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2023.02.21
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テーマ: 読書(8290)

本のタイトル・作者



31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。 僕たちが見つけた質素で最強の生き方 [ なにおれ ]

本の目次・あらすじ


プロローグ 僕が質素に暮らすようになったきっかけ
第1章 少ないお金で暮らすから、自分らしく生きられる
第2章 生活自給スキルを磨けば、豊かに暮らせる
第3章 やりたくない仕事を辞めると、楽しく暮らせる
第4章 お金を貯めるから、理想が現実になる

感想


2023年034冊目
★★

これは…なんというか、「n番目のn番煎じ」と思ってしまう系のYoutuber本だった。

社会人4年め、27歳で転職。

たくさんお金を稼がなくてもいい、自分はやりたいことをやらずに生きていきたい。
生活自給スキルを磨き、やりたくない仕事以外でお金を稼げるようになり、お金を貯める。
この3つの要素を突き詰め、人生の選択肢を広げ、本当に求めている暮らしを手に入れた。

ーーーなぜだろう。
すべての人の選択は唯一無二のオリジナルであるはずなのに、文字にして本にすると、それは陳腐な模倣に過ぎない。
どこかで読んだことのある誰かの物語をなぞっただけで、そしてそれは後発であるが故に原形を超えていかなければならず、しかし概念が打ち立てられた時を勝る衝撃や興奮は訪れない。

夫婦2人で月13万円の内訳は、家賃が3万2千円に、水道光熱費1万円、食費2万円など。
多くの「節約生活」を送っている人が、家賃抜きだと1人5万円くらいで生活している。
かなり切り詰めた生活。
「買いたいものを買い、食べたいものを食べる」ということは出来ないけど、そもそもそういうことをしたいと思わないような暮らしならば叶えられる。

この人の本で「すごいな」と思ったのが、「3年だけやりたくないことを我慢してお金を使わずに暮らせるようになろう」と決めて働き始めて、「どうせあと3年で関わらなくなるし」と転職先ですべての人が月に40時間残業しているのを断り、目的のよくわからない仕事は適当にこなし、結果的に2年で辞めたというくだり。


あれか?私が古い人間すぎるのか??
いや、言ってることはわかるんだけど、わかるんだけど、感情的に理解できないんだぜ…。
それが効率的なのかもしれない。ある意味では正しいのかもしれない。
しかし、その組織で働くと決めたんだよね。
失礼じゃないか、それ…?


まあ私なんて、毎日やりたくもない仕事をこなしてお金をもらっている身なので、偉そうなこと言えた身ではないのですがね!
それでもやっぱり、こういう本を読むとその思い切りの良さに「すごいな」と思うと同時に、この人が切り捨てたものを私はまだ抱えていたいな、とも思うんだよ。

ぶつくさ言いながら、あちこち頭をぶつけながら、時々泣きながらでも。
何でなんだろうね。
イヤダイヤダと言い続けているのにね。



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最終更新日  2023.02.21 00:00:13
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