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22-20s

22-20s

2005.11.30
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カテゴリ: 本
■□■ 世界の終わり、あるいは始まり / 歌野晶午 ■□■


終わり.jpg


■東京近郊で発生した小学生誘拐事件。
父親の勤務先に身代金要求を告げるメールが届けられた。
不可解なことに、要求金額はわずか200万円でしかなかった。
そんな中、事件が起こった町内に住む富樫修は、ある疑惑に取り憑かれる。
小学校6年生の息子・雄介が事件に何らかの関わりを持っているのではないかと。
そのとき、父のとった行動は…。
既存のミステリを超越した、崩壊と再生を描く、衝撃の問題作。■


■22-20sの感想■



こいつぁ。

ネタバレになっちゃうんで何も書けません(笑)

主人公の父親が息子が小学生誘拐事件の犯人じゃないか。。。って苦悩していく。。。
そんな内容です(素っ気ないなー(笑))
息子の部屋を探ったり(そこでとんでもないものを見つける)
会社休んで、息子が犯人じゃない証拠を探す。。。
しかし、どんなことをしても、待っているのは【世界の終わり】
いや【始まり】かな。。。意味わからん(笑)(まあ読めばわかります)

印象的だったのは主人公の息子の日記の部分。

読んでいて本当に恐ろしくなった。

あの小説の「負」の部分が集約されていたように思う。



この作品は子供が何を考えているかわからないっていう親の悩みをみごとに描いていると思う。

何を考えているかわからない。。。
笑っているけど、本当はこう思っているかもしれない。。。
親は悩む。。。

でもさ、子供も1人の人間なんだよな。

それが人間だよ。
たとえ肉親でもさ。

だからさ、話を、本音で話をしなくてはだめだなっと独身で親じゃないけど思った。

いい子になりなさい。いい子になりなさい。素直で子供らしく。
<
親はこんなこと言ってちゃ駄目なんだよ。

この作品で主人公の息子はこんなセリフを言う。

「じゃあどういうのが子供らしいっていうの?
 洟をたらして、九九を間違えればいいの? 
テレビに出られてよかったねってニコニコ笑えばいいわけ?
それが本心じゃなくても? 
でもそしたら嘘をつくことになるわけだから素直とはいえないよね」

子供は大人が思っている以上いろいろ考えているし大人なのかもしれないなって。。。
むずかしいよね。
この作品はフィクションなんだけど、いろいろ考えさせられました。

自分が親になったら正面からぶつかって、子供を育てたいな。
って思っていますが、むずかしいんだろうな。。。
俺も絶対いろいろ悩む(笑)
まあ、悩んだッテいいじゃないかな。子供と向き合うことさえやめなければ。

話は飛びましたが、結末を読んで(というか結末間際で嫌な予感がしてしまいましたが(笑))「なるほどね・・・」と一応得心したものの、もやもやした感情が残りました。

でも、ズシッっときます。
エンドは(うーむ)なんだけど内容はとても濃くて読み応えがありやした。
つーか普通に面白い。
難しく考えずに読めば結構いい作品
歌野さんやっぱ最高です。

この歳で読んでこんな感じなんで、親になってから読んだら。。。
あー怖い(笑)■


世界の終わり、あるいは始まり
世界の終わり、あるいは始まり


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最終更新日  2005.12.09 13:42:08
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