シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年08月28日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 この古い黒人の寓話の、いわゆるヨーロッパ化によっていうべきことを、感じとれば、今日の、このような事柄が真に正しく理解できることがわかる。

 このような事柄が正しく理解できるのは、三重の誘惑の呼びかけ、つまり鷲と、獅子(ライオン)と雌牛の呼びかけに、人間が自らの箴言、今日、人間の力と、思考と、作用の合い言葉である箴言の対置を学ぶときである。

   私は学ばねばならぬ、

   おお、雌牛よ、

   星々が私のなかに啓示する言葉から、

   お前の力を。 

 地球の重さではなく、単純に重さを量り、数え、計測することのみではなく、雌牛の物質的な生体機構のなかにあるものだけを学ぶのではなく、雌牛のなかに体現されているもの、雌牛の生体機構から雌牛が体現しているものへと畏怖しつつ眼差しを転ずること、眼差しを高所へと上げること(を学ぶ)、そうすれば、そのままでは地球の機械文明となってしまうものが霊化される。

 人間がよく考えなければならない第二のことは、

   私は学ばねばならぬ、



   日ごと年ごとの巡りが

   私のなかに織り込む言葉から、

   お前の力を。

 「啓示する」という言葉、「織り込む」という言葉に心を留めるべきである。そして、人間が学ばなければならない第三のものは、

   私は学ばねばならぬ、

   おお、鷲よ、

   大地から萌え出たものが私のなかに創り出す言葉から、

   お前の力を。 

 このように人間は、一面的な誘惑の呼びかけに、自ら、以上の3つの箴言を対置させる必要がある、その意味から、一面性を調和的な均衡に導くことができる以上の3つの箴言である。

 人間は学ばなければならない、雌牛を見ることを、ただし、雌牛を徹底的に感じ取った後で、雌牛から、星々の言葉が啓示するものを見上げることを学ばなければならない。

 人間は学ばなければならない、鷲に眼差しを向けることを、そして、鷲の本性を徹底的に自らのうちに感じ取った後で、その眼差しで、鷲の本性が人間に与えたものをもって、大地のなかで発し萌え出て、人間の生体機構においても下から上へと作用するものを見下ろすことを。



 つまり人間が(上方への物質的な眼差しを下方に向けられた霊の眼差しへと、下方への物質的な眼差しを上方へ向けられた霊の眼差しへと、真っ直ぐ東洋に向けられた物質的眼差しを、逆に真っ直ぐ西洋に向けられた霊の眼差しへと、上方と下方、前方と後方、霊の眼差しと物質的な眼差しを、相互に浸透させ合うことができれば、人間は、高みからは鷲の、(地球の)周囲からは獅子(ライオン)の、地球の内部からは雌牛の、人間を弱らせるのではなく、力づける真の呼びかけを感じ取ることができる。

 人間が営みにおいて益々地球文明に相応しくなり、没落ではなく、開化に貢献するために、宇宙万有との関係について学ぶべきことは是である。 

   私の本質を学ぶがよい!

   私はおまえに力を贈る、     鷲はこう語る

   おまえ自身の頭のうちに       西洋(アメリカ大陸)




   私の本質を学ぶがよい!

   私はおまえに力を贈る、     獅子はこう語る

   巡る大気の輝きのなかに       中部(欧州)

   万有を体現する力を。


   私の本質を学ぶがよい!

   私はおまえに力を贈る、     雌牛はこう語る

   秤、標尺、数を           東洋

   万有より奪い取る力を。



   私は学ばねばならぬ、

   おお、雌牛よ、お前の力を

   星々が

   私のなかに啓示する言葉から。


   おお、獅子よ、お前の力を

   日ごと年ごとの巡りが

   私のなかに織り込む言葉から。


   おお、鷲よ、お前の力を

   大地から萌え出たものが

   私のなかに創り出す言葉から。






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Last updated  2007年08月30日 21時37分20秒
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