例えば、アインシュタインの相対論は難しいので、簡単に解説してほしいという自己都合の発言をする人がいますが、簡単に解説できないから、相対論なのであって、簡単に解説する理論は、もはや相対論ではなく、相対論を安易に理解する理論になってしまうわけです。

虎穴に入らずんば虎子を得ずです。

人智学の入門になればと思い、趣味を兼ねて、載せているだけなので、ご自身の勉強の切欠にお役立てください。

具体的な質問なら、私の理解の範囲内で解説します。人智学という山の頂上は、遙かに高いです。 (2012年05月30日 10時32分45秒)

シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年05月29日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 さて、続いて、以下のことが確認できる。

 「視覚機構に関係するエーテル体による精妙な骨格(ファントム)は、人間のなかに常在し、自我による物質的で精妙な骨格が異常として現れる場合、正常にとどまる。」

 (エーテル体の精妙な骨格「ファントム」は、自我の精妙な骨格「ファントム」に対する境界線といえる。)

 「この視覚による精妙な骨格は、日常生活では正常だが、自我による物質的で精妙な骨格に炎症が起こると、炎症に似た状態となる。」

 従って、実際、次のような結論にいたる。

 「物質体のなかの精妙な骨格が過度に形成され、エーテル体の精妙な骨格も、それに似るようになると、炎症状態の誘因となる。例えば、動物界の蟻に由来する蟻酸[Ameisensaeure]の外用を試みれば、このボンヤリとわかる事実への確信を幾分強化できる。」

蟻酸
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E9%85%B8

 蟻酸の使用を研究するには、次のようなことが挙げられる。



 (生体外の蟻酸の効果を段階的に非常に薄めていけば、相対的に、生体内での蟻酸の効果が高まる。)

 非常に薄く希釈した蟻酸に入浴すると、以前提示した下図の物質的で精妙な骨格(黄の点線)に介入できる(下図参照)。

med1-21.gif

 つまり、非常に薄い蟻酸に入浴すれば、自我による精妙な骨格(ファントム)を支援できる。このように蟻酸を用いることで、この物質的で精妙な骨格に、自我が浸透し、適切に制御できるようになることが重要である。このような方法により、炎症傾向にある人の炎症に対処できる。

 というのも、この物質的で精妙な骨格と、自我は互いに補完し合っているので、この骨格が、炎症的に崩壊する傾向を持つのは、自我が適切に浸透せずに制御できていないからである。

 蟻酸を、入浴を通じて用いることで、自我と、この骨格との両者を適切に結びつけることができる。ただし、非常に薄く希釈した状態でなければならず、そのような状態ではじめて蟻酸の作用が生体内に正しくもたらされる。

 さて、上記のような事柄を扱う場合には、多少の病理(症状)学を駆使する必要がある。その炎症状態が同時に肥満の傾向のある人たちに現われるかどうか、という観察も必要である。

 というのも、炎症と同時に肥満の傾向をもち、一種の複合的な症状を示す場合は、実際、上述したような蟻酸などの外的な処置を通じて、良い成果が得られる。

 この物質的で精妙な骨格の崩壊が推測できるとき、実際、これから挙げていくような様々な別の症状からも、その崩壊の根拠が引き出せるが、そのように推測できるとき、同時にかなりの肥満の傾向のある人が対象となる場合、非常に良い成果が得られる。

 以上が、考慮すべきことである。

 人智学徒は、現代人に、決定的な衝撃を与えるような事実を知っている。

 人智学徒が知る事実とは、次のことである。

「人類の長い進化の歴史のなかの現在の進化段階では、視覚、つまり眼を形成するために、生体組織に必要な経過(プロセス)とは、正常へと絶えまなく誘導され、発現までには至らない炎症の経過(プロセス)である。」

 (生体組織が炎症を起こすから、眼ができ、みえるようになる。)

 炎症の経過(プロセス)と同じ経過が抑えられ、止揚されて集められる場合を考えれば、生体組織のなかでの眼の形成過程(プロセス)が理解できる。従って、眼を診断することで、炎症の傾向の有無についての描像が獲得できる。

 (実際、眼の血管から炎症を診断することも行われている。)

 エーテル体の精妙な骨格(ファントム)の診断を、眼の視覚から修得すれば、炎症の傾向を見て取れる。実際、人間が視覚を通じて行うことは、エーテル体の観察と密接に関わっている。

 また、エーテル体の実在や知覚について語るには、本質的な霊視へと通じる瞑想などによる内(精神)的な経過(プロセス)が必須である。



 (以前、この医学講義の冒頭で、人間の頭蓋骨と、サルの頭蓋骨の比較から、エーテル体の見方を述べた。)

 本質的な霊視の器官は、内部から育成される必要があるが、外界を手懸かりにして、認識力を育成できる。外界にアプローチしながら、認識力を育成すると、この認識力が、通常の瞑想による内側の過程(プロセス)、いわゆる内から外へと進行する経過(プロセス)に対応する。

 (精神的向上を目指し、霊視器官を育成するか、外界を正しく認識し、認識力を育成するか、の2つの覚りの方法のことである。仏教の密教と顕教の違いのようなもので、密教が、精神的向上法で、顕教が、外界の認識力向上法のことに相当する。禅は、密教と顕教の中間のようなもので、古代インドのヨーガに通じる。)





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Last updated  2012年05月30日 11時11分51秒
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Re:シュタイナーの人智学的医術その644(05/29)  
シュタイナー医学を644も、ブログテーマにされているのですか?
私は管理栄養士受験勉強中、医学のこともやりましたが
何せ4浪もしてしまったような奴ですので、上記の内容は難しすぎます。


(2012年05月29日 19時43分45秒)

Re[1]:シュタイナーの人智学的医術その644(05/29)  
5dolphin  さん
どうも背番号のないエース0829さま
>シュタイナー医学を644も、ブログテーマにされているのですか?

私も医学に限らず、人智学一般を勉強中です。シュタイナーの医学に対する取り組みは多岐にわたるのですが、根本的には、皆一緒です。

現代の唯物主義的観点を克服できないと、理解に苦しむでしょう。この医学講義の要約も3回目です。何度も何度も、読みこまないと、なかなか理解できないです。

>私は管理栄養士受験勉強中、医学のこともやりましたが
>何せ4浪もしてしまったような奴ですので、上記の内容は難しすぎます。
-----

浪人年数は関係ないと思います。勉強に対する姿勢と意欲です。根気です。何度も読み込むことで、なんとなく漠然とでもいいので、シュタイナーのいいたいことを理解することです。はじめから安易なものを求めないことです。むしろ、このブログを理解したことで、人智学を理解したと思わないで欲しいです。人智学の氷山の一角にすぎません。

しかし、できるだけ優しく書いているつもりなんですが…。

とどのつまり、何が難しくて、何が易しいのかは、その人の問題です。易しく理解したいのなら、人智学を基本から学ばないと駄目でしょう。人智学の書籍は、数百円程度で買えるものもあるので、中古でもよいので、読んでみる価値はあります。

例えば、山登りの際に、私にはあの山は高すぎるので、低くするか、乗り物を用いたいと考えるのは、山登りの意味が半減してしまいます。 (2012年05月30日 10時31分50秒)

Re[2]:シュタイナーの人智学的医術その644(05/29)  
5dolphin  さん

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