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夏と花火と私(わたし)の死体(オススメ度★★★) ( 著者: 乙一 | 出版社: 集英社 )
■□■天帝妖狐■□■ ■とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、ついにその呪われた素顔を暴かれる時が…。表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。ホラー界の大型新人・乙一待望の第二作品集。■ ■22-20sの感想■ ■まずは、天帝妖狐。この作品は乙一にはまるきっかけをつくった作品と同時に一番好きな作品でもあります。ほんとあっというまに読めました。話がほんとに面白い。本当の人のやさしさがつまっています。夜木の永遠の孤独の中で、輝く思い出・・哀しいです。この作品で私は電車の中でボロボロ泣いてしまいました(笑)最後の文が好きです。【もしも私が人間であったなら、ずっとあなたのそばにいたかった。さようなら、ありがとう、私に触れてくれた人。】この部分が私の個人的な泣きポイントに炸裂しましたね(笑)この部分、私に触れたっというのは、体だけじゃなく心に触れたっという意味もあると思います。私も昔、心が荒れていた頃(笑)とある人に出会いまして、その人は私の歪んだ心と向き合ってくれて、本当に私は救われました。人は人で救われるんです。彼女はわたしを良い方向に導いてくれましたね。とても感謝しています。ソノ人は今でも私の大切な人です。いまでも良い付き合いをしています♪そんな過去のこともあり、この部分で泣いてしまいました。ほかにもこの作品は話の構成も展開も素晴らしいです。私以外のひとも涙が止まらなくなる人がかならずいます。切ないってこういうことをいう。そういう作品です。ほんとオススメ。■『A MASUKED BALL』という作品もこの小説には収録されていて、実はこっちの作品のが人気があります(笑)こちらも、構成、展開が最高です。ラストなんて、鳥肌がたちますよ。この乙一という作者は読む人の想像力を活性化させる。そんな文を書きます。乙一さんのこれからにも期待ですね。■