます、という触れ込みだったので、福岡米か九州米をこちらで注文しようかと思ってたんですが。。。ショックです。
2025.08.20
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この記事から、令和7年度米についても紹介します。このブログの最初期(2年前)に、全国でも最も早い早場米の一つにあたる鹿児島県種子島のコシヒカリを紹介しました。昨年は、「また買いませんか」というチラシが我が家に来ていたのですが、いろいろな早場米を紹介したかったことからパスしていました。が、昨年から丸一年続く米騒動の折、販売制限に出ている店舗や、ネット販売が開店休業になっている店舗などもある中で、販売価格がいくらになるかも読めず、新しい早場米に極端に偏らなくてもいいかなと思い、販売時期前後にこちらに「リピートしたいのですが」と問い合わせてみるつもりでした。「問合せ」と書いたのは、こちらの新栄物産さんのお米欄が「売り切れ」になったまま半年以上そのままになっていたためです。7月中旬になり、店頭のお米が高価格ながらも流通が続いている状態だったため、まあ売り切れということはないだろうと判断して、新栄物産さんのホームページを見たところ、ページが更新されていました。昨年、1袋2500円だったものが1袋4200円になってましたが、今の相場を考えるとこんなものでしょう。送料もかかるので結構痛いですが、ご祝儀ポチしました。おそらく、前回注文時と同じパッケージです。種子島コシヒカリの特徴第4回の記事で少し書いているので手短に書きますが、鹿児島県本土よりさらに南側にある種子島は、黒潮の影響を受ける温暖な気候から、全国的に見てもかなり早い時期の種まきが可能で、3月中旬にはすでに田植えを行い、7月に刈り取りを行っています。その後、もう一度田植えをする形で、年末にかけて二度目の収穫を行う二毛作を行っています。開封してみました2年前と同じパンフレットだと思います。お米の袋も同じもの。そういう意味でもリピートです。精米日は、7月21日です。精米はこんな感じです綺麗に粒のそろった新米でした。満足です。それでは、いただきます。1つ前の「青天の霹靂」を開けていたため開封は8月には行ってからになってしまいましたが、精米から2週間たっても十分な瑞々しさでした。私より敏感なkomenuma嫁は、「明らかに新米と分かる匂いがする」といいます。komenumaも、新米らしいなと思いながら美味しく頂きます。冷蔵保存技術が改善し、1年近く経過した新潟のコシヒカリも美味しく頂けましたが、それよりもさらに美味しいと感じました。西日本のコシヒカリだけあって、もちもち度は多少落ちるかもしれませんが、甘みも十分でどのおかずにも合いました。ちょっと面白かったのは、新潟コシヒカリ愛好家の我が家の長男の反応を見たく、特に何も言わずに出したのですが、彼は、「普通のお米」を食べる形で、この日のお代わり希望は特にありませんでした。・・・もしかして、事前情報なしでも新潟産に反応するんだろうか。ごちそうさまでした。購入はこちらから楽天等のECサイトには出ていないため、こちらの「新栄物産」さんのサイトからご購入下さい。クレカも使えずちょっと面倒ですが、来年もリピートしようと思っています。
2025.08.16
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こちらも、以前紹介した「コシヒカリ」と同様に窒素充填型長期保存米になります。昨年のいわゆる「米騒動」では、どこの店舗に行っても商品がなく踊らされた苦い経験から、手元に何kgか脱酵素剤入りの、精米後長期間食味が保たれるお米を購入しておきました。価格は高いですが、こればかりは子どもを抱える身の保険と思い割り切ってました。購入価格は、税抜き2199円でした。備蓄米放出で値下がりした今となっては、高値で掴んだ感があります。今回、新米が出回る時期に突入し始め、隠し持たれていたと思われる在庫も外に出てきて、金額はともかくとして去年の米騒動のように「店頭でお米が手に入らない」という状況はどうやら避けられそうだという判断で、開封を始めています。今回は、近所のまいばすけっとに5月頃に並んでいた「青天の霹靂」です。その名称から、銘柄としてはもちろん知っていましたが、購入するのは今回が初めてです。青天の霹靂の特徴青森県産業技術センターが2006年に開発を開始して、2014年に販売を開始した品種になります。この品種が2015年に受賞するまで、青森には「特A評価」を受賞した品種はありませんでした。ちょうど、昨年(2024年)青森県米本部が公表した「青天の霹靂10th Anniversary」というサイトおよびその提供先の青森米本部のホームページをベースに細かい紹介させていただきたいと思います。『「青天の霹靂」は粒がやや大きめのしっかりしたお米です。ほどよいツヤと、やわらかな白さ。炊き上がりからしばらく保温していても、つぶれることのない適度なかたさがあります。食べごたえがあって、しかも、重すぎない。粘りとキレのバランスがいい。上品な甘みの残る味わいです。』、『粘りとキレのバランスが良く、上品な甘みの残る味わい。どんな食材と合わせてもおいしく、おかずを選ばない頼もしさがあります。「ごはんの魅力」をあらためて感じさせてくれるお米です。』というのが売り物で、「さっぱり・おいしい」がキャッチコピーになっています。栽培には生産者登録が必要となっており、生産管理がきちんと行われています。栽培地域は、青森県産業技術センターによると、「津軽中央地帯」となっています。これがどこを指すのか、まとまっている資料を見つけられずイマイチ難しかったです。地理学科を出ている私ですらコレです。青森市と弘前市の間にある五所川原市、板柳町、鶴田町などが当てはまり、青森市と弘前市自体は含まれないようです。一応、「青森米本部」にある青天の霹靂の栽培エリアがあったので転載します。出典:https://aomori-komehonbu.gr.jp/meigara/系譜は、北陸202号(夢の舞)/青系157号のF1種と、青系158号によるものとなっており、青森色のかなり強い品種になっています。ちなみに、青森県の品種別栽培量(検査数量ベース)です。以前紹介したつがるロマンが奨励品種から外れ、生産量が大幅に変化しています。これは、「はれわたり」に移行したことになっています。青森県全体としては、まっしぐらが生産量の4分の3を占め、かつ全国的な品種「あきたこまち、ひとめぼれ、コシヒカリ」の生産が殆どないという特徴があります。それだけ、東北地方の他県と比較しても気候が厳しいんだろうということが想像できます。「青天の霹靂」は、この中で第3位の生産量となっていますが、県全体の生産量で見れば1割未満です。パッケージはこんな感じです精米年月日は5月、賞味期限は精米から180日後になっていました。裏面です。「青」は青森の青、「天」ははるかに広がる北の空、「霹靂」は稲妻という説明書きがあります。販売者さんはMMライスさん。このMMは「ミツハシ・丸紅」のM2つでしたが、現在ではミツハシの100%子会社になっています。精米はこんな感じです白く透き通っていて、粒立ちしそうな見た目です。この時点で、結構楽しみです。それでは、いただきます「さっぱり、おいしい」がキャッチコピーだと書きましたが、さっぱり感が結構強かったです。どちらかというとササニシキ系列でしょうか、あるいは感覚として似ているものがあるとしたら、産地が全く異なりますが「京式部」や三重のブランド米「結びの神」あたりが近そうな気もします。いまこの記事を書くにあたって、答え合わせのようにJA全農の食味チャートを参考までに見たところ、「結びの神」がすぐ近所にいました。自分の舌が合っていたようで恥をかかずにすみました。付け合わせのおかずは、さっぱり系なのでお刺身や和系の野菜ものがよく合いました。カツオの刺身や、菜っ葉のお浸しあたりとの相性が良かったです。ごちそうさまでした。購入したのは東京南部のまいばすけっとですが、その後この長期保管米を見かけていないことから、「購入はこちらから」は省略します。
2025.08.09
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前回紹介した「新大コシヒカリ」とセットになっていた商品です。新潟大学農学部は、新潟市西区の五十嵐キャンパスの中に学部があり、同じ西区の中に「新通ステーション」という農場があり、2haの農場を持っています。こちらで栽培されたコシヒカリが、「農学部コシヒカリ」という名前でセットになっていました。「新潟大学農学部 コシヒカリBL」となっています。コシヒカリBLの特徴以前、新潟県産のブランドコシヒカリである「米山プリンセス」の記事で少し書きましたが、2005年以降、一般的な新潟県産のコシヒカリは従来からあるコシヒカリではなく、品種登録上は「コシヒカリBL」という別の品種になっています。BLとは、「Blast Resistance Lines」の略で、従来のコシヒカリにいもち病耐性を付加した品種になります。玄米では、「産地品種銘柄:新潟県産コシヒカリ」「品種名:コシヒカリBL」となっていますが、精米段階ではJAS法によって「コシヒカリ」とされるため、我々エンドユーザーはこの新潟県産コシヒカリが従来の「コシヒカリ」なのか、「コシヒカリBL」なのかを見分けることはできません。ただし、新潟県ではこの品種のみを奨励品種としているため、JAでは従来品種の買い付けは行っておらず、新潟県産のコシヒカリのうちJAを通して販売されるものはすべて「コシヒカリBL」なんだそうです。(ポケマルにある、従来品種コシヒカリをこだわりで生産している「高橋農場」さんの記事より。一度こちらの商品を試してみたいと思っていますが、未食です)以前紹介したJA魚沼みなみのコシヒカリは、その論理だとコシヒカリBLとどこにも書いてませんが、BL種ということになりそうです。開封してみました前回記事の再掲。新大コシヒカリと農学部コシヒカリのセットです。裏面です。精米日は7月1日になってますが、これ実は6月中旬に注文したんです。何らかの理由で注文キャンセルになったのでは、と本気で心配してました。(お陰で、環7の近くにあるウエルシアで「ゆめぴりか」2kgを買ってしまいました)コシヒカリBLについて、「コシヒカリ」と表記すると書きましたが、こちらの原料玄米欄を見て頂ければお分かりいただけるかと思います。ちなみに、前回紹介の「新大コシヒカリ」はコシヒカリと同じ品種とはされておらず、「コシヒカリ新潟大学NU1号」の表記でした。精米はこんな感じです新大コシヒカリと比較して、それほど白粒化しているようには見えません。去年の新潟県は、気候や水事情に大きな問題がなかったんでしょうね。それでは、いただきますごくごく普通の、美味しいコシヒカリでした。特徴は、と言われたら困ってしまうかもしれません。魚沼産の長期保存品よりは、水分がありましたが糖度はあちらのが上だったかもしれません。一つ前の「新大コシヒカリ」と同じ味かというと、むしろあちらのがより美味しかったようにも感じます。料理との付け合わせは、いわゆるコシヒカリのど真ん中にあたるものなので、肉系のそぼろとの組み合わせが良かったです。鮭、明太子、TKGといった朝食との組み合わせでも美味しく頂けました。ごちそうさまでした
2025.08.02
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年々気候が厚くなっていく日本、今年は、テーマとして「暑さに強いお米(=高温耐性があるお米)」を少しずつ重点的に紹介しています。⇒「きぬむすめ」「いなほっこり」「とちぎの星」「あきさかり」この先、気候条件と照らし合わせて高温耐性の品種が求められると思いますが、作り手さんは「これまでの品種と比べて作りやすかったとしても知名度がない分高く売れない」といった悩みを抱えているようです。もちろん、暑さに強いだけで作りやすいわけではない、といった品種もあるようです。そして、コシヒカリ王国新潟では、なんとコシヒカリに代わる高温耐性米として「コシヒカリに高温耐性を持たせる」という研究が本当に行われています。行っているのは新潟大学。品種としては、正式名称は「コシヒカリ新潟大学NU1号」という品種であり、正式にコシヒカリと名乗れるわけではないんですが、新潟県内12カ所で栽培の実証実験を実施し、「新大コシヒカリ」という商品名で、販売しています。立派な紙製の袋に入ってます。値段も結構行くんでしょうねぇ、と言われそうですが「はい、お高いです」。「コシヒカリ新潟大学NU1号」の特徴この品種については、情報があまりないため「新潟大学社会連携推進機構のnote」より引用します。・「新大コシヒカリ」は、新潟大学農学部(当時)の三ツ井敏明特任教授らを中心とした研究グループが開発、一般的なコシヒカリと比べて高温耐性を持つことから、2020年に「コシヒカリ新潟大学NU1 号」として新品種登録(登録番号:第27856号)をした。・「新大コシヒカリ」という名称は、2022年11月から約1か月半の間で行われた一般公募で選ばれ、、最終選考の結果、地域に親しみのあるコシヒカリの名を残すことができる「新大コシヒカリ」に決定した。・開発経緯は、近年の猛暑の影響で「コシヒカリ」の収量の減少やコメ白濁化といった品質低下の被害が県内全体で発生し、この課題の解決に向けて取組みました。当初三ツ井特任教授は「高温によりコメが白く濁るのはなぜなのか」という学術的興味から研究を開始した。・研究の結果、イネのうちコメとなる部分に含まれるデンプンの合成と分解のバランスに着目し、そのバランス異常がコメの白濁化といった品質低下の原因となっていることを突き止めまた。そして遺伝子組換えではなく、イネが本来もつ環境適応力を引き出すことによって、暑さに強く高温耐性を有する新品種「新大コシヒカリ」の開発を行った。ということのようです。その後、2020年から県内7カ所で試験栽培を実施し、2023年からは新潟や東京の百貨店で試験販売をしてきたそうです。販売については、「お米場 田心」を運営している「農業生産法人 越後ファーム株式会社」が担っているようで、今回はお米場 田心さんではないページ(新潟直送計画さん)から注文したのですが、販売者および発送元は越後ファームさんでした。開封してみます次回に紹介する商品が一緒に入ってます。左の新大コシヒカリ「コシヒカリ新潟大学NU1 号」、右は新潟大学の付属農場で作ったいわゆるコシヒカリ「コシヒカリBL」になります。BLについては、次回の記事で少し詳しく説明します。裏面です。販売者は、農業生産法人 越後ファームさん原料玄米は、コシヒカリ新潟大学NU1号となっています。精米はこんな感じです高温による白粒化に関心があったのが出発点、という品種だけにキレイです。それでは、いただきます口にした食感と食味は、コシヒカリそのものでした。ややもっちりした食感と、ほのかな甘み。とても美味しいです。基本的にコシヒカリは濃い肉系の料理でもそれなりにご飯のおいしさが残るのですが、スペアリブと一緒に戴いても美味しく頂けました。この他、サーモンとカツオの刺身があったのですが、しょうゆをつけた上で合わせていただくととても美味しかったです。もったいなくて、丼ものの土台にはあまりしませんでした。さて、前回の記事を読んでくださった方はお分かりかと思いますが、一つ前のお米は古古米の政府備蓄米でした。口にした瞬間から、味が全く違いました。そして、今回驚いたのは我が家のチビどもの反応です。お刺身が好きというのもありますが、チビ1(小学校高学年)、チビ2(未就学児)ともに評判がよく、ごはんのお替りの所望がありました。チビ2に至っては2膳です。実は、チビ1は習いごと教室のみんなでむかし行った新潟のスキー教室でのホテルの食事にいい思い出があるらしく、以前も書きましたが「新潟県産コシヒカリ贔屓」です。なので、このお米を出す際にわざと新潟県産の「新大」コシヒカリという品種だということは黙ってました。それでも、美味しいと感じる舌を持っているんですかね。ごちそうさまでした。注文はこちらから私自身は、こちらの「新潟直送計画」さんから購入しました。令和6年度産米 新大農学部コシヒカリセット(新大コシヒカリ・農学部コシヒカリ 各2kg) 新潟大学農学部附属農場 新潟県産 産地直送 お米 こしひかり ライス 白米 新潟大学 しんだい お歳暮価格:4,860円(税込、送料無料) (2025/7/26時点)楽天で購入このほか、販売元の「お米場 田心」さんのHPでも購入できます。田心さん、今日(7/26)見たところ新米のちゅらひかりを販売してますね。
2025.07.26
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新しい袋を開けていないため、レビューではない記事です。政府備蓄米の放出等でようやく落ち着きだした米相場、今年はおそらく去年の様な「店頭にお米がない」というほどのパニックにはならないかと思います。これだけ店頭に商品が増えてくると、米不足の最大の理由が「投機的な売り惜しみ」だったという解釈が、最も正しかったと言えるでしょう。が、去年の8月のあのパニック以降お米の通販関連サイトは狂ったままです。その上で、特に今年2月ごろからは「欲しい時に欲しいものが手に入らない」という状況が続いているのは事実で、去年は結果的に早場米を紹介できましたが今年はあまり出来ないかもと思っていました。一昨年、このブログを始めて最初期の記事で、「鹿児島県種子島産の早場米コシヒカリ」を紹介しました。コメ供給が薄かった5月時点頃から、リピートしてもいいかと気にしていたのですが、昨日ホームページを見てみたら、令和7年度産米(つまり新米)が販売開始されていました。価格は、昨年が2600円だったものが4200円となっています。こればかりは仕方ない、ですかね。そして、この価格には送料は含まれていません。せっかくなので注文してみました。注文は、こちらの「新栄物産」さんのホームページより可能です。去年の米騒動のこともあるし、「端境期に先にちょっと押さえておきたい」という方などがいらっしゃいましたらどうぞ。
2025.07.19
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5月の末から6月頭にかけて、1日当たりのアクセス数がすごいことになっていました。検索キーワードは「備蓄米」のようです。以前書いた、前の農相が放出しJAが大部分を落札した備蓄米についての記事にアクセスが集中していましたが、来てくれた方が読みたかったのはその記事ではないだろうと思っています。「私はコメを買ったことがない、支援者の方から沢山貰うので」という発言が原因で更迭になった江藤拓・元農林水産大臣(「自由民主党、衆議院宮崎県第2区選出」と政党名と選挙区も、未来に読む人のために書き残しておきます)に代わり新たに農林水産大臣になったのは、都市部の神奈川県横須賀市出身の小泉進次郎氏(こちらも自由民主党)でした。小泉氏は、スピード感をもって古古米や古古古米の政府備蓄米の随意契約での放出を進め、店頭には税抜きで2000円を切るコメが並び始めるようになりました。入手はまだ簡単ではないですが、副次的効果でその他のブランド米価格がようやく下がり始めています。ということで、このブログを持っている以上一度は食べてみたいお米です。先日、別記事で挙げたようにX(旧twitter)でディスカウントストアのオリンピックでの入荷情報を見ていたkomenumaは、オリンピックのある街に行く機会に寄って入手できました。購入店舗は、横浜市鶴見区の「オリンピック 鶴見店」です。購入できた商品は、新潟の米穀卸会社「諸長」さんの商品で、「里のごはん」という商品名がついています。パッケージはこんな感じですそれでは、いただきます食べてみたところの感想としては、以下の通りです。味:もちろんブランド米には及ばないが、業務用米やいわゆる「家計応援米」のようなブレンド米と比べた場合には全く遜色ない。食感:水分は確かに少ない分パサパサする。食べた場合だけでなく、炊飯器からよそう時点で感じる合う料理は、想定通りですがかけごはん系でした。カレーやマーボーの具として美味しくいただけます。古古米らしさを感じたのは食べている時よりもむしろ、炊飯器を開けたときに古米で時々するちょっとした「古米臭さ」が結構したことでした。実際に口にしてみるとそこまでは気にならないのですが。購入はどこで最初のうちはすぐ売り切れたようですが、それなりに東京では見かける機会があります。先週は馬込のマルエツで、今週は大森山王のマツモトキヨシでそれぞれ見かけました。どっちも、「ザ・備蓄米」みたいなシンプルパッケージだったのでちょっと欲しかったです。マツキヨの備蓄米。マルエツ(イオン系列)の備蓄米
2025.07.12
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6月27日、衝撃的なニュースがありました。「九州から近畿地方の西日本各地で梅雨明け」おいちょっと待て、今年の農業は大丈夫なのか?と言いたくなる早さです。関東人のkomenumaの感覚でも、今年の梅雨は全く梅雨っぽくなかったです。ということは、もしかして地域によっては一昨年、令和5年度の再来になるんでしょうか。「お米」という視点での話としては、令和5年度酷暑は実は稲の生育に影響があり、その結果令和6年度の新米(早場米)の先食いにつながり、最終的には今の米価高騰につながったという話があります。このブログは今年、「暑さに強い(高温耐性のある)」を品種を積極的に取り上げています。いろいろ紹介することで、全国区ではあまり知られていない品種を広められたらと思っています。昨今の気候では、いつかはこちらの方への移行を進めていく必要があるんだと思いますが、消費者に従来の品種が浸透してしまった(例:「ひのひかり」)ために、売れ行き危惧などからなかなか新品種に移行しにくかったりすることもあるようです。今回は、徳島県から「あきさかり」を紹介します。従来徳島で栽培されていた「あわみのり」を品種改良した品種で高温耐性のある品種になります。徳島県の場合には、これを「キヌヒカリ」の置き換えとして奨励品種してしました。ちなみに、徳島県は、全国の米生産量下位10位以内に入る県で、今年中にこれらの10県を紹介したいと考えていました。希少品種化している「あわみのり」よりも、今は「あきさかり」の方が収量が多いことから、そちらを購入するつもりでいましたが、3月ごろから、JAタウンでは「えっ!?」というほど値上がりしていました。それ以外の産直でまだ安いものがあったのでそれをと思っていたのですがそちらも売り切れてしまいました。「新米までは徳島県産は我慢かな」と思っていたましたが、ふるさとチョイスからの広告が来て、徳島県内の自治体のふるさと納税で野菜と「あきさかり3kg」という組み合わせのものがあり、これならと注文してみました。あきさかりの特徴徳島県だけで栽培されている品種ではなく、実は福井県の生まれです。平成9(1997)年に、福井県農業試験場で、「あわみのり」を母に、極良食味で多収の越南173号を父として誕生した品種です。徳島のあわみのりが母なのに福井県?と思われる方もいると思いますが、「あわみのり」自体がもともとは北陸159号という品種で、徳島生まれではなくて国の北陸農業試験場(新潟県)で生まれた品種で、徳島県だけが奨励品種にしていました。この品種が「あきさかり」となり、福井・徳島・広島・香川などで栽培されており、親の「あわみのり」よりも広い範囲で作られる品種に代わっています。JA全農徳島県本部さんのホームページを見る限り、「もちもちとした粘りと程よい甘みが特徴」特性概要については、「キヌヒカリと比べて、高温による白未熟粒の発生が少なく、出穂期は4日程度、成熟期は6日程度遅い品種である。玄米の品質は優れており、食味はコシヒカリと同等で良い」とされています。主な生産県は、広島、福井、徳島、香川の4県です。福井は開発元だから多いのは理解できますが、残りは瀬戸内海沿いの県に偏っています。徳島県内における生産量は、「こしひかり」についで2位。およそ32%があきさかりです。逆に、あきさかりの親でもある「あわみのり」は10トン程度しか作られていないようです。このように受け入れられている「あきさかり」ですが、特徴を探そうとしている中で、なかなか興味深い作り手側の文章を見つけてしまいました。徳島県の目安箱からです。↓導入に関してはこんな感じです↓徳島県のお米の推奨品種が数年前から「あきさかり」に変わりましたが、この品種は農家に取って非常に作りたくない品種です。高温障害に強く、台風が来ても倒れにくい、収量が多いという理由で推奨品種になったと思いますが、確かにこれらのメリットはあります。ただそのメリット以上にデメリットの方が多いです。ほうほう、と読み進めてしまいます。具体的にこの方が書かれているデメリットをかいつまんで書きますと、1.晩生の品種でもち米並に収穫までに時間がかかる2.収量が多いということは藁が太く硬く腐りにくいため秋冬の野菜の作付けに影響する。3.キヌヒカリよりは高いが、コシヒカリよりは安い。4.コシヒカリやキヌヒカリは冷めても美味しいが、あきさかりは炊きたては美味しいけど冷めたらマズイと言われる。5.非力なコンバインを壊す。小規模農家がよく使っているような20馬力前後のコンバインだと太い藁が詰まってしまったり、刃がやられてしまうケースが多いよう。せっかく開発した新品種でも、農家の方がこういう形で感じるということがあるんですね。ただの、「米うまっ」と言いながら食道楽ヲタには、思いつきもしませんでした。今後は、より心して頂かないといけないですね。開封してみますクロネコのクール便で届きました。お米3kgと、勝浦町の市原農園さんで取れた野菜がいくつか同梱されています。お米の裏側。このパッケージだったので、前回ふるさと納税の返礼品で頂戴した大阪府四条畷市みたいに、表記部分に何も書いていないお米かと思いましたが、生産者名がスタンプされ、原料玄米・生産年・精米日がきちんと手書きで書かれていました。で、日単位の精米日が到着日の2日前でした。我が家には、もう一つ2000円の備蓄米がありましたが、どっちを先に開封するかkomenuma嫁に聞いたところ、普段のルールとまげてこちらを先に開けることになりました。野菜は、ニンジン、枝豆、なす、ミニトマト、ズッキーニ、オクラ、ピーマンでした。精米はこんな感じですやや白粒化しているものもありましたが、気になるほどではありませんでした。それでは、いただきます。この時期とはいえ、精米したてのお米というのはそれだけで嬉しいものです。あっさり系の特徴を持っている品種らしいというのは知っていました。まず、「土台かな」と思いながら手を出してみますが、それよりは味がします。そして、ふっくら感はあります。汁かけご飯適性はそれほど高くなく、最も良かったのは「朝食に卵かけご飯」でした。ごちそうさまでした購入はこちらから【ふるさと納税】市原農園 お米と農産物価格:13,000円(税込、送料無料) (2025/7/2時点)楽天で購入ふるさと納税ですと、13,000円で3kgのお米および写真の野菜を返礼品として貰えます。商品価格としては3,900円ということになるんでしょう。野菜は完全にお任せになるんですが、ナスがとても美味しかったです。
2025.07.05
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普段あまり紹介しないブレンド米の紹介です。購入者は私ではなく、komenuma嫁です。以前「新之助」を購入したことのある大田区大森西の、マニアックな品揃えのお米屋さんの前を通りかかった時に、「ふるさと納税のお米が届いてないから買わんと」と言ってた私の言葉を思い出して購入してくれました。自転車とはいえ重いのに、わざわざすみません。(「重かったぜぇ~」と云われました)食べ物への好奇心が私より大きいkomenuma嫁は、普段単一原料米しか買わない私とはまた違う発想でした。「このご時世なんだから、街のお米屋さんのブレンド技術を見るのもいいと思わん?」あ、夫婦っておもしろいな、と思った瞬間でした。商品名は、店舗名をつけた「ヤマロク米」という商品で、価格は5kgで税込4,500円だったそうです。パッケージはこんな感じです袋に書かれている商品名は、「太陽と水と大地 天上の恵み」です。ブレンド米として売ること前提の米袋だと思います。「天上の恵み」で検索すると、全く別の街にあるお店でこのデザインの袋が出てくることから、購入したお店が特注しているわけではなさそうです。精米及び販売者欄はシール処理でした。お米の生産年度は、「令和6年産」となっていることから古米は入っていないようです。精米はこんな感じです粒の大きさはおおむね同じように見えますが、全体としては小ぶりです。時々、白い粒が混じってますね。それでは、いただきます。戴いてみた感想は、食感は問題ないんですが、以前紹介した4月購入の政府備蓄米入りブレンド米(最初に放出された方のもの)と同じように、「やっぱり味がしないなぁ」というものでした。ブレンド米の全般的な特徴なんでしょうかね。ただし、ツヤなどの外観はこちらの方がよく、この辺が「お米屋さんのブレンド技術」の評価のしどころになるんでしょうか。少なくとも、見た目は悪くありません。おそらく、このお米屋さんで業務用米として扱われているものと同じだろうなというのが感想です。切り身の魚(かつお、鯛)との組み合わせや、朝食での明太子との組み合わせは悪くなかったのですが、カレーやマーボー丼などの汁かけご飯の土台が一番良かったかもしれません。ごちそうさまでした。
2025.06.28
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ブログの検索履歴は、「政府備蓄米」についての検索が今月は圧倒的に多いです。が、このブログにはこれまで、江藤農相時代の備蓄米(落札方式でJAが大量に落札したアレ)の記事はあっても、2000円程度で販売することになった小泉農相の備蓄米はまだ入手しておらず、当然のこととして記事もありませんでした。今回、行列することもなく販売にちょうど巡り合ったので、求められている情報のタイムラグを考え、実食で紹介するより先に記事にします。購入した場所は、神奈川県横浜市鶴見区の「オリンピック 鶴見店」です。Xに、オリンピックでの購入実績があったため覗きに行ってきました。わざわざ都内から神奈川に行ったのではなく、鶴見は昔住んでいた街なので、子供の髪を同じ人に切って貰っているという理由です。「長原や下丸子や蒲田のオリンピックになかったから行った」、という訳ではありません。販売価格は税抜き1980円。商品名は「里のごはん」で、メーカーはライフのコシヒカリなどで見かける新潟県の米穀卸「諸長」さんでした。購入時間は、日曜日の午前10時半くらい(開店時刻は10時)です。この位の時間に行った方が入手しやすいのかもしれませんが、保証はできずすみません。精米表記部分に、きちんと「備蓄米」と書かれていました。隣にこれ(カルローズ)があったんですが、銘柄米より備蓄米を購入する層をターゲットにしていたのではと思うので、この価格では売れ行きがどうなるのか心配ではあります。「政治に踊らされる経済」を見た気がしました。
2025.06.23
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昨年の米騒動を機に、「万一店頭から一時的に米が消えた時用に、ある程度長持ちする精米を1袋取り置いておきたい」と考えるようになりました。精米の消費期限というものは法的にはなく、「1年」が目安とされている一方で、実質的に美味しく食べられる時期は精米日から夏が1か月、冬でも2か月程度と言われています。店頭でも、精米日から日付が経過したものが値引きされていることがあります(例:マルエツ)が、これはそういった理由によるものです。その一方で、これまでに紹介してきた商品の中にもあったのですが、窒素充填や真空化によって食味の低下を抑え、6か月~1年程度の間であれば美味しく食べられますと謳っている製品があります。(紹介したものだと、てんたかく・岡山の里海米・ハイブリッドとうごう(冬眠米)・いなほっこりなどがあてはまります)今年の初め頃、「そういう商品を買ってみてGWごろに開封して、食味がどんなもんなのか試して、もし悪くなかったら代わりを買えば、夏の端境期を乗り越えられそうだ」と考えていました。ちょうど、近所のまいばすけっとではイオンのPB”トップバリュー”ブランドのコシヒカリとミルキークイーンの窒素充填米が売られていたので、これでテストしようかと購入してみました。購入日は1月4日で、購入価格は、4kgで3400円程度(今よりはまだ安かった)でした。このシリーズは、他に「つや姫」があるのを大田区六郷土手のイオン系スーパー、maxvaluで3月頃に確認しています。今回、精米日の12月24日からちょうど半年が過ぎそうなことから開封してみました。購入したのはこちらです「産地限定 みなみ魚沼農協 南魚沼コシヒカリ」みなみ魚沼農協のHPを見る限りでは、管轄地域は南魚沼市と南魚沼郡湯沢町(越後湯沢のあるところ)のようですが、こちらの商品の産地は南魚沼市のようです。販売者は、米穀業者ではなくイオンです。裏面は、南魚沼地域の紹介ですが、右下に気になるQRコードがあります。イオンのtopvalu商品は、どうやら産地情報についてのトレーサビリティがあるようです。表のパッケージの番号「TKA69」を入力してみました。出てきた情報は、生産地、生産者団体、精米地、商品名が出てきます。精米地は、米穀卸大手神明の東京工場(埼玉県ですが)になっています。まいばすけっと、MMライス(ミツハシ系)の商品が多く、申し訳程度に神明さんの商品があると思っていたのですが、がっちり食い込んでいたんですね。精米はこんな感じですそれでは、いただきます特別栽培でも従来品種でもなんでもないですが、それでも生産地から正式に認められる「魚沼コシヒカリ」です。前回紹介した「日米合同ブレンド米」から一気にランクアップした気分で、食べる前から美味しそうです。人間とは、そもそもブランドに弱い生き物です。口にしてみます。味はコシヒカリでした。上品な甘みがあって美味しいです。少なくとも、「半年前に精米したロングライフ米だからダメ」等ということはありません。が、何か物足りません・・・食感なんです。もちもち感が少ないというか、食感がボソボソするんです。原因はすぐわかりました。食味は保てても、水分抜けまでは保てていないんでしょう。(炊飯機変えたのが原因かな、とも思いましたが)次の日、気持ち水を多めに入れてみたら美味しく炊き上がりました。いわゆる「美味しいコシヒカリ」だったため、ロングライフということについての不満は不安はありません。合うおかずも、コシヒカリに合うオカズと同じで、飲み屋さんの持ち帰り手羽先(たれ味)との組み合わせや、味が強くても負けない豚キムチとの相性が良かったです。自称、新潟コシヒカリが好きなチビ1も、正体を明かさずに出したのですが「うまい」と平らげてくれました。ごちそうさまでした購入はこちらから本来はイオン系列の店舗で購入できますが、最近は見かけません。これを購入した「まいばすけっと」に入荷されるお米は、現時点で限られているためあまり役に立たないレビューかもしれません。「食べられる」ことがわかったので、端境期の緊急用のお米はまいばすけっとで「青天の霹靂」、ドラッグセイムスでアイリスオーヤマの「つや姫」をそれぞれ2kgずつ買い置きしました。夏過ぎに記事にすることになると思います。
2025.06.21
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GW頃、イオン系のスーパー「まいばすけっと」に並び始めていたお米で、店頭で見て気になっている商品がありました。米国産米メインなんだけど、いわゆる「カルローズ100%」などではなく、国産米を2割だけブレンドした商品で、昨今の米価格よりも安く供給できるお米として出されているようです。(イオングループのプレスリリースはこちら)正直なところ、なぜ2割という申し訳程度の国産米ブレンドをしているのか、意図がわかりませんでした。そのうち買ってもいいかなと思ってはいたのですがとりあえずは様子見してました。ところが、5月の中旬にイオングループから「カリフォルニア米カルローズ100%の『かろやか』を6月6日より販売します」というプレスリリースがありました。そうなると、この商品は存在意義を失ってしまうかもしれません。欲しければ「今でしょ」ということで近所のまいばすけっとに行くたびに入荷状況を見ましたがが、日曜午後の入荷直後の状況でも2kg米やブレンド米「あかふじ」、はえぬきは入荷していてもどうもこれが棚に並んでいません。機を逸したと思っていたのですが、子どもの習い事送りのあと、生活圏ではない地点のまいばすけっとで遭遇できたので、衝動買いしました。購入価格は税抜き2780円。ただし4kgです。パッケージはこんな感じです。「二つの故郷を持つ銘柄米の長所を損ねることなく、匠の技の米作りで見事に一つの美味しいお米に仕上げることが出来ました。ぜひ一度、お召し上がりいただきたい逸品です」とあります。裏面はお米の炊き方です。アメリカ米だから水加減をどうするとか、浸水時間は~とかそういった記載はありませんでした。裏面を見て驚きました。イオンが販売者だとばかり思っていたのですが、販売者さんは米穀卸最大手の神明さんでした。「二穂の匠・糧」の特徴ブレンド米なので特徴は書けませんが、生産国以外の情報が一切ないことが特徴ですかね。米国米ですが、カリフォルニアなのか、それともアーカンソーなど他の稲作州のものなのかはわかりませんし、先入観でカルローズかと思っていましたがそれも不明です。2割の国産米部分も、新米なのか古米なのか、どの品種なのか、どの産地なのかといったことは不明です。精米はこんな感じです思っていたほどは、中粒種という感じではありませんでした。それでは、いただきます輸入米だからといって、匂いなどこれといった悪い特徴はありませんでした。ちょっと前に戴いたブレンド米「楽しい食卓」と、それほど変わらない食味です。komenuma嫁:「ブレンド技術の凄さを思い知った」コシヒカリ好きチビ1:「やっぱり味がしない気がする・・・」感じ方はそれぞれですが、自分は・土台としては全然アリ・おかずと一緒に戴くにしても、オールマイティーにいける→ただし、お米だけで食べても美味しくない→「ひのひかり」のようなオカズの邪魔をしないいい米とはまた違う。という感じ方でした。購入当初に抱いていた、「なぜ2割ブレンド?」という疑問は解けました。2割程度のお米で、食感が大きく変わるんでしょうね。炊き方は少し工夫が必要で、通常よりも5%以上10%未満位多い水量で炊いた場合に、それなりに美味しく炊き上がります。炊飯器の分量通りに炊いた場合には、ボソボソします。料理酒1匙でも加えれば、外国産米だとわからない美味しいお米になると思います。ごちそうさまでした購入したのは、蒲田近くの「まいばすけっと」ですが、首都圏のまいばすけっとなら入手できるかもしれません。ただし、小泉備蓄米の放出とカルローズ100%の販売が始まった今、いつまでこの商品を生産するのかはわかりませんが。
2025.06.14
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我が家の家電製品の中には、結婚前にkomenuma嫁が一人暮らししていた時から持ち越しで使っているものがいくつかありました。炊飯器もその1つです。象印さんのものを18年くらい使っていたんですが、先日から炊飯部分ではなく開閉機能がおかしくなり、「これはそのうち事故を起こすかもしれない」ということで、楽天スーパーセールに合わせて購入しました。実は、2年くらい前から欲しかったメーカーがあります。T-falですえっ?電気ケトルを作ってるフランスメーカーだよね?それとも、フライパンを新調した話でしたっけ?と聞かれそうですが、実は炊飯器も作ってるんです。炊飯器の主要メーカーといえばの象印でも、タイガーでもなく、「米の食味チャート」でお世話になっているPanasonic(我が家の家電は大抵ここです)でもなく、同じく総合家電メーカーの東芝や三菱でもなく、あるいはお手頃なアイリスや中華家電でもなくです。T-fal、アウトレットモールに鍋釜キッチン用品電気ケトル調理家電などを販売する店舗を出しています。2年前に、関越道花園インター近くの「ふかや花園プレミアムアウトレット」に寄り道した際に、鍋のフタが売ってたら買いたいなと入ってみたところ、入り口近くの一等地に鎮座していたのが炊飯器でした。当然、ここが炊飯器を作っているということも知らなかったkomenumaとkomenuma嫁は驚きましたが、これだけの場所に置いてあるのであればメーカーが売りたい商品なのかなと感じました。その時に、「今の炊飯器がダメになったら次はこれを買ってみたい」と言っていたこともあり、komenuma嫁からのOKもすぐに出ました。箱には、まぎれもなくT-falのロゴがあります。開封してみると、こんな感じでした。最新の家電って感じですよね。白米、無洗米、玄米、雑穀米、長粒米と炊き分けができるそうです。次回紹介するお米からは、こちらで炊いたものになります。使ってみた感想としては、遠赤外線の効果なのか外国米も美味しく炊き上がりました。今回はこちらから購入しています。ティファール ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器 5.5合炊き ブラック RK8828J0 T-fal 高火力IH 遠赤外線 炊飯ジャー キッチン家電価格:26,800円(税込、送料別) (2025/6/12時点)楽天で購入
2025.06.11
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未就学の子供のいる我が家では、「バターチキンカレー」を重宝しています。普段のカレーは、甘口と辛い者の食べたい大人用の辛口を、カレールーを入れる段階で2つの鍋に分けているのですが、バターチキンカレーであれば1つの鍋で作れます。ハウス食品のカレー、「こくまろ」シリーズに「こくまろバターチキンカレー」という商品があって便利なのですが、取り扱いがあまりありません。以前は東急ストアやマルエツで取り扱いがあったのですが見かけず、確実に手に入る店として、毎週川崎に行く機会のあるkomenumaは、川崎駅ビル地下にある「Y’smart(ワイズマート)」さんで時々何個か買い貯めています。そんなワイズマートさん、本社は千葉県の浦安にあり、千葉県や東京都の千葉寄りを中心に展開している会社のようで、神奈川は川崎の1店舗だけです。お米に関しては普段はパールライスの商品や千葉県に本社のある「ユアサ・フナショク」さんの無洗米などを扱っていて、精米コーナーはあまり気にしていなかったのですが、先日通りがかったときに、このお店で見たことのないパッケージがありました。千葉県産の粒すけで、販売者は茨城県内の農場になってました。もしかしたら千葉の流通業者のつながりから、スポット購入した商品かもしれません。その日は購入しませんでしたが、一期一会かもと思い、次の週に川崎に行くときに購入してきました。購入価格は、税抜き4,600円です。この商品に限らずたいていの「粒すけ」には、千葉県のキャラクター「チーバくん」が袋に描かれています。粒すけの特徴千葉県が13年かけて開発した品種で、2020年にデビューしました。公式サイトがあるので、そちらから情報を引用すると、・粒が大きい・程よい粘りと弾力で、コシヒカリと同等以上のおいしさ・和食・洋食・中華など、色々な料理に合う食感・コシヒカリよりもたくさん収穫できる・茎が短くて倒れにくく、育てやすいという、食味および生産上の特徴があります。千葉県の品種別生産量になります。生産量のうち、おおよそ48%をコシヒカリが占めており、次いで「ふさこがね」(28%)、「ふさおとめ」(13%)の順となっており、「粒すけ」(5%)はそれらに次ぐ第4位となっており、全体としての生産量はそれほど多くありません。千葉県は、コシヒカリを全国でも最初(新潟県と同時)に奨励品種としてきた歴史があり、それ以外の品種では台風の影響を受けづらい早生種の「ふさこがね」「ふさおとめ」の栽培が進められてきたことが理由としてあるのかもしれません。パッケージはこんな感じです再掲です。「粒すけ」の特徴ともいえるチーバくんが前面に出されています。裏面は、保存方法と炊き方です。販売者は、茨城県稲敷市の(有)東農場さん。千葉県でしか作れないはずの米なのになぜ、と思いましたが生産者から集荷販売までする業者さんのようです。かつて、「とねのめぐみ」の際に書きましたが、この稲敷市や対岸の千葉県成田市のあたりは利根川を挟んで経済圏は結構ボーダーレスです。東農場さん自体も、千葉県成田市に倉庫を持っているようです。精米はこんな感じですこの画像だとそうでもないんですが、これ以上に白い粒が混じっていた印象を受けました。おおかた2等米なんじゃないでしょうか。「粒すけ」の特徴で高温耐性は聞きませんし、コシヒカリ等と同様に白くなっているものと思われます。それでは、いただきます粒が大きいうえ、母がコシヒカリなこともあって食べやすい品種でした。コシヒカリ程は甘くないですが。汁かけご飯よりも汁気のないおかず、たとえばエビフライなどの揚げ物との組み合わせが良かったです。「ご飯だけで食べてもおいしいか」という質問があれば、それだけで食べられる品種だと思います。また、機会があればリピートしたいです。ごちそうさまでした追記小泉農相による備蓄米放出の話以降、楽天でもその他のEコマースでも、民間の米穀業者からのお米の供給量は明らかに増加しましたね。タイムラグを考えると、JAが放出する時間はまだなく、最大の原因はJAよりも民間米穀卸業者の売り惜しみ(一番最初の指摘通り)だったんでしょう。当初から想定していましたが、やっぱり感が強いです。
2025.06.07
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このブログでは、いつか全国47件のお米をすべて紹介したいと思っています。これまでに、77のお米を紹介してきましたが、産地別ではまだ紹介できていない県は結構あります。石川県、山梨県、静岡県、大阪府、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、福岡県、大分県が当てはまります。そして、これらの府県の中にはもともと生産が多くない県もいくつかあり、今年の米騒動もあって取り寄せようとしてもなかなか取り寄せられない場所もあります。↓↓↓↓↓↓↓↓↓大阪府産の米です↓↓↓↓↓↓↓↓↓産地も、品種もどこにも書かれていませんが大阪府四条畷市産のお米3kgになります。2月頃、Yahoo!ショッピングで、大阪府能勢町の「つきあかり」が売られているのを見て、無洗米期間が終了し次第購入してみようと思っていたところ、品切れになってしまいました。大阪府産のお米は、普通に探してもなかなか見つかりません。ふるさと納税を頼ることにしました。今年の米不足と、もともとの生産量から大阪府で地元米を返礼品にしている自治体はもともと多くありません。去年あった泉大津市の3品種食べ比べはなくなっていますし、いつかお願いしたいと思っていた国際コンクール受賞の河内長野のきぬむすめも売り切れています。貝塚市もあきたこまちを出しており、大阪産のあきたこまちもいいなと思っていましたがこちらも既に売り切れたようです。それでも、まだ残っているものを探していると、なかなか良さそうな返礼品を見つけました。「四条畷産・大阪産(おおさかもん)野菜4~6品目と米3kgの詰め合わせ」四条畷って学研都市線の住宅地ですが、あんな所に水田があるんでしょうか。よく見てみると、「田原地区」とあります。この地区は、いわゆる四条畷駅のあたりとは異なり、市の中心部から生駒山地を超えた反対側の、「地形的にはほぼ奈良県生駒市」のようなところですが、ここが大阪府になっています。商品提供元のグリーンファームさんの様子はこちら。これなら、以前茨城県行方市から早場米と野菜のセットを取り寄せたときにテンション爆上がりだったkomenuma嫁も喜んでくれそうです。開封してみます野菜が一緒に入っているからでしょう。佐川急便の同包されていた野菜は、小松菜×2,水菜、春菊、リーフレタス×4が入っていました。袋の裏面はこんな感じ。結局、大阪府産だと外観でわかる表記も品種がわかる表記もなし。おそらく、未検査米なんじゃないかと思います。精米はこんな感じです前回の記事と同様、いつもと違う容器での紹介です。精米は結構きれいでした。ただし、撮影時に外しましたが虫食いのお米が少し混じっていました。大した割合じゃないのでキニシナイ。それでは、いただきます未検査米のようだし、あくまでも大阪府産のお米を戴きたいという理由での注文だったので、味についてはあまり期待していませんでした。お米だけで口にしてみたところ、あっさりとしています。前々回の「楽しい食卓」が頭をよぎります。が、おかずと一緒に食べてみると違います。結構良食味だったようで、小松菜の煮びたしなどが引き立ちます。四条畷市田原地区は、山などを隔てずにそのまますぐ隣に「ひのひかり王国」奈良県があります。もしかしたらという気がしました。品種は分かりませんでしたが、どのおかずと合わせても結構おいしく頂けました。ごちそうさまでした。購入はこちらから【ふるさと納税】四條畷産・大阪産(おおさかもん)野菜4~6品目とお米3kgの詰め合わせ【配送不可地域:離島・北海道・沖縄県】【1052609】価格:11,000円(税込、送料無料) (2025/5/27時点)楽天で購入ふるさと納税での寄付は通年受付のようです。なお、今回の到着品には商品説明にある「チンゲン菜の漬物」は含まれていなかったことを追記します。(野菜にも含まれていないため、栽培時期ではないのがあったかもしれません。)
2025.05.31
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このブログを「作ってみよう」と思うきっかけになったサキホコレです。一昨年の春、秋田県内での親族の結婚式に参列した際、職場へのお土産を買いにアトリオン(秋田総合生活文化会館)の中にある県産品コーナーに行きました。この時、食品から工芸品まで山積みになっている中、どセンターともいえる場所にデビューしたての秋田米のサキホコレが山積みされていて、「秋田人は米を土産物だと思ってるのかよ」と秋田生まれの自分でさえ驚き、呆れました。この時、帰りは秋田空港から飛行機だったのですが、空港の土産物屋にも積んでありました。今回は、ふるさと納税の返礼品として注文をかけていたお米(次回紹介予定)が、GW前後の連休が理由なのかなかなか届かなかったため、急遽つなぎで何かを購入する必要が発生しました。前回「楽しい食卓」を購入した際に訪問したイトーヨーカドーへ学用品を探しに行く用事があったので、せっかくならヨーカドーのお米PB「あたたか」に何かいいものがないかと探しに行きます。が、2kg米は「つや姫」「ゆめぴりか」が1袋くらいずつあるだけで、あとはめぼしい(このブログで未紹介という意味での)品種はありません。それならと、その横にあった当ブログ未紹介の「サキホコレ」を買ってきました。サキホコレの特徴平成26年に秋田県農業試験場が開発に着手し、令和4年より本格的に出回りました。父は、以前紹介した良食味秋田米の「つぶぞろい」、母は愛知県生まれの「中部132号」になります。秋田県のホームページ、「ごはんのふるさと秋田へ」によると、コシヒカリを超える極良品種米をコンセプトに、食味に徹底的にこだわって開発されたとのこと。食味の特徴は・白さとツヤが際立つ外観・粒感のあるふっくらとした食感・上品な香り、かむほどに広がる深い甘みだそうです。実際に、食べた感想としてもこの3つはすべて満たしていました。栽培特性は、「あきたこまち」より成熟期で9日遅い晩生種で、高温や低温による品質劣化が少ないそうです。東京のスーパーでは、それなりの品種を置いている見せであれば1列確保されています。ヨーカドー、ライフ、東急ストア、西友、マルエツ(小さ目の店舗にはない)あたりではよく見かけ、他のブランド米と比べると味の割にやや安いように見受けられます。理由は知名度でしょう。パッケージはこんな感じですパッケージ再掲です。系統名「秋系821」 品種開発「秋田県農業試験場」となっています。裏面です。販売者は木徳神糧さんです。前回の記事で、木徳神糧のブレンド米を探しにヨーカドーへ行きましたが、今回のサキホコレもこちらでした。ヨーカドーのお米は、おおむねこちらに押さえられていますので、そうなるでしょう。精米はこんな感じですごめんなさい。いつものお皿がどこかへ行ってしまったので、今回のみのこちらを使います。透き通った外観がいいですね。それでは、いただきます。口にした瞬間から、ふっくら感が広がってきました。ただし、甘みはあまりありません。この直前まで、備蓄米の入ったブレンド米を戴いていたので期待大だったのですが、口にした瞬間は「外観はきれいだけど甘くないな~」と感じる位でした。とはいえ、上述したように口にした瞬間よりも、「噛むことで甘さが出る品種」なんです。口の中では、「あ、優しい甘みのあるいいお米」に代わるのでご心配なく。この特性なので、ご飯だけで食べても美味しいのですが、おかずとしては肉系で汁気の少ないものが、特に良かったです。豚の味噌漬けとか。でも、カレーの土台にもしてしまいました。ゴメンナサイ。その他そうそう、Facebookが勝手に拾って来てびっくりしたんですが、「みつひかり」に関するデマがまた出回ってるみたいですね。みつひかりは人工的なコメで、「吉野家の米はみつひかり」なんですって。いや、今の吉野家は違いますし、人工米でもありません。まず、品種は民間企業が開発しただけで、野菜の種などでも見かけるような単なる収量の多いF1種です。この国では、遺伝子組み換えは徹底的に忌避されるので、作ろうにも作れないのが現実です。そして、みつひかりは2022年以降、種子が出荷もされていません。その理由は、実は「種子産地偽装等の不正がばれたから」っていう、身もフタもない理由なんですが。なので、鵜呑みにされる方はそんなに多くないと思いますが、吉野家さんに怒られてもしかたないですね。ただし、外国産を含んだブレンド米を使用しています。
2025.05.28
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※検索で来られた方へ。小泉農相の古古米ではなく、江藤農相時代の備蓄米(3290円)についての記事です。お間違えないようご注意下さい。小泉農相時代の、税抜1980円の放出備蓄米購入記についてはこちら。3月の政府備蓄米放出以来、一度どんなものか試してみたいと思っていました。が、すでに既報の通り備蓄米の大部分を買い上げたJA全農が、「備蓄米と表示しないでほしい」という要請をしたこともあり、どのお米が備蓄米なのかはわからないようになっています。それでも、話題を集めたことからマスコミが精米卸業者に取材をして、「備蓄米が含まれています」といったコメントをゲットできたものを探しました。NHKだと、この辺のニュースに出ていますが、精米卸大手木徳神糧さんのブレンド米「楽しい食卓」には含まれているということが報道されています(パッケージには、複数年度米のブレンド米であることは書かれていますが、備蓄米とどこかに書かれているわけではなありません。また、この商品自体は備蓄米放出前からラインナップとして存在しているようです。)他の記事で書きましたが、木徳神糧さんを全面的に扱っているスーパーにイトーヨーカドーがあります。「もしかしたら」と思って、4月中旬の日曜日、商品入荷があればがまだ残ってる可能性の高い午前中に行ってきました。パッケージを見てみますブレンド米らしい、育ち盛りの子供を持つファミリー層を想定したパッケージです。「家族応援米」とか書かれている商品がありますが、それに近い感じですね。イトーヨーカドー大森店(東京都大田区)での販売額は、税抜き3298円でした。複数原料米かつ、古米が混じっているということなのでしょうが、「令和6年度」という文字がありません。裏面は普通です。原料玄米は、「複数原料米 国内産 10割」となっていました。販売者さんは木徳神糧です。精米の画像は、撮り忘れたのでパスします。ごめんなさい。それでは、いただきます。先入観は除いても、炊き上がりの時点で一つ前の「天使の詩」やその前の「米山プリンセス」と比べてしまうため、差は歴然としていました。つや感やテカリが全くないんです。備蓄米が理由というよりは、このプライスライン(昨年なら2000円未満でしょう)の商品であれば、よくあることだろうとは思います。それでも、さすがにオーストラリア米の「シェルパ」ほどの黄色さや匂いはありませんでしたが。しかし、せっかく作って下さっている農家さんの手前、子どもの前でネガティブな発言は避けました。komenuma 「土台だね」komenuma嫁 「こいつは土台ですな」2~3口食べた後、子どもからも感想が出てきました。チビ1(小学生) 「このお米、全然味がしないんだけど」チビ2(未就学)がたった1人でモグモグ美味しく頂いてました。ブレンド米なので、常に同じ原料から同じ品質の製品を作っているとは限りませんが、炊き上がり・食味共にどうしても満足がいきませんでした。そして、米オタク夫婦に付き合わされている我が家のチビ1の評価は、比較的正直だと思います。(なお、彼の好みはあきたこまちに慣れた私の好みとは異なり、新潟産コシヒカリです)※彼はその後、「あの味のしないお米の味をあえて言うなら、お風呂のお水みたいな味がした」という凄いコメントを残しています。ちょっと足らなかったので、コイツ↓を一つ温めたのですがこちらの方が美味しかったです。ドラッグコスモスのPBパックコシヒカリ(テーブルマーク製造)ということで、残り20合位をどうするかの作戦会議になりました。甘味が少ないだけで、ふっくら・もちもち度、粘り気などの食感などにそこまで大きな問題があるわけではありません。1.丼ものを増やして、バターチキンカレー、普通のカレー、麻婆丼、三食丼の日を作っていただく。2.休日の朝ご飯を、鮭フレークでおにぎりにしていただく。という、ありふれたものでしたが、結果としてわかったこと。「こいつ、意外とおにぎりにして食べると美味しいじゃん」お米に味がない分、塩気の強い鮭フレークを併用した場合の相性が良かったです。そして、冷めても食べやすい仕上がりでした。ごちそうさまでした。
2025.05.17
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どんなに美味しくて評価が高い(=買い手がつく)品種のお米でも、その品種がその地域で長いこと根付くとは限りません。そのお米が、「作りやすい」ものであれば作り手の農家は増えますが、栽培が難しければ、もっと簡単に作れてそれなりの値段で買い手がつく品種を生産者が選ぶ例は多いかと思います。佐賀県のローカル品種「天使の詩」はそんな形で、生産者が減ってしまった品種の一つです。今年少しずつ記事にしている「高温障害に強い新品種」に、生産量の大半を代わられてしまいました。佐賀米の銘柄で、まず思い浮かぶものがあるとすれば、まずは「さがびより」でしょうか。東京でも割と見かけることがある品種で、九州米の中で唯一10年以上にわたって食味ランキングの特A評価を取り続けている品種になります。この品種、母はこの「天使の詩」、父は「あいちのかおりBSL」となっており、いもち病耐性をつけた品種の開発が目的で開発されましたが、交配の結果いもち病よりも「高温耐性と良食味を併せ持つお米」として「さがびより」が誕生してしまったようです。そして、「天使の詩」は子どもの「さがびより」に追い立てられる形で置き換えられてしまいました。ただ、良食味ゆえに、高品質なお米を作る自信のある地域で、手間がかかるとしても作り続けたいと生産が続いているところが、佐賀県神埼市の「城田西カントリーエレベーター」管内になります。※カントリーエレベーター:コメの集荷先で、玄米の状態にして貯蔵する施設のことです。福岡の米穀店「屋部商店」さんのホームページにちょうど、こちらの城田西カントリーエレベーターの視察記がありました。とても分かりやすいのでリンクを貼っておきます。ふるさと納税の返礼品として、4月頭の注文を目論んでいたマイナー品種が品切れになってしまい困っていたところで、以前からチェックしていたこちらが広告に上がってきました。昨今の米不足を反映してのことなんでしょうが、販売元の「4月10個限り」という文字を見て、ほぼ脊髄反射でポチしてしまいました。もともとは2600円くらいで売っていた記憶があるのですが、購入時価格は3200円で「高いなぁ」とため息をつきながら、クーポンとポイントを動員しての購入です。「天使の詩」の特徴品種の特徴については、以前他の品種で引用したことのある「佐賀米マーケティング協会」さんのホームページより引用します。「天使の詩」は、平成5 年に佐賀県農業試験研究センターにおいて、晩生多収・食味良の「西海201号」を母に、早生・良食味の「関東165号」を父として、人工交配を行い、以後世代促進、個体選抜、系統選抜を経て育成され、平成15年に奨励品種として認定されました。手塩にかけて育てた美味しさは、真に“天の恵み”です。とされており、特徴としては1.稲姿がよく、止め葉は直立性です。そのため太陽の光をいっぱい受け育ち、病気に強い品種です。2.栽培上、良食味にするため、少肥栽培に努めています。3.玄米の形状は中粒中形で充実よく厚みがあります。4.ご飯は光沢があり、炊きたてでも冷めても程よい粘りと甘みがあるのが特徴です。とされています。上述の通り、現在では佐賀県神埼市の、城田西カントリーエレベーター管内でしか栽培されていません。開封してみました佐川急便さんの小さな袋で届きました。商品を取り扱う「くらしのポトフ」さんはもち麦等を扱っているようで、そちらのパンフレットが一緒に入ってました。販売者は「佐賀県食糧」さんです。このパッケージと色違いのシリーズで、白石町のさがびより、伊万里滝野の夢しずく、富士町のこしひかり等も展開しています。精米はこんな感じです今回は、いつものお皿がどこかへ行ってしまったので別のお皿(子どもが図工で作ってきた)での掲載します。比較しづらくてすみません。腹白な米も少なく、「それほど高温障害に弱いのかなぁ?」とも思います。ただ、きちんとした栽培技術で食味のいい品種を継続生産しようと考えている生産者集団のお米なので、見た目がきれいなのは当然の帰結なのかもしれません。それでは、いただきます「おいしい」口にした瞬間から「甘味」と「旨味」が同時に広がってくる品種でした。コシヒカリ系のお米などでたまに、「ご飯だけでもおいしい」という商品がありますが、感想としてはそれに近い感じです。特に合うのは、砂糖醤油系の濃い味付けの肉系のおかずでしょうか。2kgしか手元にないから感じた感想かもしれませんが、カレーや丼もののような汁かけご飯に使うには「もったいなくてしたくない」と感じるほど美味しかったです。また、リピートしたくなる品種でした。ごちそうさまでした購入はこちらから\5月分10袋限定/ お米 2kg 天使の詩 令和6年産 佐賀米 「産地限定米 天使の詩 2kg 佐賀県神埼町産 」 佐賀県食糧株式会社限定ブランド価格:3,200円(税込、送料無料) (2025/5/11時点)楽天で購入佐賀の小売店、「暮らしのポトフ」さんから購入できます。「佐賀県神埼市ってこんなところ」の記事は、地図等を作成する時間的余裕が全然ないため一旦さぼります。
2025.05.11
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検索で来られた方へ。この記事は、江藤農相時代の入札方式での最初の放出備蓄米についての記事です。小泉農相によって行われた、古古米の放出備蓄米の購入記はこちら。3月末から放出が始まった備蓄米、余計な混乱を避けるために「備蓄米と表記しないで欲しい」と最大入札者のJAが言っています。江藤拓農水大臣(自民党・宮崎2区選出)は、「ヒントがあり、分かる人が見れば分かる」と言っており、これはkomenumaのような毛の生えた素人でも、途中まではわかります。「生産地がなく、複数原料米で、単一銘柄米となっていないこと」(⇒三重県産と富山県産を混ぜたコシヒカリで、複数原料米コシヒカリ100%となっているようなブレンド米もこの国のマーケットにはあります)「生産年が書かれていないこと」(⇒生産年の書かれていない)これが一つの基準です。ただし、これだけでわからないのは「備蓄米と同じ製法で作られた昔からあるブレンド米」なのか、それとも「備蓄米の入ったブレンド米」なのかということです。さすがに、個々の見分けは不可能と言い切っていいと思うので、マスコミが取材して明らかに「備蓄米が入っています」と精米業者さん側が答えている商品を探してみました。4月の上旬、午前休を取っていた日にいろいろ検索してみたところ、どうやら米穀卸大手の木徳神糧さんが販売している「楽しい食卓」というブレンド米には備蓄米が混入されているというニュースを見かけました。」であれば、似たような商品の中からこの商品を探してくるのが確実性は高いということで、旧twitterの報告などを見ていると、オーケーストアとイトーヨーカドーでの購入報告がありました。土曜日に、大きな病院へ見舞に行くついでに梅屋敷(大田区大森西)のオーケーストアに行ってみるも見当たらず、夕方には鶴見で子供の別の用があったため、待ち時間に鶴見のリコパ(ヨーカドーが食品核店舗)へ行ったところ、「何かがあった跡」に店員さんが一生懸命他の銘柄(金芽米とか)を置いて空の棚を埋めているところに遭遇しました。「出遅れたな」と思いつつ、翌日、開店直後のヨーカドーならあるのではと考え動きます。思いつく店舗は大井町店と大森店。大森店の方が、ヨーカドー本社(品川区南大井)から目と鼻の先にある旗艦店のため、こちらを狙い朝10時半くらいに行ってきました。ありました、ただし、3段あるうちの上から一段目は、すでに空っぽになっていましたが。お値段は3298円(税込み3591円)実食レポートがもう少し先になりそうなため、今回は先に購入だけで記事を書きました。
2025.04.23
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一昨年11月の記事(No.14)で書いた、新潟県産柏崎産のブランド米コシヒカリ「米山プリンセス」が向こうからやってきました。柏崎市では市内産のコシヒカリに、「安心・安全」「品質」「良食味」「土づくり」の4つの基準を定めて、基準をクリアした米を「米山プリンセス」として認証しています。令和5年度米は、酷暑のため市内のほとんどの農家で一等米が収穫できず、上記④基準のうち「品質」を満たすことができませんでした。このため、令和5年度限定で、市では「2等米で1.9ミリメートル以上の大きなコシヒカリ」について、「米山プリンセス・シスター」として認証しました。その際に、次年度以降にもう一度「米山プリンセス」を入手して評価しないとフェアじゃないと書きましたが、その機会は意外と早く、しかもこちらからのネット注文ではなく、あちらからの売り込みに出会う機会がありました。川崎で習い事をしている息子が、川崎駅前の地下街アゼリアの催し物情報を持ってきました。3月末に新潟県物産展が実施され、米山プリンセスが柏崎市のブースに出展されるという情報で、私はすでに閉店後の店舗を子どもと通り過ぎただけでしたが、別の日のもう少し早い時間に、息子が一緒に歩いていたkomenuma嫁にねだって買ってきてくれました。(値段は確認していません。高かったろうな。。。)息子にとって、お米のネタは父親と話をするツールに最近ではなっているみたいです。開封してみました手提げ袋に入って持ち帰ってきました。と、おもいきや「5kg」という不思議な表記が右下にあります。種明かしのような裏面。そう、5kmの商品袋に持ち手部分の穴をあけて袋として使っているようです。商品裏面の方はこんな感じ。生産者の「重野農産」さんのシールと、特別栽培認定のシールが貼ってありました。「コシヒカリBL」についてこれまで書いてきたことはなかったと思いますが、実は2005年以降「新潟県産コシヒカリ」となっている品種のうち極々少数を除く大部分は、厳密には昔ならの「コシヒカリ」ではありません。いもち病に強い「コシヒカリBL」という品種になっており、「産地品種銘柄:新潟県産コシヒカリ」「品種名:コシヒカリBL」として出荷されています。この2つは区別しないということで、BLであっても、従来品種コシヒカリ(新潟県内の農協で種もみは買えず、どうしても作りたいこだわり系農家は隣県富山の民間種苗屋さん等から購入するそうです)であっても、どちらも原料玄米は「コシヒカリ」と表示され消費者は見分けられないようになっています。が、特別栽培だと認定証の都合上こうなるんでしょうか。ちょっと驚きました。米山プリンセスの特徴2023年秋に書いた記事の使い回しです。柏崎市では、2018年から市内で栽培するコシヒカリに、品質・食味・栽培方法に認証基準を設け、基準を満たした米を認証米「米山プリンセス」とすることで、ブランド化を図っています。名称は、柏崎市によると「生産者がお姫様のように大切に丹精込めて育てたお米であることを表現しています。」とされています。wikipediaを見ると、「新之助のお嫁さん候補になる意味で命名」とされており、自分もそれを信じていたのですが、これは他の出典から裏を取れませんでした。「米山プリンセス」の認証基準は以下の通りです。出典:柏崎市HPhttps://www.city.kashiwazaki.lg.jp/soshikiichiran/sangyoshinkobu/norinsuisanka/2_1/9/8597.htmlこの厳しい基準を突破したお米が、認証米「米山プリンセス」として販売できます。それでは、いただきますコシヒカリとしてのバランスはすごく良く、甘み、旨味ともに美味しい特別栽培米だったと思います。そして、二等米を特別に「米山プリンセス・シスター」認定した昨年度と、味はあまり変わりませんでした。やはり、「一等米は見た目」なんでしょう。コシヒカリ特有の甘味があることから、豚の角煮や鶏の筑前煮といった、しょうゆ味と油系の濃い料理で特によかったです。価格的にもなかなかリピートしにくい商品ですが、いつかまた購入したいと思います。
2025.04.19
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今回紹介するのは、愛知県産の無洗米「あいちのかおり」です。販売元は、「2022年度楽天市場グルメ対象(無洗米部門)」獲得、看板商品の山形県産あきたこまちの売り上げて「無洗米週間ランキング1位」を更新中の、愛知県の「ハーベストシーズン」(社名:ハナノキ)さんになります。こちらの商品で、以前より購入を検討していた山形県産はえぬきが、現在出荷制限がかかっているようです。普段はほぼ品切れ表示で、時々在庫表示に入れ替わるという状況になっており、毎日にチェックしていたところ、通常ラインナップにない限定商品の「あいちのかおり」が再販となっていたので、この会社が愛知県の企業だということもあって予定を変更して購入しました。(なお、こちらの商品も再販後1日程度で売り切れてしまいました。ホントに今年の品不足は根深いです)あいちのかおりは、このブログ開設のちょっと前に一度取り寄せたことがありますが、ブログ紹介用としては初めてになります。ちなみにこのブログは食べ物カテゴリであって、転職や雇用ブログではないはずですが、このタイトルにしたのは、「ん?」と思った商品構成です。この会社、どっかの記事で見たのですが女性従業員が多いそうで、キッズルームがあり、子連れ出勤等も認められているようです。女性の目線で商品企画なども行っているそうです。面白いと思ったのは、以前見た商品で「ハンドクリームのおまけつき」という商品があったこと。現在のラインナップからは見かけませんが、それでも自社ブランドのお米成分入りハンドクリームが販売されています。[P10倍&メール便送料無料]Brantears ブランティアーズライスブラン セラムイン ハンドクリーム40g ランキング1位TV紹介ギフト 高保湿 国産保湿6成分 コメヌカエキス/米セラミド/酒粕エキス/コラーゲン/ヒアルロン酸/桜エキス価格:1,300円(税込、送料無料) (2025/3/15時点)楽天で購入手見ての通り、お米を使ったハンドクリームです。あいちのかおりの特徴「ハツシモ」と「ミネアサヒ」の交配により、1977年に誕生した品種です。ただし、奨励品種指定はだいぶ遅く、2000年となっています。その少し後の2003年より愛知県が積極的に学校給食に採用しています。米粒がコシヒカリより大きく、あっさりした食味が特徴とされています。県全体の米作りについて、愛知県の特徴としては、全国的な銘柄ではなく県内限定品種に近い「あいちのかおり」が圧倒的なトップになっており、全国的にも珍しい傾向にあります。なお、「県内限定品種に近い」と書いたのは、静岡県でも栽培されているためです。開封してみました会社名のハナノキと店舗名のハーベストシーズンが併記されている箱で届きます。お米のキャラクター付き。同封されている紙は「無洗米の美味しい炊き方」でした。「地域未来牽引企業」とは何ぞや?販売者は「ハナノキ」さん、愛知県北名古屋市です。本社所在地は愛知のようですが、工場は岐阜県の瑞浪にあります。「少量の水を使用した加水精米方式による無洗米」とあるので、水洗式の無洗米ですね。精米はこんな感じです粒は比較的大きめ、白い部分はやや目立ちますが極端な感じではありません。なお、あいちのかおりは中生品種のため暑さの影響を受けにくいようですが、特に高温耐性品種というわけではないようです。それでは、いただきます粒立ちしていて、食べやすいあっさり味です。ウチの子大好き3色ご飯の日がありましたが、炒り卵、鮭、豚そぼろの順で相性が良かったです。前々回紹介の「とちぎの星」に近いですが、卵かけご飯との組み合わせはとちぎの星のが良かったです。あとは、炊き込みご飯(筍ご飯)を頂きましたが、、白醤油との相性が抜群でした。ごちそうさまでした購入はこちらから頻繁にハーベストシーズンさんの楽天ページを見ると、小出しに時々出荷してるようです。【お客様の要望を受けて再販決定!】令和6年産 無洗米 愛知県産あいちのかおり 5kg送料無料 [北海道沖縄へは別途送料760円]【コンビニ受取 コンビニ決済 後払い 可】価格:4,600円(税込、送料無料) (2025/3/16時点)楽天で購入
2025.04.12
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年度末業務がいそがしく、2週間連続で更新を休みました。先日のamazonに続き、家電製品以外を始めてヨドバシドットコムで買ってみました。気になっていた北海道米に「きたくりん」があります.東京で店先購入が手軽にできる北海道米としては、「ななつぼし」「ゆめぴりか」の2種があります。それ以外に、西友と食品館あおばで「ふっくりんこ」を目撃したことがありますが、入手できる銘柄はおおむねこの3種類までだと思われます。その他の銘柄の中で、その名称から一旦取り寄せてみたいと思っていた銘柄が「きたくりん」でした。一方で、今年の米騒動のために主要2銘柄とふっくりんこは市場に出回っているものの、「きたくりん」については北海道の多くの業者で取り扱いを止めていたり、早い時期に売り切れになっていたようでした。帯広市の米穀業者に遅く(2月)まで残っていたのもあって、状況をチェックしていたこともあってか、AIの広告に別の商品が出てきました。「ホクレン 無洗米きたくりん」という表示が出てきたため、開いてみました。直売でも楽天でもyahooなく、これまでに購入経験のない「ヨドバシドットコム」さんの取り扱いでしたが、「試してみてもいいかな」ということで手を出してみました。購入の時点で、在庫僅少となっており前倒しで購入したのですが、あと何個残っているのかを確認したかったため、ネット上にあった「ヨドバシでは、在庫僅少の商品を10個カートに入れても、在庫が6個しかない場合には購入数6になる」という情報を信じて試してみました。その結果、「どうやら残り商品数は4のようだ」という答えになったことから、あわてて前倒しでポチしました。その後、在庫が復活していないことからスポットでの入荷だったようです。きたくりんの特徴「ふっくりんこ」の改良版で、いもち病耐性が強いことから慣行栽培の際の農薬量を「ふっくりんこ」より少なく扱えます。このため、「北のクリーンなお米」ということでこの命名がされたようです。このため、食味は「ふっくりんこ」に近いとされています。栽培量は北海道米の中で5位になっていますが、総生産量としては2%くらいです。開封してみましたヨドバシさん、このような簡易な袋に包まれて配送されました。トップページの再掲です。左上にあるように、ホクレン(北海道の農業組合連合会)のマークが入っています。つまり、農協系のお米になります。私の祖母は生まれてから死ぬまで北海道を出て暮らしたことのない道産子ですが、「ホクレン」に対する信頼は絶大なものがあったようで、子どもの頃東京の我が家に送られてくる仕送り品は、ホクレン製品(とコープさっぽろ製品)の山だったのを思い出しました。裏面です。主に無洗米に関する記載が中心のようです。精米はこんな感じです粒の大きさや白さなどは、特に特徴はありませんでした。それでは、いただきますバランス系の中心に近いお米だと思いますが、甘味はやや感じました。粒感やもちもち感は、ちょうど中央値になるのではないかということから、少し甘いあきたこまちというのが近しい食感でしょうか。当然、どの料理との相性も良かったです。カレーの土台にもしましたし、角煮などの国類と一緒にもいただきましたが、どちらでも満足です。ちなみにkomenuma嫁から、「この品種をうちの標準にしてもいいよ」という言葉を貰ったので、相当に気に入ったようです。ごちそうさまでした購入はこちらから残念ながら、すでに「予定数の販売を終了しました」となっています。こちらのURLより購入しましたが、販売開始が2月4日で購入したのは3月中旬でした。1か月以上は在庫があったんですね。(なお、新米の時期には、これと同じ商品は出回っていなかったことを確認済みです)
2025.04.05
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amazon、最近あまり購入してません。もともと、書籍以外は楽天かyahooショッピングが中心で、このブログを立ち上げてからは書籍まで楽天にシフトしていたため、ブログ開設後1年半の間にこれだけ米の購入レビューを書きながらも、実ははじめてとなるamazonマーケットプレイスでの購入品紹介です。そして、実はジャケ買いです。狙いは、パッケージ右下の栃木県のキャラ「とちまるくん」になります。ふるさと納税の返礼品のラインナップに似たような品が以前あり、このブログのネタ用に狙ってました。いつの間にか見かけなくなっていたのですが、高温耐性があるお米紹介の一環として「とちぎの星」を取り上げようと検索していたところ、amazonのおすすめに偶然出てきました。鹿沼市のキャラ、イチゴをモチーフとした「ベリーちゃん」とのコラボです。このパッケージを見て、無洗米のみ販売だったこともあり、水の冷たい今のうちにと購入してみました。とちぎの星の特徴栃木県の生産量です。業務用としても評価の高い「コシヒカリ」)が高い割合(65%)を占めており、「とちぎの星」はそれに次ぐ第2位(15%)となっています。「とちぎの星」が生産量2位とはいえ、実は生産地域はコシヒカリとはあまりかぶりません。以前、「ゆうだい21」の記事を書いた際に借用した全農とちぎのホームページ「とちぎ米のこだわり」に掲載されている地図を、再度お借りします。出典URL:https://www.tochigimai.jp/okome/feature/「とちぎの星」と「コシヒカリ」を主要な作付け品種としている地域は、実は異なります。おおむね、夏に埼玉・群馬同様の酷暑の広がる県南部が「とちぎの星」および「あさひの夢」の2品種の栽培地域、標高が比較的高く気温の低い県北部が「コシヒカリ」および「なすひかり」となっています。栃木県は、まだ評判の定着していない時代の「コシヒカリ」の奨励品種指定を、新潟県・千葉県に続く全国3番目の1956年に行った県ですが、「県北部の寒冷地向け品種」として登録したくらいです。(余談ですが、マーケットプレイスではなくamazon本体のPB品目に「なすひかり」があるので、これはこれでそのうち購入して紹介するつもりです)とちぎの星の特徴は、栃木米のホームページで、栃木県の専属広報芸人のようなU字工事さんが解説してくれています。平成26年にデビューした品種で、母は栃木11号、父は「なすひかり」になります。大粒で豊かな甘みがあり、炊飯後も粒がしっかりしている、暑さと病気に強いという特徴があるようです。特に高温耐性については栃木県も力を入れているようで、は「とちぎの星」の栽培技術の向上(高温期の条件が異なる地域での栽培法の研究)を図るために、高温耐性への栽培試験を県外(西日本)で行い、栽培マニュアルの更新をするとのことです。将来的に、他県に出してみたいといった野望でもあるんでしょうか。開封してみました随分とでかいアマゾンの箱です。アマゾンでの購入は米以外に心当たりがないので米なんでしょうけれども、こんなパッケージで置き配してくるとは思いませんでした。で、中を開けてみると段ボールがもう一つ。これ、どう考えても環境面で無駄だろ。。。小さいほうの段ボールを開けると、これが出てきます。アマゾンの伝票も、農業生産法人ワタナベさんの伝票も、その他パンフ類も特に入っていませんでした。精米時期はシールで、注文とほぼ同時期の2月下旬となっています。ゴテゴテの表面とは裏腹に、裏面は超シンプルです。販売者は、生産者と同じ農業生産法人ワタナベさんです。精米はこんな感じです粒立ちは大きく、やや白い粒が多い気もします。それでは、いただきます「大粒で甘みがあり、炊飯後も粒がしっかりしている」という触れ込みでしたが、粒は大きいものの粒感と甘味については「そこまでかな?」という感想でした。思っていたよりもあっさりしていたという感想になります。1つ前のヒノヒカリが予想外に粒感があったため、それを引きずっているかもしれません。肉料理よりも濃い魚料理(キンメダイの煮つけとか)に合いそうな感じです。あとは、まだ試せていませんが「これ、絶対にうな重に合うと思う」。このほか、炊き込みご飯でも頂きましたが、ご飯らしさが打ち消されずによかったです。komenuma嫁の感想はまた面白く「まっしぐらじゃん」、とのことでした。「シェルパ」の記事の際に書きましたが、彼女は週1回キッチンカーでまっしぐらを食べています。「全く癖がないから、子供達には評判がいいと思う」というコメントが出て、確かに子供2人の食べっぷりは良かったです。ごちそうさまでした購入はこちらからamazonのこちらのページから購入できますが、この記事を書いている時点(2024年3月第1週)では在庫ゼロになっているようです。
2025.03.15
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かつて、米の評価が高くなかった西日本や西南日本で、良食味米として採用され一気に広がったヒノヒカリ。「西の横綱」と呼ばれることもありました。ところが、ここ数年の酷暑の中、高温耐性の問題で「ヒノヒカリ」や、以前触れた「キヌヒカリ」が他の品種に置き換えが進んでいます。この話は、少しずつ「代わり」として各県が採用した品種(良食味かつ高温耐性)を、今後のんびり紹介していきたいと思ってます。今回は、キヌヒカリ同様にヒノヒカリを出発点としておさらいします。ほとんど「ヒノヒカリ」しか作らない県ヒノヒカリの生産地は、主に九州と近畿が中心になっており、近畿の中でも京都・奈良より西側の府県から、九州の鹿児島まで広範囲が主要な栽培地域です。九州の雄とも言える米どころ熊本県を筆頭に、「夢つくし」「元気つくし」への移行が進む福岡県、次いで鹿児島県、大分県の順になっています。その後、第5位で初めて九州外の県が出てきますが、こちらが奈良県になります。高温耐性の問題などで、他品種への移行が進む県がある一方で、いまだにヒノヒカリを主力て作っている県もあります。奈良県はその代表で、米全体の生産量は全国でも下位10位までに入る県ですが、検査量の大部分をヒノヒカリが占めていることから、ヒノヒカリの生産量ではトップクラスとなっています。栽培されている品種もかなり少なく、検査対象になっているのは5種類のようです。そのうち、88%がヒノヒカリとなっています。ということで、今回はそんな奈良のヒノヒカリを取り寄せてみました。注文したのは、奈良県大淀町の南都食糧さんのホームページ直売です。サイトを見ると、購入を決断した日の4日前に価格改定がありました(泣)。3880円 購入するつもりで下見していた時より2割近く上がっている気がします。南都食糧さんは米粉に関する新しい取り組みを行っています。契約農家に、ヒノヒカリに加えて米粉として活用できる「ミズホチカラ」を生産して欲しいとの試みをこの数年されているようです。「これこれお米」さんの記事で取り上げられており、経営者さんの顔も見ていたのでこちらから購入しました。ヒノヒカリの特徴ヒノヒカリの生みの親、宮崎県農業試験場の八木忠之さんについて、当時を知る同試験場の押川氏によるインタビューが「ごはん彩々」さんにあるので、こちらを参考に紹介します。昭和60年(1985)年頃までの九州米は、「鳥さえも食わない」と言われるような米が大半を占めていました。宮崎でも、かなり早期の3月に植えて8月に刈り取るコシヒカリの早場米だけは良食味米という評価を受けていましたが、普通期の6月に田植えすると稈が伸びすぎて倒伏してしまうという欠点がありました。九州は二毛作が可能なことから、このような早場米コシヒカリより、食味は落ちても「ニシホマレ」など多収量でかつ二毛作が可能な品種が栽培されていました。しかし、食味の劣るこれらの品種は、政府米としては取引されても自主流通米に乗ることはできませんでした。また、早場米コシヒカリについても、冷蔵保存技術の進展によって、前年度産の新潟県産コシヒカリなどが次の夏まで品質保持できるようになってきたことから、宮崎産早場米コシヒカリは優位性を失いつつありました。このような背景の中、生産者サイドからは、普通期に田植えができてコシヒカリと同等の良食味の品種の育種が要望されるようになります。当初は「ニシホマレ」や「ミナミニシキ」など、当時の九州で主流だった中生種と「コシヒカリ」の掛け合わせを行いましたが成功せず、八木は他地域品種の「黄金晴」(愛知40号)と交配を模索します。コシヒカリが極早生品種、黄金晴が早生品種ですが、九州の地域特性から中生となる個体が出てくるだろうという経験則によるものだったようです。この交配雑種からの個体選抜の際に拘ったのが、「いもち病などの耐性でも、倒伏への耐性でもなく、食味だけを追求した」らしいです。そして、ヒノヒカリのもととなる「み系451」系統となり、1986年からは「南海102号」として九州各県に、試験栽培用として配布されます。その後「南海102号」は、1989年より九州各県で奨励品種指定され、「ヒノヒカリ」として栽培がおこなわれています。ヒノヒカリの原産地について、宮崎ではなく熊本などと思われることがあるようです。これは、熊本県が宮崎県と同時期に奨励品種指定したこと、宮崎県が県内の普通期水稲栽培面積の4倍の水田を熊本県が持っていて、熊本産の方が生産量が多くなってしまったことなどがあるようです。「肥後国のひかり⇒ひのひかり」と思われることもあったとか。「太陽のひかり」から来ていますが、「日向国のひかり」だからヒノヒカリなんだよ!位の事は言ってもいいのかもしれません。開封してみました実は今回、開封した時点でびっくりしたことがあったので開封時の写真がありません。無洗米を注文したはずだったのに、普通精米が届いたんです。(差額返金済み)なので開封画像はありません。販売者は「南都食糧株式会社」さん。そういえば、奈良は自分の県のことを「南都」と呼びますね。地銀の名前も「南都銀行」です。地理学を大学でやってきた身には、裏面が意外と面白かったです。確かに、奈良盆地って水にはあまり恵まれていませんね。以前、木津川市の高校生のお米で紹介した淀川水系の木津川は、直前で流路を北向きに変えてしまいますし、南は吉野や五條市は紀ノ川水系ですが、その間は大和川しかありません。水源が三重にある木津川よりは、紀ノ川(吉野川)の水を導水するのが自然な流れではあると思いますが、そのために働いた先人の偉業を称え、それを認めた和歌山県と和歌山県民への感謝の気持ちを表したパッケージだと思います。いろいろな地図を読んだり作ったりする機会のあった自分でも、奈良の導水路マップはさすがに初めて見ました。精米はこんな感じです見た目はやや小さく、自分としては「あきたこまちみたいだな」と感じました。白粒化しているお米もありますが、前回紹介した兵庫県産コシヒカリ等ほどは目立ちません。それでは、いただきます関西や西日本で人気のあるヒノヒカリですが、こちら(東京)のスーパーではあまり見かけません。前回神戸のスーパーへ行った記事を書きましたが、あちらへ行けばマルアイや関西スーパーのような地域密着型チェーンでも、ハローズのような他県から進出してきたスーパーでもどこでも当たり前のように品種ですが、専門店以外の都内での販売は、オーケーストアの2kg無洗米商品くらいしか見たことがありません。(東京におけるあきたこまちと、関西におけるヒノヒカリは棚の占め方が似ている印象です)ゆえに、私自身も外食で頂いたことはあっても、これだけのメジャー品種にもかかわらず自宅で炊飯して食べたのは初めてでした。「どんなおかずにでも合う」という評価が多いので、ここまでに紹介した銘柄だと「京式部」とか「結びの神」のような、あっさり系だけど食べ応えのあるのお米なんだろうかと思ってました。さて、それではいただいてみます。「あ、これ良食味米だ」いや、美味しいとか甘いとか味が薄いとか、そういう感想より先にこんなヤキの回った感想が出てきたんですよ。ホントに。「あっさりしていて、食べ応えがある」ということまでは前評判から予想通りでしたが、粘り気や弾力の満足感が高かったです。そして、コシヒカリと同じような方向にありながら、コシヒカリの様な甘さ(クセと捉える人もいるかと思います)がそこまでではなくて食べやすい。でも、甘さはきちんとあります。バランス型のど真ん中にいそうなあきたこまち・ひとめぼれよりも良食味という意味でコシヒカリに近いんじゃないかという、なんとも理屈っぽい感想になりました。そして、そのまま食べたいお米というよりは、おかずと一緒にしたいという感想です。野菜系のおかずでも、牛しぐれのような濃い肉系のおかずとの付け合わせでも、明太子のような魚卵と合わせた朝食でも、肉・卵・鮭の三色ごはんでも、どれでも満足しました。これといった主張がないのも確かですが、「おかずを引き立てるコメと、カレーや丼物の土台になるコメは言葉は似てても別物」ということを、改めて認識しました。komenuma嫁の感想は、「粒がしっかりしている」というもので、好意的でした。「普段使いの米を一つ選べ」という選択をするときに、この品種になる人が多いのも納得しました。関西の料理に合うから、関西で受け入れられているというよりも、バランス型に近い、良食味で癖のない満足度の高い品種があって、その産地が西日本なので関東より近畿や九州などの西日本で受け入れられているという解釈のがいいのかもしれません。次に買うときは、いちど九州産ひのひかりも試してみたいです。ごちそうさまでした購入はこちらから南都食糧さんのホームページにて直販しています。取り扱われている品目、以前見た時より減っているようです。
2025.03.08
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政府備蓄米10~12日に入札 農水省、初回15万トン分|Infoseekニュース農林水産省は3日、政府備蓄米の放出に向けた初回入札15万トン分を10~12日に実施すると発表した。落札した集荷業者に売り渡し、3月下旬にもスーパーなどの店頭に並ぶ見通し。高騰するコメ価格の値下がりにつながるかどうかが焦点となる。流通の円滑化を目的とした備蓄米の放出は初めて。ホームページ上で入札概要を…【全文を読む】備蓄米放出のニュースが報道されていました。どんな産地、品種のものが放出されるのかと思って原点をあさってみました。↓こちらから、入札事業者、品種、数量などが見れます。https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/attach/pdf/bichiku_hambai-25.pdf最初の1ページを見て「はえぬき多いなー」と思って見ていたのですが、どうも令和5年産の古米について「はえぬき」が多いということのようで、他品種が全然ないという訳ではありませんでした。しかし、産地としては見事なくらいに(富山県等の)北陸を含む、東日本・北日本に偏ってるんですね。ラインナップを見て、はえぬき、ひとめぼれ、関東産コシヒカリ、あきたこまち等、「業務用米でも使われる銘柄」と見事なまでに完全一致していたところが興味深い所でした。追記:「高温耐性のお米」「生産量下位10件のお米」の両方に当てはまる徳島県産あきさかりの購入を考えていましたが、2月中に一旦JAタウンから消え、今日「NEW」の文字とともに送料込み5700円で出てきました。さすがに、購入するかどうか一旦見送ります。
2025.03.03
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兵庫県の播磨地方に泊まり出張に行ってきました。komenumaの仕事は、関東地方のクライアントが多く、他の地方の業務は時々ある程度なのですが、最近、その時々が珍しく複数降りかかってきています。兵庫はその中でも時々出かけています。コープこうべのPB製品事情兵庫県には、全国の生協の中で最も早く1921(大正10)に設立された神戸購買組合を母体とする、巨大な生協「コープこうべ」という組合があります。現在では、同じく単一都道府県での巨大生協だった「コープさっぽろ」に会員数を抜かれた後、南関東方面の生協再編(東京・埼玉・千葉の合併、神奈川・静岡・山梨の合併)により全国4位となりましたが、組合員数172万人(大阪府北部も含む)という組織となっており、地域に生協が根付いているエリアとしては北海道とともに双璧なことは変わりません。神戸市東灘区の六甲アイランドにコープこうべとしての自前の製品工場を持ち、こだわりの製品を製造していました(というか、実際に店舗に行くまで現在進行形だと思っていました)。神戸新聞の記事によると、この工場が老朽閉鎖される予定だそうで、今後は東京の生協と同じような「日本生活組合連合会」のPB商品によって、代替される商品が増えることになるそうです。お米については、加古郡稲美町に「株式会社 コープライスセンター」という子会社を保有しており、日本生活組合連合会のお米ではなく、コープこうべとしての独自ブランドでのお米の供給をしています。(この会社は、全国無洗米協会に加入しているので、BG無洗米の導入企業です。生協らしいですね)若いころ兵庫県にに結構足を運んでフレンテ西宮店を結構使っていたこともあり、兵庫へ行く機会がなくなった今も、コープこうべのこの独自ブランドの製品はいつかこのブログで紹介したいと思ってました。(なお、コープこうべは本来組合員さんのためのお店の筈ですが、購入の際に会員証を求められることは基本期にはありません)coopのブランドではなく、coop-kobeのブランドになっている。コープこうべの店舗へGO今回は、仕事自体が夜にかかる泊まり出張です。夕方に東京から駆けつけて、仕事の終了時間が夜9時くらい。会社手配のホテルに泊まり次の日は朝8時頃の新幹線で東京に戻ります。仕事先から徒歩15分くらいのところにコープこうべはあるようだけど、閉店時間には間に合わない。折角こんな近くにこれたけど、仕事に趣味を絡ませるのは今回は諦め………たりする訳がありません。ヲタの執念なめんなよ。店舗一覧を見る限り、どうやらコープこうべは店舗ごとの閉店時間が違うようです。要するに、21:00過ぎに播州某所で仕事を終えた後、夕食を犠牲にして出向いて、終電までに帰ってこれる店舗があればそれでいいんだろ。交通の便がいい店舗まで往復できないか、真剣に店舗を探します。見つけました。播州地方から一番近い店舗!「レバンテ垂水1番館」と書いてあるのでバレバレですね。神戸市垂水区の「コープ垂水」です。さすが県庁所在地神戸市の区役所最寄り駅にある、JRと山陽電鉄の2路線の駅前店舗(店舗の向かいが垂水駅、店舗の隣が区役所という拠点性の高い場所にあります)です。持って帰ることを考えたら、さすがに2kgにしておきたいところです。兵庫県産があるならそれを買うのは当然ですが、どっちを買うか迷ったので棚を撮ってみました。食べたいのは単一銘柄の左、袋が欲しいと思うのはブレンド米の右です。価格差は100円程度です。結局、使いやすさがわかっていて食べたい方を買いました。右下のピンク色は島根のきぬむすめ。右側に小さくあるつや姫は大分県産の1kg袋でした。この商品には、「フードプラン」と書かれてました。「食の未来を産地とともに考える」がコンセプトのようです。なお、兵庫県の品種別生産量は以下の通りで、多様な品種を栽培している一方、県を代表するような品種はありません。ちなみにコシヒカリは43%程度です。そうすると、上で書いた兵庫米の中身は何でしょうね。今年からようやく、県が音頭を取って開発中だったコシヒカリ・ヒノヒカリ・キヌヒカリに代わる新品種「コ・ノ・ホ・シ」がデビューするそうです(兵庫県HPより)。兵庫米の中身が変わってくる日が近いのかもしれません。パッケージを見ていきます再掲します。左上の兵庫県のマークには、「いいもの地元兵庫から ひょうご発」のマークが入ってます。販売者は生活協同組合コープこうべ、加工者はコープライスセンター 稲美精米工場になっています。工場は加古郡稲美町にあるそうです。仕事先から結構近いところに工場があるんだ。。。精米はこんな感じです結構白さが目立つコシヒカリでした。兵庫県でのコシヒカリ生産地として名高いのは、県北東部の但馬地方(豊岡市や城崎温泉のあるところ)です。年末に購入した島根のコシヒカリの白さに似ています。鳥取を挟んで同じ日本海側、おそらく高温障害が出ているんだろうなという感じはします。それでは、いただきます。甘味も、もちもち感も適度にあるが少しだけさっぱりした、典型的な西日本のコシヒカリでした。美味しかったです。前回同様に、手元に残っていた高級キムチとも合わせてみましたが、お米の良さは消えません。子どもの塾弁当の日に、komenuma嫁がおにぎりを握り置きしてくれていた日があったのですが、握ってから4時間程度経過して冷めていても、十分に美味しくいただけました。このブログを始めて、時々産地の異なる形でコシヒカリを買うようなローテーションを組んだからこそ感じるのは、産地問わず品種としてのコシヒカリの総合力の高さを、改めて認識する機会が増えた気がします。ごちそうさまでした。購入はこちらから兵庫県及び大阪府北部にある「コープこうべ」のお店からどうぞ。いわゆる店舗からの宅配以外はないと思いますが、ラインナップが乗ってるので宅配公式を貼っておきます。
2025.03.01
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群馬県のお米というのはあまり耳にしません。最近では、冷涼な北部山岳地の沼田市のコシヒカリ川場村のコシヒカリ「雪ほたる」がかなり評価されていますが、県全体で統一された銘柄は特にありません。地理的気候的にもにも、上述の沼田や川場は新潟県の魚沼に接する地区で、寒暖差の激しさや冷たい地域ですが、県南東部は平地で、最高気温ランキング常連の館林市があるなど、埼玉北部から続く酷暑地域です。生産量も、全国トップテンに入る他の北関東2県や千葉県、中位ランクにある埼玉県よりも少なく、全国33位となってます(さすがに、関東地方としては神奈川と東京の方がさらに下です)。そんな群馬県で、「群馬県らしい」お米を紹介しようと考えると骨が折れます。以前は、雷に由来する「ゴロピカリ」という品種があったそうなのですが、現地直売はあるのかもしれませんが、少なくともネット販売ベースでは手に入りません。この他、「あさひの夢」や「ゆめまつり」もありますが、栃木や愛知で栽培されていて、群馬限定というほどでもありませんし、これらもネット購入がなかなか難しい状況です。それでも1種類、紹介したいと思う米がありました。灼熱の東毛地域で生育しながらも令和元年度産米が特A評価を受賞した「いなほっこり」という品種があります。群馬県が独自に開発した品種ではありませんが、農研機構西日本農業研究センター(広島県)が開発した品種ですが、奨励品種として採用したのが群馬県だけだったので、群馬のお米と言い切ってしまっていい品種です。とはいえ、この品種もネット購入ができるほど市場に出回っているわけではなく、群馬県太田市のふるさと納税ラインナップに、「ひとめぼれ・いなほっこり・あさひの夢/ゆめまつり」セットとして返礼品が設定されていました・・・令和5年度までは。ところが、令和6年度は値上げはともかく、「ひとめぼれ・にじのきらめき・あさひの夢」のセットに内容変更されています。確かに、大粒良食味収量多めの「にじのきらめき」の伸びは全国的にすごいものがあり、かつトップクラスの高温耐性を持つ品種です。置き換えられても仕方ない、紹介が間に合わなくて、いなほっこりゴメンと思ってました。それがまさか偶然、群馬とは全然関係ない香川県の米問屋、「お米のくりや」さんで無洗米として売られてると気づくまでは。以前紹介した、月替わり米「今月のやりくり上手」を出すくりやさんのページは毎月チェックしてます。無洗米としては、「香川県産あきさかり」が取り扱われていたはずでした。が、おすすめ商品欄には「群馬県産 いなほっこり 無洗米」の文字。こんなところで会えるできるとは思ってなく、脊髄反射でポチしました。なお、ここ最近のやりくり上手は12月は岡山きぬむすめ、1月は山形はえぬきでしたが、2月は滋賀あきあかねでした。「なかなか見つからない」と12月に記事にしたこの品種をしれっと出すあたり、やはりマニアックで、こちらからは目が離せません。いなほっこりの特徴いなほっこり(中国209号)は農研機構西日本農業研究センター(広島県)が開発したお米で、中国186号と中国190号という品種の掛け合わせの品種です。2017年に群馬県が奨励品種にしています。奨励品種採用は群馬県のみですが、採用理由はどうも群馬県が二毛作地帯であることと関係ありそうです。群馬県の資料では、「現在の奨励品種では、高温登熟性に優れる品種がないため、麦あと二毛作地帯に適する熟期で高温登熟性に優れる品種の選定を行いました」とあります。実は、群馬県は郷土料理「おっきりこみ」「水沢うどん」「焼きまんじゅう」に代表される、小麦と米の二毛作県なんです。群馬県の「ツルノス・プラス2022年9月号」によると、明治28年の調査によると、関東地方の二毛作率が栃木県で12.4%、それ以外の関東各県が11%以下なのに対して、群馬県の二毛作率が49.9%と、伝統的に高い割合で行われています。1.真夏の暑さが全国でもトップレベルに過酷である2.でも、二毛作があるので作付け期間をずらすことによる高温障害の回避ができない。この2つから、品種による対処として導入されたようです。食味は、それまで群馬県で導入されていた「朝の光」よりはかなり上という評価でした。この、「いなほっこり」というネーミング、komenuma嫁はどこかでその名を知っていたようです。開封前に次の米がいなほっこりだという話をしました。当然、この品種について知らない前提で話したのですが「えっ、次のお米いなほっこりなのo(>‧̫<)o?あれ、マーケティングが悪いと思うんだよね。あんなにいい名前なんだから、もっと上手にマーケティングすれば、ぜったに売れると思うのになー」という、あまりにも想定外の答えと反応が返ってきました。開封してみました「いなほっこり」とは当然どこにも書かれていません。裏面はこんな感じ。「スーパージフライス方式」というのは、サタケの水洗式無洗米機を使用しているということですね。原料玄米にはきちんと「いなほっこり」と書かれてます。でもこれだけでは、komenuma嫁の言う「かわいい名前を活かしたマーケティング」には繋がりません。精米はこんな感じです。白い部分は比較的少ない印象です。高温耐性ゆえでしょうか。それでは、いただきます主要米作県でもない群馬県でしか栽培されていないし、「良食味米」といってもあくまで在来の「朝の光」等との比較での評価だろう…という先入観で、全く期待していませんでした。良くてせいぜいバランス系のお米、業務用米に使いやすいお米かなと考えていました。ところが口にしてみると、「結構美味い」んです。甘みも、ほんのりではなく感じます。「甘い/あっさり」、「つぶつぶ/もちもち」といった2軸チャートでお米を4分類した場合には、確実にこしひかりと同じ分類に入ります。場所的には、コシヒカリよりやや甘さ控えめというところでしょうか。食感を含めた感想は、「東日本産のコシヒカリをさっぱりにした味」といった感じで、スーパーの店頭に並んでいる「こしひかりブレンド」のような複数原料米があるとしたら、ブレンドされる方の主要メンバーに入れそうです。実際に業務用米やブレンドで使われてるんでしょうが、「かわいい名前をアピールした売り出し」をしても良かったのではないでしょうか。開封初日は、川崎市の返礼品にもなっている濃厚な高級キムチが、イベントで在庫(ギネスに挑戦していて、昔からのお付き合いで応援購入してました)していたので恐れ多くも豚キムチを作りました。これと一緒に戴いても、コシヒカリが味の強い肉おかずに合うのと同様に、お米の味が消えませんでした。<ギネスに挑戦していたのは、「おつけもの慶」さん。川崎市のふるさと納税返礼品でも入手できます。神奈川と、東京南部の一部くらいしか知名度がないと思いますが本当に美味しいので、米以外のアフィリエイトをたまには貼り付けします>【ふるさと納税】【テレビで紹介!】おつけもの慶「王道白菜キムチ」200gx3個セット | 神奈川県 川崎市 神奈川 川崎 返礼品 楽天ふるさと 納税 キムチ きむち キムチセット お土産 お取り寄せ 取り寄せ ご当地 グルメ ご飯のお供 ごはんのおとも ご飯のおとも つけもの価格:6,000円(税込、送料無料) (2025/2/19時点)楽天で購入ごちそうさまでした購入はこちらから楽天の場合には送料込みの価格になります。私は期間限定ポイントがあったため楽天で購入しましたが、送料を考えると3個以上のセットで購入するか、楽天以外の店舗(くりや、Yahoo)で他の商品と組み合わせて買った方がいいかも知れません。令和6年(2024年) くりやの無洗米 群馬産いなほっこり 2kg【送料無料】【白米】【米袋は窒素充填包装】 無洗米 2kg価格:2,820円(税込、送料無料) (2025/1/28時点)楽天で購入
2025.02.22
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出張なので、東京駅の駅弁屋祭でお弁当を買いました。いつもだと、たいていお寿司系の弁当をパッと決めるのですが、少し時間があったので店内をウロウロします。米袋と同じ見た目だけで選んでしまいました。中身は、真ん中にサキホコレの白飯がドーン。写真より実物の方が目に飛び込んできます。おかず品書きはコチラ。517kcalなので、男性には少なく感じるかもしれません。少なくとも私は、近くにあった「牛肉ど真ん中」がまだ入りそうな腹具合です。日帰りなので、現地で夕食を暴飲暴食することにします。ごちそうさまでした。
2025.02.18
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とくに珍しいものではないかもしれませんが、生協(coop)のお米です。生活クラブやパルシステムの様な特定の配達型生協ではなく、関東甲信越各県の店舗型のコープで入手できます。が、不思議なことに東京都をエリアとする「コープみらい(旧コープとうきょう)」生協の店舗分布には偏りがあって、komenumaの日常生活圏にはありません。東京の場合には西側や北西に出店しており、南側には実はほぼ店舗がありません。そのため、今はほとんど行くことがありません。かつて横浜市(神奈川は「ユーコープ(旧コープかながわ)」のエリアです)に住んでいた時は、長男が乳幼児だったこともあって、ユーコープの出資会員になって鶴見の下末吉にあるロードサイト型大型生協に安全な(と思われる)食材を買いによく行ってたんですけどね。ちなみにコープみらいの場合、原則は出資者のお店ですが出資していなくても利用できます。今の利用頻度だと、特に会員にはなっていません。今回、その神奈川の生協製品で育ってきたもと乳幼児が成長し、英検を受けることになりました。そして、会場が自由が丘学園だったので送ってきました。本人は目黒区や自由が丘方面には土地勘がなく、小学生を一人で行かせるにはちょっと不安だったので同伴したのですが、試験開始から終了の間やることもないため、自由が丘周辺を2時間ほどうろちょろ散歩しました。私は出身がこの近くなので、このあたりは地図なしでだいたい回れます。ちなみに、自由が丘駅の南口から道を1本入ると、グリーンストリート(九品仏川緑道)という公園型の街路があり、そこから先は住所的には世田谷区奥沢になります。そして、東急目黒線の奥沢駅は実は自由が丘と近く、このあたりからだと歩いて5分強です。この奥沢駅前に、東京23区の南側(品川区、目黒区、大田区)にはない、「ミニコープ」があります。なかなか時代を感じさせるビルです。昭和感漂う駅前の住居兼雑居ビルの地下にあります。この薄暗い雰囲気、実はkomenumaがここに連れられてきていた小学生の頃から、30年以上「全然変わってません」。というか、空き店舗は増加し、悪くなってます。佐渡ヶ島あるいは「サードーガーシーマー」話は変わりますが、キッズやZ世代の間で人気を伸ばしてきた、「けえ【島育ち】」という大学生(開設当時)youtuberさんがいます。佐渡出身の大学生が、様々なものを無理矢理佐渡に結び付けて「サードーガーシーマー」と叫ぶ芸風のものです。310という数字が出てきたら310→310(サド)→佐渡→サードーガーシーマー332という数字が出てきたら、佐渡海洋深層水(海抜マイナス332メートルで採水してます)に結びつけ、サードーガーシーマと叫ぶ、自らを超田舎者と名乗り、「佐渡にマックない。でもマックハウス(衣料品店)ならある!」とか、強烈な佐渡愛が特徴です。この記事を書いている時点で、登録者数が84万人と言いますから見事なものです。去年は「佐渡フェス」をやって、全国からキッズや保護者を佐渡に集め、交流人口を増やしました。1人のクリエイターによる、とてもスケールの大きい、地域おこしに成功した例だと思います。子どもがこの動画に夢中になり、komenuma嫁も「一度佐渡のお米も買ってみたい」といい始めていました。この日の生協のラインナップは、北海道ななつぼし、秋田あきたこまち、岩手ひとめぼれ、佐渡コシヒカリでした。この中でなら、念願の佐渡コシヒカリです。裏面はこんな感じです。原料玄米は「新潟県佐渡 コシヒカリ」販売者は日本生活協同組合連合会になっていますが、製造者は「全農パールライス株式会社」でした。自前で工場は持ってないんですね。イメージと違い驚きました。なお、ここで取り扱いのあった生協のシリーズ4種うち、ひとめぼれのシリーズは木徳神糧さんが、ななつぼしとあきたこまちは神明さんがそれぞれ生産者欄に記載されていました。精米はこんな感じです透明感のあるきれいなコシヒカリでした。それでは、いただきますちょうど、上の子のお弁当があったので初日は鮭のおにぎりで頂きました。冷めても美味しいです。そして甘い。新潟3大産地の理由の1つはこれでしょうか。おにぎり好適米はいろいろ探していますが、「コシヒカリ」は必要条件も十分条件も満たしています。「冷たくてもおいしい」「もっちりしている」という要件を考えると、長年のコシヒカリの人気にはおにぎり(家庭用に限らず業務用含む)によるところもあるのかなぁと改めて感じます。もちろん、温かいご飯にしても、どのおかずと相性も良くおいしいです。ごちそうさまでした購入はこちらから購入は首都圏の生協で、ということになるかと思いますがJA佐渡のコシヒカリであれば、産直サイトがこちらにあるので購入できるかと思います。
2025.02.15
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金芽米について、今回初めて紹介します。無洗米なのですが、「金芽米」の登録商標を持つ東洋ライスさんのホームページでの説明によると、「金芽米は、東洋ライス独自の精米技術で、胚芽の舌触りの良くない部分を除いた胚芽の基底部「金芽(きんめ)」と、お米の栄養と旨味成分が含まれる「亜糊粉層(あこふんそう)」を残した、とても美味しい無洗米です。胚芽の基底部が「金の芽」のように見えることから、金芽米という名前がつきました」とのことです。で、今回紹介したいのは、和歌山県上富田町の返礼品になっているこちらのきぬむすめです。金芽米をご存じの方の方が驚くかもしれません。「えっ、クラフト袋?」と。実は、金芽米は東洋ライスが自社製品として販売しているもののほかに、地元の米卸会社などが東洋ライスの工場で精米して、金芽米として販売しているパターンがあるようで、こちらの商品はそういった「東洋ライスのオンラインショップには載っていない金芽米」になります。令和6年産 タニタ食堂の金芽米(BG無洗米) 4.5kg(4.5kg*2コセット)[無洗米 健康志向 栄養を残した白米 糖質カロリーオフ]価格:7,076円(税込、送料別) (2025/1/20時点)楽天で購入金芽米シリーズで一番有名なのは、タニタ食堂と提携しているこちらの商品でしょうか。【ふるさと納税】金芽米ベストセレクト10kg(5kg×2) | お取り寄せグルメ 取り寄せ グルメ 金芽米 無洗米 金めまい お米 こめ 米 コメ おこめ 10キロ 米10キロ 美味しい 複数原料米 食品 食べ物 食料品価格:24,000円(税込、送料無料) (2025/1/20時点)楽天で購入あとは、こういう東洋ライスさんの純正品っぽい金芽米もあります。左上にBG無洗米マークもあり。和歌山工場で精米しており、島根県産きぬむすめ・長野県産あきたこまち・鳥取県産ひとめぼ得れのブレンドのようです。このブレンドの銘柄や産地は、時々変わります。(HPで公開してます)今回の商品は、和歌山県上富田町の井戸本農園さんが販売元になっています。井戸本農園さんから、持ち込みで金芽米化して貰っているんでしょうかね。ちなみに、東洋ライスの創業者、雑賀慶二氏は和歌山市の出身であることからか、和歌山市に工場があるようです。和歌山県の米作りの特徴和歌山県は、米生産量ランキングでは全国42位という下位に位置しています。面積が広くて温暖で都市化が進んでない地域も多いのになぜ?と思われる方もいるかもしれませんがその理由は明瞭です。下に和歌山県の地図を示しますが、北部の紀ノ川沿い以外は平野が全然ないという地形的理由に寄ります。和歌山米の生産量です。品種別では、きぬむすめ、キヌヒカリの順となっています。和歌山独特の品種というのはとくにありません。開封してみました白い箱で届きました。「米」とのみ書かれており、井戸本農園や金芽米の文字は特にありません。開封すると、左上にいいものが入っていました。金芽米専用の計量カップです。裏面は、販売者の井戸本農園さんの文字だけで、特に東洋ライスの文字などはありません。が、井戸本農園さんのパンフレットではなく、東洋ライス謹製の金芽米の紹介が入っていました。金芽や亜糊粉層などの特徴はこちらに書かれています。裏面はこんな感じ。「楽天レビューより」の部分、どっかの健康食品を連想させますが、大丈夫かと心配になります。「薬機法に従って表現を改変しています」となっているんで大丈夫なんでしょうが。クラフト袋を開けると、まさかの袋詰めのお米が出てきました。「金芽米」「BG無洗米」のロゴ入りです。裏側は、精米時期だけを記載精米はこんな感じです金芽米と言っても、亜糊粉層や金芽が目視できるわけではなく、見た目は白米です。「きぬむすめ」は高温耐性があるという前提でしたが、それでも結構白いですね。それでは、いただきますまず、美味しいお米でした。そのうえで・・・私より食品全体に敏感なkomenuma嫁は、「初めての食感だった」という感想でした。金芽米の購入自体が、我が家は今回初めてだったことで出てきた感想かもしれません。亜糊粉層が残ることなどの精米方法が理由ならば、今後どこかの金芽米を買ってみたときにわかるのかもしれません。味の方は、この前頂いた親の「キヌヒカリ」よりもあっさりさっぱりでした。一方で、見た目としては以前紹介した岡山県産きぬむすめほどは、白さや粒立ちが目立ちません。もう一つ気になったのは、茶色い繊維状のものが結構見受けられたことです。玄米を7部搗きしたお米などで見受けるものですね。ただ、精米時には気づきませんでした。カレー用のお皿に入れた際に撮ってみました。これって、金芽米ならどれでも起きる現象なのか、これまで金芽米を買っていなかった我が家としては断言できないので、今後知りたい課題です。味は全く問題ありません。最も好きだった組み合わせは、朝食の卵かけごはんだと感じましたが、他の朝食のアテ(鮭や明太子)の他カレーや丼ものの土台でも、美味しく頂けましあ。私より味へのこだわりが強いkomenuma嫁が、「これまでで、もっとも卵かけご飯に適したお米!」と喜んでました。金芽米だからなのか、和歌山県産きぬむすめ全般がなのかがわからないところですが。ごちそうさまでした。購入はこちらから単品12000円を年末に注文しましたが、2/1現在単品は売り切れで2個セットの価格になっているため、高そうに見えます。注文時は、単品しかなくセットが売り切れだったので、そのうち単品も復活するのではと思います。【ふるさと納税】【単品・定期便より選択可】上富田町産 金芽米 きぬむすめ 5 ~10kg 井戸本農園 | お米 こめ 白米 食品 人気 おすすめ 送料無料価格:24,000円~(税込、送料無料) (2025/2/1時点)楽天で購入
2025.02.01
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キヌヒカリやヒノヒカリの現在の位置年度末に書いたように、全国的にはここ数年の酷暑で高温耐性のある品種への置き換えが進んでいます。西日本で特にみられる動向のため、ターゲットになっているのは、「キヌヒカリ」や「ひのひかり」あたりです。「コシヒカリ」も、地域によっては当てはまります。キヌヒカリは近畿周辺が、ひのひかりは九州と近畿が主要な産地で、どちらも高温障害に悩まされやすい立地にあります。今年は高温耐性のあるお米を紹介するつもりで、その前に出発点としてこの2品種をおさらいしたいと思ってました。京都府亀岡市のふるさと納税返礼品、キヌヒカリです。当初購入しようと思っていたのは、兵庫県産のキヌヒカリでした。いまちょうど、兵庫県ではキヌヒカリに代わる新品種の開発を進めており、今年から本格的に栽培を開始する予定になっています。先日の産経新聞によると、現在2系統まで絞り込まれているようで、2月中には新名称が決まるとのこと。兵庫県産で面白そうな無洗米キヌヒカリをamazonで購入しようかと思っていたところで、広告欄には亀岡市からの「ふるさと納税」PRでこの商品がやってきました。亀岡市、前の職場でお付き合いがありました。環境意識の高い市で、観光資源でもある保津川(京都嵐山へ流れ込む川)のプラスチックごみの対策に乗り出しており、「レジ袋提供禁止条例」を制定しています。このほか、市内の「山口精機製作所」ではコロナ禍の時に不織布マスクをクリーンルームで製造し、ふるさと納税の返礼品として提供していたことがあり、私自身も納税したことがあります。このご縁と、納税可能額の残り枠から、「亀岡市の環境に貢献できるなら」とこちらを発注することにしました。が、いざ注文しようとすると戸惑うことがありました。この商品、寄付金の用途が「愛犬と来て見て楽しいまちの実現へ」という用途しか選択できません。環境政策か、普段他の自治体には子育て支援でふるさと納税しているkomenumaとしては、「え、犬を飼ったことなんてないぞ?」(うちはマンションだし…)環境保護への姿勢を応援したかったんだけどな・・・と、戸惑いながらもそのまま「寄付を申込む」ボタンを押しました。キヌヒカリの特徴1988年に開発された品種で、母はF1種(収2800を母、コシヒカリのガンマ線照射による突然変異種「北陸100号」を父としたF1)、父は北陸96号(ナゴユタカ)です。関東での栽培を視野に開発されたようですが、現在の栽培地はおおむね近畿が中心です。府県別生産量が滋賀、兵庫、(熊本)、三重、京都、(埼玉)、和歌山、大阪の順で、上位8位までのうち奈良を除く近畿2府4県と三重県が来ることを考えると、「近畿を代表するお米」という説明もアリでしょう。ただ、関東産もあることはありますよ。私が以前懇意にしていた、横浜市内のお米屋さんの取り扱いで最も安いのは埼玉県産キヌヒカリだったのでよく購入していましたし、藤沢市の農産物直売所でも、「はるみ」が出てくる前にメジャーだった品種がキヌヒカリだったこともあり、今でも取り扱いがあるようです。開封してみました「地場で育ったお米」という袋に包まれて送られてきました。右下のキャラクターは、明智光秀ゆかりの街だからか、亀岡市キャラクターの「明智かめまる」君です。裏面を見て納得しました。米袋を米袋で包んでいたんですね。亀岡市からのメッセージカードが同封されていました。販売元情報を再掲。販売元の(株)ナカノさんはライスセンターも持つ米袋屋さんです。ホームページをみて笑ってしまいました。「こんなに京都府で全国の袋作ってんのかよ!」と。(参考までに、魚沼コシヒカリのページを貼っておきます)産地は亀岡市を含む「京都府丹波産」となっています。精米はこんな感じです透き通るような見た目になるには、やはり白い粒が混ざります。高温障害の影響もあるのでしょう。高温耐性のことを考慮して、置き換えが始まっているのも理解できなくはありません。さんこうまでに、裏面の画像です。それでは、いただきます。名称と炊き上がりの透明さ、近畿が主要産地なことから、過去に(埼玉産を)いただいたことがあるにも関わらず、あっさり系のお米だという先入観がありました。口にしてみてびっくりで、コシヒカリの身内だというのがよくわかるくらいに、食味は同じ圏内でした。食感の方は、少し粒立ちしている程度でしょうか。野菜系おかずよりも、頂き物のパルシステムの野付産いくらの醤油漬けとの相性が抜群でした。肉系では、ローストビーフとの相乗効果が良かったです。ごちそうさまでした。注文はこちらから購入経緯で書いた通り、ふるさと納税の使用目的が「犬と来て見て楽しい街」に限られます。その趣旨に賛同する方や、私のように犬にご縁はなくても、こんな機会だからまあいいかな、という人であればこちらからどうぞ。6000円なので、納税限度額の最後の調整に使うもよし、定期便もあるので夏前に3か月分をお願いするのもありかなと思います。【ふるさと納税】無洗米 真空パック 2kg・6kg (2kg×3)・10kg (2kg×5) 選べる回数 定期便 3回 令和6年産 京都丹波産 キヌヒカリ 高評価★4.77 ※受注精米 ※配送不可地域あり 米 コメ こめ 白米 2キロ 6キロ 10キロ 3ヶ月 お試し 小分け(クラウドファンディング対象)価格:6,000円~(税込、送料無料) (2025/1/20時点)楽天で購入
2025.01.26
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「あきだわら」「あきあかね」と続いた、「新潟米図鑑」には載っているけど新潟県産が見つからない、さらに言えば他県産もほぼ入手できないというシリーズ、3回目で最終回です。なかなか取り扱いのない品種、楽天では1件しか取扱業者がありません。普通精米の2個(10kg)セットの在庫状況が毎日のようにありなしを移動していて、そのうちなくなりそうだったので年末に慌てて購入しました。今年も、夏場の米不足に対する先行きは暗いんじゃないでしょうか。なお、こちらが購入したものは無洗米(店舗HPによるとNTWR方式)です。平成31年度に、「ちほみのり」は新潟県では産地品種銘柄に指定されているはずです。実は、昨年までは楽天にも出店している佐渡の業者さんが栽培していたため、簡単に入手できると思ってマークしていませんでした。(この業者さん、今年から「にじのきらめき」の取り扱いを始めたので、生産側でそれに切り替えられたのかもしれません)この業者さんの取扱いが変わったいま、改めて他の新潟県産を探してみるも見つかりません。唯一見つかったのは、上越妙高駅の物産館が取り扱っている写真をFacebook上に掲載しているだけでした。新潟県外で見つかったのは、岩手県水沢市の「第三ライスセンター」さんが販売されていたものです。こちらの販売元さん、昨年度は「どんぴしゃり」という岩手県ローカルの銘柄を販売されていたため、何度かHPを閲覧していました。おそらくそのご縁で、AIが広告欄に載せて来たんだと思います。(なお「どんぴしゃり」を今期は販売されていないようです。栽培されていた農家があったとしても、業務用米などで他に引き取られてまとまった量が手に入らなかったりしたんでしょうか。)「ちほみのり」の特徴2005年に生まれた品種で、直播き、多収、良食味の「萌えみのり」(東北地方中心に栽培されている業務用米で、東京だと「サミット」の精米売り場にあります)を母として、多収でいもち病耐性を持ち合わせた「青系157号」を父として掛け合わせ、育成されました。農研機構の紹介だと、東北地方中部ではかなりの早塾米だそうで、栽培も「あきたこまち」「まっしぐら」の作付けが可能な東北以南が栽培適地とされています。出典:新潟米図鑑Vol.2 https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/186515.pdf新潟米図鑑だと、「あきたこまちよりも1~3割多収、安価で質の良いお米として業務用途での利用が期待されている」とのことです。位置づけだと、「極早生で、業務用の中の業務用」という感じなんでしょうか。出典:新潟米図鑑Vol.2 https://www.pref.niigata.lg.jp/site/syokuhin/216817.htmlあとは、「ゆきんこ舞」が未購入ですね。できれば今年中に。生産量だと、図鑑にあった新潟県でも、今回購入した岩手県でもなく、秋田県産が全生産量の半分以上を占めていますね。自身を秋田県生まれと書いている(里帰り出産なだけですが)komenumaですが、恥ずかしながら秋田の業務用米としては「ゆめおばこ」「めんこいな」しか知りませんでした。開封してみました第三ライスセンターからの宅急便は、紙製米袋の再利用でした。まだ試しておらず、当然記事の書けていない岩手の地域ブランド「銀河のしずく」の袋です。特に同封物はありません。原料玄米は、当然岩手県産のちほみのりです。裏面は真っ白です。この袋、感触がぶ厚かったんですがlimexでも使用しているんでしょうか。精米はこんな感じです白っぽい背白米が目立ちます。東北地方向けの品種なだけに、高温耐性はないのかもしれません。それでは、いただきます業務用米ということで最初から覚悟していましたが、味の方は「ぜんぜんしない」に近い薄いあっさり・さっぱり系のものでした。食感はやや硬めです。新潟米図鑑でも、「適した料理:チャーハン・丼もの」とありましたがその通りだと思います。普通の家庭カレーと、かけるタイプのドライカレー(ほぼキーマ)の土台としてもいただきましたが、主張がない分とても相性が良かったです。逆に、お米としての主張がほとんどないのと、粒が立っている品種でもないため卵かけごはんとしての相性はそれほど良くなかったです。せっかくいい卵を頂戴して、あっさりだからあうかなと思っていたのですが。ごちそうさまでした。購入はこちらから米 5kg 白米 ちほみのり 送料無料 お米 精米 ライス 令和6年 コメ ご飯 岩手県産価格:4,250円(税込、送料無料) (2025/1/18時点)楽天で購無洗米の方がアフィリエイトから出てこなかったので、普通精米です。そして、貼り付けてみて気づいたことですが、どうも昨年末に私が購入した時よりも値上がりしているみたいです。12月中旬に私が購入した際には無洗米加工が4050円(注文履歴より確認済み)、普通精米はそれより安く4000円を切っていたと記憶しています。このクラスのお米でこの現象が起きているということは、お米に関心を向けていると次の事態が想像できます。「今年も、業務用米の確保が精いっぱいで、夏ごろには一般消費者向けの店頭のお米が、昨年と同様にひっ迫するかもしれない」という、あまり嬉しくないストーリーです。「ちほみのり」や「どんぴしゃり」もそうだと思いますが、実は、他にも「きたくりん」(北海道)「みえのゆめ」(三重)「ゆめひたち」(茨城)「歓喜の風」(静岡)「おてんとそだち」(宮崎)「田んぼの夢」(佐賀)等のマイナーと言っていい銘柄を実は今期ネット上ではほとんど見かけていません。上位のメジャーな銘柄に作替えした可能性もありますが、業務用米かブレンド米用の「名もなき米」として使うために、早々と確保されているか、すでに市場に出ているんじゃないでしょうか。
2025.01.18
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お正月を迎えるにあたり、神話の国島根県からお米を注文してみました。ここから春までしばらくは無洗米の紹介を継続します。島根県には、県が開発した独自の銘柄というのは特にありません。島根らしい品種紹介というのであれば、中国地方で強い「きぬむすめ」や「つや姫」(←山形県が戦略的に種子譲渡を行っている県の一つ)あたりが妥当ですが、今回は品種というよりは商品に重きを置いての紹介です。米穀店のBG無洗米購入したのは、楽天では「お米の広場ふじもと」という名前で店舗を開いている、島根県松江市に本店のある「藤本米穀店」さんです。このお店は、松江市の中心市街地に1店と郊外のショッピングモール内に1店出店している規模の店舗です。以前から何度か記事にしていますが、精米機と比べて無洗米機が高額なことから、町の米穀店における無洗米需要の対応には費用面などから課題があり、様々な対処が求められます。たとえば、「北信州みゆきコシヒカリ」の記事で紹介した東京都の吉野商店さんのように、自前で無洗米工場を作った上で、周辺の米穀店の無洗米加工を有料で引き受けることで、業界としての努力をする例もありました。あるいは、あきたこまちを紹介した東京多摩地区の「三多摩食糧卸協同組合」は、無洗米に関しては、NTWR(タピオカ)方式の無洗米機を卸の段階に導入し、精米と無洗米加工まで行った上で多摩地区の米穀店に商品を卸しています。他にも、私が通りかかる米屋の中には無洗米だけ大手米卸の木徳神糧の商品を仕入れている店舗もあります。こちらの、「お米の広場ふじもと」さんは松江市内の中心地と郊外型大型店内の2店舗を持つ店舗ですが、自前で無洗米の商品を販売しています。この商品が特徴的なのは、自店舗で選別した原料を、BG無洗米の工場(安来市にあります)に委託加工した商品だという点です。直販の方のホームページには楽天より詳しい商品説明があり、弊社から原料を持参して加工してもらっています。「無洗米」とひとくくりにされがちですが、こちらのお米は弊社で厳選した原料の良さが自慢です。島根県の高冷地・飯南町で農薬・化学肥料を半分以下で栽培した「しまねエコ農産物」であり、さらに島根版GAP「美味しまね認証」を取得したお米を使用しています。環境のことにより配慮し、ネオニコチノイド系農薬も使用していません。という説明文が挙げられています。こういうお米をわざわざ無洗米化して販売するということで、いつか買ってみたいと思っていた高級商品です。飯南町は、広島県三次市と接する出雲地方最南端の町。頓原・赤来(赤名)という地名の方がピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。お値段?‥‥送料込5600円ですよ去年の時点で、4500円くらいでそれでも高いと思っていましたが、今年の値上がりで凄いことになってしまいました。まあ、お正月ということで。島根県産のお米の特徴島根県の品種別検査量一覧になります。全生産量のうち、43%がきぬむすめ、41%がコシヒカリ、13%がつや姫となっており、島根特有の品種というのは特にありません。なお、島根県は西日本最高級とされることのある「仁多米」の産地ですが、このお米は島根県仁多郡奥出雲町が産地となっているコシヒカリの地域ブランド品に与えられる称号(魚沼コシヒカリ等と一緒)なため、統計上はコシヒカリになります。全国無洗米協会とか認証無洗米とか以前、無洗米の方式の記事で少し触れましたが、金芽米で知られる「東洋ライス」さんが中心となって作った、BG方式の無洗米の業界団体に「全国無洗米協会」という組織があります。この組織が認証したお米に付けられる「エコメちゃん」という認証マークがあり、マークの中央に「愛を米」という文字が書かれています。上で紹介した袋と同じ文字文字ですね。この「愛を米」と書かれた袋、他のも類似したものがあります。たとえば、このお米を加工している安来市にあるふるさと納税品【ふるさと納税】<定期便> BG無洗米 コシヒカリ 5kg × 3回 (隔月) / 新米 愛を米 米 BG 無洗米 こしひかり 6ヶ月 3回 2ヶ月に1回 島根県産 令和6年産 新生活応援 お試し 節水 時短 アウトドア キャンプ 東洋ライス価格:35,000円(税込、送料無料) (2024/12/23時点)楽天で購入販売者は違いますが(JAしまね 安来精米センター)、見た目はそっくりです。左下に認証無洗米のエコメちゃんマークが、右下に安来市のどじょうすくいキャラクター「あらエッサくん」がいて、ますますいい感じです。BG 無洗米 高知県産 こしひかり 5kg(JA高知県) | 5kg 生活応援 コメ こめ 米 こうち 高知 コシヒカリ 無洗価格:4,280円(税込、送料無料) (2024/12/23時点)楽天で購入今度は遠く離れて、JA高知県が販売するBG無洗米です。色使いとデザインが、ほぼ全く同じになっています。東洋ライス本体のラインナップにもなく、おそらくほとんど使われてはいないと思われますが、この色使いが本来のBG無洗米としての共通のものなんでしょう。開封してみました藤本米穀店さんからの伝票は入っていましたが、それ以外は特に同封物はありませんでした。12月頭の注文で精米時期は11月上旬でした。あまり出ないのか、あるいは一気に製造委託しているのか。左上にBGマーク。「とがずに炊けてビタミンそのまま」「低公害製法で海、川を汚さない」いかにもBG無洗米っぽい言葉が並んでいます。側面もBG無洗米アピール裏面はこんな感じです。バーコード左側にある「フジライス」が藤本米穀店さんのマークのようで、こちらの商品のお徳用ブレンド米の袋に印字されてるのを見たことがあります。BG無洗米のアピールが「これでもか」と記載されています。原料玄米欄はシール処理でしたが、シールの下も藤本米穀店になっているので、この袋自体は共通のパッケージなどではなく、あくまで藤本米穀店のこしひかりの為だけに作られた袋のようです。精米はこんな感じです背白粒が少し目立ちました。おそらく、令和6年度の島根も高温だったんでしょう。それでは、いただきますコシヒカリということで、甘味がありもちもち度はそこまで強くない、そのままでも十分に美味しいお米でした。昨年いくつもの産地産を頂いたコシヒカリの中で比較しても、かなり「美味しいコシヒカリ」だと感じました。昨年の記事まとめで、「長野県産幻の米」が2番目においしかったと書きましたが、それと匹敵するれべるのものを、いきなり年始から紹介する形になりました。年末年始ということで、komenuma嫁の福利厚生を使って通販で購入した冷凍おせちと一緒にいただきましたが、パストラミや和牛のしぐれ煮といった肉類とも、ブリ照りや帆立の旨煮といった味の濃い魚介類とも、ささやか系おかずでは田作りやなますとの相性も良かったです。ごちそうさまでした購入はこちらから「お米のふじもと」さんは楽天上にページを持っているため、こちらより購入可能です。お値段は、正直高いです。新米【無洗米】令和6年産 BG無洗米島根県産コシヒカリ「愛を米」5kg藤本米穀店が原料を選定しています!【送料無料※一部地域のぞく】ネオニコチノイド系農薬不使用価格:5,600円(税込、送料別) (2024/12/24時点)楽天で購入
2025.01.04
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米分野では激動の一年でした。まさか、「令和の米騒動」などというものが起きるとは思っていなかった去年とは、書くことも大きく変わります。精米そのものの価格上昇もですが、「買える商品」が明らかに減っていることも大きな要因です。そのうち買おう、と思っていた商品、どんぴしゃり(岩手)、歓喜の風(静岡)やいなほっこり(群馬)など、まったく商品の影を見かけなくなった品種はどこへ行ったのでしょうか、ひょっとすると、名もなき業務用米ブレンド用として、それでも通常の年より高額で買い取られてしまったんでしょうか。一応、今年の振り返りです早場米まず、6月に沖縄米を初めて入手。石垣島産の「ほしじるし」をいただきました。ちょうど、令和の米騒動ともろにぶつかったために、昨年の公言とは予定は大幅に変わってしまいました。早場米の予定として、静岡のなつしずかを買いたかったのですが、入手できませんでした。その代わり、狂乱期に念の為とドラッグストア店頭で押さえた「ふさこがね」がラインナップに加わりました。あとは、ふるさと納税で注文していた宮崎県日向市の「夏の笑み」「さきひかり」が8月上旬に来たことで、何とか乗り越えました。ほかに、茨城県潮来市産「一番星」、長崎県平戸市産の「コシヒカリ」をどちらもふるさと納税で入手しました。一番美味しかったお米悩みますが、千葉県産「とねのめぐみ」を1位に推したいです。コシヒカリ程度の甘みでモチモチは良かったです。記事で書いた通り生産の継続に不安がありますが、この生産者さん()「極献上」の看板は伊達ではありませんでした。次点では、長野県北信州みゆき農協エリアの「幻の米 コシヒカリ」でしょうか。こちらも、コシヒカリの甘みをさらに良く感じる商品でした。「一番おいしい無洗米」と私が力説するお米ですが、次の機会には普通精米で食べてみたい商品でもあります。北信州のコシヒカリには、「幻の米」に加えて「一番開花」という別のこだわり系コシヒカリがあるようなので、こちらもと食べ比べてみたいものです。komenuma嫁の1位は、「京式部」とのこと。ただし、歴女としての思い入れが混じってるかも、とは本人の弁です。2025年の目標や留意点新年度の目標は主に2つです。生産量が少ない県のお米全国で米の生産量下位10都道府県のうち、未紹介の徳島、大阪、奈良、和歌山、山梨の5府県のお米を紹介していきたいと思っています。現時点で、和歌山県産については注文済みです。2026年ごろまでに、のんびり全国制覇できればいいかなと思っています。テーマを決めたお米の紹介令和5年・6年ともに猛暑による品質低下が問題になっている地方がありますが、近年の気候変化の中で「高温耐性のあるお米」の開発が進んでいたり、農研機構や県が開発した新品種への移行が少しずつ進んでいます。特に、この傾向は「ひのひかり」「きぬひかり」等の栽培県で見受けられます。食味コンクールでも、農研機構の開発品種「きぬむすめ」「にこまる」や、自県が開発した品種(香川の「おいでまい」等)高温耐性米で特A評価を得ている西日本の都道府県が増加しています。来年は、これらの産地や品種について紹介していきたいです。なお、これらの水稲新品種の中で、将来にわたって生産が拡大しそうなエポックメーキング的な品種も出てきました。大粒で高温耐性のある「にじのきらめき」がそれに該当しそうです。「こしひかり」に敵うことはないと思いますが、ひょっとすると「あきたこまち」「ひとめぼれ」以来の全国的急拡大米になるのではないかと、個人的には踏んでいます。ふるさと納税に向けたポイント貯蓄紹介したい耐熱品種の中に、ふるさと納税でしか手に入らなそうなものがあります。しかも、大型案件で4袋セット20kgの返礼品になっています。。。今期金額が上がってしまい、2024春まで21000円だったものが現在は31000円となってます。全額負担はさすがに厳しいので、ポイントをためておいて1万円くらいは切り崩して充当したいなと、地道に貯蓄中です。短期間での4袋全部の消費はなかなか厳しいので、最初から半分の2袋はご縁のあるフードドライブへの寄付に回すつもりです。早場米について早場米について、来年も追いかけたいと思っていますが、来年も端境期のコメ在庫がどうなるのか、いい展望が持てないことから、端境期用に半年程度の長期保存できるお米を確保したいと思っています。流通が正常なら早場米に手を出しますが、そうでなければ備蓄の切り崩しということになるかと思います。今年一年のご愛読、ありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いいたします。
2024.12.31
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冬眠米とは本当は、春から初夏にかけて返礼品で受領するつもりだったお米でした。10月末~11月頭にかけて、急激に在庫が減少していたため予定を変更して先に確保しています。冬眠米とはタイトルの通り、「気密性の高い袋に米を入れ炭酸ガスを注入することで袋を真空化し、酸化や代謝分解を抑えることで品質の低下を抑える」ことのできるお米になります。注文までの経緯2024年の米騒動を教訓に、GW明け頃に緊急備蓄用として真空パック米を注文し、新米時期まで手元に置いておきたいと思って、色々検索していた際に広告に挙がってきました。「一番星」の記事の際に紹介した茨城県のソメノグリーンファームさんが、「一番星」よりも安い価格(7000円)で「ハイブリッドとうごう」の5kg米を、茨城県坂東市の返礼品として提供されていました。「ハイブリッドとうごう」も民間開発の品種なので、試してみたかった商品でした。10月末の時点では、各品種170袋に対して135袋あったので、来年の春まで残ってるかなと期待していました。が、そう甘くなかったです。5kgで7000円という金額は、今のふるさと納税制度ではかなり安い部類に入ります。意外と残数の減る速度が速くて驚きました。結構減っているので、「来年までは無理だ。諦めて次のお買い物マラソンの際にカートにぶち込もう」と思っていましたが、それすら間に合わない勢いだったので、11月3日にポチしました。その後、数日で「在庫なし」なりました。(長野県阿南町の「あなんの誉」5000円や、青森県六ケ所村のはれわたり6000円はもっと早く消えてましたが)※なお、11/14に数量を確認したところ残数が80となっていました。おそらく、売れ行きの良さから当初の限定170袋に加えて追加したんだろうと思います。そして、いつの間にか在庫が表記されなくなっています。急ぐことなかったかも。。。ハイブリッドとうごう3号の特徴民間開発米のF1種低アミロース米で、晩生種のハイブリッドとうごう3号と早生種の4号をあわせて「しきゆたか」という愛称がつけられています。開発者は名古屋大学と本田技研工業によるものです。種子の販売等は(株)豊田通商が行っており、種苗法上の権利も豊田通商が出資するベンチャー、(株)水稲生産技術研究所(愛知県豊明市)が持っています。コシヒカリをベースに、「DNAマーカー育種法」によって改良された品種です。遺伝子を調べた上で、良い特性を持つ個体同士を交配させて改良するもののようで、遺伝子組み換えとは異なります。(このあたりは、名古屋大学Webマガジン「名大広報」2024年1月24日の取材記事を参考にさせていただきました。)参考にした名大広報の記事を読むと、名大の付属農場「東郷フィールド」でこの品種を栽培しているようで、毎年恒例の学内販売があるそうです。このブログのネタにはものすごく欲しいですけど、情報入手そして名古屋にその日行くのは無理だろうなぁ。そして、「東郷フィールド」というこの名称が「ハイブリッドとうごう」の由来でしょうか。余談ですが、東郷フィールドの所在地愛知県東郷町は、以前「大地の風」で紹介した愛知県みよし市の西隣にあり、農場間距離は2kmも離れていなそうです。生産量は、滋賀及び茨城の両県で大半を占めています。開封してみました開封前は「われもの」?と思いました。空気がない真空パックなので、確かに「割れ物」ですね。硬くて密着感がすごいです。裏面は、ソメノグリーンファームさんの栽培のこだわりと、冬眠米の説明でした。冬眠米とは、「気密性の高い特殊な袋にお米を入れ、炭酸ガスと一緒に密封します。そのまま数時間放置すると、お米が炭酸ガスを吸着し、袋の中は真空パックの状態になります」とあります。これにより酸化や代謝分解が抑制され、常温のままでも品質の低下が著しく抑えられるとのことです。原料玄米欄がシール貼りでした。こちらの農場は、コシヒカリや一番星等も栽培しているんですが、区別できるのはこの部分だけみたいです。精米はこんな感じですやや白い粒が目立ちます。価格的にも、使用できるお米は2等米になるようなものも使用していると思います。令和6年度の茨城もかなり暑かったんでしょう、背白米や小さな乳白米は多少混じっていました。もちろん、実用には全く問題ない程度の混入です。それでは、いただきます口にすると、低アミロース米特有のもちもち感が伝わってきます。一方で、同じコシヒカリベースの「夢ごこち」などと比較しても、コシヒカリの持つ甘味はやや控えめに抑えられているように感じました。「ホクホク、もちもち」な朝食をいただきたい人に、特におすすめの品種かもしれません。カレーの土台にも、お肉料理との組み合わせでもいただきましたが、最もおいしいと感じたのは、朝食時の焼き鮭との組み合わせがとてもよかったです。ごちそうさまでした注文はこちらからこちらのソメノグリーンファームさんの品は、坂東氏のふるさと納税返礼品としての入手のみのようです。【ふるさと納税】No.760 「令和6年産」冬眠米ハイブリッドとうごう3号 5kg / お米 コメ 粘り 送料無料 茨城県価格:7,000円(税込、送料無料) (2024/11/19時点)楽天で購入
2024.12.22
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第1回記事以来、久しぶりに滋賀県米を購入しました。品種は「あきあかね」。購入元は滋賀県草津市の「お米の1009」さんです。なかなかオシャレなパッケージ。こちらの店舗は、「生産者と直接契約し、お客様に直接販売しています」というお店で、農薬・肥料等の使用状況を含めた生産履歴を管理し、生産者の顔が見える安心・安全なお米を販売しています。このお米の生産者は、「滋賀県彦根市甲崎町の西村悟さん」という方だそうです。(上)中央あたりに西村さんの名前があり、それ以外にも滋賀県内を中心とする生産者さんが紹介されています。店舗のHPに、各農家の紹介ページがあり、西村さんのページを見ると、どうやら「ミルキークイーン」「にこまる」「にじのきらめき」を他に生産されているようです。ただし、購入のきっかけは、産地の滋賀県や生産者のトレーサビリティに関連した理由ではなく、前々回に記事と同様に「新潟米図鑑」だったりします。今回紹介する「あきあかね」は、新潟米のチャートの中で品種名が書かれているにもかかわらず、不思議な注釈がありました。※「あきあかね」については、平成31年度産地品種銘柄ではありません。出典:新潟米図鑑Vol.2 https://www.pref.niigata.lg.jp/site/syokuhin/216817.htmlチャートには掲載されていて、紹介ページもあってのこの一文。一体どういう扱いなんだろうという気がします。この新潟米図鑑はvol.2ですが、公式アドレスではないので紹介を控えますが、ネット上で見る限り実は前年度版が存在するようです。そちらでは「ちほみのり、あきあかねは平成30年度産地品種銘柄ではありません」とされていました。このうち、「ちほみのり」のみが昇格し、「あきあかね」は置いて行かれたようです。なお、新潟米Vol.2にはこのような品種紹介ページがあります。出典:新潟米図鑑Vol.2 https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/186515.pdf13ページこの品種も、「あきだわら」同様に新潟県産としての商品が見つかりません。それどころが、他の県での生産者さんもほとんど見つかりませんでした。平成30年に開発された品種ですが、その後の5年という月日は、生産者の方が受け入れて生産継続してくれるかどうか、新品種にとっては乗り切るにはなかなか大変なものなのでしょう。これは、「あきだわら」も、「ちほみのり」もほぼ一緒なのかと思われます。そして、ほぼ唯一に近い形で見つかったのが、こちらの滋賀県産のものでした。こちらは、今年だけでなく昨年・一昨年度も生産されていました。農研機構の「様々な用途に向くお米の品種シリーズ 2024」のも掲載されているので、現行でも取り扱われている品種のはずなのですが。あきあかねの特徴開発者の農研機構の品種詳細によると、北陸地方向けに導入された新品種で、コシヒカリよりも晩生となっています。以前紹介した「あきだわら」と比較して、大粒で玄米品質に優れるとされています。新潟米図鑑によると、開発目的は「搗精・炊飯の歩留まりが期待できる大粒で、玄米の外観品種に優れる品種という業務用実需者からの要望に対応するために開発されました」とあります。「あきあかね」の名称は、晩生で赤とんぼ(あきあかね)が色付くころに収穫されることから名づけられたとのことです。このお米は10月中旬に予約注文していたのですが、到着は11月23日でしたので、収穫もかなり遅いようです。系譜図は上の新潟米図鑑からの借用図にありますが、「収7388」と「中部109号」の掛け合わせです。開封してみましたお米屋さんにしては、ちょっとおしゃれなパッケージで届きました。「1009」のロゴのうち、00部分がお米のようです。同封物はもち麦と、店舗のパンフレットでした。麦ごはん、私と妻は大好きなのですが子どもたちが好まないため、泣く泣くフードドライブに寄付させていただきました。もち麦は東近江市産のもので、生産者は別の方のものでした。パッケージ裏面はこんな感じ。特別栽培米なので、化学肥料の削減量と農薬の使用量が書いています。確認者は、販売元のイーハーベストさんのようです。原料玄米の部分ですが、「種子の購入記録及び生産記録による確認」とあります。この品種について気になることがありまして、「農林水産省 米穀の検査結果等」のページを見ても、リストアップされていないんです。検査対象になっていなかったりするんでしょうか。お米の1009さんのパンフレットです。食味チャートがあったのでそこだけ拡大。あきあかねの立ち位置は、「にじのきらめき」あるいはメジャーな品種だと「あきたこまち」に近いようです。精米はこんな感じです粒の大きさは確かに大きいように感じました。ただし、炊き上がり時の食感ではあまりそういう印象は受けなかったです。それでは、いただきますもちもち度も、甘さも中間でした。きれいなバランス米と言ってもいいでしょう。以前、別の品種(葉月みのり)で感じた「これ、あきたこまちじゃん」という感想の再来です。どのおかずとの相性も良く、焼き魚や明太子と合わせても、カレーの土台にしても合格でした。なお、komenuma嫁の感想は、「土台寄り」とのことでした。この時期、komenuma嫁の仕事の関係で頂いてきた味の強い高級キムチがあったのですが、これと組み合わせても美味しくいただけました。ただし、キムチが完全に引き立ってしまいます。これは、前回の「夢ごこち」位の甘味がある方が、お米も食べているという気になるかもしれません。つまり、唯一の難点があるとしたら、「特徴があまりない」ということでしょうか。この商品は特別栽培米で一般消費者向けだと思いますが、業務用米の品種としては十分な合格点だと思います。見かけないのはなぜなんだろう。ごちそうさまでした。購入はこちらからご参考までにはアフィリエイトを貼りますが、今期分は発送の11月22日の時点では売り切れていました。価格は、こちらでは4280円となっていますが、10月に予約注文をした時点では3980円でした。新米 滋賀県彦根産 あきあかね 白米 西村悟 令和6年産価格:4,280円~(税込、送料無料) (2024/11/19時点)楽天で購入滋賀県彦根市ってこんなところ歴史的にも、観光地としても名高い近江国の中心地だけです。江戸幕府大老、井伊家の出身地としても名高く、国内に5つしかない、国宝級の天守閣を今日まで残している彦根城があります。写真:AC-PHOTO(2枚とも)市の北西側は琵琶湖に面していて、このお米を栽培している甲崎町もほぼ湖畔に近い場所にあります。農地は、どうやら市の南側に広がっていて、市街地との間は犬上川できれいに分けられているようです。30年位前に、今は亡き父と一緒に彦根の旧市街地から河瀬駅まで歩いた記憶があります。一面の田んぼだったなというのを思い出します。
2024.12.18
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無洗米を使いたくなる時期がやってきました。komenuma嫁は、まだ大丈夫だよと言ってくれているんですが、あかぎれを起こすことがあるためそろそろ無洗米に変更です。普通精米のレビューはあと2つで、春までは無洗米レビューに切り替えです。今回の記事は、今年の春に記事にしようとして没にしたものの焼き直しです。先日、yahoo!ニュースに、「無洗米はおいしくないと言われる理由は? 世界で初めて無洗米を開発した会社に聞いてみた」という、クックパッドニュースからの転載記事が載りました。無洗米機を実際に製造し、BG無洗米方式を開発し「金芽米」等のシリーズを出している東洋ライスへのインタビュー記事でした。これに、どうしても違和感をぬぐえなかったためです。yahoo!の記事はすぐに消えてしまうと思うので、一応原典も貼っておきます。何が気に入らなかったかというと、無洗米が美味しくない理由として、「——そんな無洗米がどうして「おいしくない」と言われるようになったのでしょうか?さまざまな理由が考えられますが、1つは無洗米について国の基準がないことが挙げられます。定められた品質基準がなく、メーカーの判断で決められるため、商品によって品質の差が生まれてしまうのです。」という返答があったことでした。自社製品をほめるのはまあいいと思いますが、他社製品を貶めているようにしか見えないこの反応にいい気分はしません。1つは、あとで書く全国無洗米協会の部分を呼んでください。もう一つ、私がこの1年戴いて来た無洗米の中で最も美味だと思えたのは、東洋ライス製でも東洋ライスのBG無洗米機を使ったことが明らかに提示されている製品(ひとめぼれ、結びの神、はるみ)でもなく、ライバル陣営サタケ(旧:佐竹製作所)の主力になっているNTWR/タピオカ方式の導入を公表しているメーカーの商品(例:ゆめぴりか、みずほの輝き、あきたこまち)のものでもなく、技術的にはもっと古いサタケの水洗式無洗米を採用している、町の米屋の幻の米(長野県旧北信州みゆき農協エリア産こしひかり)だったことです。要するに私の言いたいことは、いい米は無洗米にしてもうまい。この一言に尽きます。むしろ、無洗米が美味しくないイメージなのは、当初の販売戦略のミスでしょう。正式な商品名は書きませんが、「お米洗っといたよー」「別に洗わなくていいよー」的な無洗米の中でもわかりやすい商品は、実は複数原料米つまりブレンド米です。当初出ていたのは、ブランド米ではなくこのようなブレンド米でした。普通精米の世界で考えても、魚沼とは言わなくても新潟県産コシヒカリやゆめぴりかのような、すでにブランド化されているお米に慣れた消費者が、いわゆる「生活応援米」を購入した場合にあまりおいしくないと感じることがあるのは当然のことだと思います。当初、「洗米の手間を省きたい人」=「味にこだわらない人」というメーカー側のニーズ調査に思い込みがあったのではないでしょうか。あわてて、「新潟コシヒカリ無洗米」を出しても、一度ついた評価はなかなか変えられなかったのが理由でしょう。上の方で、BGとかNTWRとか水洗式とか、知らない人には訳の分からないことを書いてしまいました。無洗米には実は4種類程度の主要な方式があります。ここで、軽く紹介します。湿式(水洗式)無洗米いちばん最初からあった無洗米方式で、精米に対して10~13%位の水と圧力を加えて短時間で洗米し、その後急速乾燥を行う方式になります。水で洗米することから食味が保たれるかという不安が残りますが、「急速乾燥させるので大丈夫」というものです。なお、水で精米するので大量の糠が残ります。そのまま流すと、環境が汚染されるので処理機が必要になります。ハーベストシーズンさんなどは、岐阜県瑞浪の精米工場の紹介で、この水の処理についても言及していますが、中には「規制の厳しくないところで、美味しい水洗式工場を持ってます」という、心が痛む文句で売り込みをしているメーカーさんもありました。タピオカ式(NTWR式)無洗米湿式無洗米から始まった精米機メーカーサタケが、次の段階として出してきた無洗米機で、タピオカでんぷんで作ったビーズボール少量の水を使い、ビーズに米ぬかを付着させる方式のものです。タピオカ自体は食材なので安全(そうでないという同業他社誹謗中傷もありましたが)と考えられます。メーカーの説明はこちらからどうぞ。BG無洗米今回の記事の取材先でもある、(株)東洋ライスの前進、東洋精米機製作所が開発した方式です。精白米を無洗米機に入れ、壁にぶつける角度や圧力を利用して肌ぬかを剝ぎ落としていきます。剥ぎ落とした肌ぬかは、飼料などとして再利用できるのでエコという話です。詳しい説明はこちらからどうぞ。乾式無洗米ブラシを使って精米の外側の肌ぬかを削り取っていく方式です。比較的導入の壁が低いので、お米屋さんなどでも使われています。水を全く使わないため、「乾式」とされています。BG無洗米陣営と湿式・タピオカ陣営の争い「BG無洗米」には業界団体の「全国無洗米協会」というものがあります。「日本で唯一の無洗米の審査機関です」と、もっともらしい紹介がされていますが、単なる精米機会社の1社、東洋精米機が作っている無洗米機を使用している精米業者の団体と考えた方がいいNPO法人です。事務局も東洋ライスの本社ビルの中にあります。そして、この団体の認証マークは、「以下の4点をクリアしていることを証明した無洗米です」とされています。ちなみに条件は以下の通り。1.製造時に異物を添加しない2.食味を落とさない3.環境に高負荷をかけない4.産業廃棄物を出さないとなっています。これ、もう一つのメジャーな無洗米製造方法のNTWP式だと、製造時にタピオカを添加することから対象となりません。そして、使用済みタピオカは4になります。次に、乾式無洗米の場合には、4の産業廃棄物が出ることから基本的には対象になりません。湿式無洗米の場合にも、ある程度の処理をしていたとしても基本的には糠を下水に流すことになることから、4の条件を満たせません。つまり、基準自体がBG無洗米に沿っているんです。一方で、NTWP方式の機器を使っている大手企業も存在します。代表的な会社は最大手の神明や、NTWP式無洗米機の製造業者サタケを関連会社としている伊丹産業、全農パールライスの一部の県本部、このブログで紹介した企業だとライフでコシヒカリを扱っている諸長や、京急ストアや三和などに入っている神奈川大手のむらせライス、東急ストアの関連会社の東洋食品などが該当します。あとは、西友にお米を卸しているヤマタネや、楽天の売り上げNo.1のハナノキ(ハーベストシーズン)が湿式無洗米ですから、やはり認証を得ることができません。正直「そんな認証に一体何の意味があるの?」という疑問が先に沸き上がります。皆さんももうお分かりだと思いますが、業界団体の単なる縄張り争いなんです。もう一つ、NTWP方式の無洗米機製造会社サタケと、BG無洗米機製造会社の東洋精米機の間には、2000年前後に特許を巡る争いがありました。訴訟自体はサタケが勝訴しています。サタケのHPを貼るのはフェアではないと思うので、特許判例データベースより持ってきました。洗米技術に関する特許で、水含有量を特許申請したのが原因でしょうね。まあ、ただの消費者である私はどちらの陣営の商品も美味しく頂きますが。そして、その他の未知の無洗米無洗米の勉強をする上で私が参考にさせていただいたサイトの1つに、「カラタケ日記」さんというページがあります。米流通業界の出身の方が書かれているブログで、結論としては「無洗米より普通精米の方がおいしい」という内容なのですが、主要4種の無洗米の解説などをされている中で、精米機メーカーによる特徴の違いなどにも触れられています。その中で、水洗式無洗米についてサタケとは別の、クルソン社という精米機メーカーがあってそちらの方が美味しいという評判を書かれていたり、東洋ライスのBG無洗米に近い乾式研磨剤による精米機として、グリップ社の「白澄化式無洗米装置」というさらなる別装置などが言及されています。この冬にでも試したいと思っています。なお、一番流通量の多いコシヒカリ(極力同じ産地で)を全無洗米製造方式で食べ比べることも考えたのですが、色々な銘柄を紹介したいというこのブログの主旨からやめておきます。
2024.12.11
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