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2023.07.21
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テーマ: 読書(8290)

書名



競争の番人 内偵の王子 [ 新川 帆立 ]

引用



石山がはにかむように笑った。笑顔がまぶしかった。
「なんで働いているのか、分からなくなるときもあるけどね」
「本当にそうですよね。でもまあ、辛いことのほうが多いですけど、悪くないなって思える日もあるから」


感想


2023年158冊目
★★★

元彼の遺言状 [ 新川帆立 ]
倒産続きの彼女 [ 新川帆立 ]
剣持麗子のワンナイト推理 [ 新川帆立 ]

の新川帆立さんの小説。

競争の番人 [ 新川帆立 ]

の続編。

警察学校を辞め、公正取引委員会に入庁した白熊楓。

その後、白熊は東京の本庁から九州に異動になる。
そこでは、パワハラの上司、白熊のことを敵視する後輩、約束の時間に現れない同僚。
着物業界の不正を追うも、白熊はすっかり仕事環境に嫌気がさしていた。
しかし、ひょんなことから「内偵の王子」と呼ばれる同僚・常盤の実力を目にして…。

1作めでいい感じだった小勝負くんがもう出ないかとヤキモキした。
今回は新たな王子ポジションである「常磐」さん(御曹司)も登場するから、毎回お相手が変わっていくタイプのバディものなのかと。
安心して!小勝負くん来ますから!そんでじゃっかんデレる!
小勝負くんが白熊のことを気にするの、度を越したお人好しだからなのだけど、それが自分のお母さんのことを重ねているってのはちょっと引いた。
いや、わかるんだけども。拗らせてるな、小勝負くん。

第1作めはホテル業界とウェディング、卸の花屋さんの不正取引。
今回は、着物業界と暴力団がテーマでした。


たとえばイベントに出店する際の人員応援。
業界の慣例と言われればそれが当たり前で、「あ〜また動員か〜」くらいにしか思わない…。

国家公務員は、管区ごとの採用ではあるけれど、全国転勤があるんだよねえ。
これ、かなり厳しいよな…と思う。
キャリアだった人が、国家公務員は1〜2年で転勤だから、「来たときから引き継ぎ資料作りながら仕事してるよ〜」と言っていた。


これからこの二人どうなるん〜。
続編まだ出てない。気になる。

作中、同僚である御曹司に、着物一式用意してもらう白熊ちゃん。
ここ、「こいつも白熊ちゃん狙いか?!」となったけど、最後に明らかになるように、ハニートラップでした。
前の職場の上司も、小勝負くんも、バッチバチに牽制してたもんな。
そこで、「祖母が集めていた帯の中に白熊柄があったから」って御曹司が持ってくるんですけど、いやそんな白熊柄の着物の帯とかあらへんやろ、と思って検索したらありました。



白熊って名字の人、実在するんだろうか…。​


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最終更新日  2023.07.21 06:55:49
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