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January 3, 2006
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藤原竜也さんと石坂浩二さんがゲストの回でした。

【蛇足的所感】
田村正和さんも好きなのですが、
とくに古畑任三郎を演じている田村正和さんが好きです。

それに輪をかけて、藤原竜也さんも好きです。
(「あの人の顔、朔夜さんに似ているね」、と言われたことがあり、
とくに気をつけて見るようになりました…性別は違うのに^^;)

藤原竜也さんはMADで繊細な青年を演じさせたらピカ一。
今回の役も期待通り…いや、期待以上に印象的な人物が立ち現われていました。


妻武木聡さんなどそんな役が上手い人に対しては羨ましいと感じる」という旨のお話を新聞のインタビュー記事で見たことがあるほどです。

↓◆◆ここから下はネタバレ◆◆↓

↓◆◆録画などで「これから見よう!」と思う人は、
まだ読まないで下さいネ◆◆↓















【犯人について】
うーむ、まいりました。

最近乙一さんの『GOTH』という本(連作短編集)を読み、
犯人や被害者が「思っていた人と違うやんか!」というのが何度もあり、
作者に見事にだまされたなーという感想を強く持ったのですが、
この作品も同じような感じを受けました。

(※乙一さんは筋立てが非常に上手く、その点ファンであります。


【精神的トリックについて】
天馬先生が音弥くんの性格を見切り、
完全に操っていた点。

音弥くんは『子供の心のまま(精神的に成長しないまま)大人になってしまった青年」として設定されており、

(※音弥くんは小学生の通知簿に天馬先生から「人の意見を聞くのはいいですが自分の意見も持ちましょう」云々と書かれていたが結局直っていなかった)



子供の心を持ったままの音弥くんは
「純粋な心の持ち主」
なのではなく
「ただ、大人になれていないだけの存在」
として描かれており

人間、ただそれだけではこの厳しい世の中渡っていけないのだよと。
脚本の三谷幸喜さんに言われた気がして…
なんだか、自分の身におきかえて考えてしまいました^^;


人を操って殺人事件を…
という件では、
江戸川乱歩「少年探偵団シリーズ」でそんな小説を読んだのを思い出しました。
タイトルは失念しましたが、
「小学生の女の子」と「小学生以下の男の子(殺人を遊びとして女の子に教えられて育った)」が犯人。
創作とはいえ、心の痛い事件でした。

最も連想するのは横溝正史の金田一探偵シリーズですが、
個人的に連想した作品について書いてみました。
作品自体についてはちょっとしか書きませんでしたが、以上です^^;


古畑ファンのみなさん、明日も楽しみに観ましょう♪
明日は時間の都合で見られないので、録画する予定です。





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Last updated  January 7, 2006 05:08:29 PM
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