シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年01月29日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 更に、前回の観点から、もう1つ別の事実に注意を向けてみる。例えばラヴェンダー(E)のような植物が持っている、かなり包括的な作用を研究すれば、ラヴェンダーのなかにあるものは、魂のネガティヴな衰弱とでも呼べる、失神、神経衰弱、麻痺全般に対して、強い治癒力をもち、つまり、ラヴェンダーは、人間の生体組織の末端部に作用して、アストラル体を追い出すように、アストラル体が物質体に及ぼす力を失うように働きかけることがわかる。

ラヴェンダー;生体組織の末端部に作用して、アストラル体が物質体に及ぼす力を失うように働きかけ、失神、神経衰弱、麻痺全般の、治癒効果をもたらす。

E ラヴェンダー
シソ科の多年草。ハーブとしては最も有名なものの1つ。花から取れる精油は香料、薬用に広く用いられる。
参照; http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC

 さて、このような植物、つまり、いわゆるネガティヴな神経衰弱に対抗する作用が見られる、このような物質全般においては、常に、またこの作用とは別の、神経衰弱とは逆のネガティヴな神経状態についても問え、例えば月経不順の有無といったことである。

 すると、このような物質は、一方で神経衰弱に治癒作用し、また他方、月経不順にも作用することがわかる。このように両方に、とりわけ強く作用する植物は、例えば、メリッサ(F)であり、眩暈、失神の場合にも強く作用し、また、かなりの程度の月経の促進作用もある。

F メリッサ 
レモンバーム。香水ハッカの異名も持つ。シソ科の多年草。全草にレモンのような芳香がある。ディオスコリデスの「薬物誌」(紀元前1世紀)にも記され、古代から薬草として用いられた。ハーブティーとしても用いられ、リキュールの原料でもある。パラケルススはこれを「不老不死の霊薬」と呼んだと言われる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A0

 以上の例に言及したのは、外界の植物プロセスを、人間自身のなかで生じているプロセスとの類似という点において、いかに追求できるか、示す為だった。ただ、はっきりと理解すべきことは、植物が実際に親和性を持っているのは、人間存在の一部分に対してだけである、ということである。

 例えば現在、存在する療法を、ファナティック(狂信的)に植物療法だけに切り替えたいと思うなら、この事実をよく考慮すべきである。

 人間は実際、自然界全てを自らのなかに含み、自身の人間界以外に、形成されるプロセス(経過)において、つまり発達(進化)の諸段階において、自然界の他全てと親和性をもち、しかも、ある種の形で、自然界の他全てを、自らのうちから外に出した。

 そして、場合によっては、自分が外に出した存在を、自然界から再び自分のなかに取り戻すこともある。つまり、それは、以上のような植物から、自分のなかへと(プロセスを)取り戻すことなのである。

 植物による療法(勿論、一部分だが)が、自分のなかに(プロセスを)取り戻すことである、ということは大変重要なことである。





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Last updated  2009年01月29日 20時28分07秒
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