DY28のブログ　　古いアコギを抱えた　遅れてきた　休日限定唄うたい

只今　１０℃の上海


昨日の昼　上海に帰還
飛行機のタラップを降りると
生暖かい
大体いつも　バス移動なんで
外気温が即座に体感できます


さて、ニューアルバムですが

ここのところ
連日
感想などを　メッセやメールで頂けたりして
大変嬉しく思っておりますです

そんなこんなで
おそらく　すでにお手元に届き
聴いて頂けた方も多いと思いますので

今回アルバムに収めた唄の
ことを　
書き留めておこうと思います

１４曲と曲数が多いので
２回に分けて・・・　

長文になるかと思いますが
お許しを

まず　前半７曲のことを・・・


１曲目を何にするのかは
あれこれ悩んだのですが

やっぱ１曲目は、　ザ・モリシゲ的な　
感じが１番強いのが　
いいのではと・・・
廻りの仲間からも言われ
この唄「二つの家族」に

今回の　アルバムでは　唯一
ＨＩＳフルメンバーによる収録
アコギは　Ｋヤイリ　ＤＹ２８です

ちょうど
アルバムの録音を開始した頃
ドラムの　白竜さんの帰任が決まり
帰ってしまわれる前に　ドラムだけでもと
クリックに合わせ
まず　おいらのガイドＶｏとアコギを録り
それに合わせ　ドラムを叩いてもらい録音をし
白竜さんが帰国した後　日を分け　各メンバーのパートを
順番に録り　楽器の最後が拓ちゃんのＳＡＸでと
半年がかりで録音し　完成をさせた曲

バンドのギターのマルちゃんはよく　
モリシゲさんの唄って　
変化球なしのストレート勝負ですよね・・
と、言うけども　歌詞といい曲といいアレンジといい
まさに　その代表というか　直球勝負の
ある意味　1番
ザ　モリシゲ的な　曲なのでは？と
そんな　1曲目であります


２曲目は　「この地から」

これは　アルバム製作中に作った
１番　新しい唄

昨年冬
「アルバムを作りたいのですが・・・」と
プロの制作にも加わった経験のある上海のオーソリティー
はやPさんに、相談のメールをした際

‘アルバムタイトルを決め
昔のレコードでいうタスキに書く一文を決める‘

そうすると　アルバムがブレないです・・・と
教えて頂いた時

自然と

「この地（上海）から・・・」というアルバムタイトルが
フッと浮かんだんです

もともとの　発端が
ここ上海で暮らす日々の中で出来た唄達を
形として残したい　という所が
出発点だったので　

おのずと　そんなタイトルが
浮かんだのかもしれません

で、しばらく　気にもとめてなかったんだけど
アルバムタイトルと　同じ名前の　曲って
普通大体アルバムに入ってるよなあ・・・
でも・・今回　ないやんか・・
と、
頭をもたげ出来た唄です

アコギは　Ｋヤイリ　ＤＹ２８を　おいらが２回重ね
さらに　マルちゃんがその上に
ギブソン　ゴスペルを重ね
最後に　シミズさんの　ストリングスを入れ
完成させた新曲です


３曲目　「Ｒａｉｎ」

これも　製作中に出来た新しい唄で
当初　入れるつもりじゃないというか　
そもそも出来てなかったわけで・・・
なんだけど・・・
ニューアルバムだからこそ
ブランニューな曲こそ　入れるべきかな・・と　
これは　歌詞に　実名の地名こそ入れてないけど
福島の事を思い、作った唄で
すでに別の1曲を依頼してた　日本の空海さんに
もう１曲　アレンジお願いできますかと急遽追加依頼をし
で、空海さんがアレンジし東京で録った
プログラミング音源に　
上海でマルちゃんのギターを重ね、
ロックな感じに仕上げてもらいました
是非
ＨＩＳのＬＩＶＥでも演ってみたい曲であります



４曲目　

「三寒四温」

Ｋヤイリのプロトを２回重ね
オガワさんに　ハープを入れていただいたこの唄は
異国に住み　異国でも家族が出来、
異国で多くの友人や知人が出来たからこそ
日々の暮らしが平和で、平安であること
これは　ゆるぎなく続いてほしいとの思い
家族との日々も、
週末仲間との時間も　
仕事も、　音楽も、
平安だからこそ・・・なのは　間違いなくという思い
そんな思いが
こういう唄という形になったのかな　という
そんな一曲であります


５曲目　「花冷え」

アレンジと演奏は　
金沢の御夫婦ユニット　「Ａ－Ｂａｎｄ」さん　

ご主人のトモさんが上海での短期駐在時に
おいらのブログを見て　訪ねて来てくれて出会い
お聞きすれば　自分達も音楽活動をされておられるとのことで、
金沢では　著名なユニットであったのです

アコギは御主人トモさんが弾かれている　
ギブソン　ハミングバードと
マーチン000-42ECJM　　の２本の音
アレンジ　演奏はもとより
お二人の　コーラスワークが　実に心地よい
今回のアルバムでは　数少ないＬＯＶＥ　ＳＯＮＧです

おいらの弾き語りの音源を　ＰＣで飛ばし
金沢でアレンジをしていただき
オケを録音していただき　ＰＣで戻し
おいらが上海で唄を録り　また飛ばし
金沢でコーラスを録り　ＭＩＸダウンをと
何度も　何度もＰＣ上で上海と金沢で打ち合わせをしと
そんな風に　完成させた1曲

Ａ－Ｂａｎｄさんとは　上海でも　日本でも
もう何度かＬＩＶＥでも御一緒していて　
おいら自信も彼らの一ファンであり
もしアルバムを作るのなら　是非コラボをお願いしようと
以前より思っていて
お願いをするなら　これだと決めていた唄でもあるのです

是非　生のLIVEでも
彼らとこの唄を演奏したいです


６曲目　「指」


この唄は
今年の３月に孫が産まれたと
メールで知らせを受けた時に
添付されていた　
生まれたての孫が娘の指を　ぎゅっと握りしめている
写真を見て
出来た唄なんですが
これはアルバムに残すなら　アコギの弾き語りでなく
ピアノと　ウッドベースで歌いたいなーーと
普段はJazzをされている
ピアノは　ケイコさん
ウッドベースは　御主人のホリエモンさんの
お二人に　無理を言いお願いしたところ
快諾を得て実現したのですが　

スタジオで　初めてお二人の演奏に合わせ
歌ってみた時・・・

なんか　頭の中に　情景が浮かび

窓が開いて　白いカーテンがそよぐ
古い学校の音楽教室で　
先生のピアノに合わせ　歌っている
そんな　情景が浮かんできて

ケイコさんと　ホリエモンさんに

「いやーーこの　アレンジ　メッチャいいです
これでお願いします・・」と

で、一気に録音したのです

９月に帰任が決まり　お二人は帰国されてしまいましたが
最後の温故知新でのアフタヌーンLIVEで　この唄を
一緒に出来て　嬉しかったです


７曲目　　「新しい暮らし」

Ｋヤイリの　プロトを　２回重ね
それに　池ちゃんのベース
拓ちゃんのピアノとシンセ、で　ソプラノＳＡＸを録り
最後に　おいらが自らコーラスを
と、書けば簡単ですが　実は結構に難儀をした曲であり
ベースも　一旦録ったのだけど
アコギとぶつかる音があると　後日録り直し
で、また別の日に拓ちゃんのＳＡＸを録る際　
ピアノやストリングスも入れたアレンジもありかもですと
案を出して頂け　自らアレンジしサンプル音源を作ってくれて
確認後拓ちゃんが　宅録でピアノとシンセを
で、となればベースも　もう一度録り直したほうがいいかもと
3度目の　録り直しを　イケちゃんも献身的に
協力してくれました


この唄は　いつもおいらの唄を応援していただけ
帰国ＬＩＶＥにも必ず足を運んで頂ける
とても仲のよい御夫婦をモチーフに
子育てを終え子を巣立たせ　また二人だけの暮らしにと戻った
まさに　同世代の御夫婦がこれから迎えるであろう　
新しい暮らしを歌った唄で
過去　中国版YoutubeのＹｏｕｋｕに挙げたところ
日本語の歌詞とはいえ
職場の同僚や　工場の知り合いや
なぜか　中国の人に1番評判がよかった唄でもあります


＜後半残り７曲に　続く＞

後半も宜しくの
ポチを

アルバム御希望の方は
下記過去ブログに詳細があります
http://plaza.rakuten.co.jp/281980/diary/201512270000/

上海の方は
坊発楽、花紋、開心果、クレセント、ＹＥＳＴＥＲＤＡＹ
でも　お求め可能です