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今ね、医者と喧嘩してるって言うと変だけど、急患受けについて、意見が対立してる。NICUには、最近はいつも定数以上の患者がいる。急患を受けるために保育器や人工呼吸器に余裕があるならいいけど、余裕がなくてもまだ人工呼吸器が必要な患者の人工呼吸器をとるのだ。また、保育器管理が必要だと思われる患者を保育器から出すって言うのだ。やっと、ここまでよくなってきた赤ちゃん。今はどう考えても無理するときではなく、もう少し様子を見たほうがいいから「まだ早い。」って言うと、「治療をするのは医者だ。責任とる。」と言われ、急患が来なければずっとそのままだったのに、その患者は無理をさせれることになる。それで、状態が悪くなった子もいないととは言い切れない。確かに急患は受けたいよ。私は、定数以上でも受けれる体制が整っていれば、受けることに賛成だ。それで仕事が忙しくなっても、全然構わない。でも、体制が整っていなければ、他のNICUに問い合わせてもいいのではないかって思う。じゃないと、助かるものも助からない。「急患受けは、状況を判断して受けてください。」って言ったら、例のM先生が「じゃあ、それ誰がするの?自分が出来るの?」って反論してくる。「そうじゃなくて、このままだと全員悪くなりますよ。体制作りのことは、病院長に掛け合います。現状を言いますよ。」って言ったら、黙っちゃった。救急車で運ばれたけど、どの病院からも断られて患者が亡くなったというニュースを聞くと、辛くなる。だからこそ、十分な体制を整える必要があると思う。
2007.07.30
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皆さんのところになかなかいけなくてごめんなさい。今日は深夜勤務の中日で、広報の残りの原稿を印刷会社に持って行かなければならなかったんだけど、PCの調子が今ひとつで、ずっと格闘していたよ。なかなか、うまくいかなくて、はあ~~ってため息でます。明日は夜勤明けなので、少しはブログ巡りできると思います。で、愚痴言っちゃっていいでしょうか?!あのね、例のもう1人の副師長にブログ続けてるってバレてれかも?!今日も、医者のこと散々嘆いていたら、「ブログに書くんじゃないよ。」って急に言われた。とっさに誤魔化したけど、もしかして知ってるのかなあ・・・。ドキドキだわ。また、ブログ閉鎖しないといけなくなっちゃう。イヤだよ、もう。でも、やっぱり、愚痴言わせてもらうけど・・・。(笑)その医者、文句を言わないからと言う理由で小児科を選らんだっていう人。目の前のことしか見えず、もちろん勉強だけしてきた人だから、社会の常識ってものを知らない。すぐ焦るし、患者さんが辛そうなのに、平然と検査をするの。「先生、もう少し落ち着いてから検査してもらえませんか?」って言っても「今、この検査が必要なんだ!!」って言い張る。でも、どう見たって赤ちゃんは辛そうな呼吸をしているし、それが落ち着くまで待ったっていいと思うの。絶対に今までの先生はそうしていた。はあ~~、悲しいよ。文句言ってたM先生がよく見えてしまうわ。それから、今年の新人さん、もう少し頭を使ってほしいよ。何も考えないで仕事するから、応用が利かないの。それに、全然仕事を覚えない。今年の新人さんの言い方で、ずっと腹が立ってるのは、「教えてもらってません。」「やったことがありません。初めてします。」って言い方。私は、何度「はあ?!」って言ったことか。4月から、新人さんに関わることが多かったから、誰に教えたくらいは私も覚えているよ。でも、新人さんたちは、そう言うの。「私は教えたよ!!」って言うと、「あっ。」って思い出す始末。はあ、あなたたちの脳細胞は、私より多いはず。もう少し、ちゃんと覚えてよ。去年の新人さん2人は、何事にも一生懸命で、ものすごく仕事を覚えるのが早かった。だから、2年目にしてすごく仕事ができるの。久々の新人さん当たり年だったと思う。それにしても、今年は5人も入ったって事もあるかもしれないけど、お粗末過ぎて絶句することもしばしば。とうとう言ってしまったよ。「あなたたち、お給料をもらっているのだから、ちゃんと仕事覚えようね!!」って。言い過ぎたかなって思ったけど、新人さんたちにそう言うと大笑いされた。どうして、笑うの?冗談じゃないのよ。なんか、力が抜けてしまったわ・・・。今後が思いやられるわ。
2007.07.03
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今、何が大変かっていうと、新卒の新人さんの対応が大変。 今年は、NICU開設以来大量の5人入ってきたから、すごく神経を使う。 今の若い子は、ものすごく素直な子が多い。 大事に育てられたってきたんだなと思う。 でも、考える力はない。 与えられたことは出来るけど、応用が利かない。 だから、私の教え方は、どうしてこうするのか理由も含めて教えるの。 そうすると、少しは考えれるようになる気がする。 これは、今まで新人さんに教えてきてそう思ったから。 たとえば、保育器の使い方を教えると、すぐに理解する。 でもそれだけ。 何故保育器に入れないといけないか、保育器の構造はどうなっているのかは全然分かっていない。 それが分かると、生まれた赤ちゃんを保育器に入れたほうがいいのかどうか判断できるし(医者の指示を待っていて用意しては遅すぎるもんね。)、保育器の調子が悪いとどこが原因か考えられるし対応出来る。 そして、新人さん以外の若い子にも口をすっぱくして、 「もし、自分の子どもや親がそういうことをされて、自分がどう思うかってことを考えてみて。 で、自分がそうされていやなことはしないで。」 って言ってます。 例えば、医療者の都合で、面会を断るとする。 じゃあ、自分が患者の親の場合それで我慢出来る? きっと、面会したいよね。 そしたら、どうすればいいのか考えてみてほしい。 自分で分からないなら、先輩に相談したらいい。 そして、家族の気持ちを尊重しながら、どういうときなら面会が出来るか話し合ったらいいと思う。 今までは、医療者側のほうが優位にたっていたけど、それ間違ってるもんね。 病院では、あくまでも患者さんが主役。 家族は脇役。 裏方の医者や看護師などの医療スタッフが、主役や家族と一致団結しなければいいドラマはできないもんね。 今日は、新人さんに初めて赤ちゃんを受け持たせます。 また、すごく神経を使わないといけない。 でも、はやく1人前の看護師になってもらいたいから、頑張ります。
2007.04.11
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今、重症の患者さんがいる。すごく大きな器械を用い、治療をしている。その患者さんの受け持ちが、NICU歴2年目のカヨコさんに決まった。というか、○副師長が勝手に決めたのだけど・・・。その理由が、他の人には受け持ちがいるので彼女しかいなかったから。私「・・・・。」受け持ちとは、その患者さんの看護の計画を立て、スムーズに看護が出来るよう中心になる担当者のこと。だから、患者さんの病態や治療の把握が出来ていないと看護計画が立てられない。カヨコさんは、初めてこういう治療を見たし、何がなんやら分からないから受け持ちと言われて不安で、家に帰ってもずっと仕事の事が頭にあって落ち着かなかったらしい。私は、安易な気持ちで決めた○副師長に文句を言った。その返事は「仕方ないから。」って。ホント、冷たい。自信ない人を受け持ちにされた患者さんが可哀想。また、不安が強いのにいきなり受け持ちにされたスタッフも可哀想。(何にもスタッフのこと分かっていない。)物事には、段階があるのにね。それを「仕方ない」の一言で片付けられたら、たまったもんじゃない。カヨコさんは、すごく真面目で責任感が強く、頑張り屋さん。ここに来るまでは、小児科にいた。子供好きで、仕事も丁寧。NICUに長期入院したR君の受け持ちだったけど、R君がうまく在宅に持っていけたのも彼女の功績が大きい。R君のお母さんの信頼も厚かったしね。でも、すごく慎重というか、自分のことを卑下しているというか、全てのコトに対して「自分が出来るのだろうか。」と考え込んでしまうタイプ。自分の意見がなかなか言えない。どっちかと言うと、彼女の意見は流されてしまうことが多いような気がする。自分の悪いことはよく知っていて、それを直すように努力もしている。そんな彼女の性格を知りながら、なぜこの治療の経験のない彼女を受け持ちにしたのか全然分からない。勉強になるからと言っても、この治療は、2、3年に1回くらいしか行われていない。ここに長くいる人でも1、2回くらいしか経験がないから、看護することに不安を持っている。それを、いきなりカヨコさんに当てるとは、無謀すぎる。結局は、ミキちゃんがサポートする形で落ち着いたが、こういうやり方をするから本当にいい人が潰れちゃうのだ。自信をなくし、仕事が続けられなくなるのだ。昔は自己勉強をしないといけないって言われた。私も確かにそうしてきた。しかし、それは、基本を知った上でのことだ。私は、幸運にも、大きな科を渡り歩いてきた。大きな治療の看護やいろいろな修羅場も多く経験してきた。どんな治療も、大体系列があって、それぞれに基本がある。数学でいうなら、公式みたいなものだ。それを、熟知させられたした私には、新しい治療でも基本から考えるからあまり苦じゃあない。経験した年数や場所にもよると思うが、そういうことが十分ないと自己学習はかなり難しい。それは、今の治療がすごく高度になっているからだ。(基本的なことは、昔と変わらないんだけどね。)だから、私は自分で得た知識などを後輩たちに伝授している。一生懸命教えている。お節介かもしれないけど、私はカヨコさんにこう言った。「いい? 1日中仕事のことを考えていては身がもたないよ。リフレッシュすることを探さなきゃ。なんでもいいから、しばし仕事のことを忘れるモノやコトを見つけて!で、看護師を長く続けて欲しいよ。」彼女は、看護師として優れた力をもっている。彼女に自信をもってもらいたいし、エールを送りたい!!だって、この病院にも必要な人だと思ってるもの。管理者って何?って、まだ分からないことだらけだけど、優れた人材を育てることも仕事ではないかと思った。
2007.03.31
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仕事柄、職場にはNICUの看護手順なるものが作成されている。でも、年々変わってくるので書き換えているけど、これを読んでも全然分からない。医者も、この手順を参考にしていることが多いので、「医者も看護師も全部が見れるNICUマニュアルにしましょうよ。それに、急なときとか、新人さんが見てもよく分かるようなマニュアルを作りましょうよ。」と提案した。でも、すぐに却下。こういうものは、全てのことを記載していないと意味がないそうなのだ。でも、急いでるときに見ても、どこに書いてあるのかすぐ分からない。書いてあることも難しく書いているから、分からない。みんな、そう思ってる。だから、私はこのマニュアル作りには参加しなかった。最近出来つつあるのを見ても、意味ないイラストや無駄な全然分からない写真しかない有様。見たって、全然分からない。だいたい、あの○副師長が率先して作っているんだよ。仕事内容がよく理解できてないから、ちんぷんかんぷんなのだ。だって、小さい赤ちゃんにあう保育器を選べないもん。前も、それじゃなくて、こっちの保育器にしたほうがいいと言ったけど、私の言うことを聞かずに選んだものだから、あとが大変だった。そうそう、あのKさんも師長さんに注意を受けて、最近は仕事をするようにはなったけど、やっぱり勉強したりしていないから大切なことが抜けている。そのKさんが、4月からはリーダーだよ。はあ~~~。で、今秘かに作ってるのが、ごりえマニュアル。写真入りの、分かりやすいもの。これは、長年新人を教えてきたときによく理解できなかったことを中心に作成しているの。それにね、難しい機器などの説明図も作ってる。機器関連の業者さんとは仲良くなってるから、懇切丁寧に教えてもらうことが出来る。で、それを分かりやすいように図式化するのだ。1つ作っているのがあるのだけど、大絶賛されてる。これを使って、実績あげたら嬉しい!!そうして、マニュアルを変えていきたい。本だけの知識のマニュアルより、現場で見てきたことと知識をミックスしたマニュアル。今、勝負のときだ!!
2007.03.29
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ホントに腹が立つ。患者さんがいるから、医療従事者は仕事をさせてもらえる。でも、今の考えは、そうじゃない。主人公は、患者さんなのに、医者になっていたり、看護師になっていることが多い。去年、看護研究をした。それを看護業務に入れることになった。それには、妊婦さんに関わることなので、産科病棟の協力が必要だ。しかし、4月は新人さんが8人入ってくるし、大変だから協力できないと言われたらしい。(確認したわけではないが、○副師長がそう言った。)それで、 仕方ないから 私たちの判断ですることになった。妊婦さんと会ったことも、性格もよく分からないのに、私たちの判断で妊婦さんに関わる。それも、切迫(早産しかけている)で入院治療している妊婦さん対象で、それでなくても精神的に参っているときに関わるのだから、慎重に対応しなければならない。で、それは、おかしくないかっていうと、理想どおりに出来ないから仕方ないそうだ。業務に取り入れて行っていることが大事であって、まずは試行していかなければならないらしい。でも、ちょっと待ってよ。看護研究で得たことは、患者さんによい看護サービスを提供できるためにすることでしょ?仕事がしやすいようにするために、するものでしょ?誰が、主人公?!それもちゃんとしないまま、仕方ないといって試行するってことは、患者さんが主人公ではないってことだ。出来なければ、もう少し時間をかけたっていいじゃない。初めの話と違っているし、その中心であるナミコは、○副師長から散々言われたらしく、もう自分の意見が言えないって言った。そういうの、何か変じゃない?そういう業務をちゃんと取り入れたことで、○副師長の手柄になるんだろうな。なんか、おかしすぎる。今回やめる子も、そういうところについていけないと言った。私と同じ考えの子達は、仕事を辞めるか、産休に入ってしまう。これからは、私1人で戦っていかなければならないのだ。はあ~~、なんか、悲しすぎるなあ。データでは、看護レベルが上がって、患者さんにも大変喜ばれているっていうけど、実際は患者さんのことを考えている人は、少ないんじゃあないのかな。小児科の2人の優秀な看護師さんが、4月から勉強をするため病院を辞める。仕事はバリバリ出来て、判断力もすごくて、子どもにもお母さん方にも人気がある人たちだった。はっきりとは言わないけれで、「なんか、ここにいても腹が立つことばかりで、勉強して出直します。」と言った。病院としては、大きな損失だ。そういうことを、病院は分かっているのか。そうよね、私が尊敬する先輩の看護師さんも、ドンドン辞めていったもの。はあ~~、私、どうしていけばいいのかな・・・。
2007.03.19
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『基本設定』職場でのこと。例のM先生が、人工呼吸器のダイヤルやスイッチのところに数字の書いたテープを貼った。基本設定の数字だという。こうしておけば、急患が来ても、すぐに人工呼吸器につなげるという。でも、ちょっと待っただ。この設定って、誰を基準にしているの?赤ちゃんの体重によって、設定値は変わるはず。素人が考えても分かるっていうもの。同じ手術、処置をしても人間みな違うから、だいたいのマニュアルがあっても、実際はそれどおりにいかないことが多いというのに。私たちの仕事は、人間相手の仕事だよ。何を考えて、全部をマニュアル化したいんだろう。もし、小さな赤ちゃんが生まれてこの設定値で人工呼吸器に装着したら危険だ。そういうことは、分かってるっていうが、急患のときほどミスは起こしやすいものだ。しかし、あの副師長は、「とりあえずいいんじゃない。」と言うのだ。間違いが起きてからのほうが、怖いのに。明日から、これに対して戦っていかないと。こんなことをする暇があったら、みんなで勉強したらいい。【わらしべバトン】mi-ponさんから挑戦状を頂きました~♪頑張ってやってみます。 ルール最後のここまでの流れ に自分の交換したものを記入して誰かにバトンをわたしてください。幼稚園児の2人の男の子が幼稚園にお土産としてもらったお菓子を食べてしまったばっかりに幼稚園にお土産を持って帰れなくなり、物々交換に現れます。どうか、その子たちが現れたら、物々交換をしてあげてください。そして、その先あなたが二人の気持ちになって、次の交換先を決めてわらしべバトンをわたしてください。交換出来る物がなければ、人の紹介でもかまいません。子どもたちはどんなものを幼稚園に持って帰れるのでしょうか・・・・・ 今までの流れ (過去のピッカン幼稚園を舞台にしたお話はこちら)小豆(バトンの始まり)抹茶もなかアイス 抹茶が苦手だったため人を紹介いじめっこの餃子?バレンタインチョコ 物語の続きりき君は、チョコを頼まれて困ってしまいました。りき君は、美人のごりえ先生が大好きでした。でも、この春ごりえ先生は亀君という人と結婚することになっていました。りき君は、それがショックで二晩寝込み、それ以来、ごりえ先生を避けていたのでどうやってチョコを渡そうか悩みました。りき君は、こういうときに頼りになるれいんちゃんに相談しました。れいんちゃんは、少し考えて「やっぱり、自分の気持を言った方がいいと思うよ。」と言いました。りき君は「ぼくって、いじめっ子だけど、こういうことは恥ずかしくて出来ないんだよ。」と言いました。れいんちゃんは「じゃあ、手紙を書いたらいいよ。」と言いました。りき君は、色々考えて、手紙を書くことにしました。ラブレターの達人のどーも君に教えてもらいながら、何度も書き直してやっと手紙が出来上がりました。りき君は、ごりえ先生の机の上にチョコと一緒に手紙を置きました。ごりえ先生は、朝幼稚園に来て、その手紙を読みました。「ごりえせんせいへ ぼくは、ごりえせんせいがすきです。 ぼくとけっこんしてください。 きっと、しあわせにします。 この、ちょこはぼくのきもちです。 りき」ごりえ先生は、感激してチョコを食べました。甘くて美味しいチョコでした。でも、この味は・・・、自分の作るチョコに似ているなって思いましたが、りき君の気持ちを思うとうれしくなりました。りき君は、手紙を書いたことを後悔し始めました。れいんちゃんにそう言うと、「もう、男なのに、そんなんだったら、女の子にもてないよ。」と言われてしまいました。次の日、幼稚園に行くと、りき君の机の上に箱が置いてありました。箱には、「りきくんへ」と書いた、手紙がありました。手紙を開けてみると、こう書いてありました。「りきくん、おてがみありがとう。 せんせいは、はるにようちえんをやめてとうきょうにいきます。 でも、りきくんのことはわすれないよ。 ごりえせんせいより」りき君は箱を開けてみました。その中には、いちごがいっぱい入っていました。りき君は1つ食べてみました。いちごは甘酸っぱい味でした。そう、初恋の味でした。りき君は、胸がいっぱいになり、なんだか大人になったような気がしました。そう思いながら、いちごをもう1つ食べようとすると、りゅうりゅう園長が通りかかりました。りき君は、りゅうりゅう園長の顔を見ると、思わず涙が出てしまいました。りゅうりゅう園長は、いたずらっ子のりき君が泣いているので驚きました。続く・・・・
2007.02.27
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PCをあけてびっくり?!管理画面が新しくなっている。新着記事が5つしか載らない。新着コメントやメッセージは、いちいちクリックして確認しないといけない。慣れればいいのかなあ。そんな中、このブログを見つけました全てのお気に入りブログを観る方法は、http://plaza.rakuten.co.jp/あなたのブログアドレス/headline/?sub_act=allです。確かに全部見れます。う~~む、でも、もう少し改良してほしいなあっていうのが本音です。昨日の勉強会で、看護研究の発表練習がありました。今回の発表者は、4年目のナミコ。私は、共同研究者並びにパワーポイント作成&口出し係です。(笑)看護研究は、看護の質の向上と看護師のレベルアップと、情報交換として大切であると思っています。毎年、全看護師に何らかの研究が課せられますが、ほとんどの看護師が負担に感じているのが現状です。だって、仕事が終わって時間外に集まってしなければならない。時間外手当ては、もちろんつきません。だから、やらなければならないという思いが先立って、看護研究を発表すればそれでおしまいというケースが多く、実際に看護に生かされているのは少ないです。あれだけ時間を割いてやるのに、もったいないと思います。私はそういうのがイヤで、仕事や今後の看護に生かせるために看護研究をしています。去年の研究は業務に取り入れられているし、今の研究も業務に取り入れてもらう予定にしています。先生からの評判もいいし。で、ナミコは初めての研究発表となるので、頑張って研究をやりました。私の口出しもかなりありましたが・・・。(^_^;)ようやく出来上がったんですが、発表時間が7分なのに原稿はその2倍の量あるんです。そこで、研究グループが急遽集まって内容を短縮しました。それを昨日の勉強会で発表したのですが、「何を言いたいのか、あやふやだ。」と言われました。確かに、短くした分研究したことがあいまいになっているなって内心思っていました。それで、今朝は深夜勤務が終わって、ナミコと2人で見直しました。今回は、集録を全部読み直して内容を整理し、やったこと、わかったこと、この研究で得たこと、今後の課題をピックアップしてまとめました。あとは、これを教育担当の副師長と師長に見せてOKをもらったら、次に発表の練習になります。三交代で家庭があり、寝る間を惜しんでやる看護研究はかなり負担が大きいし辛いです。でも、何も無いところから少しずつ研究を重ねて、推敲を繰り返しいいものを作っていく過程は好きですね。やりがいがありますもん。そういうところは、広報紙を作る過程に似ています。さて、昨日は、次女の幼稚園のお誕生日会でした。その月の誕生日の園児の親は、その誕生会に招待され、一緒に給食を食べれるんです。次女は、いつもに増してハイテンションで張り切っていました。次女の友達もいっぱい話をしてくれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。すごく、癒されましたね。
2007.01.18
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あと、1ヶ月でクリスマスイブ。若い子達の中で彼氏がいない子は、「気が重くなるから準夜勤務します。」と言うの。私は、「まだ1ヶ月あるじゃん、頑張れ!!」ってハッパかけてるんだけどね。みな純情というか、口では彼がほしいと言いながら、行動は仕事ばかりで休みは寝ていることが多いみたい。「ほらほら、少し周りを見回してごらん。きっといい人がいるから。」って言うんだけどね。昨年のクリスマスは準夜だったけど、一昨年は日勤だった。夜は家族でクリスマス会をしたのだけど、なぜかうちに女医さん2人とミキちゃんが来たんだよね。「クリスマスは何も予定かないから家に帰って寝る。」って言うから、「うちに来る?」って誘ったの。「うん、行く。」って即答だった。我が家に来て、子どもたちと楽しく過ごしたのはいいんだけど、みんな仕事中心だからなかなか男性との出会いがないって愚痴ってた。特に女医さんは、医者以外の出会いはないから難しそう。2人とも素敵なのにね。女医さん2人とも、医者はイヤなんだって。だって、まともな人はいないって。(笑)昨日は正月勤務のくじ引きをした。毎年思うことだけど、どの勤務もいいもんじゃない。だって、年末年始はずっと仕事だし、連休を取れるのは2人くらい。それに、NICUは年末年始といってもいつもと変わらず忙しい。私は、ここ2、3年、31日の準夜と1日の深夜勤務は、はずしてもらうようにしている。だって、ジャニーズのカウントダウンがあるんだもの。(^^♪今年も亀と一緒にカウントダウンして始まったもんね。(笑)最近は、赤ちゃんが多く生まれるような気がする。毎日、定数越えしてるの。昨日は、少し早くだけど双子ちゃんが生まれた。父19歳、母18歳。若いパパとママだなあって思ってたけど、最近は若いか30歳台後半の妊婦さんが多いのが特徴。まあ、うちの病院にNICUがあるから、そういう人たちが多く受診しているって事情もあるんだろうけど。ちなみに、妊娠にいい年齢は、母体のことを考えると産科的には20歳台後半がいいんだって。可愛い赤ちゃんが生まれて、お父さんの面会になった。それが、なんと雰囲気が亀ちゃんに似ているのよね。私は重症の赤ちゃんを担当していたから、そのお父さんに「おめでとうございます」としか話せなかったけど。身長は亀ちゃんと同じくらい。亀ちゃんよりやや大柄だし、顔も全然違うし、ジャニーズ系じゃないけど、後姿がなんとなく亀っぽい。服装が、ひと恋の弘人に似ていたからかな。そうか、弘人に似ているんだ。(笑)父になったうれしさが、素直に表現できなくて照れ笑いしているところが可愛い。ユウコさんが担当していたのだけど、「若いのに、見た目と違ってすごくいい感じだった。」と言っていた。私が「亀ちゃんに何となく雰囲気が似てない?」って言うと、笑われたけど。「若いおとうさん、これから大変だけど、しっかり赤ちゃんを育てていってね。」と心の中で語りかけた。そうそう、今回来ている医学部の学生さんで、NEWSの小山君似の人がいるんだって。うわ~~、楽しみ。今日は日勤だから、会えるかな。最近の医者で、かっこいい人はなかなかいない。学生さんの中も。「最近、目の保養ができない。」って言ったら、S先生から「自分の顔見たら。」って言われたけどね。(^_^;)でも、かっこいい人がいるとやっぱり頑張って仕事できるもんね。それから、今年のゴールデンウィークに生まれた多胎の赤ちゃんのうち最後の赤ちゃんが退院した。半年以上いたことになるなあ。(こうなると、もう母の気持ちになる。)ここの両親も若い。父24歳、母22歳。1度に多くの子どもを抱えて戸惑っていたけど、両親とも若いのにしっかりしている。特にママとは年はかなり離れているけど、個人的にも仲良しでメル友しているの。これから大変だけど、頑張れ!!それから、昨日は入院している赤ちゃんの100日にお祝いをした。忙しい勤務の中、うちのNICUでは、できるだけお祝いは大切にしている。カナちゃんが受け持ちだったけど、仕事が休みなのにお祝いに駆けつけた。どうもカナちゃんの書いた鯛が鯉に見えて変だったけど・・・。(笑)さて、最近は写真はとっているけどなかなかUPしてない晩ごはんです。昨日ですが、載せますね。毎日忙しいとイヤになるときもあるけど「お母さんの作る晩ごはんが一番おいしいよ。」って言われると、頑張ってしまいます。献立:スジコごはん、鶏肉の山賊焼き、肉じゃが、ほうれん草の卵とじ、サラダ時々、スーパーの店頭で見かけるスジコ。イクラ同様、我が家の大好物の一品です。そうそう、食事中に長女の彼氏っぽい子から電話があったんです。たまたま夫が出たのだけど、相手がびびったらしくなかなか用件を言わないらしいの。2分くらい話して、「ああ、長女のことなんだね。そうなら、始めからそう言わないと分からないだろう。」って言って、長女と代わっていました。相手の男の子の気持ちと夫の気持ちを思うと、思わずおかしくなってしまいました。(#^.^#)
2006.11.24
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深夜勤務明けで帰ろうとしていたら、いきなり師長に呼ばれた。「あなたね、新人さんと初めての準夜勤務のとき、全然オリエンテーションしなかったんだって?」新人さんとは、私がプリセプターをしているHさんのこと。育休明けに10月から、NICUに配属された。先週、初めての準夜勤務があった。その時のことを言っているらしかった。「初めての夜勤のときは、人数も1人増やしているし、メンバーもベテランをそろえている。それは、オリエンテーションするため。その勤務を組むのも大変なのに、なぜしなかったの?それだから、2日目の準夜のときは急患が来て日勤の3人が3時間も時間外を付けなければならなかったのよね。それは、あなたがHさんにちゃんと指導してなかったからそうなったんじゃないの?副師長が言ってたんだけどね。」と言われた。初日の準夜勤務には、確かに副師長も準夜だった。「オリエンテーションしないの?」と言われたから、「だいたいの説明は済んでるし、今日は特にしないです。」と答えたことを思い出した。このことに、副師長は頭にきたみたい。それなら、そのときに言えばいいのに。それを師長に告げ口するなんて、所詮そういう人なんだとがっかりした。私がちゃんとしたオリエンテーションしていないのは、Hさんが疲れていたから。仕事に復帰して、子どもは夜鳴きが始まり連日睡眠不足。近所に住む旦那さんの両親から、嫌味を言われる。旦那さんも協力はしてくれず、「それだけ体がきついのなら、仕事をやめろ!」と言われ、毎日喧嘩が絶えない。Hさんは笑顔が素敵な人だったが、2週間目からその笑顔が消えた。かなり表情も硬くなってきた。そんな中での夜勤。私はHさんに「仕事はいろいろあるけど、夜勤に慣れるまでは、担当の赤ちゃんだけ見てくれていればいいからね。業務とかはあとから覚えよう。」と言った。だから、あえてオリエンテーションはしなかったのだ。それに、オリエンテーションと言っても、準夜勤務の業務の説明のことを言っている。これも、慣れなければ、なかなか出来ない。私はICUの経験があるから、特殊な箱型の職場は慣れている。でも、一般病棟からこういうところに来ると、箱型または閉鎖された空間に圧迫感があり、なかなかなじめないみたいだ。1年目の子は、それでも独身だし希望に燃えているし、頭の中はまだ真っ白だから、いろんなことがスムーズに入りやすい。でも、子育てしながらの新しい場所での勤務は、本当に辛いものがる。私もその経験を4度したから、Hさんの今の気持ちがよく分かる。私のときも、1度に多くのことを教えてもらったが、結局頭に入らなかった。仕事になかなか慣れず、あせったり悩んだりした。そんな時、1人の先輩から「あせらなくてもいいよ。ゆっくりと覚えていけばいいから。」と言われて、嬉しくて思わず涙が出たことがあった。それからかな、あせらず自分のペースで仕事をしだしたのは。そうじゃないと、仕事も家のことも中途半端になって、自分が潰れてしまう。私は、Hさんにそういう目にはあわせたくなかった。すごく、仕事が出来る人だから、ゆっくりと仕事に慣れてほしかった。そのことを師長に言った。それから、翌日の日勤の時間外の件は、1年目の子が、急患の受け入れと点滴や人工呼吸器回路を組み立てたいと言って残っていたことも言った。師長は、「理由は分かったけど、そういう場合は、副師長さんにちゃんと話をして言ってね。あなたは言葉が足りないから。」と言った。一応、副師長には「仕事も少しずつ慣れてもらって、始めから1度に説明せずゆっくりやります。」と言っていたのにな。今回のことで、副師長と距離をはっきりと感じた。なんか風邪で体調がイマイチなのに、ドッと疲れてしまった。副師長も意見があるなら、そのときに言えば言いのに。それに、HさんがNICU勤務初日のときのオリエンテーションを、自分がすると言っていたのに、結局しなかったじゃない。あれは、どういうんだろう・・・。NICUに配属されて3年。その間、配置転換でNICUに来た人のうち、希望で他の職場に配置転換したのは、1年勤めた人4人、半年が2人で、定着率の悪さは、この数字でも分かると思う。だからこそ、今新人教育のあり方を考えているのになあ。今日、今年の忘年会が12月12日に決定した。踊りは、いろいろと考えた結果、KAT-TUNの曲に決めた。もちろん、私が亀ちゃんの役。痩せなきゃあ・・・。(^_^;劇は、本当は「ひと恋」をしたかったのだけど、妻夫木聡ファンのナミコの希望で「涙そうそう」にした。さあ、曲の振り付けを覚えたり、台本を書いたりと忙しくなるぞ。(^_-)-☆ さて、今日の晩ごはんは、体調が悪いので簡単にオムライスにしました。ハナッコリーも店頭に安く並んでいたので、ボイルして食べました。我が家のオムライスは、ご飯を鶏肉と玉ねぎなどと炒め、ケチャップと塩コショウで味を調えて皿に盛ります。その上に、うすく焼いた半熟の卵焼きをのせデミグラスソースをかけます。半熟の卵とデミグラスソースが絡まって、おいしいですよ。
2006.10.31
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おととい、勉強会&スタッフ・チーム会議。昨日、同窓会の理事会。そして、今日は職場のリーダー会議。連日、会議だらけ。今日の会議が終了して、師長に申し出た。「今、職場のスタッフの士気が下がっていることをご存知ですか?」「何となく分かるわ・・。先生とうまくいってないからでしょう?」それが答え。何も分かっちゃあいない。もちろん、医者との関係の悪さもある。でも、それより問題なのは、今NICUの看護師の人間関係がとても悪いってこと。嫌いとか、ケンカするってことじゃあなくて、いろんな意味でのチームワークが消滅している。何かするときは、必ず「看護師にそんな責任があるんですか?」って言う。私なんか反対に「あなたは責任なしに看護しているの?」って聞きたい。なんか悲しくなるなあ。私は、肩書きではヒラのスタッフ。年齢もだけど、今まで大きな科を経ているから、何かにつけリーダーにされる。そして、仕事がスムーズに出来るようにするよう命じられる。いろんな問題が起きても、それをどうにかしろと言われる。私がいくら必死でしても、それは師長や副師長の手柄となる。別に自分の手柄を立てたいなんて思わない。職場で楽しく働きたいって思うだけ。だから、頑張っている。でも、自分たちは何もしないでいるのは(口ではしていると言うが、全然何をしているのか分からない)腹が立つ。私って、使い勝手のいい看護師なんだ。私と同じような立場の看護師は、この2、3年でずいぶん仕事をやめた。分かる気がする。私も、続けていく気力がなくなってしまったもの。今日の会議を終えて疲れている私を見て、ユミちゃんが「ごりえさん、やめないでくださいよ。ごりえさんがやめたら、私もやめる。いなくなったら、NICUはどうなるんですか?やめないで、頑張りましょうよ。」って言ってくれた。ありがたいなあ。いくらお世辞でも、うれしくなっちゃうよ。NICUのおかげで、今の長女がある。あのころのスタッフは、みな長女のために頑張ってくれた。だから、今度はその恩返しとして、NICUの看護を頑張りたいと思う。でも・・・。すみません。本当に、思いっきり愚痴っちゃいました。やりきれないけど、明日から、また頑張ります。今日は、遅くまで会議があったので、20分で出来る簡単晩ごはんです。それでも、結局夕食は21時過ぎとなってしまいました。急いでいたから、写真も今ひとつ。(^_^;)献立:いわしの塩焼き、チンジャオロース、玉ねぎのオムレツ、生ハムと大根サラダ玉ねぎのオムレツは、時間がなかったので玉ねぎをチンして、卵と混ぜてオムレツにしました。甘みがあって子どもたちには好評でした。秋刀魚もおいしいけど、いわしもおいしかったですよ。今度の日曜日は、小学校の運動会。なんか台風14号も逸れてくれ、お天気は曇りのち晴れで、運動会ができそうです。一安心です。
2006.09.22
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仕事から帰ると、4歳の次女がこう言った。「おかあさん、今日は紀子様が男の赤ちゃんを産んだんでしょう?幼稚園の先生がそう言ったよ。だから、おめでたいんでしょう?」すごいなあ、よく知っている。学校に行っていた長女、長男、次男はほとんど興味ない様子。次女は、「今日は、おめでたい日なんだよね。」としきりに言っている。確かにおめでたい。でも、ちょっと複雑。雅子様の心境はどうか。皇太子様の心境はどうか。男の子でも女の子でも、元気な赤ちゃんであればどっちでもいいじゃない。そう思う。私はまともに妊娠継続ができない人なので、普通に出産する人が正直言ってうらやましい。雑誌で自宅分娩特集や助産院で出産する特集を見ると、思わずつぶやく。「どうせ、私は病院以外では産めないよ~~だ。」って。でも、私は妊娠できる体質だからありがたい。不妊の人にとっては、もっと深刻だ。辛い治療を繰り返して妊娠出来ればいいが、10年も病院に通って妊娠できない人も多くいる。長男の早産止めの手術をするために入院していたとき、同じ部屋の人で、不妊治療を何年も受けてやっと子どもが授かったという人がいた。しかし、風邪をこじらせて肺炎となり、治療のために子どもを堕胎しなければならなくなった。彼女は、病室で泣いていた。舅、姑にいろいろ言われている声が、私のベットまで聞こえてきたが、他人の私でさえきついと思う言葉だった。ご主人が「跡取りを作るために結婚したわけではないよ。」と言う言葉が救いだったけど。今日もわがNICUに2組の出産があった。1人は、満期の帝王切開で生まれた赤ちゃん。元気な男の子だ。もう1人は9ヶ月になったばかりの早産の赤ちゃん。1700gとちょっと小柄だが、元気な女の子。呼吸も安定している。多胎で生まれた赤ちゃん、もう4ヶ月になった。そのうち2人は、口から少しだけど、ミルクを飲んでいる。あんなに小さく生まれたのに、今はその3倍以上の体重になっているもんね。今日はそのお母さんの面会があって(病院から車で2時間強かかるので、週に2回しか面会に来られない)、私は久しぶりにお母さんと会った。そのお母さんったら、私の顔を見るなり大笑い。「あまりにも黒かったから、どこの人かと思った。」って。それから、いろんな話をしていて、そのお母さんの家の近くに野菜を袋いっぱいに入れたものが、どれでも100円で買えるところがあるという話になった。節約に心がけている私にとって、うれしい話。私がその場所を聞いたら、「今度の面会のときに買ってきてあげる。」って。「えっ、いいの?」「その代わりちゃんとお金はもらうよ。」「うん、もちろん払うよ。」これで、契約成立?!このお母さんとは年が離れているけど、ウマが合うというか看護師と患者の家族というよりも、お母さん友達って感じになっている。さて、今晩の晩ごはん。今晩は、もう少し残っているかぼちゃはお休み。冷蔵庫にある残り野菜を全部使っての料理。おなかをすかせた子どもは、あっという間に平らげた。こういう光景をみると、ご飯をまた頑張って作ろうって思う。(献立)八宝菜、白和え、肉巻き巻き、卵スープ
2006.09.06
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職場に行くと、みな私の皮をむきたがるの。それと、顔つきが夏休み前と全然違うって。「それほど、石垣島がよかったのよね。」って言われたけど、そうかもしれない。面会に来られるお母さんからも「焼けましたね。」って言われる。「はい、ちょっと、沖縄に行っていたので・・・。」と言うと、みなさん「うらやましい。」って言う。そうよね、みんな行きたいよね。そんな中、私がいない間に病気が見つかったMちゃんのお母さん、かなり落ち込んでいるという話を聞いた。私はそのお母さんと話をしてみたいと思った。ちょうどMちゃんの面会に来られたとき、お母さんのところへ行く時間が持てた。私を見ると、「まあ、日に焼けて、海に行かれたのですか?」と聞かれた。「ええ、沖縄に行ってきたんです。」「いいですね。私も海が好きで、新婚旅行は小笠原に行ってきたんですよ。」それから、海についての話が弾んだ。いい関係が出来た頃、お母さんが「この子の病気が見つかって、辛い。」と話し出された。「産んだという感触があるのに、赤ちゃんがそばにいないって辛いですよね。寂しいですよね。」と言うと、「わかります?」と言われた。私は自分が、未熟児を産んだことを話した。Mちゃんのお母さんは私の話を聞いた後、「私の気持ちがわかってくれる人がいるだけで、うれしいです。」と言った。それから、吐き出すように今の辛い気持ちを話し出された。この子の病気は自分が妊娠中に気をつけなかったからと自分を責めたこと、変わってやれないいらだたしさ、この辛い状況から逃げ出したいと思うこと・・・。何度も涙をぬぐいながら、話された。私は、ずっと聞いていた。お母さんの気持ちは、よくわかる。13年前の私も、そうだったから。「でもね、看護師さん、私思うんです。この子がこういう病気になったってことは、私がこの子から強い母になるように育てられてることなんだって。そう思うと、くよくよしてなんかいられないって。」「すごいですね、そういうふうに思われるようになったんですね。」「はい、この子のおかげでそういうふうに思えるようになりました。感謝しなくてはいけませんね。」とやっと笑顔になった。「普通に子どもを産んでいたらわからないことですよね。よかった、看護師さんの中でわかる人がいてくれて。」「私なんかでよければ、また辛い気持ちを話してください。少しでもお母さんの心が軽くなれば、私がうれしくなります。」「ええ、お願いします。わかる人に愚痴ると、なんだか安心できます。」私は長女を早産したとき、本当に辛かった。どんな慰めも、励ましも、辛さを倍増させた。でも、そういうときに一番よかったことは、自分の気持ちをわかる人に話を聞いてもらうことだった。未熟児を産んだ先輩お母さんは、静かに私の愚痴を聞いてくれた。すると、心が軽くなり、頑張ろうって思えるようになった。そのおかげで、今に至っていると思う。だから、次女の育休あけに、NICUに配属されたとき、少しでもそういうお母さんの愚痴を聞こうって思った。そして、頑張るお母さんの応援団長になろうと思った。今日の晩ごはん。ミミイカが安かったので、煮付けにしましたた。レンチョウもおいしそうだったので、南蛮漬けにしようと思ったけど、長男が煮付けがいいと言ったので、小さめだけど煮付けにしました。かぼちゃは、子どもたちのリクエストで、天ぷらに決定。いっぱい揚げたけど、あっという間になくなったよ。頂き物だけど、このかぼちゃ、本当においしいんです。ああ、食欲の秋だなあ・・・(シミジミ・・・)。(献立)レンチョウの煮付け、揚げだし豆腐、ミミイカの煮物、かぼちゃとにんじんの天ぷら
2006.09.05
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ここ最近、仕事ネタが多いです。昨日の準夜勤務、日勤で9ヶ月になったばかりの早産の赤ちゃんが生まれていた。日勤と準夜の交代時に、よその病院から母体搬送がきた。まだ、7ヶ月になったばかり。生まれそうだと言う。その日の勤務者には、前回のときに急患受けしたNがいた。そのとき全然動けずにいて、いろんな騒動が持ち上がっていた。私は、Nにそのときの看護スタッフの動きが悪かったことを指摘されたことを言った。「『それにね、M先生から、全然動けない者を急患受けにするな。』って言われたんだよね。」と言った。N自身、そのとき動けなかったことを反省していた。「それでも急患受けしたいんなら、やっぱり何を用意してどのようなことをするか判断できないといけない。それでも、やるんだったら頑張れ。M先生に出来るところを見せつけてごらんよ。」と言った。「頑張ります。」とNは言った。私もそうは言ったものの、やはりNをフォローしようと思った。他のスタッフには、そのことを伝えて、私がフォローに回ると言った。その分、他のスタッフが受けもつ患者さんの数が多くなる。しかし、私も重症な患者を2人と小さい赤ちゃんを見ながらだから、大変なことはわかっている。でも、もうM先生に文句を言わせないために、頑張ることにした。緊急帝王切開で生まれた赤ちゃんは、体重が1000gをちょっときっていた。すぐに呼吸器につながれた。それから、いろいろな処置が始まった。動きの悪いNに指示しながら、スムーズに治療が行えるようにフォローしていった。初めて気づいたのだが、Nはセッシ(ピンセット)の持ち方が間違っていた。すぐに注意した。また、先生の周りをうろうろし始めたので、今何をすべきか考えて行動しろと言った。わからないときは、どのようにするかを教えた。M先生に文句を言われたくなかったし、Nにこれ以上自信をなくさせたくなかった。Nが抜けていることを、ああしろこうしろと小声で注意した。Nはすぐに行動するので、仕事もスムーズに流れていく。そうすると、医者のほうも、自分が出来ることはしてくれる。こういうのが、チームワークっていうもんだ。しかし、忙しすぎて、仕事中食事をとる暇がなく、トイレも仕事が終わってやっと行けた。「最近の急患受けは、2年目の子ばかりだな。」とつぶやいたM先生の声には、聞かぬフリをした。Nは、まだ出来ないことが多々ある。でも、やはり、一つ一つ教えていかなければならないと思った。今は、マンツーマンで手をとり足をとりで教えていくスタイル。確かにそれも大事だが、基本が出来てないことも多く、やはり新人を育てるには、職場全体を通して育てなければいけないと思う。私って結構叱るけど、それでもついて来てくれる新人さんはありがたいと思う。でも、職場の新人さんを叱るのは、子どもを叱る以上にエネルギーが必要とする。4年目のナミコも、就職してからの2年間に、そりゃあどれほど叱ったり指導してきたことか。でも、今はバリバリだ。「もう、今は仕事がバリバリ出来るようになったもんね。」と褒めると、「えっ、ごりえさんに褒められると、なんか気持ち悪い。いつも叱られていましたもん。」と笑って答える。これって、先輩冥利に尽きるよね。小さく生まれたけど、赤ちゃんの容態は落ちついている。これからが大変だが、頑張ってもらいたい。昨日は3時半に家に帰って、やっと食事をとった。そして、そのまま、眠ってしまった。今朝起きたのが、10時近く。ふう~~、まだ、体がだるいけど、頑張らなきゃあ。今日も準夜勤務だもんね。
2006.08.14
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昨日の日付の日記になる。昨日は、大変疲れた。精神的にも参った。先日の日記に書いたこと。M先生のこと。確かに自己中で横暴だと思う。だけど、話をしなければならないと思った。話をする上で、私は自分が年上であり、またカッとなったら話にならないから、あくまでも冷静に話をしようと思った。朝から、その気構えをしていた。夕方M先生に、急患が入った日の先生の態度はいかがなものかと言った。「ごりえさん、その日の看護師に対応が悪かったこと、わかる?」M先生はそう言った。急患が来ても、看護師がちゃんとした対応をしてくれなかったというのだ。重症だとわかっていても、患者のそばには誰もいない。急患受けの看護師が2年目の子で、何をしていいかわからない様子。出来れば、そういう場合ベテランをつけて欲しい。また、新人をつけるなら、フォローする人間をおくべきだ。普通看護師は、急患が入ってきたら何をするべきか予想をつけて準備したり、何が必要か考えたりするんじゃあないのか。それができていなかったから腹がたった。治療の機会を組むのも、看護師にしろとは全然言ってない。組むから用意をしてくれと言っただけ。それを、誰もしなかった。看護師さんが急がしい時間帯だったのかもしれないけど、それを言い訳にしてもらったら困る。まあ、そのような内容。看護師に言わせると、ちょうど授乳の時間と重なっていたと言う。だから、大変だったと。別に急患が来たからたといって、看護師が全部介助することはない。医者がしてもいいのではないか。看護師だって、大変だったのよ。激務だったのよ。ミキちゃんはこう言った。先生にいかなる理由があろうとも、やり方がおかしい。治療をする上で、器械を扱う専門家に連絡しないってことは患者である赤ちゃんに何かあった場合はどうするのか、私たちを罵倒するだけであれば我慢も出来るが、それを患者の治療に反映させたのは許せないと涙ぐんだ。M先生には、「その態度は、いかなる理由があったとしても許されないと思うし、反省してもらいたい。看護師の業務がまずかったのなら、それはそれで私たちが改善しないといけないと思うし、看護師で反省したいと思う。だけど、先生も反省してもらいたい。NICUはチーム医療なんだから、お互いが協力しないとやっていけないでしょう?」と言った。M先生の言い分には腹も立つことはあったが、これはもう気持ちのすれ違いとしか思えなかった。先生から言い訳がかえってくると思ったが、何も言わなかった。そこがまだ救われたと思った。また、話し合っていけば少しは改善するのではないかと思った。私は昔人間だから、昔のベテランの看護師の先輩や医者から、ずいぶん鍛えられた。ある尊敬する医者がこう言った。「何の職業もプロ意識も持たなくてはいけない。たとえば、ウエイトレスのプロ。どんな嫌な客が来ようと、上手に接して、そのお客さんに満足のいくような接客をして満足させることがプロだ。看護師も同じ。重症患者さんがいても、検温、点滴管理、清潔管理、安楽管理は誰でもトレーニングを積んだらできる。でも、プロの看護師は同じ検温をするのでも、これは異常かどうか判断できないといけない。清潔管理もいかに患者さんに楽に気持ちよくするかが大切だろう。忙しいから出来ないって言うこともどうかと思う。それを工夫してこなすことが、本当のプロだ。」私は、それ以来、このプロ意識をずっともって仕事をしていきたいと思っている。まだまだ半人前だが、やはりプロと言われたい。急患が来た場合、以前のブログでも書いたが、やはり、看護師は医者が何をするのかを予想して準備をすることは重要だと思っている。医者は、すでに急患がきたら目いっぱいになっている。(M先生は、特にそう。)そういう場合、「先生何を用意します?」と聞くのではなくて、「先生、これとこれを用意していますがどれを使われます?」とか「これこれは必要ですか?」と具体的に聞くことが大切だと思う。それには経験が重要になってくる。それに、どんなに忙しい時間帯であっても、そのときのリーダーが采配して、仕事をスムーズにするべきだったと思う。M先生のしたことは許されない。だからといって、今回の先生のしたことだけに対して私たちの態度や考え方を統一して、先生に意見するっていうのもおかしい。今回のことは、お互いが反省する余地は大きくある。まずはそこからじゃない。今後はM先生とも話をしていきたい。今まではイヤだったけど、もうそう言ってられない状況になった。M先生は、医者が一番偉いと思っているが、そうではないこと、もう少し大人としての態度をとってほしいということ、これははっきりと言うつもりだ。(昨日も少し言ったのだけどね。)お互いがプロ意識をもとうよ。そして、チームワークを発揮して、よりよい医療を目指していこうよ。それが、私の考え。それを昨日言っても、やはり、「看護師も忙しいんですよ。介助につけなければ医者がすればいいこと。別に看護師に文句を言われる筋合いはない。今回のことは先生が悪いと思う。看護師を馬鹿にしている。」と10年以上の経験看護師が言ったときには、悲しかった。忙しくてもソツなくこなしてから、そのあとに「先生もこういう風にしてほしい。」と意見したい。自分たちの出来なかったことは棚にあげて、相手ばかりを責めるのはどうかと思う。私のプロ意識って、間違ってるのかなあ・・・?
2006.08.11
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深夜勤務に行ったら、何となく職場が変な雰囲気。まず、重症な患者さんが入院していた。その対処で、いろいろと問題があったらしい。その赤ちゃんに対して特殊な治療を行うことになり、その器械を組まないといけなくなった。普通は、その専門の方に来てもらって組むことになる。だが、自己中のM先生は、器械を看護師に組めと言ったらしい。もし私がその場にいたら、まずはその専門の技師さんに連絡する。しかし、技師さんに連絡せず、器械を組めと言ってもめたということだった。その言い方も、看護師を罵倒するようなものだったとか。(M先生が看護師さんもその器械が組めるようにと言っていたので、マニュアルにも追加しておいた。もちろん、必ず技師に連絡すると書いておいたけど。)M先生は、前にも書いたことがあるが、治療は自分がやりやすいように、患者に訴えられないようにしかしない。だから、重症の患者さんが入院すると「助からないかもしれない。」と必ず家族に言うらしい。「厳しい状況ですが、○○してみて、万全の治療をしてみます。」って言えないのかなあ。いつも、彼の治療には、患者さんが見えない。意見を言おうものなら、1時間はそれに対する文句がかえってくる。それも、いかに自分が優秀な医者かとか、自分がやりやすい仕事をするのがなぜ悪いのかってことばかりで、患者さんのことは全然触れない。だから、私は最低限しか意見を言わない。だって、どんなに言っても、彼には医者が一番偉くて、看護師は治療できないんだから、黙っておけと言う態度がありありなんだもの。治療だってマニュアルどおり。患者さんのことが全然見えない。もちろん、へんな指示に対しては、文句言うけど。挙句には、「よりよい看護を目指してほしい」なんて意見書を私たちに提出する。読むと、自分に都合のいいことばかりしか書いてない。開いた口がふさがらない。そんなこんなんで、私はその器械を組むマニュアルを、深夜勤務が終わって14時までかかって作成した。(図を作成し、写真も付け加えた。)すると、副看護師長が、「器械を組むのは看護師の仕事ではないから、その必要はない。」と言った。ちょっと、待った!!その器械を使用するなら、看護師は、それがどんな仕組みか、またどのように組むのかは知っておくべきじゃない。「これがあれば、準備は看護師でも出来ますから。」と言って私は作成したけど、あとでそのマニュアルは師長が目を通すということになった。私はいつも思うんだけど、看護師はすぐに「それは、医者の仕事。」とか「技師の仕事だ。」と言う。そして、最後には「責任は看護師にかけられても困る。」と言う。でもさ、患者さんが内服する薬は、処方が医者だし、出すのは薬剤師だから、薬について看護師はちゃんと飲ませるだけでその薬の効力や副作用について知らなくてもいいのかって思う。反対にそういう人から薬を飲めと言われても、怖いよね。私が患者でも嫌だ。私は、看護師として外科、救急、ICU、内科、NICUと経験してきた。いつも急変や最新医療を行う現場にいた。そういうところにいると、急変した患者さんに対して、医者の仕事だ、看護師の仕事だと言ってられないことが多々ある。まずは、患者さんの命を助けることが優先。患者さんが悪くなって、医者を呼んで来るまでに対処をしなければならないのは、看護師の仕事だ。そのときの対処の良しあしで、患者さんの容態は全然違う。本当に看護師の力量にかかってくる。それほど、私たちの仕事は、重みがあるんだって思う。どれだけの看護師がそのことを知っているかって思うけど。修羅場を数多く経験してきて、何で知っておく必要性を感じている私は、いつもそこのところで思い悩む。今回のように、夜中に治療を行うことになったとしても、技師さんに連絡し技師さんがくるまでに、看護師がその治療がすぐ出来る用意をしておくべきだと思う。それを、「これは看護師の仕事じゃない。」と全員が思っていることに悲しくなってしまった。う~~~ん、何ていうんだろう。今の医療には、患者さんの命を助けると言うものが前面になくて、訴えられないことに対することばかりが前面に出ているような気がしてならない。なんか、落ち込むなあ・・・。さて、今日から、上の3人があさってまでキャンプへ行った。私も、今晩また深夜勤務。と言うことで、次女は、おばあちゃん宅にお泊り。私は疲れ果てて、ドロ~~としていたら、夫が晩ごはんを作ってくれた。台風が急に進路を変えて、こっちに来なければいいけど・・・。(^_^;)は~~、なんか気は重いけど、今晩も深夜勤務に行ってきます。
2006.08.09
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今日は、県の看護会館で研修があったので、行ってきた。テーマは、「医療現場での”笑い”~笑いは薬~」。題名は、「Dr.マジックの”笑って健康大作戦!”~笑いの免疫学~」。面白そうなので参加してみたが、かなりびっくりした研修だった。まず最初っから、マジックショーである。講師は、福岡中州病院、院長、伊藤実善先生といわれる。なんでも、日本医療芸能塾の塾長でもいらっしゃるようだ。とにかく笑うことは免疫力をUPするというお話だった。これは、医学的にも立証されている。だから、医療現場にも、笑いをいれようと。そのために、伊藤先生はマジックをするようになったと言われた。笑うことは楽しい。楽しいに草冠をつけると薬になる。だから、笑いは薬なのだとおっしゃった。100歳生きた人にいろいろアンケートをとってみると、みなさん、笑い顔が素敵な方ばかりだ。それに、その人たちに「何歳が一番人生で楽しいか?」と聞いたところ、「75歳過ぎてからが楽しかった。」と言う答えが80%あったそうだ。長生きをしたほうが、人生楽しいらしい。その中で一番印象に残ったのは、笑いの確立についてだった。笑いの確立が出来ていれば、人間として正常に発達する。だいたい、2歳までに、笑いを確立する。そのためには、親は、いつも子どもに笑顔で話しかけることが大切。また、子どもが笑ったら一緒に笑う。そうして、笑いが確立する。それがうまく出来なくても、幼稚園・保育園の先生に笑いの大切さを教えてもらえる。それでもうまくいかなかったら、小学3年生までに学校の先生から教えてもらえる。最近は、笑いの確立が出来ていない子どもが増えてきた。そういう子供が成長したら、引きこもりとか、仕事につけない人間になってしまうと言われた。遅くとも、小学3年生までには、笑いを確立させないといけないそうだ。とにかく、終始笑いっぱなしで、また、マジックショーでも笑いと驚きであっという間の2時間だた。我が家には、毎日十分すぐるほどの笑いがあるので、とりあえず、子どもたちは正常に発達するかなって思った。
2006.07.22
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整骨院に行っても、すぐにはよくなってない体。今から、深夜勤務です。今日は午後から幼稚園の懇談会。1年目のO先生の緊張振りが可愛く見える。私は先生の近くに座っていたのですが、アンチョコには何枚も話す原稿がありました。25人もの母親を前にご苦労さまと言いたい気持ちでした。そのあと、球技大会のドッチの練習。今度の日曜日に試合というのに、まだふざけている。大声を上げたのは言うまでもありません。それが終わって家に帰ったら、疲れがどっと押し寄せて、夫に夕飯を頼んで寝ました。夫はブツブツ言っていたけど、もう、完全に私の体は駄目。きつかった。そんな時、体操教室の先生からの電話。「今年も夏のキャンプに行かれますよね。申し込んでおきましたから。」って。えっ、今年は沖縄に行くからキャンプは行かないんじゃあなかったかしら。でも、子どもたち4人とも口で申し込んでいたんです。年中組の次女もですよ。先生がいるから大丈夫なんですって。はあ~~、10万4千円が飛んでいく~~~。沖縄、行けるかしら・・・。(^_^;)さて、そろそろ、仕事に行かなくっちゃ。では、行ってきまーす!!
2006.07.11
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長く入院しているR君、今度手術をすることになった。それについての説明を先日医者が家族にされたが、手術をするかどうかの返事を受け持ち看護師にきくよう医者から指示されたと聞いた。それっておかしいと思う。手術をするかしないかは、医者が聞くべきことだ。家族としては、手術するべきかどうか大変悩むだろう。それについての説明を再度聞かれるかもしれない。だから、手術する責任があるから、それについては医者が聞くべきだ。それを、看護師に聞けとは信じられない。医者的には、医者がその手術をしろと強制されたと思われてはいけないので、看護師にそれを聞けと思ったらしいが、それは大きな間違いだ。医者は、主治医として手術について家族ととことん話し合うべきだし、そうしなければ信頼関係は築けない。でも、最近はこういう医者が増えている。なんと悲しいことか。最近の医者は、患者に訴えられないことを前提に、家族に説明している。でも、それは大間違い。まずは家族との信頼関係を築くことが、最優先だ。看護師も同じ。上司にしかられないよう、また、患者に訴えられないよう、マニュアルどおりにすることを心がけている看護師が多い。だから、心がどこにもない。悲しいと思う。今日も、車で2時間かけて週に2度しか来られない家族と話をしたが、久しぶりにその赤ちゃんのご両親と会ったので、1時間以上も話してしまった。藤井ちゃんから、「すごく話していましたね。」と言われたけど・・・。話の内容は、とりとめのないこと。本当に雑談だ。それでも、いいと思う。家でお母さんが赤ちゃんのことを思って落ち込んでいることを考えると、面会に来て思いっきり話すことは、ご両親のストレス解消になると思う。だから、なおさら、話をするように心がけているのだ。私も長女を未熟児で産んで、家で1人悶々としていた。産んだあとも、よく涙が出た。普通に赤ちゃんを産めない自分を、何度も責めてた。そして、赤ちゃんを産んだというのに、赤ちゃんがそばにいない寂しさ。これは、とても辛かった。そのときの気持ちは、経験しないと誰にもわからないと思う。家族の気持ちはわかると言う看護師がいるが、それは誰にもわからない。気持ちは察することができるので、それを尊重して家族の気持ちに寄り添うことが大切だと思う。いつも、そういう心がけで、患者に接していきたいと思っている。明日は再校を印刷会社に持って行く日。私は日勤なので、Aさんに持って行ってもらう。直しが数箇所あるので、また担当者の怒った顔が浮かぶが、よりよいものを作るには仕方ないことだと思っている。遊び場マップに入れたらいいといわれた、校区内にある遺跡に行ってきた。(右の写真)竪穴住居が再現されていたので、びっくりした。こういうものがあったのね。知らない人も多いと思うので、マップに載せることした。今晩の晩ごはん。子どもたちは県外に剣道の試合に行って全滅だったらしいので、精のつくものにしました。献立:あっさりエビチリソース スタミナ炒め 焼きナス ポテトサラダ 鰻入り卵焼き
2006.07.09
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21時近くまで、会議があった。病棟のリーダー会議。新しい部署の稼働が、7月1日に決まった。そのためにいろいろと詳細を決めるための会議。新しい部署が出来るのに、師長は「稼働してみないとわからない。」とばかり言っていた。でも、来週から稼働である。しかし、どこがどのように決められて、どのように稼働するかは、誰も知らない。だから、スタッフは不安にかられていた。また、新しい部署に配属になった人もどうしたらいいのか解らず、NICUスタッフともなんとなくうまくいかなかった。みんな陰で愚痴を言うが、何の解決にもならない。副師長に相談しても、さっぱり。私はリーダー会議の時にこう言った。「どこに決定権があるんですか?誰が最終的に責任をもって稼働するんですか。普通、新しい部署が出来る時は準備委員会みたいな組織を作って、どのように運営するか考えるもんじゃないんですか。」すると師長はカチンときた顔をした。「今更どのようにって言っても仕方ないじゃない。今まで先生と副師長さんたちと、どういうふうにするか話し合ってきた。このリーダー会議で細かいことを決めようとしているんじゃないの。」ときた。今までの報告がないから、何を話し合ってきたのか、さっぱり解らない。そう、新しい部署が出来るのに当たって、なんの決定事項の報告もなかったのだ。一体誰が責任者で、どういう話し合いになっているかもさっぱり解らなかった。噂だけが先行して、みんなが戸惑っていた。私は負けずに言った。「だから、今までどのようなことが話し合われて、どういうことが決まって、どういうふうにしていくのかの文書がないので、スタッフ全員に正確な事項が伝わっていません。口で伝えてはいますが、それぞれのとり方が違うので、みんな混乱しています。」やっと師長が私の意図を解ってくれたのは、会議の最後になってから・・・。(~_~;)「そうなのね。あなたが言いたいことが解ったわ。決められてことをちゃんと文書化するということね。今日決まったことは、ちゃんと文書にしておけばいいのね。そして、みんなに伝えたらいいのね。」当たり前だろうって言葉を飲み込んで「はい、そうです。」と答えた。悲しい。上司がいろんな決め事を、世間話みたいに伝えていることが信じられない。普通は、話し合ったことを記録して、全員に報告するべきだろうって思う。それも、病院の中の新しい部署についてなのに、なんの記録もないのだ。本当に信じられない。私もいろんなことをしてきたけど、これほどお粗末なことはしなかった。ああ~~、情けない。21時過ぎに帰宅。すぐに子供たちにありあわせのもので夕食を作って食べさせた。私は食欲なし・・・。本当に腹が立って仕方ない。師長を先頭に2人の副師長も、自分の保身ばかり考えていて、どういうふうにしたらうまく仕事が出来るか考えていない。そこが悔しいし悲しい。大変なのは私たちスタッフなのに。いえ、患者さんである、赤ちゃんたちが一番可哀想。ふ~~、疲れました。もう、ビールを飲んで寝ます。コメントの書き込みやみなさんのところへの訪問は明日にしますね。ごめんなさい。サッカー負けて気分が落ち込んでいるのに、もっと落ち込んじゃった。(-_-;)
2006.06.23
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今日の日勤は、メンバーがとてもよかった。だから、あうんの呼吸で仕事ができた。私、マッキー、いつも穏やかな小児科病棟から来たOさん、藤井ちゃん、タイガーウッズに似ているタイガーウズ子ことKさん、そして私。変なメンバーの日勤だといいながら、深夜さんは帰って行ったけど・・・。とにかく、仕事がスムーズに流れた。入院している赤ちゃんは多いけど、全然焦らなくてもいいから、何事もうまく仕事が運ぶ。明日の日勤もメンバーがいい。ウズ子じゃあなくてKさん、ミキちゃん、副師長のTさん、1年目のIさん、そして私。赤ちゃんは定数以上いるけど一応落ち着いているので、明日のお昼はソーメンを作ることに決定。今日休みだったミキちゃんにメールしたら、たぶんメンバーがいいので明日は何かイベントをすると思ってましたと返事が来た。明日が楽しみだな。そう思うと仕事も楽しくなる。メンバーだよなあって思うけど、いつもいいメンバーでいられるわけではない。いろんな人がいるから大変だ。でも、スタッフの中で気の合う人とだけ仲良くしていてもダメだ。やはり、全員が同じ目的をもって、チームワークを発揮したい。頑張りたい。そう、海猿のように・・・。さて、今日の晩ごはん。いつも仲良くしてもらっているBirdさんからのレシピ、小松菜のツナ炒めがとても美味しかったです。子供たちも大喜びで食べました。献立:小松菜のツナ炒め、豚ばら肉とジャガイモ・人参の煮込み、サザエの刺し身、軟骨のから揚げ、レンコンのキンピラ風ジャガイモが安かったので、子供たちのリクエストで豚バラ肉と煮込みました。そして、定番の軟骨のから揚げ。(笑)それに、レンコンとスライスしたしいたけとをキンピラ風に味付けしました。これも、ご飯にあってとてもおいしかったです。さあ、今日は早く寝るぞ!!
2006.06.10
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今日深夜の帰りに、駐車場のところで2年目のナカダが私にこう言いました。「はあ?」「何をしても、マイナス思考なんです。私は何も出来ないダメな人間だと、最近強く思うんです。」と言って、目に涙を溜めているんです。「バカ!!」と私は思わず言ってしまいました。確かに、最近はナカダをよく叱ります。頑張って欲しいから、かなりきつく言います。それで参っているのかなと思ったら、そうでもないんです。「よく解らないけど、自分は何をしてもダメなのかなって思うんです。」とナカダ。「あのね、そう思うのは10年早いよ。まず、自分の仕事を覚えなさい。それに、仕事を頑張ってみなさいよ。死ぬほど努力してみなさいよ。それでも出来なかったら、ダメだと思ってもいいよ。」と私は答えました。かなり、ひどい先輩ですよね。でも、私はナカダのことを気にかけているし、一生懸命に教えているんです。まるで母親のような気持ちになるんです。副師長から、最近「ごりえファミリー」とか「ごりえ劇団」というグループがあると言われます。よく指導する若い子たちや、業務の改善を一緒に考えているNICUを愛する4、5年目の子たちを指しているみたいなんです。別にグループを作っているわけではないけど、その子たちは本当にいい子で、NICUが根っから好きなので、一緒に頑張って仕事をしていきたいなって思う子達なんです。私が看護師1年目の時には、本当に怖い先輩ばかりでした。どれだけ泣いたか解りません。医者も怖くて、何度怒られたか解りません。自分がダメだと落ち込むことは数え切れないほどありました。でも今まで頑張れたのは、そのときによく怒られた先輩や医者から、真剣に怒られたから。私のことを思って怒っていると解ったから。(中には新人いじめが好きな人もいましたが・・・。)そういう先輩に鍛えられたので、今の自分があるんだと思っているのです。だからこそ、私は新人さんに対して、真剣に向き合いたいって思っているんです。ナカダは、私の気持ちをわかってくれたかな。私が1人前と認めたら、フランス料理をおごってやると言ってるけど、いつになるのやら。頑張って欲しい。今を乗り越えたら、きっとナカダ自身が人間として看護師として、大きくなれると思うんだけどなあ。今日はさすがに体が参っていたので、13時から途中2度起きたけど17時まで起き上がれませんでした。正直言って、今の私にも誰かに力がもらいたい気持ちでいっぱいです。(^_^;)
2006.06.06
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昨日は病棟会。そこでの話で、すっかりモチベーションが下がった。だから、昨日は、PCもあける気力もなく、しこたま疲れた。今日から、2連続準夜だけど、やる気0。本当に頑張る気が失せてしまった。治療のために使う器械を、看護師で用意する手順を説明した。それまでは、業者に組んでもらっていたが、この器械は緊急を要する時に使用するため、業者の担当に連絡がつかないときがあり、その器械を使って治療することが遅れたことがあったからだ。先日医者と組んで、マニュアルに載せるために写真とビデオを撮ったのでそれを見せながら、簡単に説明した。すると、「こういう特殊な器械を看護師で用意することは、普通は業者とかMEの方がするもので看護師がするものではない。誰が責任をとるのか。看護師に責任をかけられてもそれは困る。」と言う意見があった。当然、治療の一環なので、責任は医者がする。しかし、緊急を要して使う器械は看護師が準備できて、医者と一緒に組めばいいと思う。そこにどう責任問題があるのだろう。確かに法律で決められた医者、看護師の仕事はある。でも、緊急を要する場合、そんなことは言ってられないのではないか。医者の監視の下であれば、本来医者の仕事でも医者が指示すれば看護師がやっていいという法律もある。誰が責任をとると言う問題ではないと思う。私が新人で外科にいた時、夜勤で患者さんが急変を起こし、ショック状態になった。当直医を呼び、すぐに喉に管を通し人工呼吸を始めなければならなかった。ちょうど、2年目の医者もいたので、その先生が点滴ルートを取ろうと針を刺したが、ショック状態になっていて患者さんの血管が細くなっているのでなかなか入らない。そのとき、先輩の看護師が、その医者に「どいて!」と言って押しのけ、一発で点滴針を入れてしまった。そして、私にいくつかの点滴の種類とアンプルを持ってくるように言った。私は急いで、それらをとりに行った。その看護師は、「先生、今の状態は○○ですが、点滴はどうしましょう。」と聞く。すると、「××の点滴を始めて。」と指示が出る。それは、まさに言われて持ってきた点滴だった。それからも、患者の状態に応じて薬の投与の指示が出たが、全部持ってきた薬だった。患者が落ち着いた頃に、やっと緊急連絡した他の医者もやってきた。当直医は、先輩看護師に向かって「いやあ、**さんが夜勤でよかったよ。助かった。」と言い、私に向かって、「こういう先輩を見習わないとね。」と言った。私は先輩看護師に「点滴針を看護師が入れてもいいんですか?」と聞いた。「じゃあ、あの状態で点滴するのが遅れてもいいと思った?」と反対に聞き返された。私は「・・・。」「確かに医者の仕事、看護師の仕事はわかれている。治療に関わる処置は、看護師は出来ない。でも、緊急の場合、人手が足りない場合、これは看護師の仕事ではありませんからと言って、何もせず今にも死にそうな患者さんを見ているだけでいれる?」それから、いろんな経験を経て、患者を救うのはこれは誰の仕事だと言うことではなくて、今何をしなければならないかチームワークをもって仕事をすべきことだと思った。それが、今の私の看護師としての信念である。もうひとつ、師長から「今忙しいし、ミスも多いようなので無理して夏休みをとるのもと思うんだけど。」と言われた。もう、やる気半減だ。最近、しごとでもミスが起きることが多く、リスクマネージャーが「何事も確認のすることをおこたらないように。」と昨日も言っていたが、何故ミスがおこるのか私は理由が解っている。それを変えなければいつまでたっても変わらない。どうして、そういうことが解らないのだろうか。チームワークがないから、ミスが起きるのは当然。文句ばっかり言って、まとまってないから起きる。ちゃんと新人に教えていないから起きる。自分は病気がちであまり重症の人はみれないと言う人が多いから起きる。何で、みんなで頑張ろうって思えないんだろう。もっと、頑張ろうよって言いたいよ。でも、その意識を下げるのはいつも上司たち。それで、私にどうにかしろと言ってくる。もう、知らないって言いたくなる。ああ、頭痛がする。なんか、仕事に頑張れないよ。
2006.06.02
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昨日遅く帰ったので、急いで夕食の支度をしていたら、中学生の学習テストなるものの勧誘がやってきた。すぐ断ったが、軽い調子で「でも、今ちゃんとされていたほうがいいと思います。」となかなか帰ってくれない。こういうの大嫌い。私は「興味ない。」と断っても、ずっといる。そして、「アンケートに答えろ。」と言う。断ったが、帰りそうもないのであいまいに答えていたら、それが済んだらまたテストの誘いだ。相手の作戦はお見とうしだ。あまりにも頭にきたので、「今、仕事から帰って夕食を作っておなか空かせた子供の食事を作らなきゃあいけないので、本当にもう帰ってください。」と言った。それでも、食い下がる。「あなたの仕事の意図は解りました。でも、仕事の帰りが遅くなったので急いで食事を作らなきゃあならないと言っても、ずっと帰らないでこの教材を勧めている。そういう常識のない人の言うことは信じられない。今私にとって子供たちに大事なことは、勉強よりももうすぐ20時になるのおなかをすかせている子供たちにご飯を食べさせることだ。」と言った。「じゃあ、出直してきます。」と言ったので、「そういう常識のない人の話は聞けない。さっきから、何度も食事の支度をしたいといっているのに、無視して自分のことばかりしか話さない人のことが信じれます?いくら勉強ができても相手の迷惑になることをする人や、相手の話を聞かない人は信用できません。」と言った。そのとき夫が帰ってきたので、夫に任せて私はすぐ夕食を作った。本当に頭にきた。中学生は勉強できないといけないようなことを、言っていた。私はそれも一理あると思うけど、中学生時代にしか出来ないことをしてほしいと思っている。勉強も大事だが、いろんなことにチャンレンジすることのほうがもっと大切だ。今の4大出身の看護師の新人さんは、賢いと思うけど何も考えない。考えたり、工夫することが苦手だ。「教養課程で何を教えてもらったの。」と聞いても、「さあ。」である。常識というものが解らない。そこから教えないといけない。だからこそ、子供にはいろんな経験を通して、生きる力と考える力を身に付けてほしいと思っているのだけど。それに、勉強って一生しなければならないものだもの。昨日も学校から帰って、3年生の先輩が修学旅行のお土産をくれたと喜んでいた。先輩たちは自分たちのことを思っていてくれているので、部活は頑張らなきゃあって言ってたし。今はそれでいいと思っている。いくら勉強できても、会っても挨拶できない子より元気に挨拶してくれ子の方がいいもの。今日は準夜勤務。午後は市内の広報研修会がある。去年も参加したが、あまりいいとは思わなかった。でも誰かが参加しないといけないらしい。今年は誰かに行ってもらいたかったけど、あまり勧められないので、結局私が行くことにした。終わって仕事に行くとぎりぎりになるが仕方ない。だから、夕食は長女にカレーを作ってとお願いした。もちろん、長女は「いいよ。」と張り切っている。どんなカレーが出来るかしら。もちろん勉強も気になるけど、今はこれでいいのかなって思う。
2006.05.30
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昨日の勉強会のあと、チーム会を開きました。NICUにはAとBのチームに分かれているんです。便宜上でもあるし、チームで目標をもってそれぞれのチームで学んでいくという理由もあるようです。私はAチームのリーダー。Bチームのリーダーはミキちゃん。本当は私がリーダーになることはないんです。中堅の人がなればいい。でも、現実問題リーダーシップをもってやっていける人がいないんです。これは、どこに問題があるのか。もちろん、トップの方々のやり方が悪いと思います。でも、そんなこと今さら言えないしね。そして何か困った時に、私が指名されるんです。ふ~~~。リーダーなんて、本当に小間使いのようにこき使われる。それが、また頭にくるんですけどね。トップに意見を言おうものなら、「そんなに、焦って決めることはないじゃない。」と言う。今、解決しなければならない問題に対してですよ。あいた口がふさがらない。チーム目標を決め、それを行う上でのこまごましたことは、私が今から作らないといけない。1人ですることはないというけど、じゃあ誰がするのよって思います。それと、看護研究にも2つ関わっています。1つは3年前から取り組んでいる面会についてです。この研究で、今のNICUの面会は以前に比べて、とてもよくなりました。発表も2箇所でしています。それなのに、なぜか看護研究は続けろというんです。そこで、今回は、最後のまとめとして、看護研究で課題にしていることに取り組んで院内で発表することに決めました。また、このためにも勉強や論文作成が必要になってきます。もう1つは今着実にやっています。これで症例数が30を超えたら、その結果を考察・検討して論文にまとめなくてはなりません。このリーダーはナミコです。彼女が発表するので、ナミコ中心に頑張らなければなりません。業務の仕事もいっぱいあります。今年は、記録物を、もっと看護が生かせるようなものに変えていきたいと思っているので、その勉強、準備が大変になってきます。それに、看護手順の見直し。かなりの量です。でも、これが完成したら、製本にして印税生活を送ろうかと思っています。(笑)まあ、看護のそれも特殊なNICUの本が売れるわけないですけどね。(^_^;)深夜が終わっても、そのことでミキちゃんと打ち合わせしたり、副師長に連絡事項を確認したりしていたら、帰りが遅くなりました。今日は10時から、PTA総会の資料作りのお手伝いを広報部から1名出すように言われていたんです。自分が行こうと思っていたのですが、予想に反して遅くなってしまったので、広報部のOさんに電話して代わりに行ってもらうように頼みました。快く引き受けてくれて、大変助かりました。なので、このところ行けなかった整骨院に行ってきました。先生が、マッサージをされる時、「こりゃあ、かなり体が疲れていますね?何か辛いことあります?」と言われました。私は思わず笑っちゃいました。やはり、禁酒の影響でしょうか。(笑)禁酒もあさってで終わり。なんか、ゴールが見えてきました。今から仮眠を取るんですが、また変な夢を見そうです。(笑)今、とても眠いので、コメントの返事と皆様のところへは、夜遊びに行きますね。それでは、おやすみなさい。(^^♪
2006.05.17
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今日は病棟会がありました。毎月、NICUの夜勤以外の看護師全員がそろっての会議があるんです。内容は、師長からの伝達事項、NICU内での取り決めなどを話し合うんです。今回は、今年度のNICUの目標と、夏休みの話題がメインでした。目標が、すごく多い。それも、すべてにおいて自分が絡んでいる。各目標について行動計画を出すように言われたけど、それってほとんど自分じゃんって思った。それを副師長に言ったら、「そうよ、みんなごりえがしますって事よね。」って言われてしまった。絶句。それに、夏休み。忙しいけど、とりあえず1週間はとろうって決めてるんです。それは、大賛成。でも、その休みが2人重なってはいけないんです。日曜日から土曜日までを1クールとして、6月後半から11月後半まで、それぞれ希望週に休みをとるんです。でも、私は子どもの夏休み中にとりたい。今までは、お盆だと夫も休めるので、お盆にとってきたんです。でも、今回はユウコさんが、お盆に新婚旅行に行くので断念しました。だったら、出来れば夏休み後半にとりたい。ダメであれば、夏休み最初の週かな。今年はお正月もGWも仕事で家族旅行に全然行ってないので、夏休みに行きたかったのですが、今年はそれも断念しました。できれば、夫には悪いけど、子どもたちと一緒に沖縄に行きたい。南の島の香りを全身に浴びて、リフレッシュしたい。これから、希望を言って、希望の週が重なっていれば争奪戦です。は~~、子どもの夏休み中にとれなかったらどうしよう。夏休みが1週間もらえるだけでもありがたいと思います。でも、とるなら有意義な休みをとりたいと思っています。どうなるだろう・・・。ドキドキです。それと嬉しいお知らせ。平田ちゃんが結婚すると全員の前で報告しました。式は9月らしいんです。子どもの運動会と重ならなければいいなあ。でも、おめでた続きで嬉しいです。結婚の波は、確実にNICU内に広がっています。そうなると、来年は出産ラッシュかしら。我が家で採れたさくらんぼです。長男がさくらんぼの種を埋めたら芽が出て木になりました。3年くらい前から実がなります。さて、明日やっと病院に行きます。1週間の禁酒に突入です。だから、今日は、いつもより多くビールを飲みました。(笑)晩ごはんのおかずも、私の好物のつまみ系になってしまいました。献立:チキン南蛮、インゲンとえのきの胡麻和え、ジャガイモの煮物、軟骨のから揚げ、冷奴(葱を忘れました。もちろん食べる時はちゃんと葱も添えました。)写真のチキン南蛮は、長男の1人前です。私は軟骨のから揚げと、きゅうりと、冷奴と枝豆があればいいんです。枝豆は、昨日食べたので、今日は無しです。
2006.05.11
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最近は、毎日仕事ネタが多くてすみません。多胎が生まれて、本当に忙しいんです。昨日は師長に呼ばれました。4月から内科から移動してきた人が、頭痛がするそうなのであまり積極的に仕事をさせるなって。こういうところは慣れるまで大変なので、今は鍛えなくていいって。絶句・・・。私は鍛えてません。ただ、彼女のプリセプターであるKさんが全然彼女に仕事を教えないから、チームのリーダーとして彼女をバックアップしようと思っただけなのに。Kさんといったら、あの沖縄行きのKさんです。普通は、まず重症度の軽い赤ちゃんから看ていって、それからだんだん重症な赤ちゃんを看ていくようにします。だから、勤務の時は、プリセプターの人が誰を看せるのかその日の勤務のリーダーに言わないといけません。でも、Kさんはそんなことしない。業務の仕事も教えていない。帝王切開の赤ちゃんを看ることもしていない。だから、保育器の準備等が出来ない。重症なんてお構い無しに行き当たりばったりで患者を看せているから、彼女も戸惑ったのかもしれません。正直4月から入った新人さんよりも、患者を看ていないかも。でもです。この4月からベテランが3人抜けたあとを、4年目以上の人たちがひたすら頑張って支えてきました。みんな倒れそうなくらいの勢いで、働いてきました。その事実を、師長は知っているのかしら。期待はしていないけど、いたわりの言葉は全然ないです。私たちが体がもう限界だから仕事に行かないって言ったら、それはそれで許すの?もう、やる気半減です。(;_:)もし私にそう言うなら、Kさんに言ってよ。Kさんは口は立つけど仕事できないってあれだけ言ったのに、自分が今回プリセプターに決めたんじゃない。もう知らない。そう思ったけど、私がそういったら彼女が困ってしまいます。昨日も、準夜で彼女とKさんがいたけど、Kさんは準夜で彼女が看る赤ちゃんのことはお構い無しに医者と話していました。私は、彼女に、「今日はこの人とこの人とこの人を看てもらったらいいと思う。」と言いました。そして、Kさんに「彼女と一緒の勤務の時は、ちゃんとしてあげて。」と言いました。彼女はあわてていたけど、それでおしまい。彼女が戸惑うのも無理はないです。私は別に焦っているわけではありません。2年目、3年目がちゃんと育っていない現実に気合を入れているだけです。事実、その子たちも自分たちの出来ないことを解っていて、頑張りたいと言ってますもんそれだけが救いです。だから、私も頑張れます。昨日も1年目と2年目を見ていました。この年になると、母の感覚です。2年目の子は、口ほど出来ない。1年目の子は前日に全然出来なくてずい分怒ったので、昨日はちゃんと計画立てて時間に余裕を持って仕事をしていました。だから、昨日はひたすら褒めまくり。「すごいじゃん、昨日は出来なかったのに今日は頑張っているよ。」彼女はそれで自信がつく。だから、今日も頑張ろうって約束しました。そういう成長をみると、親として先輩として大変嬉しいです。はあ~~、新人を育てるのは大変だし、厳しい。でも、私も鍛えられて今があるからな。昔の先輩の偉大さと、根気よく教えてくださったことに感謝です。さて、今日も日勤。本当は1年生を迎える会の取材に行きたかったけど、仕事がかわれなくてダメでした。ふ~~~、でも、今日も頑張るぞ!!ファイトーーー!! オーーー!!! (^o^)丿
2006.05.10
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昨日の出来事・・・。*ミス*3年目の子がミスをした。患者さんには影響なかった。ミスを起こしたとき、主治医がミスを起こした子にいろいろと説教をしていたらしい。そのことをきいて、初めてその事実を知った。私はすぐにその子の所へ行って、事情を確かめた。そして、ごたごた言う医者を尻目に、師長に報告するように言った。その子はすぐに、師長のところへ行った。主治医がいろいろと言っていたが、どう考えてもその子だけが悪いんじゃあない。ミスが起こるのは、やはりシステムが悪いんだから、全員で考え直す必要があると言った。NICU内の医者は、いろんな意見を言ったが、私は無視した。どっちにしても、ちゃんとした話し合いの場で話し合いたいたいからだ。ミスした子は、更衣室で泣いていた。目を真っ赤に腫らしていた。「やめようと思っちゃあいけないよ。ここで、やめることを考えるんじゃなくて、2度と起こさない様に注意しよう。」と言った。これは、私が以前ミスをしたときに、その科の師長に言われた言葉。それは、いつも仕事を丼勘定でする人から受け継いだミスだった。その人はいつも決まりを守らず、自分流のやり方の癖がついていたらしい。私は初めてその人と組んだので、そのことを知らなかった。マニュアルどおりのやり方で、やってほしかった。いえ、みんなそうしているので自己流は避けるべきだった。ミスをしたとき、その人から「私流でやってね。」と言われ、私は仕事をやめようと思った。もう、こんなんじゃあ仕事できないと思った。それに、自分自身とても落ち込んだ。仕事もある程度できると思っていたときだったからだ。そのとき、師長からやめるなと言われた。「確かに反省すべきだけど、これを契機に、ミスを起こさず一回りも大きく成長してほしいし、ミスを起こさないようなシステムを考え出してほしい。」と言われた。私は涙ながらにその言葉をかみ締めた。だから、私はその子に言った。「これを契機にステップアップしよう。もっと勉強して、頑張ってやっていこう。」仕事が終わって、売店へシュークリームを買いに行った。そして、その子と食べた。少し笑顔が見られたので安心した。落ち込みはよく解る。でも、これを契機に頑張ってほしい。あなたには、とても期待しているのだから。そして、ミスを起こさないシステムを作らなければと強く思った。*ミセス*帰りが20時ごろになった。私は、急いで駐車場に向かっていたら、内科時代に一緒に働いたMさんに会った。彼女は去年子どもを産んで、またこの4月に復帰したばかりだった。「ごりえさん。」彼女は私をみると、涙目になって子育てしながらの仕事の辛さを語った。「もう、ダンナが協力してくれないし、仕事と家庭の両立は出来ない。仕事をやめたい。それに、職場で子どもがいるので早く帰りますって言えないし辛い。」それは10数年前の自分を見ているようだった。慣れない育児と仕事で、疲れきっていた自分を思い出した。「解るよ。大変だよね。子どもは病気するし、ダンナは協力してくれない。でもね、もう少し頑張ってみようよ。そして、もうどうしても出来ないなと思ったときに、仕事をやめればいいと思うよ。それに、言いにくくてもちゃんと自分の仕事をしたら、子どものために早く家に帰ってもいいと思う。だって、我慢して仕事をして子どもに何かあっても、病院は何もしてくれないよ。第一、子どもの親はあなたしかいないんだもの。今は子どものことを中心に考えてあげて。そして、子どものことで一段落したら、今度は仕事に頑張って。」Mさんは、「ありがとうございます。ごりえさんに会えてよかった。また、頑張ろうって気になってきた。」と言って、急いで家に帰って行った。独身の頃は、明るくて可愛くてステキな子だった。結婚して、母になって、今相当疲れきっている。頑張れ。私もそうだったけど、今を乗り切れば後は楽だから。そうやって、看護師としても、人間的にも大きくなれるんだから。彼女の後姿を見ながら、そう思った。
2006.05.09
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朝の緊急呼び出し。私は長女を起こして、昼食のこと、留守番のことを十分言った。夫も仕事だし、頼れるのは長女しかいない。前日から、今日あたりに多胎が生まれると思っていたから、大体のものは買って用意してある。何時に帰れるか解らないから、お菓子やカップ麺等食料は沢山買い込んでいたし。5時35分、NICUに入る。もう、全員生まれていた。予想はしていたけど、本当にとても小さかった。残念なことに、1人目は臍帯が出ていたので、だめだったそうだ。でも、残りの赤ちゃんは、懸命に生きようとしていた。昨日シュミレーションしたミキちゃんが深夜勤務でいたので、とてもスムーズに事が運んでいた。テンションが高くて怒鳴り散らす人も、ミキちゃんが指揮するので、そのように動いていた。ミキちゃんには、エイクマンさんから教えてもらったチームワークについて話していたから、そのことをちゃんと理解してくれて、1人ずつに役割を当てていた。さすがである。私は、それぞれの患者さんに小さい赤ちゃんの経験者が1人ずついたので、外回りをした。また、若い医者に仕事を与えた。時々医者が「○○がいる。」と叫ぶと。すぐに用意して持っていった。そして、一言「落ち着いて。」ごみや針を下に落としている。これを踏んだら、危険だし、すべって転ぶ可能性は大だ。私はごみ集めに徹した。だんだん、テンションが上がってきたMさんにも「落ち着いて。」と言った。6時半過ぎ。多胎の赤ちゃんたちは少し落ち着いたので、残りの赤ちゃんをお風呂に入れたり、清拭しようと言った。今人数が多いので、それをしておけば、日勤帯がスムーズにいけると思って。みんな手分けをして、仕事にかかった。2年目のナカダは3時30分に呼ばれている。少しヘトヘトな顔をしていたが、「こういうときに遭遇することは、自分にとっていい経験だからね。ありがたいと思うんよ。」と励まし続けた。8時ごろ、ようやく落ち着いた。早朝から師長は出てきていたが、みんな朝ごはんを食べて来ていないことを言った。すると、コンビニに行って、おにぎりやサンドイッチを沢山買って来てくれた。みんなは師長に対して日頃は良く思ってないのに、こうして差し入れしてくれたので不思議そうな顔をした。「一応はスタッフのことを思ってくれているのよ。」と私は言っておいたけど。それから、本格的に日勤の仕事が始まった。患者数が、定床をはるかに越えている。その中でミスをせずに仕事をするのは大変だ。でも、それぞれが与えられた仕事を黙々とこなしていった。平田ちゃんやカナちゃんも中堅として、バリバリに仕事をしていた。ナカダが1人焦って涙目になっているので、怒りながら注意しながら、また時には「あなたなら出来る。」と暗示をかけ見守った。普段ぼーっとしているナカダも、頑張って仕事をしていたと思う。こういうときに日頃からちゃんと仕事をしているかどうかが、よく解る。それは、自分が今どう動いたらいいのか瞬時に理解できるかどうかで判断できる。だから、多胎の赤ちゃんを見ている人は、手があいたらすぐに自分ができる他の仕事をしだした。こういう光景は、見ていても嬉しくなる。反対にKさんは、相変わらず自分が何をしていいのか解らないようだった。深夜でも多胎が生まれて、動けなかったとミキちゃんが言っていたし。私もこれとこれをしてと激しい口調で言った。日頃から意見だけはすばらしく仕事は出来なかったので、そういう腹立たしさが少し入っていたかもしれない。私こそ冷静にならなければならなかったのかも。(^_^;)私は、今日から連休で面会を楽しみにしてきているご両親のために、忙しいけど一緒にケアをしていった。R君のお母さんも喜んでケアをした。「なんか忙しそうで面会に来るのも悪いかなと思っていたけど、こうしてRのケアが出来て楽しかった。」と言われたので、とても嬉しかった。だって、洗髪、手足浴、清拭剤を用いての清拭、抱っこ、体重測定と日頃以上にしたのだもの。確かに多胎の赤ちゃんに手がかかるけど、NICUに入院している赤ちゃんには、平等な看護を提供したいと思う。あとでミキちゃんと、落ち着いたら今回の反省と今後の動きを文章化して、次に生かしていこうねと話した。ミキちゃんは、「私は自分がいろんな人に命令して、やってもらった。昨日、ごりえさんからチームワークのことを聞いていたので、とにかくそれぞれに役割分担しようと思った。おかげで、スムーズに動けた。」と言った。家に帰ったのが、20時過ぎ。次女はすぐ私に飛びついてきて、「お母さんが朝起きておらんから、悲しかった。」と泣き出した。他の子どもたちも、ちゃんと留守番をしていてくれた。ありがたかった。私は、ありあわせにのものと帰りに買ってきたお惣菜とを食べたら、疲れて寝てしまった。目が覚めたら、1時30分。爆睡だった。生まれてきた小さな命。懸命に生きようとしていた。みんな可愛かった。これからが大変だけど、頑張ってほしい!スタッフ一同そう願った。
2006.05.04
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おはようございます。朝起きて、ゆっくりとみなさんのところへ遊びに行こうと思って、5時過ぎにPC開いたと同時に、病院からの緊急呼び出し。多胎が生まれるので、できるだけ早く日勤に来てほしいとのこと。すぐに長女を起こして、事情を説明し、留守を頼んだ。さあ、今から仕事に行きます。生まれてくる命を、助けに。みなさんのところには、今日夜、ゆっくり遊びに行きますね。それでは、行ってきます。
2006.05.03
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毎日仕事ネタです。っていうか、仕事の愚痴です。多胎が、本当に生まれそうです。深夜勤務が終わりの頃、お母さんのおなかの張りが、薬ではどうしようもないところまできていると聞きました。私としては、保育器の配置、準備が気になってやれません。同じく、深夜勤務のミキちゃんも心配で、一緒に準備して帰ることにしました。何人かの看護師が、この休み期間中、多胎が生まれた場合の応援が1人で足りるのかという意見を盛んに言ってましたが、私はたとえ沢山人がいても、誰が何をするのか解らなければ、意味がないといいました。昨日のエイクマンさんのコメントにあった、チームワークの意味が私の頭の中にありましたし。先生は、ほとんど多胎の経験がないから、結構のんきに構えています。エビデンスの先生は、「人数がそろっていればいい。そう躍起になって、準備する必要はない。」と言いました。「だって、どんなふうになるのか予想も出来ないんだから、別に急いで準備する必要はない。」準備出来ていなくて一番怒る人が、そんなことを言うなんて信じられませんでした。とにかく先生を無視して、配置換えをしました。コード類や配管(酸素、吸引、圧縮空気)をどのようにするか、日勤の藤井ちゃんと配置しました。藤井ちゃんとはいつも「息が会わないよね。」と言いながら仲良くしているのですが、こういうときは息もぴったりです。次にミキちゃんと2人で、多胎が生まれたときのシュミレーションをしました。まず、生まれて、こうして、あっこの時○○がいるよねと言いながら。そうして、準備するものを書き出して、リストアップしました。本来なら、医者と看護師が話し合いながらするものですが。それから、簡単に準備してあるのもをチェックし、リストアップした物品を補充しました。抜けているものが多いのに、びっくり。こんなんで、生まれると聞いてちゃんと準備できるのかしら。吸引の準備。物品の補充。保温が重要なので、通称カマボコフードの準備。消毒薬の準備などなど。どんなに完璧に準備しても、抜けていることがあります。1分1秒の争いの中、準備不足で赤ちゃんに何かあったらと思うと、不安です。だから、何度も準備の確認をすることが必要です。準備の傍ら、特殊な薬液を作るときの方法を、日勤で一番経験者のカナちゃんに教えました。あわてずにカナちゃんがみんなの指揮をとって、動かすようにと言いまいした。「カナちゃんなら、できるからね。きっと、みんなあわてると思うけど、落ち着いて何をしたらいいのかをみんなに言うのよ。」それから、3年目のマッキーに「一緒になってあわてるんじゃないよ。何をしたらいか冷静に考えて。平田ちゃんも応援にくるんだから、ちゃんと聞いてね。」。2年目のナカダにも(いい子なんだけど、仕事が出来ないんだよね。私が今鍛え中。)「ええかね、多胎には関わらず、今いる患者さんをちゃんと看るのよ。みんな多胎のほうに行ってしまったら、他の赤ちゃんに目が届かず、大変なことになるからね。」と言いました。副師長にも、用意したもの、足りない物品の補充をお願いしました。まだまだ準備をしたいけど、呼吸器等はしなくていいといわれたので、仕方無しにやめました。果たして、多胎が生まれると言ったとき、ちゃんと呼吸器が組めるかしら。今日の日勤でちゃんと組めるのは、3人いるかいないかです。ものすごく不安。でも、気づいたら昼過ぎだったので、帰りました。帰ったら、もう14時。簡単にお昼を食べて、2時間ばかり爆睡しました。今回の事で、多胎が生まれたとき、どのようにするのか勉強しなおそうと思いました。はあ~~、チームワーク・・・難しい。医者との間もだけど、看護師間もかなりありますもんね。藤井ちゃんが電話してきて、医者との話で「もうモチベーションが下がりっぱなし。頑張ろうっていう気が失せた。」と言いました。そんなんじゃあいけない。みんなで頑張ろう!!
2006.05.02
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今にも多胎の赤ちゃんが生まれそうだ。出来ればもってほしいけど、こればかりは解らない。そこで、連休中に生まれた場合の応援体制について、仕事の終わりに話し合った。休みでも出勤可能な人を申し出てもらってはいるが、果たして何人必要か解らない。私はプラス1人でいいと言った。だって、出来る人が1人いるだけでも違うもの。副師長は、マンパワーが大事だから、人数は沢山いればいるほどいいと言った。それはどうかなって思う。わけの解らない人が何人もいたって、仕方ない。せめてNICU経験3年目以上の人が必要。ただし、急患が来ると急にテンションの上がるMさんは外してほしいと言った。Mさんは友達としてはいい人だと思う。しかし、自分の考えを曲げない。急患が来ると大声をあげて怒鳴り散らす。新人にも自分が教えると張り切っているけど、違うことをよく教えている。自分はNICUで一番出来ると思っているけど、それも微妙である。Dr.も仕事がやりにくいと言っている。Mさんの考えに意見すると、「私はどうせ出来ませんから。」と機嫌を悪くして、他人にあたる。もちろん、患者さん家族とのトラブルもあるが、自分が悪いとは思ってないみたい。しかし、副師長は、「そんなことしたら、彼女がどう思うと思う?」と言われた。「だって、彼女がでてきて、みんなを大声で指揮って、それでチームワークが崩れたら、どうするんです。」と私は反論した。「じゃあ、あなたがMさんにそう言いなさいよ。私は言えないから。」と言われてしまった。今までは、Mさんが何を言おうとみんな我慢していた。周りは、とても気を使ってきた。彼女がいやで仕事をやめた人もいた。でも、やはり言うべきなんじゃあないかと思った。Mさんが大声を張り上げ、どたばた走ると、若い子たちが萎縮して固まってしまう。そうなると、起こさなくていいミスも起こしてしまう可能性だってある。それを防ぎたい。私の立場は、ヒラの看護師だ。Mさんに言うべき立場じゃあないかもしれない。でも、ほんの少し年上の先輩として、今度テンションが上がってみんなが萎縮してしまったら、意見してみるかな。きっと、目をむき出して反論されるだろう。怖いけど、言うべき時が来たと思う。看護師はいろんな人がいる。だから楽しい面もある。でも、仕事をする上で、うまくチームワークが取れないのがとても辛い。医療現場では、こういったチームワークはとても重要だもの。は~~、気が重いなあ。どうか、多胎が生まれるときは、Mさんがいないときにお願いしたいと正直思っている。
2006.05.01
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今年度は、以前もブログに書いたけど、仕事で業務の総括になった。なったからには頑張らなければって思っている。患者さんに反映できる看護をしたい。また、ミスが起こらないようなシステムにしたい。それには医者の協力が必須だか、医者は自分たちの仕事が面倒にならなければいいという。患者のことはほとんど考えてない。悲しいことだ。私としては、医者だけが使いやすいようになっている、チャートや指示簿をこの1年をかけて、患者さんのことがよく解るものに変えたいと思っている。医者はブツブツ言っているが、頑張って変えていきたい。それと、看護師のレベルの低下。この春にベテラン3人が抜けたので、残っていて頼れるの人は数人しかいない。それもだが、頑張ってやるべき人たちがちゃんと成長していない。おとといも平田ちゃんが嘆いていた。呼吸器をつけた赤ちゃんの保育器更新をするのに、医者と看護師2人でしようとしていたらしい。基本は、赤ちゃんにとって負担にならない、事故が起こらない、その2つを前提に数人で役割を決めて、すばやく行うのが原則。それも、その看護師は、私の代わりに沖縄に行く例の人だ。口ではすばらしいことを言うが、いつもこんな感じである。平田ちゃんは、すぐに人員を集めて対処して事なきを得たそうだが、後で聞いて恐ろしくなった。勉強会係にも言った。いろんなNICUの看護技術をおさらいしようと。また、基本に戻って、勉強しなおそうと。情けないけど、今のレベル低下は私としてはとても辛い。もうすぐしたら、多胎の赤ちゃんが生まれる。できれば、1日でも長く持ってほしいのだが、こればかりは神のみぞ知るだ。早産になることは、間違いない。そこで、その準備が大変だ。保育器、呼吸器、点滴チューブ、点滴ポンプ、数々のモニター類、人員、手順などを考えながら準備している。昨日も準夜勤務中、日勤の人と共に準備に追われた。そして、連休中に生まれたらどうするかという対策まで行った。出来れば、連休明けまでもってほしい。そうすれば、週数が稼げる。それに、スタッフのシュミレーションもできる。もうその赤ちゃんの受け持ちも決められていて、私もその中に入っている。この世に生を受けた赤ちゃんの命を救いたい。それを願うばかりである。
2006.04.29
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夜中の3時近くに帰ってきました。もう、ヘトヘトです。今は定数を大幅に超える赤ちゃんがいます。赤ちゃん用のベットに出た赤ちゃんたちは、大きな声で泣くんです。私は赤ちゃんが泣くと、元気だなって嬉しく思ってしまいます。でも、若い子たちは可哀想って、すぐ抱っこする。抱っこもいいけど、泣いていて具合が悪くなる赤ちゃん以外は、少し泣かせてもいいと思ってます。だってね、ここでしっかり抱き癖つけたら、お母さんのそばに行ってもずっと抱っこしなければならないもの、大変です。赤ちゃんも自分の欲求を満たしたら、眠りますもんね。たぶん、こういう考え方だから、4人も子どもを育てられたんだと思います。いちいち気にしていたら、身が持ちませんもの。その中で、1人目を早産で産んでしまい、2人目を切迫早産で入院して頑張って満期近くまでもたせて産んだのに、いろいろと病気があって落ち込まれているお母さんがいます。そのお母さんは、違う病院の看護師さん。情報では、先生からの病状説明で大変ショックを受けられ泣かれたとか。私はいても立ってもいられませんでした。12年前の自分と重なりました。そのお母さんの面会が、昨日の夜ありました。私はお母さんに、そっと話しかけました。「お辛いですね。」すると、お母さんは「今度は早産しないように、嫌な入院も我慢して頑張ったのに、生まれたら小さくて、次々と病気が見つかってショックです。」と涙ぐまれました。私は、「その気持ちよく解ります。」と言って、自分が早産したこと、いろいろの合併症を起こしたことを話しました。「やっぱり、看護師をしていると、変に知識があるから悪いほうしか考えないですよね。」「そうなんですよ。」「でもね、私も12年前に言われたんですけど、子どもの運命を親として見守っていきましょうって。私たちは、ありがたいことに医学的知識はある。看護のプロだし、自分の子どもは自分で守りましょう。何があっても受け止めて、子どもと共に成長していきましょう。私も娘のことで、先生からは日がたつにつれて、いろんな合併症が起こったことを話されたんですけどね、毎日泣いていましたよ。でもね、人間っておかしなもんで、2週間もするとどんなに悲しくても涙が枯れちゃうんです。そのとき思いましたね。私が泣いたってどうしようもならない。一番辛いのは、赤ちゃんなのに泣いている暇があったら、母乳を搾らないとって。」お母さんが、初めて笑顔を見せてくれました。「看護師さんも大変だったんですね。」「いえ、私なんか、こんなに神経質なお母さんは困ると沢山の人に言われましたよ。それだけ、ダメ母だったんです。」「今、お嬢さんは?」「今年、中学生になりました。」「それは、よかったですね。」「ありがとうございます。でもね、育てる時は大変でした。何回か入院させたこともあるし、未熟児網膜症で視野も狭い。初めは自分を責めたけど、だんだんこれがこの子の運命なんだと思えるようになったんですよ。そう思えば、もうこの子のために頑張るしかないって思った。そうしたら、楽になりましたね。」「そうですよね。」「あっ、ごめんなさいね。12年前の自分と重なっちゃったので、お話しちゃって。」「いえ、参考になりました。私はありがたいことに母乳がよく出てくれるんです。これからは、子どものために頑張って母乳を搾ります。なんか、母としてしてやれることが見つかったので、頑張れそうです。」そう言いながら、お母さんは帰って行かれました。私は患者さんとの関わりで、自分と重ねてしまうことが多々あります。それは、12年前に多くの人に助けられたことや、辛かったこと、悲しかったことが思い出されるからです。たぶん、看護師の仕事を超えた会話になっているでしょう。それがいいのか悪いのか、判断はつきません。でも、関わらずにはいられない自分がいます。今も私が関わった赤ちゃんの母さんたち5人くらいと、退院後もメールのやりとりをしています。心配なことやいろんな相談ごとをされますが、先輩の母として答えています。いつかこういうフォローが、病院として出来たらいいなって願います。
2006.04.28
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金、土、日の3連日勤は、かなりきついです。NICUって、土日関係なく仕事量が決まっているから、人数が少なくてやらなければなりません。だから、忙しい。でも、今日は昨日映画をみて、とてもいい気分で寝られたたので頑張れそうです。数日前、生まれて3ヶ月以上たっている赤ちゃんをお風呂に入れました。小さく生まれて、全然目を開けないRくん。刺激をすると反応はあるのですが、自分で息が十分出来ないから、人工呼吸器がついています。ご両親はとてもステキで面白い。面会時は、R君をサカナに(?)、会話が弾むんです。その日も、お母さんとR君の足をどんなに洗ってもくさい話で大笑いしていたら、S先生が「お風呂に入れようか。」と言い、私は即OK。赤ちゃんに負担がなければ、お風呂に入れることは大好きです。お母さんも突然言われてびっくりしていましたが、初沐浴なので嬉しいと言われました。さて、準備。他のスタッフも、大賛成で、あっという間に準備が整いました。私は抱える人。点滴ルートを持つ人。湯をかける人。シーツ交換する人。先生は呼吸を管理する人。そして、忘れてはならないカメラマン。もちろん、お母さんには、R君の体を洗ってもらいます。みんなの歓声の中、R君の沐浴が始まりました。初めてなのに、お湯につけると、R君はとてもいい表情をしています。気持ちよさそうです。お母さんは初めは怖がっていましたが、R君の気持ちよさそうな顔をみると俄然やる気をだして、体を洗い始めました。3ヶ月ぶりですからね、アカがすごいです。カメラマンの平田ちゃんは、ひたすら写真を撮ってました。湯に浮かんだアカまで撮ってましたから。(笑)お母さんなんか、時々余裕でカメラ目線で写ってます。(笑)沐浴が終了してベットへ。足の臭みも、完全に消えました。肌もツルツルです。お母さんも大満足でした。もちろんスタッフも大満足です。日頃忙しい日々の中、こういうイベントは仕事の励みになります。さあ、今日も温湿布をして仕事に行ってきまーす!!
2006.04.23
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私は、今年度は業務総括担当。初めはえっと思っていたが、やるからには自分で目標を立てて頑張っていこうと思う。中学生の長女がイキイキしている姿を見ると、私も看護師になった頃の新鮮な気持ちで頑張っていきたいと思うようになった。初心に戻って頑張りたい。そうそう、最近の異常気象の原因が解った。あのエビデンスの先生が、私が業務になったということで、いろんなことを優しく話しかけてくる。あまり、エビデンスをふりかざさない。今日深夜に行ったら、私宛の手紙があったのには驚いた。結構、前向きに考えていてくれる。少し見直した。いえ、そういうふうに私たちに言ってもらえると、みんなで業務を見直せる。資料もくれるし。いいとこあるじゃんと思う。だからかな、丸2日間大雨が降ったのは・・・。(笑)昨日の深夜勤務で、マッキーが低出生体重児で生まれ、呼吸器をつけた赤ちゃんを看護していたが、どういう視点で看護しているか聞いた。「呼吸状態、循環状態に注意して・・・。」私は即ストップ。「もちろん、ICUだからそれは最も重要なことだと思うよ。だけど、看護師として大事なことがあるでしょう。」「・・・。」「赤ちゃんが保育器の中でいかに過ごしやすい環境や呼吸しやすい体位を作るとか、皮膚の状態に注意するとか、それも大事なことじゃない?」NICU内は温度がやや高いので、大きな汗っかきの赤ちゃんは汗疹を作ることがある。これって、どうよって思う。自分たちの看護で、汗疹を作らないようにいくらでも出来ると思うのに。保育器に入っている赤ちゃんも、顎の下や腋の下、お尻などかぶれを作らないようにするのは私たちの仕事だと思っている。両親と赤ちゃんの関係にも、いい親子関係が作れるよう関わって行く必要がある。看護の面から患者さんを看るという視点だけは、忘れてはならないと思う。今産科病棟に、以前の受け持ちだったSちゃんのお母さんが入院している。Sちゃんは、早産児で、生まれたとき肺が十分出来ていなくて、もう少しで1才になるところで亡くなった。本当に悲しかった。そのSちゃんのお母さんが妊娠した。お母さんからは、早産の恐怖の訴えを相談されていたので、自分の経験をふまえながら話をしていた。今回、早産止めの手術のために入院した。(私も2番目以降、3度した。このおかげで早産することなく満期で産めた。)そのときの新人助産師について、「信じられない。」という訴えを聞いた。手術当日、おなかの張り止めの点滴の側管から別の点滴をつないだ。技術が未熟なので、それをつないだ後に空気が入ったらしい。Sちゃんのお母さんは「すみません。管に空気が入っています。」と言うと、「そのくらいでは死なないから。」と言われたそうだ。Sちゃんのお母さんは、自分の体に空気が入るのを見たくないから、しばらく目を閉じていたそうだ。ううっ、点滴内には原則として絶対に空気を入れてはいけない。もちろん少量の空気が入っても大丈夫だが、なんか自分の技術の未熟さで患者さんを平気で不安にさせていること自体に腹が立った。もちろん、上司にちゃんと指導して欲しいと言った。だって、入院していることだけで不安なのに、看護するものが不安を増強させるなんて信じられない。はあ~~、そういう話を聞くたびに悲しくなる。(>_
2006.04.12
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今日は、新年度になって初めての日勤。赤ちゃんが沢山生まれて、活気がありました。でも、生まれてくる赤ちゃんにはなんらかの障害があり、なんとなく辛くなります。もちろん、一番辛いのはご両親だと思います。その場合、私たちがどのように関わるかが大切です。ご両親の気持ちをくみたいって思います。そして、心の中では頑張れって応援してしまいます。新年度になって、先生方も業務を改善したいって思っています。それで、私たちにどうすればいいのかを聞いてくるんです。M先生は、何でも合理的に物事を考える人です。そして、患者さんに対して訴えられないようにすることが大切だと言います。あまり、人間味を感じないんですけどね。患者さん受けも、今ひとつだし。私たちが意見しようものなら、「教科書には、そうしないほうがいいとは書いてない。」とすぐ言うんです。それならば、そうすればいいとも書いてないのではないかと思うのですが、そう言うと今度は「エビデンスは?」と聞いてくるんです。こちらとしては「はあ?!」です。カンや経験は関係なく、エビデンスが大切らしいのです。だから、M先生と話をしていたら、こちらがムカッとくるんです。(^_^;)で、その先生にこういうことをちゃんとして欲しいと言われました。もちろん、私もそうすればいいと思っていたので、それはすぐOKしました。次に私たちの要望を言うと、自分たちが大変になるから出来ないというんです。「赤ちゃんのために、そうしたほうがいいと思うんです。」と言ったら、またまた言われました。「エビデンスは?」私はそれ以上意見する気がなくなりました。本当に腹が立つ。自分に都合が悪くなるとすぐ「エビデンス」を持ち出す。じゃあこれからは、治療のエビデンスを毎回聞いてやるんだからって思ってしまいました。は~~、腹を立てたほうが負けなんですけどね。これからも、うまくこちらの要望を言っていかなければなりません。よりよい仕事をするためには、お互い協力し合わなければならないのに。それに、普段赤ちゃんと接する時間が長い看護師のほうが、赤ちゃんの異常の早期発見をするんだけどな。前途多難ですが、頑張らなければなりません。ここで生まれた赤ちゃんが、幸せになれるよう、私たちは仕事をしているのですから。いろんなことをして仕事が終わったら、もう20時近くでした。子どもは家でおなかを空かせて待っています。それで、急いで帰って晩ごはんです。ありあわせのもので食べました。特に、塩鯖、脂がのっておいしかったようです。子どもたちが競って食べたので、私の口には入りませんでした。(^_^;)
2006.04.05
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今日は私の受け持ちだったT君の、小児科外来受診日。私は深夜勤務の中日だったけど、眠い目をこすりながら、13時半の予約時間に小児科外来へ行きました。T君は、半年入院していました。小さく生まれて、2度の手術に耐え、また5月ごろ手術を控えています。半年も入院していると、もう我が子同然になってしまいますね。とても可愛くて、本当に愛らしいです。初めてT君のお母さんに会ったのは、T君が生まれて4日後。お母さんの病室に訪問して、挨拶しました。「T君のおかあさん、可愛いT君の受け持ちをさせていただきます、ごりえと言います。よろしくいお願いしますね。」T君のお母さんは青白い顔をして、ベットに座っていました。「私もね、最初の子を早産して、小さく産んでしまったんです。だから、産んだのに赤ちゃんがそばにいない辛さは、解りますよ。寂しいですよね。」そう言うと、お母さんは泣き出しました。病気の子を産んだ辛さ。早産してしまった悲しさ。どうしていいか解らなくて、悶々としていたそうです。それ以来T君のお母さんとは、受け持ち看護師というよりも小さい赤ちゃんを産んだ先輩として、接してきました。長い入院生活に頑張ってきたT君。T君の家は車で2時間かかるところです。お父さんとお母さんは2日に1度面会に来ていました。そのときは、T君のことでいろんなことを話しました。T君のことは、初めはショックだったけど、これから2人で頑張って育てていこうと思っていること。T君の生命力の強さに、親としてできる限りのことをしたいということ。そうして、半年後に退院をしました。退院の日は、みんなに見守られて退院していきました。そうそう、年賀状の写真を撮りたいといって、入院中写真撮影をしたことがありました。T君がなかなかカメラのほうを向いてくれなくて、みんな仕事そっちのけで写真撮影をしたんです。(笑)久しぶりに会ったT君は、体重が6kg近くあって、抱っこしていると腕が痛くなるほどでした。首もすわって、あやすと笑うんです。その笑顔はもう可愛くてたまりません。私はまるで祖母のように、外来で付き添い、受診まで中に入らせてもらい、採血や予防注射の介助までしました。そのあと、NICUに行って、みんなにT君を見せました。T君が大きくなって可愛くなっているので、スタッフ一同大喜びでした。そのあと、お母さんの悩み相談を聞いて別れました。「また、何かあったらメールしてね。」と言って。NICUを退院すると、もう赤ちゃんとの直接的なつながりはなくなります。でも、生まれてここまで育った過程を知っている者として、なにか関わっていきたいと思ってます。もちろん、今のシステムではそういうことは無理です。でも、これからは退院後のフォローについて考えていかなければならないと思います。おとといのSちゃんもそうですが、少しでもお母さんが辛くなく育てていけるような環境を作りたい。これも、看護の一環だと思ってます。今日はいいお天気でした。桜も5分から7分咲きになってきました。今週の金曜日に、職場で花見を予定しているので、なんか楽しみです。さて、今日の晩ごはん。献立は、鶏の手羽と大根の甘辛煮、鯵の刺し身、鯵の干物焼き、なんちゃって八宝菜、肉じゃが風、イチゴです。冷蔵庫にあるのもで、作りました。鯵の刺し身も干物もおいしかったなあ。明日は深夜勤務が終わって、胃カメラをのみに行きます。結果はどうでしょうか・・・。心配ですが、がん検診で要検査と言われ、すっかり忘れていたので、明日行ってきます。(たまたま予約がひとつあいていて良かったような悪かったような・・・。)
2006.04.03
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新年度の最初の日。今日は、心軽やかに仕事に行った。NICUは、現在2つのチームで構成されている。今回、新体制が決まっていたのだが、私はAチームのリーダーになっていた。もう、びっくりした。上司から、何の話もなく、知らないうちに決められていたのだ。Bチームのリーダーは、みきちゃん。みきちゃんは、7ヶ月認定看護師の勉強に行っていた。それで、帰ってきていきなりリーダーはないだろうと思っていた。それが、リーダーになっている。それに、私は業務のりーダーにもなっている。みきちゃんは、教育のリーダーだ。勝手に決められた、2つのリーダー。私にどうしろと言うのだろう。あ~~~、なんか、「意義あり。」と、申し立てをしたい。なんか、私としては、大きな責任を背負って大丈夫なのかと心配だ。どうしよう。どうすればいいのか。いろいろと考えても、考えがまとまらない。私はここの付属の最後の看護学校生。私のしたからは医療短大になった。そして、5年前から、4年制になった。母校もこの20年ですごく成長したものだ。だから私なんて、仕事で昇進することはあきらめたほうがいいと言われていた。別にそんな気もないし、現場が好きだから、今のままで十分だと思っていた。私の後輩も多く昇進している。ある人から、焦らないかと言われたことがあるけど、正直全然焦らない。それよりも、今の仕事をひとつずつ確実にやっていきたいと思っている。だから、自分なりの看護をしてきたのに、今度はリーダーときた。本当に頭が混乱する。心構えもあったもんじゃない。月曜日からどうしよう。ふ~~、出るのはため息ばかり。でも、頑張らなきゃあね。今日は病欠があって仕事が忙しかったのに、風のハルカの最終回を少しだけ見ることが出来た。やっぱり、ハッピーエンドはいいよね。さてさて、今夜の晩ごはん。仕事が遅くなったので、また大皿料理です。 鶏のカツレツ、揚げ餃子 里芋の煮物、胡麻和え
2006.04.01
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今日で、今年度も終わりです。子どもたちは、学校をかわられる先生とのお別れ式に行きました。1年は早いですね。(しみじみ・・・)さて、昨日の外来は、専門外来が3つあったのですが、その中のH先生とは学生時代からの知り合いです。もちろん、学生時代はよくお酒を飲みに行ったり、夢を語り合っていたもんです。H先生は、2年前にこの病院をやめられて、現在は看護学部の大学の講師になられています。1週間に1度だけ、この病院に診察に来られているんです。私も昨日は最後の外来日だったので、H先生とも挨拶をしました。そのときのH先生との会話。「なあ、ごりえよ。(昔馴染みだから、名前で呼び合う)今の看護学部は最低だよ。」話を聞くと、今回看護学部の部長をやめさせられたらしいんです。その理由も、看護のことは医者では解らないということで。「あのさ、俺は病院に20年近くもいたんだぜ。今の医療もどういうものか肌で感じていたんだ。だから、これからの医療従事者はどういうふうになればいいか考えるところがあったし、だから看護学部へ行ったんだよ。それをさ、現場を知らない看護学部の教員が変なことばかり言うんだよ。で、意見言ったらこの有様だよ。どう思う?」「全部理論なんだよ。確かに理論も必要。でも、まず目で見ることや興味が大事だと思わないか。それに、人を思いやる気持ち。それがないんだ。理論やら、へんな看護過程やらばかりに時間を割いて、学生をがんじがらめにさせている。そこには、人間ってぬくもりは全然ないんだよ。悲しくなるよ。」「俺はね、医者もだけど、看護師さんももっと接遇とか教育して欲しいと思うね。人を思いやる気持ちも。今の教育のままじゃあ、マニュアルに当てはめてしまった医療になってしまうよ。情けない。」「看護大学も急に増えすぎ。だから、まともな教員がいない。教員ももっと臨床経験もつまないと、理論上でのことしか教えられないから、看護師としての資質を高める看護師を教育できない。」「それにね、最大の欠点は、看護学部の教員は病院の中は看護師の力で回っていると教えていること。違うだろう?病院って、医者、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、レントゲン技師、理学療法士、技術員、クラークなど、いろんな人のチームワークで動くもんだろう?そういうことを全然教えてないんだ。信じられないよね。だから、病院に就職しても、学んだこととは違うといってやめていく人が多いんだ。」「それにね、今の学生はあまりにも大切に育てられていて、受身ばかりなんだ。我慢するということが出来ない。もちろん、挨拶もできない。なぜかって?それはやり方を教えないから。教えたらちゃんとするよ。だから、ごりえよ、新人が入ってきたら一つ一つ教えてやってくれ。自分で考えろって言うな。どう考えていいかわからないから。これとこれを勉強してこいと言ったら、ちゃんとしてくるから。何でもバカらしいと思っても、丁寧に教えてやってくれ。感性はいいものを持っているから、そこを生かしてやってくれよ。」それでも、最後には「でも、やっぱり頑張るよ。俺もいい看護師さんに看護されたいからね。ごりえ、頼むよ!」そう言って、帰って行きました。H先生がこの病院を去っても、患者さんから是絶大なる人気があったので、未だにこうして外来を持っている理由が解ります。私に課題をくれたけど、私もいい看護師さんに看護されたいから、頑張ろうって思いました。
2006.03.31
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今日は外来勤務でした。今の時期は、喘息の子が多いです。今日も入院が5人でした。その中の患者さんで、2年前に未熟児で生まれたSちゃんがいました。風邪をこじらせて調子が悪く、機嫌悪いため受診されたということでした。久しぶりに会ったのですが、医者や看護師の顔を見ると泣き出す始末。レントゲン、血液検査の結果、肺炎と診断され入院となりました。お母さんは、やっとSちゃんも2歳になり元気になったので、仕事復帰したばかりだということでした。「ごりえさん、やっぱり仕事復帰したのがいけなかったんですかね。それで、肺炎になってしまったんですかね。」と涙声で言われました。私は「私もね、子どもを肺炎で2回入院させたんです。どんなに気をつけても、小さく生まれた子は肺炎になりやすいんです。お母さんのせいじゃありませんよ。」と言いました。お母さんは泣きながら「ありがとうございます。」と言われましたが、きっと自分を責めているのでしょうね。私も長女を肺炎で入院させてとき、自分を責めました。自分が未熟児で産んだからこうなったんだと思いました。仕事を止めようと思ったとき、それを止めたのが私と長女の主治医のT先生でした。「ごりえさん、仕事は止めないで。それよりも、この経験を生かして未熟児を産んだお母さんのための看護をしてほしい。」その言葉は今でも覚えています。だから、Sちゃんのお母さんの気持ちがよく解るのです。「お母さんが悪いんじゃあないからね。でも、そう思う気持ちはよく解るよ。私もそうだったから。」Sちゃんのお母さんにそう言うと、涙ぐまれました。そこには10年前の私がいたような気がしました。私に出来ることなんてほとんどないけど、気持ちだけは手にとるように解ります。何もできないけど、お母さんの気持ちに寄り添いたいって思います。だから、明日小児科病棟に行ってみようかと思います。今日は剣道の練習日。でも、外来の人数が多くて、終わったら19時近く。剣道に行けない。子どもたちも連れて行けない。仕方ないですね・・・。(>_
2006.03.29
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入院している患者さんに必ず聞く。家族は、何人で、誰と住んで、誰がキーパーソンで・・・など詳しく聞く。でも、これはケースバイケースで、キーパーソンさえちゃんとしていれば、家族背景が少々複雑でも、問い詰めて聞かない。私はそう思っている。友達が今日か明日あたり、退院できることになった。上の子どもも心配だし、早く帰りたいから良かったと思っていた。私はお祝いを持っていった。彼女は、気を使わなくてもいいと言っていたが、彼女の経済状態も知っていたし、子どもの服は3、4枚しかないといっていたので、普段から着れるベビー服を贈った。彼女はものすごく喜んでくれた。そのとき、自分の家庭が複雑なことを苦にしていた。自分自身がそのことを一番苦にしているのに、他人からそう言われたくないと言っていた。その分、自分は頑張っているとも。彼女は、看護師が自分のことを色眼鏡で見ると言った。確かに自分もそういうふうに思っているから、そう感じるのかもしれないけど、看護師の言い方が引っかかると言う。「子ども4人、母子家庭で育てるのだから、保健師の派遣を頼んだほうがいい。」とか、「母子家庭だから・・・。」「結婚しないのか・・・。」とかうるさく言われると言う。友達は腹が立って、「別に自分でちゃんと育てる。」というのに、家庭環境のことをあれやこれや詮索してくるそうだ。スタッフ側からすると、家に帰ってからのことを心配することは解る。でも、患者が出来ると言えば、それ以上は言えない。それに、友達はここのスタッフに不信感を持っているから、言う気もしないと言う。彼女の事情を知っている私としては、言いたくない気持ちも解るし、それを詮索するのもどうかと思う。私も、時々患者さんから個人的に相談されることがある。でも、他のスタッフに言わない。患者さんにとって、それぞれの事情がある。医療者側はどこまで知るべきなのなのか、考えることが多い。難しい。私も昨日より、実家のことで落ち込み気味。考えるだけで、辛くなる。でも、みんなと温泉に行って気分も少しやわらぎました。家族6人の出費はちょっと痛かったけど、温泉にゆっくり入って、おいしいものをいっぱい食べて楽しかったです。さて、食べたもの全部は写真に撮りきれなかったけど、撮れた分だけUPします。私は子どもたちがどんどん頼むのに、胸がいっぱいになって、ビール以外食べるものが喉を通らなかったけど。(笑) ビールではないけど、それに似たもの。(子どもビールではない。)子どもたちはおいしいと飲んでました。地鶏の鉄板焼き、2人前をほとんど長男が食べていたらしいです。親が知らないと思って頼んでいた。(いたら高くて絶対頼まない。)恐るべきです。おなかが空いていたから、御飯系をいっぱい頼んでいました。これ以外にも、お刺し身や、鶏の軟骨のから揚げとかも頼んだよ。あれだけ食べて、最後にはお茶漬けまで食べるすごさ。私ではないですよ。我が後輩たち。マッキーは「もうおなかいっぱいです。」と言っていたから。でも、久々にぐっすりと眠れました。
2006.03.28
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友達の体調も良くなって、今日母子同室となった。私は仕事が終わって、彼女のところに行くと泣いていた。「どうしたの。」って聞くと彼女は話し出した。帝王切開後、子宮全摘をして部屋に帰ってきた。術後2日間は、彼が付き添ってくれてたので良かったが、その後1人になったのであまり動けない。ごみ箱がいっぱいになっていても、看護師はそれを捨ててくれない。自分で行きたいが、かなり歩かなければならないので今は無理。それに、言うことがDr.や訪室する看護師などで違う。彼女は術後のため、おなかの動きが悪かった。そのため、おなかを動かす点滴をされた。もちろん、おなかの動きが悪いから絶食中だ。おなかを動かす薬は、血管の炎症をおこしやすい。彼女は点滴のところを痛いと訴えたが、まだ我慢できると言われ、温めながら点滴をしたらしい。その結果、手はとても腫れて、今度は湿布をしてもらった。点滴は反対の手からすることにしたが、また痛くなって、看護師に言ったら「えっ、痛いの?!」と一言。それからしばらくたって針を抜きに来たそうだ。その後、もう点滴はイヤだと言ったら、「わがまま。」と言われたらしい。彼女は、点滴をしているところが痛いと言っても、我慢しろと言う。それで我慢していたら腫れて痛い。点滴をすることはイヤではないが、対処があまりにも遅いし、我慢しろとか文句を言われるのがイヤになったと言っていた。おなかの動きが悪いから、食事もいつから始めるか、Dr.と看護師の言うこと違う。そのことを言ったら、看護師に「そんに食べたいのか。」と言われ情けなくなったと泣いていたのだった。同業者として、情けない。点滴に関しては、私は患者さんが痛いといったら、すぐに抜針する。少しでも苦痛を減らすために。それから、違う血管から点滴を開始する。もれてそのままにしていると、その血管はしばらくは使えない。そうなると、患者さんにとっても点滴をする方にとっても大変になってくる。もっと、患者さんの気持ちを理解して看護したい。切実に思う。今は、何度も言うようだけど、ミスをおこさない医療ばかりを目指している。もちろん重要なことだが、訴えられない医療を提供することばかりに目を向けている。病気を治すという共通の思いがあるのに、いつも医療者と患者さんが違った視点でとらえているから変になっちゃう。患者さんはどこに行ったのだろう。心はどこにあるんだろう。さて、友達の話を聞いていて、遅くなったので、今日の晩ごはんはカツ丼です。すまし汁は、マツタケのすまし汁の素で済ましちゃいました。でお、両方ともおいしかったです。 長男用、大盛カツ丼。野菜もたっぷりです。
2006.03.24
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今日も日勤です。昨日の原稿の書類が見つからない。(>_
2006.03.24
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毎年この時期に弁護士さんを招いて講演があります。1回は実際の講演。あと、2回はビデオであるんです。そして、受講したシールをもらうの。必ず受講しないといけないんだけど、この弁護士さんの話は眠くなります。私はこの講演だけはあまり好きではありまません。だって、前のブログにも書いたと思うけど事故防止の講演と言いながら、裁判の症例を出してどうしたら訴えられないかと言うことばかりの講演なんです。面白くないし、大体考え方が間違っています。事故防止をするにはどのように行うことがいいのか、そのところに焦点を当てて欲しいです。ニアミスをしたときはレポート提出するんですが、ずっと同じことが繰り返されているんですもの、まずはこれを減らさないといけません。そうであれば、どうすればいいのか、そこの辺りのことを知りたいなあって思います。でも、病院としては訴えられたらいけないので、こういう講演も必要なんでしょうね。今回は、検査をするときもここまで説明をすることが大切だとかを講義していました。まるで訴えられないための傾向と対策を講義しているようなもんです。私は、2時間講義だったのですが1時間で帰りました。リスクマネージャーの師長さんと目が合ってしまったけど、もうこの講義には耐えられない。もっと、根本的なことを話し合いたいです。患者さんにとって一番いい治療法を考えていきたい。そのためには医者はもちろんのこと、看護師、それに関わる職種、家族で話あっていくことが重要だと思うんですけどね。そうすれば、訴えるとか言うことは問題にならないのではないかと思うんです。18時過ぎに講義を抜け出したのはもうひとつ理由があるんです。そう、私と長女の髪を切りに行きたかったんです。急いで美容院へ行きました。長女は編みこみをして欲しいと美容師さんに言ってたらしく、出来た髪形はのとおりです。↓ 左右に編みこんでもらっていました。学校で大丈夫なのかどうか解らないけど、長女はとても満足。まあ、いいか。私は春らしく髪を軽くしてもらいました。「ごりえさん、とても若く見えますよ。」と言われたのですが、私はもちろん、「いえ、若いんです。」と答えました。もちろん、大爆笑です。明日は卒業式。天気予報では晴れです。ピアノの練習があるので明日は早く学校へ行くらしいのですが、朝早く起きれるのかな。心配です。*今日の晩ごはん 献立:すき焼き 長男のリクエストです。
2006.03.16
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今日の深夜勤務は最悪だった。もう身も心もクタクタになってしまった。だから、家に帰ってPCをあける元気もなく、かといって仮眠ができる訳でもなく、悶々としていた。でも、ブログに書き込まなきゃあと今PCをあけたところ。最悪の原因は、治療方針について。確かに治療は医者が行う行為。でも、それで、赤ちゃんがおかしければすぐに医者に知らせる。でも、医者によって考え方があり、治療方針も自分勝手にしてしまうこともある。そこを私たち看護師が指摘すると、「治療に口はさむな!!」と言われてしまう。患者さんに対して、前向きの発展的言い合いは結構だと思うが、医者の考えを押し付けることは納得できない。昨日も担当した2人の赤ちゃんについて、呼吸がきつそうで当直医に言っても、主治医の考え方があるからということで朝まで様子をみるように言われた。案の定、朝方になってから呼吸がきつくなって、呼吸器の設定を変えてもらい、それで呼吸は良くなった。確かにデーター的にはこの呼吸器の設定でいいと思う。でも、それで患者さんがきつそうだったら、やっぱりこの設定がおかしいと思わなければいけない。それをどんなに医者に知らせても、口うるさい看護師としかとらえられない。悲しくなる。夜中の休憩時間、去年の4月から移動になったH先生にその悔しさをメールした。「頑張れ。患者さんの異常に気づくのは看護師さんが一番鋭いと思う。医者が何言おうと、頑張っておかしいと言い続けて。赤ちゃんのために。」と返事がきた。涙がでた。そんなギスギスした雰囲気の中、ちょっとした2つのミスがあり、それは看護師がチェックをちゃんとしないからだと言われた時には、またまた悲しくなった。は~~~、そうではないでしょう。仲の良い夫婦の子どもは穏やかに育つと言う。今、NICUのこの雰囲気の中で、赤ちゃんはどのように育つのだろう。そう思うと心配になる。もっと、みんな考えてよ。上司からがそうだから仕方ないのか?!本当にどうしたらいいんだろう。考えるだけで頭が痛い。今月19日以降の勤務表ができた。悲惨な勤務である。スタッフみんな文句を言っている。私は思う。スタッフのチームワークがいいと、どんなにきつい勤務でも文句は出ないと。今まではそういうふうにしてきた。けれど、今回ばかりは難しい。今からもう1日深夜。辛いです。*晩ごはん 献立:豚キムチ ブリの刺し身 野菜の卵とじ かぼちゃサラダ ハマグリのお吸い物
2006.03.10
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今日は外来勤務。患者さんが多く、吸入、点滴、入院と、仕事をしても、しても終わらない。気がつけば18時。それから、病棟に上がりました。早産の赤ちゃんが生まれており、私が受け持ちでした。ちょっと、息をするのが苦しそうなので、息をするのを助ける器械をつけていました。かわいらしい顔。ご両親は心配でしょうね。いつもなんですが、早産した赤ちゃんを見ると、自分の時を思い出します。頑張れ!!思わず声をかけました。今日は4月からの移動者の発表日です。ベテランの人が2人も移動になっている。もう1人ベテランの人も止めるので、4月からはちょっと大変になりそうです。まあ、3、4年目の子達が頑張ってくれているので大丈夫でしょうが、やはり3人のベテランを欠くのは正直辛いです。それに、ベテランの部類に入る人が、自分の考えを押し付けるタイプで、この人が幅を利かせたら、大変なことになる。いろいろ考えると頭が痛いです。それに、Dr.の1人が今ひとつなんです。自分の考えを押し付けるんです。今日も赤ちゃんにミルクを飲ませる乳首について、文句を言ってきた。うちではA社の乳首を主に使ってます。Dr.はそれであまり飲めないからB社のにしたらと言うんです。何の根拠もなく。私はそれで反論したのですが、あまりミルクを飲まなくて、体重が増えないんだから乳首を変える必要があると言うのです。でも、指示量飲めなければ、胃管から飲めない分のミルクを注入しているし、指示量はいっているんです。だから、体重が増えないのは飲めるとかいう問題ではない。それを若い子たちは言えないんです。私は若い子たちに、A社とB社の乳首でどのような違いがあるか、実際に飲ませてみました。A社は母乳に近い感覚をうたい文句にしている。それだけに乳首がしっかりしていて安定して飲める。B社は力をいれずに吸えば飲めるということをうたい文句にしている。でも、乳首自体柔らかくて、飲むのが下手な赤ちゃんは舌が定まらないので飲みにくい。若い子たちは、飲み比べて、力をいれずに飲めると言うB社のほうが飲みにくいことを知って驚いていました。断然A社のほうが飲みやすい。もちろん、B社のもいいのですが、小さい赤ちゃんにとってはA社のほうが飲みやすい。私は言いました。「ほら、なんでも実際にやってみないとわからないでしょう。これで、どっちが良いか解った?」もちろん、若い子たちはA社を使う理由が解ったと思います。いつも思うことですが、解らなければ実際にやってみればいい。そうすることで良し悪しが解ると思うんです。副師長から、「出ました。ごりえさんの実験教室が。」と言われたのですが、いつも私は実際にしてみるので、こう言われます。もちろん、乳首は経験済みですし、ミルクの味も全部味見をしています。(笑)さて、今晩の晩ごはん。遅くなってしまったのですが、手巻き寿司にしました。只野さんのアドバイスにより、納豆も入れてみました。好評でしたよ。もちろん、4合の米は私以外の5人で食べつくしました。ネタはヒラソ、サーモン、鯛の刺し身、イクラ、焼肉、玉子焼き、納豆、海老のボイルときゅうり。それとお吸い物。
2006.03.01
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3人でした。だから、とっても疲れました。今日は重症の急患が入っていて、結局日勤で亡くなったんですが、それ以外にも赤ちゃんが多くて、大変でした。まあ、それでもみんなで力あわせて頑張っていこうとしたのですが、出来ませんでした。だって、1人はいつも自分の仕事しかしない人。もう1人は1年目の子。しかたないか。日勤は、検温、呼吸状態の観察、哺乳、ミルクの準備、点滴作り、体を拭いたり沐浴をする、体重測定、保育器の掃除、面会時の家族への看護、リネン類の片付け、ガウンの片付け、器械類の整備・後片付け、管理日誌の作成、ごみ出しなど、いろいろとあります。これが、あーうんの呼吸が出来る人となら、ちゃんとやれるんですけどね。いつも自分の仕事しかしない人は、たぶん患者さんのことだけしかしないから、手があいたとき何をしたらいいか解らないので何も出来ない。1年目の子は、患者が多くて舞い上がっている。だから、後の3人で頑張ってやりました。時間が経つにつれだんだん腹がったってくるのを我慢しながら。ふ~~、だから足がパンパンで痛い。せっかく剣道で筋肉痛にならなかったのに、仕事で足が痛い。やっぱり、弾力性の靴下をはいたほうがいいのかな。でも、疲れが増大した原因は急患の赤ちゃんが亡くなったこと。悲しい。ご両親の悲しみを思うと、なおさら辛くなる。こういうときは本当に疲れが倍増しますね。さて、疲れて帰ってきても晩ごはん。 献立:鯖の煮付け すじ肉の肉じゃが カブのあんかけ ハナッコリーとポテトサラダすじ肉を肉じゃが風に圧力鍋で煮ました。肉が柔らかく、ジャガイモもホクホク。玉葱はとろけました。鯖も安かった割には、おいしかったです。もちろん、あっという間になくなりましたけど。(笑)剣道を始めたもうひとつの理由。それは、筋肉の萎縮予防です。肩こりがすごくて、背中から首筋までごちごちでした。痛みがひどくて、紹介されて整骨院に行きました。そこで、筋肉が萎縮していると言われました。このままいけば背筋が曲がって、骨も曲がって痛みは増すということでした。年をとれば骨は曲がる。でも、その原因のひとつに筋肉の萎縮が関係しているらしいんです。そりゃあ、毎日整骨院に行けば良いでしょうが、とても出来ません。それで、運動をしようと思って剣道を始めたんです。これで、少しは肩こりが解消できています。このまま続けて、背筋をピンと伸ばして、背筋や腰の曲がらない年寄りになりたいものですね。
2006.02.25
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おととい双子ちゃんが2組生まれて、NICUは賑やかです。2組ともちょっと小さいけど、元気で可愛い男女の双子です。今日はこの2組に初めてお母さんの面会があったんですが、お母さんは小さいながらも元気な赤ちゃんを見て喜ばれていました。私は思わず、「よう頑張っちゃったですね。」と言いました。お母さんは「赤ちゃんは可愛い。はやくずっと一緒にいたい。」と言われました。こういう光景は、看護師として嬉しいものですね。職場の自己のキャリアアップについてのアンケートが明日の朝までなので、今日仕事が終わってから書きました。でも、書きながらおかしいなって思いました。「キャリアアップって、何?」私が他のスタッフに聞くと、「上に上がるってことじゃあないんですか?」と言われました。確かに資格をとることはいいことだと思います。勉強していくことの大切さも認識しています。看護師の教育も4年生大学が増えて、レベルアップしたと言われます。看護師の地位も上がってきたとも思います。しかし、現場では質は落ちてきていると思います。マニュアル化された看護手順。医療事故を起こさない看護。患者さんに訴えられない看護。なんか、それだけクリアできればいいという感じがします。病院の主役は患者さんなのに、いつの間にか忘れ去られています。確かに病院運営上、利益がないといけないとは思います。でも、利益があった分患者さんに反映されているかというと疑問です。学問上のキャリアアップも意味があるのかもしれませんが、現場ではほとんど通用しません。立派な看護計画を立てても、それが実践されているかというと定かではありません。きっと、またこのブログが上司にばれたら即刻呼び出しがくるでしょう。でも、実際のところ患者さんに我慢してもらっていることも多いと思います。この春も優秀な看護師さんが多くやめていきます。よい看護をしようと思う看護師さんはみんなやめていってしまうんです。その理由が、「もう疲れた。」と。確かに解るんですが、なんか私としては寂しいです。残っているのは、仕事さえしていればいいという方ばかり。口では「患者中心の看護」と言われるんですが、実際は程遠い。私の尊敬する看護師さんも、ほとんどやめていきました。今残っている看護師さんであと数年で定年だと思うんですが、とてもステキな方がいらっしゃいます。その方は患者さんに大変人気があって、患者さんの中にはその看護師さんの足音を聞いただけで「今日は仕事だ。」とわかるそうです。それほど患者さんに慕われている看護師さんです。私も尊敬しているし、そうなりたいと思っています。でも、彼女はヒラ看護師のまま。どうしてすばらしい看護をしている上の評価はないんでしょうか。だから、看護に燃えている看護師はやめていくんでしょうね。なんか、寂しくなります。まあ、前の私の受けた研修もテーマが「自慢する看護」でしたから、どれだけの仕事をしたかという事実よりも、私はこういう仕事が出来るんだよということが重要らしいです。上司に気に入られるような仕事をすることが大きな組織で生き残る手段なのでしょうね。私はそれに対して意見を言うから、嫌な看護師の一人なんでしょうね。まあ、いいけど。私は自分に恥じない仕事をしたいと思うし、患者中心の看護を心がけて生きたいと思います。最後に今日の晩ごはん。寄せ鍋でした。
2006.02.19
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このタイトルのテレビを見ました。新人ナースの奮闘記です。今日は次女に付き合っていたため仮眠も十分取れず、今晩また深夜なのにこれではだめだと夕方から寝てました。さすがに夫も夕食は自分が作るといってくれて、野菜モリモリのちゃんぽんを作ってくれました。夫が優しいからではないんですよ。もちろん、私が「もうやってられない。」と文句を言ったからです。人間眠い時に寝ると、気持ちがいいものですね。今は4時間弱しか寝てないのに気持ちいい。深夜も頑張れそうです。次女も元気になったし。それで、目が覚めて見たテレビがこれだったんです。新人さんの頑張りわかるけど、一言言わせてもらえば「甘い!!」それを指導するナースのほうに同情してしまいました。私も今同じ立場にいて思うのですが、やはり1回言われたら2度と繰り返さないようにしてほしい。テレビでも指導ナースが「何度言ったら解るの?」と怒っている場面がありましたが、確かにそう思います。私のことを言ったら古いのかもしれませんが、今のように丁寧に指導してもらったこともないし、怒られ方がきつかったので2度と怒られないようにしていました。理不尽なことも多かったけど、若さと勉強と(あんなに勉強したことはなかったな。)で乗り切ってきたかな。それに、人間の命を預かる仕事ですもんね、厳しさは必要です。早く先輩ナースや患者さんに認められたかった思いも強かったと思います。うちの病院のある病棟の新人ナースに、それも出来ないのかと何度も注意していたら仕事に来なくなったそうです。家に行くと、自分は頑張っているのに「それを認められないのが我慢できなかった。」と言ったそうです。その新人さんは学生時代から優秀で何でも出来ていたらしいので、苦痛だったのかもしれません。ナースの仕事って、頭だけでは出来ません。ましてやマニュアルどおりにやればいいというものではありません。経験も大事です。そういうこと、その新人さんに伝わらなかったんでしょうね。なんか、そういうの聞くのは辛いな。新人は辛い。でもそれを乗り越えれば仕事のすばらしさも解って、人間的にも成長できるんだけどな。テレビで、新人さんがちゃんとしているところを先輩ナースがみて喜んでいるところがあったけど、解るなあ。私も新人の子がちゃんとやっている姿を見ると嬉しいですもん。いつも、たくさんのコメントありがとうございます。コメントのレスは明日仕事から帰ってつけますね。では、仕事に行ってきます。
2006.02.06
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