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2020.08.16
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テーマ: 読書(8283)
カテゴリ: 【読書】未分類

本のタイトル・作者



小説 天気の子 (角川文庫) [ 新海 誠 ]

本の目次・あらすじ


高校一年生の帆高(ほだか)は、5万円を持って島を出た。
東京で仕事を見つけ、ひとりでやっていこうと思った。

ネットカフェに寝泊まりし、腹を空かせて町をうろつく日々。
降りやまぬ雨の中、ついに手持ちも尽き、彼はフェリーで出会った須賀さんに連絡する。
そこは、家出少年を住み込みで働かせてくれる、怪しい編集プロダクション。
就職活動中の美人アルバイト・夏美さんと共に、帆高は町の噂を記事にするため取材に走り回る。

そんなある日、帆高は腹を空かせていた時にビッグマックをご馳走してくれた女の子に再会する。

美少年の弟・凪くんと2人で暮らす彼女は、バイトをクビになりお金を必要としていた。
帆高は陽菜に提案する。

―――お天気、お届けします。

彼らは雨の降り続ける東京で、お金を取って晴れを呼ぶ「晴れ女ビジネス」を始める。
それが何を引き換えにしているかも、知らないまま。

引用



お願いです。
もう十分です。
もう大丈夫です。
僕たちは、なんとかやっていけます。
だから、これ以上僕たちになにも足さず、僕たちからなにも引かないでください。


感想


2020年読書:133冊目
おすすめ度:★★★★

一番最初に思い出したのは、マンガで読んだ柳原望の『お天気の巫女』。
天気を変えることができる少女。
『お天気の巫女』では、少女の気分次第で天気が変わってしまうので、国の保護下におかれ、厳重に管理されていた。

「ほしのこえ」からずっと見ている新海さん。
これも「君の名は。」と同じく、運命を背負う少女と、少女のために走り回る少年の物語。
いつものパターンね、と思いながらも面白かった。

これを映画で、新海さんの超絶色彩の背景と、RADWIMPSの音楽で見たい!!!!

一番大切な存在と、世界を天秤にかけて。
そのとき世界を選ぶのが正しいのか?
間違っていると言われても、世界中から後ろ指を指されても。
全ての人のために晴れ渡る空よりも、君と降り続く雨を選ぶ。

ただ純粋に想う。それを持ち合わせていた、はかない一瞬。
きらりと光って消える、それを永遠に閉じ込めたみたいな。
そんな話でした。



あとがきにあった、RADWIMPS「大丈夫」。
物語を書きあげて野田さんに送ったら、「愛にできることはまだあるかい」と「大丈夫」が返ってきた。
でも「大丈夫」は劇中に使うところがなくて、でも最後の最後に「このシーンにはこれしかない」と入れられることになった、「悩んでいたことが全部書いてあった」という歌。

ああ、映画見たい!!!
なんで劇場に見に行かなかったんだろう私?!


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最終更新日  2020.08.16 12:00:08
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