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2018年03月14日
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カテゴリ: ミュージアム
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今回は、三菱一号館所蔵の大作「グラン・ブーケ」と一緒にドムシー城の食堂を飾っていた15点の作品を観る事ができる貴重な展覧会です。
ルドンと言えば、フランスの詩人ランボーの詩集の挿絵や、黒くて気味の悪い顔や目の版画を、展覧会で観る機会が多いのですが、とても明るくて活き活きとした花の絵も描いています。
今回はその両方をたっぷり楽しめます。
版画の中に描かれている共通のテーマとして「植物」を見つける事ができれば気味悪さが、不思議さへと変わっていきます。40歳代までは黒い絵を描いていたルドンですが、やがてきれいな彩色をほどこした幻想的な作品を作っていきます。岐阜県美術館から出展されている「眼をとじて」と言う作品は、黄色、青、白などの色とりどりの花束の向こうに、目を閉じた美しい女性が水色の背景の中に描かれています。
さらに、同じく岐阜県立美術館から出展されている「オルフェウスの死」では、色使いの美しさによって、死してなお美しいオルフェウスの顔を絵全体で感じる事ができます。
ドムシー城の食堂装飾の作品は1点で観てもきれいですが、それが並んで展示されていることで数倍美しい。こういう展覧会を東京で観る事ができるのは本当にうれしい。
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この展覧会、三菱一号館美術館とオルセー美術館の良好な関係に支えられて実現した素晴らしい企画なのですが、意外に話題にはなっていません。
折角の機会ですので、何度も足を運びたいと思いました。





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最終更新日  2018年03月14日 20時28分29秒
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