三線マンが行く!!<世界一周編・A-side>

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2009.05.09
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カテゴリ: エジプト
エジプトの草木はどうだかわかりませんが、


「おい、ジャパニー、起きろー」

とベットに砂が散乱するボロ部屋のドアを、
宿のスタッフがコツコツと叩いてきました。

12時過ぎまで地元のヌビア族の連中とナイル川沿いのバーで呑んで、
シャワーも浴びずに歯だけは磨いて(虫歯だからね)ベッドにぶっ倒れ、
それから僅かに2時間ちょい後の起床。
ちっとも寝た気がしませんが、疲れた体に鞭打って今からお出かけです。


と、いうわけで、



「アブシンベル大神殿」 に夜中初のツアーで参加してきました。

リクライニングの全くきかないトヨタのハイエースの後部座席で死んだように眠り、
朝日も少し高くなり始めた頃、車は北回帰線を越え、
世界最大の人造湖、ナセル湖のほとりに到着していました。

朝一から「ヤスイ、ヤスイ!!ゼンブ1ドル!!」と叫びながら、
金魚の糞の如く着いてくる物売りのオヤジを無視して、
また例によって物価からすればベラボーに高いチケットを買って
エジプト最大規模を誇る建造物、アブシンベル大神殿の敷地内へ。

アブシンベル大神殿とは、今から約3300年程前、
当時権力と栄華の頂点を極めた古代エジプト新王国時代、
第19王朝の王 ラメセス2世 山ひとつを丸々刳り貫いて造らせた
当時のラメセス2世の反映と自己顕示欲の強さを物語る巨大な遺跡です。

それがコレ。

DSC_3778.JPG

とりあえず、 デカイ。

山の底辺だけでも、直径は100m以上あるのではないでしょうか?


別角度からでもどうぞ。

DSC_3793.JPG

今から3000年以上も昔に、どうやってこんな巨大なものを造ったのでしょう?

ちなみに、先日の日記で紹介したルクソールの巨大建造物、
カルナック大神殿も、このラメセス2世によるものです。
歴代の王の中でも、特に自己顕示欲の強かったと言われるラメセス2世。
モチロン、カルナック大神殿にも、ルクソール神殿にも、
自身の巨像が多数建立されていたそうです。

それにしても…仮に、私が時の支配者となって、
世界中に自分の命令で巨大な建造物をバカスカ造れることになっても、
自分の巨像までバンバン造りたいとは思わないのは私だけでしょうか?

だって、 「三線マンの像」、しかも巨大なのがそこいら中にある んですよ。


気持ち悪くないですか?


しかも、四六時中人目に晒されっぱなし。

ある意味 羞恥プレー だと思うのは私だけでしょうか?


そんなラメセス2世像、神殿内部の広間にも高さ10mのものが8体も並んでいます。
残念ながら、内部は写真撮影禁止だったのでお見せ出来ないのが残念ですが、
その光景もナカナカ圧巻。壁にはラメセス2世の偉業を伝えるレリーフやヒエログリフが
ビッシリと彫り込まれており、彼が如何に巨大な権力を持っていたかが伝わってきます。

神殿の最奥部には3体の古代エジプトの神々の像と神格化したラメセス2世の像が
安置されているのですが、何と、これらの像、神殿の一番奥にあるにも拘らず、
1年に2回、 春分の日と秋分の日には、この像に朝日が届くように造られている のだそうです。

古代エジプトの天文観測の技術のレベルの高さは、よくテレビや本等でも
目にしますが、実際にはそれをどう計算してこんな建物を造ったのでしょう?


さて、そんな大神殿のとなりには、
ラメセス2世が愛妻ネフェルトアリの溜めに造った
アブシンベル小神殿 もあります。

DSC_3797.JPG

名前は「小神殿」ですが、流石はラメセス2世。大神殿程ではないにしても、
同じように山一つを丸々削り出して造った神殿の規模はかなりのものです。

ちなみに、この2つの神殿、もともとは60m程下の一にあったそうですですが、
ナセル湖の源となるアブシンベルハイダム建設の際に、水没の危機に晒されたそうで、
それを ユネスコが4年掛かりで今の一まで移動した のだそうです。

移設の際は、神殿を幾つかのパーツに分けて分解し、それを組み立てたのだそうですが、
実は山の中はコンクリートのドームになっており、その中に神殿を納めるという、
いわば、現代建築と古代建築を合体させたような技法がとられているのだそうです。

人間のもっている技術というのは、いつの時代でもスゴいものですね。


それにしても、単純に、デカイはスゴイ。

DSC_3803.JPG

アブシンベル大神殿見た後、アスワン市内近くの イシス神殿 にもいったのですが、
コチラの建造物の規模も相当なものだったにも拘らず、アブシンベル大神殿の後だった為か、
残念ながらあまりインパクトが感じられませんでした。

ナセル湖の島に浮かぶイシス神殿。ボートでしか行けません。

DSC_3827.JPG

神殿内部。アブシンベルの前だったら感動してました。

DSC_3835.JPG

塔門に刻まれた神々のレリーフも巨大。

DSC_3839.JPG

内部のレリーフもキレイに残されています。照明の当て方もナイスです。

DSC_3868.JPG

DSC_3862.JPG


さて、そんなカンジで圧倒されっぱなしで廻った南部エジプト世界遺産を巡る旅も、
今日でおしまい。これから夜行列車に乗ってカイロに向かいます。

え?随分と早いなって?



そりゃーそうですよ、 虫歯治したいもん



それにしても、古代エジプトの建築技術の高さ、
そしてスケールの大きさには本当に度肝を抜かれました。

今から数千年前、これらの神殿がまだ色鮮やかだった時代、
ここに人々が普通に行き交い、行政が行われ、神々と対話をしていた…

そんな想像をしていると、今にも柱の影から、
麻の服と金の腕輪を纏った古代エジプト人がひょっこり現れて、
そしていつの間にか過去と現代の境目に紛れ込んでいる…

そんなことが起こっても不思議ではない気がする、
歴史浪漫溢れるステキな場所でした。


ただ、 ここいらで観光客相手に働くエジプト人どもが…


この話しは後日、また日を改めて。

とりあえず、お疲れさまでした。


DSC_3898.JPG


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Last updated  2009.05.09 22:34:32
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