シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年01月27日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 歳神の霊感の下で、このような古代の秘儀参入者が弟子に教えたことは次のように伝えることができる。

 最初、弟子たちの注視は春に明かされる力に惹かれた。雪が溶け太陽が力を増してきた時である。植物の発芽が地球の様々な再生力から現れてくる。

 弟子は、草原に生える植物と、森の木陰に生える植物が、宇宙の秘密について、これまでとは異なる事柄を語る様に気づかされる。弟子は、様々な植物において、太陽の熱と光が、円い葉やギザギザの葉となり、宇宙の広がりから、これまでとは異なる話し方をすることを自覚させられた。

 そして、このように歳神の影響と霊感の下で明かされる事柄を通して、大地から(植物として)芽吹く文字によって、秘儀の導師は、弟子たちに、当時の手法(様式)で、人間の肉体(物質体)に関する秘密のヴェールを取り去った。

 導師は大地の何が物質的存在を生み出すのかを指し示した。植物に飛び込む様々な大地の力を指し示した。弟子の注視が差し向ける大地の至る所に、様々に異なる「文字」があった。これらの文字は(生きた植物存在であり、生きた動物形態なのだが)、今日の人間が、個々の文字を組み合わせて言葉にするのと同じように、組み合わせられた。

 (現代の文字は、土、つまり固体に書かれたものであるが、当時の文字は、水、つまり液体や空気、つまり気体に書かれた文字を意味したようである。人智学でいえば、エーテル体に記録された文字である。その名残が、気孔術になったようである。

 例えば、「阿吽の呼吸」という格言があるが、ヨガによると、寒いとき、「あぁ、暑い」と言うように、「あぁ」といいながら、呼吸をすると、身体がアルカリ化し、冷たくなり、「うぅ、寒い」というように、「うぅ」といいながら、呼吸をすると、身体が酸性化し、温かくなり、気合を入れるときに、「んー」といいながら呼吸すると、身体が中性を保ち、適度なバランスがとれるようになるという。

 つまり、エーテル体に記録された文字とは、「阿吽の呼吸」のような生きた文字のことを指しているのだろう。ちなみに、「あ、う、ん」という音からクラドニ図が生まれる「あ」が円、「う」が四角形、「ん」が三角形という話。「あ、う、ん」を「ア、ウ、ム」、またはアルファ「α」、オメガ「ω」と記すこともあり、「阿」は、はじめを表わし、人間が口を開けたときの音、「吽」は、終わりを表わし、人間が口を閉じたときの音でもある。

 聖書のヨハネの黙示録には、キリストのことを、アルファでありオメガである存在としている。阿吽を、一字で現すと、はじめが「一」で、終わりが「了」なので、「子」となる。「子曰く」の子であるし、子供の子である。「子曰く」の子は、孔子のことで、「師匠や先生」という尊敬の意味があり、子供は、親を引き継ぐ存在であり、創造物である。



 クラドニ図
http://homepage1.nifty.com/metatron/zone-05/531.htm
http://www.iii.ne.jp/kikuchi/etc200608-2.html

 このように春の生に参与するとき、人間は自然のなかの力を読み解いた。歳神の賦与する秘儀参入は、この読書にあった。また、春の終わりが五月頃に来ると、人間は、次のような印象を抱いた。

 「今、私は人間の肉体がどのように形作られ、宇宙の子宮から模られるのかを理解する。」

 それから夏が来た。偉大な宇宙のロゴスと同じ文字と言葉が使われたが、この文字が形を変える様が弟子に指摘された。今、太陽光線は流れ方を変え、その光と熱が作用を変え、人間の肉体の秘密を語った新芽は、太陽に自らを開いて花となる。

(干支でいえば、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚の庚あたりを指すのだろう。

 十干(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%B9%B  )

 これらの彩り様々な花が、今、弟子の使う文字だった。太陽光線が、大地から上昇する植物の様々な力による花の一つ一つに、愛しいくちづけをする様を、弟子に感じさせた。花咲く植物となって、大地の様々な力の上方で織りなす様々な宇宙力の素晴らしく繊細で優しいプロセス(過程)に、弟子は、大地が宇宙の広がりの中へと出ていこうとする様を読みとった。



 花咲く植物の文字を眺めるとき、この無限の彼方に隠されていた存在は、人間に自らを現した。人間は、霊界から地上の物質存在へと降下するとき、これらの文字から、自らのエーテル体を形成するために様々な天体のあらゆる方向から、エーテル実質が集まる様子を読みとった。

 (このイメージを表わすのがヤントラで、聖なる象徴、つまり幾何学模様を表わすようです。科学的にいえば、マントラが音響のことで、特に物質波を超えた周波数のことで、ヤントラが、その音響を視覚化したものでクラドニ図形のことです。

 『スーザン・ダージェスという人が、それをビデオ作品「ヘルメティカII」(1989)として残し、そこでは水銀粒子に低周波の振動をかけたときに生じる形態の出現と変化を映像化し、0ヘルツから3000ヘルツまでの振動が加えられるに応じて水銀が、円形から出発して、二角形、三角形、四角形、五角形、七角形、二十角形、四十角形という八つの形態をとるのが同時に見られ、しかも移行の動きがわかるように作られているという。』

 特に、注目すべきことは、九ヘルツ前後で三角形が生じ、その三角形が四角形に移行する過程で、逆三角形と重なり、六芒星が現れることである。六芒星はアストラル界の象徴である。アストラル界は、エーテル界の一つ上の界で、霊界のことを表わす。つまり、端的にいえば、霊界とは、高周波数の領域といえる。

 超音波検査で、人体内部を視覚化できるのは、人体内部が、高周波に共鳴するからでもある。)






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Last updated  2010年02月02日 12時00分00秒
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