以前にマグロの完全養殖についてブログで書いたが、ウナギもいよいよ完全養殖が有望だ。
水産総合研究センターによると、人工的に孵化(ふか)させたニホンウナギを成長させ、孫にあたる世代まで人口的にできるようになった。 世界初 の快挙らしい。
天然ウナギから、人口受精により卵の孵化をさせ、エサの改良などで2~5年間育てることに成功、このウナギから約25万の受精卵を孵化させ、稚魚になる前の仔魚(こぎよ)になるまで育ったらしい。10万匹以上はいるようだ。
まだ課題は多いとは思うが、まずこれが繰り返していけるかどうかが大切。設備内で育てるわけだから、自然にいるウナギとは何かが違うかもしれない。
ウナギの生態は確か数年前まではよくわかっていなくて、中国などから稚魚を大量に買っていたが、マグロと同じように乱獲による絶滅の危機があり、ウナギ大好きな日本人が食べることもできなくなってしまうのではないかとの懸念もあった。
2007年EUがヨーロッパウナギの絶滅危惧で、シラスウナギの輸出を規制する方針を発表し、ワシントン条約締約国会議でEU案が可決、規制が確定。これにより中国経由の輸出規制が始まり、台湾も日本への過大な輸出に対して現地の養殖業者などが輸出規制を要望している。
ウナギは淡水魚と思っているが、海で産卵・孵化を行い、淡水に戻ってくる。体が濡れてさえいれば、 崖でも登ってしまうらしい 。
2006年2月に東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授などが、産卵場所がグアム島やマリアナ諸島の西側沖のマリアナ海嶺のスルガ海山付近であることを突き止めた。6~7月の新月の日に一斉に産卵するという説が有力。
2008年6月と8月に、水産庁と水産総合研究センターの調査チームが、マリアナ諸島沖で成熟したニホンウナギやオオウナギの捕獲に 世界で初めて成功 し、雄には成熟した精巣が、雌には産卵後と推定される収縮した卵巣があった。仔魚(プレレプトケファルス)を26匹採集している。仔魚が生息する層の水温が、26.5から28℃であることを初めて確認している。
知らないうちに日本のどこかで完全養殖に努力している人たちが大勢いることに感謝!
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