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よくある失敗例
・明るすぎる 暗すぎる
・ブレる
・ピンぼけ
・水平、垂直、真正面がとれていない
・被写体が写りきらない
・邪魔なものが映り込む
・シャッターチャンスを逃す
・その他ミス
こんなところでしょうか?
ほかに失敗あるある、初心者あるある、あるかな?
これらの失敗への対策として、最近の自分は
カメラに任せることと
自分がやること
2つをハッキリさせることを意識して、主に一眼レフカメラの設定を見直すことで失敗しないように写真を撮ってます。
明るすぎる 暗すぎる
対策
・シャッタースピード優先モード、絞り優先モードにする
・ISOオートに設定する
・RAWで撮る
・暗めに撮る
・試し撮りをする
・ディスプレイで頻繁に確認する
・ディスプレイの明るさを環境に合わせる
・ヒストグラムを見る
・ AEロック 測光モードの設定
【シャッタースピード優先モード、絞り優先モードにする】
明るさが状況によって変化する場合(地面から空にカメラを向ける、室内と屋外の移動、夕暮れ)など、数秒単位で設定が変化していく時、ある時点での設定が適切でも、またある時点では明るすぎたり暗すぎてしまう。
狙い所があって、そこだけに設定を合わせるという戦法ができればそれでよい。様々な環境をすべていい感じに写したいのであれば、カメラ側に設定をコンマ数秒単位で変えてもらうのがいちばん楽だ。
(モードダイヤル)
絞り値優先モード(Avモード)
シャッター速度優先モード(Tvモード)
この状態で、望みの明るさになるよう露出補正の数値を設定する。
(露出補正の表示)
この2つのモードならば絞り、もしくはシャッタースピードを自動で変えて、明るさを適切に保とうとしてくれる。
しかし、暗すぎる場合などは限界がある
【ISOオートに設定する】
上記2つの優先モードだけでは明るさをコントロールしてくれる幅がまだ狭い。ISOオートに設定することで、特に夜間では極端にシャッタースピードが遅くなったり、暗く撮れてしまうことを防ぐことが出来る。
上記の2つのモードとISO感度オートにすることで、自身が設定すべきことは
「絞りと露出補正」の2つのみ。
もしくは
「シャッタースピードと露出補正」の2つのみ。
(ISO A オートの表示 低感度側にダイヤルを回すとオートになる。 Canon EOS5D Mk.Ⅲ)
(ISO AUTO の表示)
デメリットとしては、カメラが十分明るいと判断するまで際限なくISO感度は上がってしまう。なのでノイズが多い写真になりがち。コレを防ぐため、自分が許容できる範囲のノイズを上限値として、ISO感度上限値の設定しておくのがよい。
(ISO感度設定範囲の設定)
【RAWで撮る】
ピンボケとブレ以外はだいたいコレで解決出来るから、コレを一番先にやるべき。
たとえ暗く撮れようが明るく撮れようが、後で編集でなんとかなる。
(編集前)
(編集後)
とはいえ設定で自分の望む明るさで撮れているようにすべきだし、編集にも限界がある。
(記録画質の設定)
【暗めに撮る】
いくら編集で明るさを変えられるといえど、明るく撮りすぎて白飛びした場合、そこには白いというデータしか残っていない。色や質感を表現しようとしても復元することは難しい。
たいていライトなどの光源や、空の部分、強い光が当たっているハイライト部分などが白飛びする。
(作例1 逆光にもかかわらず明るく撮った写真。空の部分が白く飛んでいる)
(編集で暗くした写真。編集で露出を下げても空は白いままで、空の青色のデータが失われている。髪の毛の白く光が当たっている部分も同様。)
逆に暗く撮った場合では、センサーが僅かに拾った光のデータが残っているため、編集で持ち上げればいい感じの写真にする事が出来る。
(露出補正の表示 マイナス2/3段にセットしている)
よくある場面として、空の青さも写したいが、影の部分も写したい時。
空に露出を合わせて暗めに撮り、編集でシャドウを持ち上げる。
(あえて暗く撮った写真の元画像)
(作例2 編集で、露出とシャドウを持ち上げた画像)
・作例2では「空の晴れてる感」と「被写体さんの輝き」を両立したかったため、空が白飛びしてしまうと失敗写真となる。
・作例1では「被写体さんの輝き」のみを表現したかったため、露出オーバー気味に撮らなければ失敗写真となる。
こういった場面以外では露出補正±0ぐらいにしておくことで、構図を作ることのみに集中することができる。
【試し撮りをする】
これは全ての失敗に言えることだが、試し撮りをしてから設定し直せばよい。
最初から適切な設定なんて分からないので、被写体がこんな条件で撮れるはず!と予測し、どう写るのかを試してみる。これで本番で焦ることはない。
【背面ディスプレイで頻繁に確認する】
試し撮りをしたとしても条件が変わってしまったら意味がないし、設定やレンズも変えることはある。
その都度その都度、どう写っているのか確認したほうがよいのだが......慌てるとできないんだなこれが。
【ディスプレイの明るさを環境に合わせる】
暗い環境で撮る時、特に星景写真でやりがち。
背面ディスプレイの照度が周囲より明るいので、明るい写真に見えてしまうのが原因。
(家に帰って見てみたら、意外と暗くてショックだった写真)
逆に日差しが眩しすぎてディスプレイがよく見えないこともよくあるが、自分の身体で影を作って見たりする。連写しまくったあとみんな下向いてチェックしてる光景、飛行機写真あるある。
夜に写真を撮る時にはディスプレイ照度を暗くしておく。私はマイメニューに登録してすぐ変更できるようにしてる。
【ヒストグラムを見る】
そもそも背面ディスプレイを見て写真の明るさは判断できない。ヒストグラムを見れば、写真が明るいのか暗いのか、絶対的な数値が視覚化されているので判断の基準となる。
山が右によりすぎていたら明るい
山が左によりすぎていたら暗い
端に接触しているならば白飛び、黒潰れの部分がある
(黒つぶれした写真 ヒストグラムの山が左端)
(白飛びした写真 ヒストグラムの山が右端にもある)
(白飛び黒つぶれがなく、ヒストグラムの山が中央付近にある写真)
でもコレを表示しっぱなしは正直じゃまなので、あんま見てない。
【AEロック、測光モードの設定】
逆光で何枚か試し撮りしてみたら、明るく撮れたり暗く撮れたり、カメラの設定が安定してない時がある。
「被写体(があるであろう中心部)は暗いが、周りは明るい。どこの明るさに合わせるべきか?それとも平均をとるか?」
決めるべき明るさの基準を、カメラが迷っている状態のようだ。そこで測光モードを適切にすることで、どこを基準にさせるか自分で設定できる。
(測光モードの表示)
もしくは、この明るさで撮りたい!と思ったらその露出でロックできる AEロックボタンがある。
(*←このボタンがAEロックボタン)
しかしそんなことするよりも、何枚も撮ったほうが早いかなぁと思って使っていない。
この機能はiPhoneにもある。
ここに明るさを合わせてくれ!と画面をタップすると、そこを基準にした明るさに変わる。
長押しすればそれをロックできる。
ここらへんはスマホのほうが直感的でいいね。
ブレる
対策
水平、垂直、真正面がとれていない対策
被写体が写りきらない対策
邪魔なものが映り込む 対策
・シャッターチャンスを逃す対策
その他ミス
まとめ