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只今 31 ℃の上海
今は晴れてますが、雨予報
昨日は安徽出張
新幹線の中の友は、文庫本
昨日の友は
同世代で大好きな作家、重松清さんの
「あの歌が聞こえる」
色褪せない名曲に託した
カッコ悪くも懐かしい青春小説
本屋で、目次見て、
‘いつか街であったなら‘ とか
‘好きだった人‘ とか
‘風を感じて‘とか
‘トランジスタ・ラジオ‘ とかで
うわーー 好きな歌ばっかやあ・・
と、
即買いした 本だ
上海駅は朝だというのに、すでにむせるような暑さ
とはいえ、車内に入ると
寒いほど冷房が効いている、
席に座り、早速、文庫本を拡げ
本に夢中になるも、
蘇州駅から、鼻を突く臭いが・・・
どこかで嗅いだ懐かしい臭さ、
そう、高校生の頃、夏になると素足で上履きを履くH君、
この季節になると、すんごい臭さで
思わず、先生にも、授業の途中で
「H、足洗ってこい」
と言わしめたあの臭いだ
臭いの元は、おいらの後ろの席で
蘇州から乗り込んできた、若い男
案の定、素足にスニーカーで スニーカーを
脱いでいる
蘇州からの
素臭 だ
安徽の帰りは遅くなった、
帰りの時間が読めず、仕事が終わり
切符を買うも、南京までしか席はなく
食堂車に行くと、なんとか席があり
「上海まで延長で」と、車内で、
なかなか美人の女性車掌さんに言い、
延長し、買い求め上海虹橋駅に着くと
もう、夜も9時前
地下鉄2号線に乗り、中山公園まで行き
3号線に乗り換え、金沙江路でまた乗り換える
ホームに滑りこんできた地下鉄は
遅い時間の割に混んでいて、座る席も無い、
おいらは、立ったままで
また、小説の続きを・・・・
ようやく、4駅めで席が空いて座ると、
なんか、いい匂いが・・・
匂いの元は、右隣で
右隣には少し赤く染めたロングヘアー
白いレースのミニのワンピース
横から見ると、少し壇蜜さんに似てる美女が、
思わず、右の肩で鼻を拭くようにして
確認すると、なんともいえないイイ匂い
あーーええ匂いやん
やっぱ、壇蜜はええ匂いがするわいと
もう、文庫本のあらすじなども、怪しくなってくる
束の間、すぐ終点に到着、
なんやあ・・・
と、席を立つと
壇蜜の横に・・・・
洗い髪の
おばはん?? 推定40歳~45歳
洗い髪を手ぐしで、
中国って、結構、洗い髪のまま
ドライヤーとかで乾かさず放置してる人多い
壇蜜の前を通る時
その、おばはんから
あーー ええ匂いやんと、トキメイタ
その匂いが・・・
匂いの主は、壇蜜でなく
お・ば・は・ん
その時、清志郎の唄声が確かに聞こえた
♪こんな気持ち/ うまく言えたことがない~
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