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FASBってご存知?
Financial Accounting Standards Board の略、
FASBについて ( 米国FASB及びIASB )
1973年以降、財務会計基準審議会は、財務会計及び報告の基準を制定するための、米国のプライベートセクターにて指定された組織である。当該基準は、財務報告の作成に適用され、証券取引委員会及び米国公認会計士協会により権威あるものとして正式に認識されている。投資家、債権者、監査人及びその他が、信頼性でき、透明性で、比較可能な財務情報に依存しているため、これら基準は、経済の効率的な機能にとって必要不可欠なものである。FASBについてのさらなる情報は、 http://www.fasb.org/ のウェブサイトで入手できる。
FAS157(米国会計基準157)と言えばピンと来るかもしれない、そう例のレベル3資産の基準を定めている機関、 米国財務会計基準審議会 だ、
こちら( メールでわかる最新金融事情 Vol.23 )に、
その157の解説があったので、チョッと貼っておこう、
●公正価値の3段階
Level 1(マッタク問題なく売買できる)
同一資産・負債の売り買いが直接観察できる場合に得られる市場価格を意味します。Level 2(売買にやや問題あり)
(1) 同一資産・負債の実際の取引がまれに観察できる場合
(2) 実際に観察できる市場取引が同一資産・負債の取引ではないが、十分類似している取引であるため、ある一定の前提を置くことにより、保有資産・負債の時価が推定できる場合
(3) 類似資産の活発な市場は存在しないものの、観察可能な市場取引より保有資産・負債の公正価値が計算可能である場合
Level 3(売買に問題あり、と言うか売買できない)
Level 1および2における情報が得られない場合に計算される公正価値がLevel 3になります。
と言うことで157を定めるFASBは偉いのよと、予習したところで、
SIVs Appear To Be DEAD!
April 4, 2008から、
It appears that the FASB has removed the concept of QSPEs(qualifying special purpose entities), which is the enabling "piece" to make off-balance-sheet securitizations possible, from the FASB set of regulations, specifically, FAS 140.
This appears to have happened TODAY .
As such it appears that all financial institutions will have to reclaim all SIVs back onto their balance sheets no later than the start of 2009.
This is a watershed event, in that these vehicles, when they are reclaimed onto bank balance sheets, is likely to lead to the P/Es of these firms skyrocketing north, and consequently, a far more realistic view of both share price AND capitalization.
In short Investment Banks have ~6 months to get their act together and their capital up, and then they are going to have to start integrating these vehicles back onto their consolidated financial statements.ドーモ、例の SIV はFASBによってオフバランスシートの資産項目から外されたみたいだ、(今まで可能だったのは知らなかったな)
ってことは、BS上に記載がなければ、これをオンバランスして、評価損があればこれに見合う分を増資しなければいかんてことだ、
開始は来年初とあるから、今年中にアクションが必要、もっともSIVを採用しているところって大手ぐらいなんだけど、それが又今話題の銀行やら、投資銀行だったりするんで、ニュースになっちゃうんだなー、
確かSIVはシティーが最大手で9兆円ほどもっていて、業界全体では数十兆円規模だと記憶している、そして簿外扱いを昨年末までに半分位を簿内に切り替えたはず、金融機関には泣きっ面にハチのニュースだが、マッ、元々価値がなくなっていたんでふんぎりをつけるにはちょうどよかったかもしれない、
(参考)
欧州で進む SIV 処理 (2007年12月12日)
「レベル3」資産保有高 (2007年11月13日)
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