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2020.05.06
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テーマ: 読書(8283)
カテゴリ: 【読書】未分類
本のタイトル・作者


竜と水面に光る街 上Ryu and the town reflecting the water's surface【電子書籍】[ 秋月 ひかる ]


この本はどんな人におすすめ?

・オーストラリアが舞台の物語を読みたい人
・ファンタジー要素の入ったBLを読みたい人
・しっかり書き込まれたBLを読みたい人


本の目次・あらすじ

五年勤めた都心の一流企業を、ある事件をきっかけに退職した敷波礼一。
あてどなく、思い付きで取得したワーキング・ホリデーのビザを手に、彼はオーストラリア・ブリズベンの町へ降り立った。
幸先よく見つけた、感じの良い「ROOM FOR RENT(部屋を貸します)」の文字。
緑あふれる美しい家を一目で気に入った礼一だったがーーー。



目の前には、空中を泳ぐイルカがいた。


引用

「自分が何であるのかについては割と理不尽なこともあるが、自分がどのようにありたいかは、これからだって自分で選んでいけるさ。今まできっと君がそうしてきたように」


メモ・感想

2020年読書:52冊目
おすすめ度:★★★★

Kindleの評価が良かったので読んでみた。
いやあ、ひさしぶりに面白いBLを読んだ!
思わず夢中になって帰りの電車を乗り過ごして、終点まで行ってしまった。

何なんだこの透明感、空気感。
ボーイズラブ(年齢的にはメンズラブ)なんだけど、児童小説のファンタジーみたいな話の持って行き方。
上品だし、チャーミングなんだけど、ちゃんとBLもしてる。
すごいバランスのとり方。一気にこの方のファンになった。

重層的に重なる世界、人魚、竜、薬師、呪い…。
舞台がオーストラリアになることで、現実とファンタジーがうまく繋がってる。
森見登美彦の小説が京都を舞台にすることで荒唐無稽を受け入れやすいように。


私はこれまでオーストラリアにさほど思い入れがなかったのだけど、オーストラリアを舞台にした本(『海を照らす光』や2019.10.22「 【愛と花、女たちの物語。】ホリー・リングランド『赤の大地と失われた花』 」)を読んでから興味が沸いてきている。
下巻も楽しみ。

私は、エドはそれっぽく見えるだけの相手で、本当はイルカがレーイチの相手になるのでは?と思ってたんですけど、それはなさそう。



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最終更新日  2020.05.06 12:00:08
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