今更ながら
グループホームは
認知症の高齢者に地域の中で安心して暮らしていただけるように
その症状がすこしでもおだやかになるようにとつくられたものですが
反面
多額の入居契約金
介護保険サービスの負担上限
生活費
などなど
お金がかかります・・・
そのため
ご本人の年金だけでまかなうことが難しくなり
特別養護老人ホームへの転所を希望されるケースがみられます
私の受け持ちのフロアーにも数件
特養待ちの方がおられます
ご本人様は90過ぎでお身体は健康
認知症の症状が強く
今年初めに他界されたご主人のために
「早く帰ってご飯をしないと」
会社社長の息子様のために
「こどもが小さいので放っておけない」
顔を真っ赤にし激しくドアをゆさぶります
私たちは
「心配ですね、、でも、確かご主人さまは出張でしたよね、だから安心して泊まって行って下さい」
「子どもさんは先ほど無事帰られたと連絡がありましたよ」
など、否定せずゆっくり対応します
それでも
「私を人殺しと言う人がいる」「親より先に逝くのがつらい」と涙を流して手を合わせられます
私たちには支離滅裂でも
その方にとってはつじつまの合った出来事
ここの方がいいとは言えませんよ
私たちのケアも至らなさを日々感じていますから
それでも
特養に行かれると聞くと胸が締め付けられる気がします
家族様の意向に添って
手続き書類を作りながら
せめて
ここにおられる間
幸せな気分で毎日を過ごしていただこうと思いました