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よびりん♪ さんカレンダー
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配達から戻り・・駐車場に軽トラックを駐めようとしていたら・・母親がお店からあわてて受話器の子機を持ってきた。「すぐに替わって!」と耳打ち・・・
「はい、お電話替わりました」
「昨日・・読売新聞をよんだのですが・・浜商のカレーのことを知りまして・・」
「あっ、ありがとうございます・・とっても評判ですよ・・」と、明るくしゃべっていたら・・どうにも相手のトーンが違う。しばらく聞きにまわることにした。
「うちの主人も浜商の野球部だったんです。監督でもあった根木さんには本当にお世話になりまして、すごい可愛がってもらったそうなんです。それまで元気だった主人が・・昨年脳梗塞で倒れまして・・・まあそれは軽くてリハビリを続けていたのですが・・実は・・ 癌・・胃ガンにおかされてまして・・病院の先生から末期を宣告されたんですね・・・・。
今は病院でずぅっと暮らしているんですが・・昨日、たまたま浜商のカレーのことを新聞で見付けましてね・・主人が・・ベッドの中から・・『浜商のカレーかぁ、懐かしいなぁ・・食べたいなぁ。オレ野球部でいつも腹減っていたから・・カレーとウドンの両方食べていたんだぜ、懐かしいなぁ、食べたいなあ・・』なんて言うんです。そのあと・・『大将(根木監督のこと)のカレー、旨かったもんなぁ』とつぶやくんです。
私、病院の先生に相談してみたら・・『良かったら・・そのカレー、食べさせてあげてくださいよ。カレーなら・・・・・うん、いいですよ』と、おっしゃってくれまして・・・
お願いします・・ぜひ浜商のカレーを主人に食べさせたいので・・配達してくれないでしょうか?私・・ずうっっと病院におりますので・・・病院に届けていただけないでしようか?」
ここの・・病院は・・・当店から車で40分かかるところにあります。
ご注文カレーの数は4食。たったの4食のために・・・と思いますか?
私はそうは思いません。
青春時代の・・・思い出の味をどうしても食べたい・・・こんなささやかな願いが叶うのであれば・・・私は何時間掛けようとも・・・・・お届けします。ましてや・・同じ高校の先輩の頼みじゃないですか。
私たちが開発した・・・そして様々な物語の詰まっていた浜商の学食のカレー、どうしても食べたい・・と待ち望んでいる人がいる。もしかしたら・・・その先輩、食べたくても口が受け付けないかもしれない・・でもオレは届けるよ。
時間指定された・・午後の4時から6時の間・・・
明日配達に行って来ます。
本当に・・・浜商のカレー・・・レトルト開発して良かった。オレはそう思います。