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映画 「マイ・バック・ページ」
評論家の川本三郎さんが週刊誌記者をやっていたときの
回想録をもとに映画化したものらしい。
だいたいはノンフィクションなのかな。
学生運動が盛んなころは、まだ子どもだったのでテレビで見るだけでしたが。
何だかんだ言っても、運動をしている人たちは当時の社会の主役だったんでしょうね。
それを取材するほうとしては、同じ世代でも外から眺める立場なんだけど、
運動家と接点を持つことで同じ流れの中にいることを
感じていたい部分もどこかにあったんじゃないか。
心が少し苦しくなるような映画だったです。
映画のエンドロールでは奥田民生&真心ブラザースの「My Back Pages」が
流れていたけど、オリジナルのボブ・ディランで・・・
ケンイチの演じる学生運動家は、人を惹きつけるものを持っているけど、
結局は自己中心な夢想家で、最後は責任転嫁ばかりしてヤなヤツだった。
そういう、どこかしみったれたイヤなヤツを、
うまく演じられるようになってきたなケンイチ。
20年くらい前、駿河台の明治大学周辺に、
ゲバ棒こそ持ってなかったけど、
ヘルメットかぶって顔にタオル巻いた人たちがたくさんいたんだけど・・・
あの人たちは何だったんだろう?