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あ.まぐり

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2007.11.26
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カテゴリ: 本
武者小路実篤 著:★★★★★

若い作家・野島は、劇場の廊下で初めて杉子を見たときから、その美貌に心を奪われてゆく。彼のひそかな思いを知った年上の友人・大宮は、恋の成就のために力を貸すことを約束した。しかし、意外なことに杉子の思いは大宮に傾いてゆく…。友情と愛情、恋愛と失恋を描いた近代日本文学の代表的青春小説(「BOOK」データベースより)


なんだかんだで、この本は好きで定期的に読んでいる。今回読むのは、5回か6回目。短い話なので2時間もあれば読めてしまう。

話は、大きく上篇と下篇に分かれていて、上篇は実際の3人を取り巻く日常の行動などが書かれていて、下篇は、大宮と杉子との間でやりとりされた手紙で構成されている。

この物語を簡単に言うと、野島の友達である仲田の妹・杉子をめぐる野島と大宮の三角関係の話。しかし、野島と大宮は親友であるため、杉子の気持ちが自分に向いていることを知った大宮が友情と愛情の間でどちらをとるべきかと苦悩する。

大宮は、自分の意思を押し殺し、親友である野島の恋を応援するのだが、最終的には彼は友情ではなく愛情を取ってしまう。これは、正しい選択だと思う。なぜなら、野島には全く魅力がない(←杉子もだし、私も)し、愛情に勝る友情は存在しないと私は思っているから。愛情を押し殺し、友情を続けようとしても実際にはその友情は本当の友情でもないし、友情は終わりを迎えてしまうはず。
大宮との手紙のやり取りで、杉子の手紙がだんだん過激な表現になってくるのが読んでいて笑える。



友情・初恋





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Last updated  2007.11.26 22:33:15
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