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2019.11.04
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テーマ: 読書(8289)
カテゴリ: 【読書】未分類
●著者・タイトル

ののはな通信 [ 三浦 しをん ]

●この本はどんな人におすすめ?
遠い恋の記憶を呼び起こしたい人
誰かを深く愛したことを思い出したい人

●本の目次・あらすじ
昭和59年。
貧しい家庭からお嬢様学校である聖フランチェスカ高校に通う秀才・のの(野々原茜)。
外交官を父に持ち、海外で育った天真爛漫なはな(牧田はな)。
2人は、手紙を交わす―――授業中のメモ、郵便。

ねえ私たち、毎日学校でも話しているのに、こんなに手紙を書いてばかみたいね。

たくさんの言葉をともない、日々は移ろう。


「―――あなたがすき。」

激しく、荒れ狂う嵐に翻弄されるように、なすすべもなく恋をした。
裏切りに心を引き裂かれ、二度と生き返ることができないほど、深く愛した。

築き上げるもの、崩れ落ちるもの、与えられること、奪われること。
すべてを知って、たどり着く場所。

あなたが好き。

手紙を書く。何通も、何十通も。
数年後も、数十年後も、ずっと、あなたを愛してる。

あなたは、ただひとりの、わたしの運命のひと。

●メモ
往復書簡だけで構成された物語。
魂の底まで人を愛する、ということについて考えさせられる。

女の世界にヒエラルキーを持ち込んでもうまくいかない、親は子供の鉢植えの間違った場所にせっせと水をやっている、夫婦二人で生活していれば相手に向けているエネルギーは相当なもの。
最後は、もう少しこう…どうにかなってほしかった。
はながいまいち、行動が突拍子なくて、「それでいいの?」と思っちゃった。

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最終更新日  2019.11.04 05:00:26
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