シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年05月18日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 ヤドリギの形成を、自然の活動に照らしあわせて観察すれば、次のような酷い表現が浮かぶ。

 「自然の活動と比較すると、ヤドリギの成長は、気が狂っているとしか思えない、全てが時期はずれだ!」

ヤドリギ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%AE

 しかしながら、人間の生体組織が、物質的に、ヤドリギのように気が狂い、例えば、癌腫などの形成として現れた場合、逆に、このヤドリギの狂った成長力が有用となる。このような関係に対する理解力を育てていくことが、重要となる。

 さて、腫瘍形成の際、ヤドリギを、生体内で希釈(中和;無毒化)して、外科医のメスの代わりとなる、治療薬にすべきである。ただし、ヤドリギの実を薬にするには、特に他の作用と関連づけて、完全に正しく扱えるようになることが重要となる。

 また、ヤドリギが、「気が狂っている」証拠として、他に例えば、次のようなことも考えられる。

 ヤドリギという種の存続、つまり受粉が、特に、鳥の移動を頼みにし、鳥の飛行と結びついている点である。つまり、鳥が、ヤドリギの実を、樹から樹へと絶えまなく運ばなければ、ヤドリギは死滅してしまう。

 奇妙なことに、ヤドリギの受粉は、鳥の体内を通過する方法を選択するため、ヤドリギの実は、まず鳥の体内に摂取され、排泄されてから、別の樹の上に新しい芽を出す。この事実は、ヤドリギの生命環全体を観察すれば、わかる。



花と葉っぱ:ヤドリギ
http://borancha.exblog.jp/15410683/

 更に重要なことは、後に述べていくが、ヤドリギの生える場所、つまり生える樹によって、どの特定の器官に対して、反作用を高められるか、などを特定していく必要がある。

 また、ヤドリギの膠質に含まれる作用を、別の植物に含まれる金属などと融合し、共同作用を誘起する薬をつくることなども重要となる。例えば、リンゴの樹に生えるヤドリギに、銀塩(銀の化合物)を擦り込むことで、共同作用を誘起し、下腹部の癌腫に抵抗する反作用を生じさせることができる。

 『 ヤドリギ
最近のハーブ図鑑の記述によると、ヤドリギ(学名 Viscum album)には、蛋白質合成、免疫機構、循環器系、心臓に作用する成分も含むという。内服、外用ともに用いられるが、特に茎と葉はそのまま食すると有毒なので注意が必要。ツンとする、苦甘い、加温性のハーブで、血圧降下、免疫機構を刺激し、心拍低下、鎮痙、鎮静、利尿、抗癌作用があるという。

 北欧神話では、オーディンの息子、光の神バルドルは、ロキの計略により、ヤドリギの矢で殺されるが、後に再生する。ヤドリギはまた、ドルイド教で重視され、新年の祝いに関連がある。このヤドリギは特別な月相のとき、金の鎌で樫の樹だけから採られた。』

 さて、ヤドリギを、癌の治療薬として用いるのに慎重にならざるを得ないのは、人智学の研究から、癌の治療薬として、正しく、確かで明らかな根拠が挙げられるが、実際の治療を始める場合、治療薬の有効性が、ヤドリギの実の臨床上の加工技術に完全に依存するため、ヤドリギから、生体内で、根本的に反作用を誘起するための加工技術に対する臨床知識に乏しいからである。

 勿論、人智学から得られる知見は、現代の医師たちの下でも、大いに根拠をもつので、実際に、臨床過程(プロセス)を積み重ね、絶えず共同で治療法を探求していけば、ヤドリギの効果が、生体内で有効に働くことが可能になるだろう。

 しかし、人智学から得られる知見を実践するのに有用な臨床的技術の壁が、人智学と医学との関係を困難にしている。というのも、人智学の探求と、医学上の臨床的な観察とが、今日の社会慣行では、いまだに、全くまとまりがなく、混乱しているからである。

 しかし、上述の内容から、人智学と医学の両者が互いに結びつけば、本質的にうまくいく見通しがたつことがわかる。






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Last updated  2012年05月22日 10時15分52秒
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