シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年08月09日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 さて、前回まで、シュタイナーの講義を再び転載したわけだが、シュタイナーが述べるタオを、以下に再び抜書きすると、

 「タオは人類が仰ぎみることのできた至高の存在である。この存在は、人間の内部に、神性の萌芽として担われ、いつか人間の本性の奥底から見事な花となって咲き出るような至高の存在と考えられていた。タオは魂の奥底に隠れている根源であると同時に、崇高な未来をも意味していた。

 タオは、その言葉の意味を知る者にとっては、口にするのさえ畏れ多く、その存在を考えるときでさえ、畏怖の感情を呼び起こした。タオ教の教義は、発展(進化)の原理に基づいていた。

 タオは、古代アトランティス時代の人々には、身近な存在だった。当時の人間は神的な源泉と結びついていた。私たちの祖先の、この古代アトランティス人たちは、現代人のような発達した知性を持たなかったが、代わりに、タオから生じる高度な夢の感覚意識を持っていた。」

 というように、いまから、約1万年前の古代アトランティス時代の人々は、自らのなかにあるタオと結びつき、タオとの共有意識から、生活を送っていたことがわかる。

 そして、古代アトランティス時代は、大洪水という破局に遭い、タオと通じていたノアだけが、古代アトランティス時代の高度な夢の感覚意識を遺したまま生き残った。

 ノアの感覚意識は、ノアと少数の者だけに伝授され、宗教の秘儀参入と呼ばれるようになっていく。タオと結びつく方法として伝承されていく。

 大洪水後に起こった古代インド文化では、タオの存在と結びつく方法は、ヴェーダ文学とヴェーダンダ哲学として伝承されていった。そして、仏教や後のキリスト教と分派していく。

 だから、現代の宗教のほとんどが、タオと結びつく方法を伝承した薄破れたコピーにすぎない。



 その本によると、老子とは、実は、宇宙の根源の魂と結びつく方法を述べている書なのだと説いている。

 タオとは、全宇宙の快楽を司る源泉でもあるという。男女の性交は、その一部でしかないという。タオと結びつけば、現代脳科学でいうところのドーパミンを永遠と無尽蔵に流される存在となるそうである。

 どうも、次の135度の水の文明は、古代アトランティス文明の再来なのかもしれない。とすると、現代の物質を中心とした土の文明を、根底から破壊していくものとなるだろう。

 現に、財務省や売国奴たちのせいで、日本社会は滅亡の危機に瀕している。連中は、既得権益を守ろうとしているだけだと思っているが、それが従来の土の文明を基にしているから、破壊につながっていることが理解できていない。宇宙の根源の力が大転換していることに気づいていない。

 タオが変化しているのである。再度、古代アトランティス時代のように、タオを感じる感性をもたないといけない。タオに通じることで、幸福な未来を招きよせないといけない。神に逆らっても、馬鹿をみるだけなのだ!

 東日本大震災や福島原発事故が水害で起こされたように、大洪水等により、物質文明が破壊されていくように思える。全ては水に流されていく時代を迎えつつあるのだろう。

 水に流すといえば、神道を思い浮かべる。神道と道教は良く似ているように思える。

 いまは全てを捨てるときにきている。特に従来の物質的価値観を捨てないといけない。苦悩や苦痛になるだけだ!

 「タオコード」によると、老子には、二重の意味が隠されているという。老子自体が、陰陽の意味をもっているそうだ。道は、男性の父性を意味し、徳は、女性の母性を意味するという。

 男と女、つまり陰陽が対立するのではなく、相通じて、更なる高みの快楽へと昇華しないといけないという。

 徳とは、水の如く、女性が男性に献身に尽くすように、自分の身を委ねることだという。自分の生を相手に委ねることで、相手を生かすことが、徳である。



 タオの宇宙原理に通じることが、タオを直接実感することが、なにやら神道にも隠されているようである。

 そこで、神道の簡単な解説のサイトを以下に紹介する。

http://www.geocities.jp/tillich37/missiology.shinto.1.html

 このサイトの管理者は、神道を以下のように考えている。

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 『神道とは「高き方の道」、「高き方への道」もしくは「高き方をたずねる道」「高き方を求めるこころ」と、いろいろな解釈が可能ですが、多分、最後の解釈がもっとも妥当ではないかと考えます。』

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 シュタイナーは、タオを、人間のなかの「至高の存在」としていた。だから、「高みを求める心」は、タオを実感することと同じになる。

 タオを実感することで、超感覚意識を獲得し、自分のいまの人生だけでなく、過去や未来の人生をも霊視でできるようになるというわけだ。輪廻転生を知れば、魂の本来の目的がわかる。そして、永遠の生命に目覚めることができる。

 恐らく、これまでの土の文明は、人間の魂が闇を知るため、陰を知るために必要だったのだろう。

 上記のサイトの内容は、シュタイナーのタオの解説と非常によく似ている。

 タオに通じることから、様々な宗教が生まれたと、シュタイナーは解説しているが、上記のサイトの「教え」とほとんど同じ内容にみえる。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

C.教え 

 本来の神道は、教えるということはしません、というより、教えることを拒否します。そこには神学や教理などというものは存在し得ません。これは、人生のすべての面で優しく育まれていることへの感謝の気持ち、雨を降らせていただき、太陽を昇らせていただき、四季を楽しませていただき、豊かな実りを与えていただいていることへの、お礼の気持ちの表現です。また同時に、人間の力ではどうすることもできない天変地異に対する恐れと、それを支配することができるかもしれない、より高い力を持つ者に対する懇願の表現でもあります。ただし、時代を経るにつれて、神道は仏教、道教、儒教、陰陽道さらにはキリスト教などに触れて変化を遂げ、それぞれ触れた宗教の教えを内包する神道も起こってきました。

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 このように、次の文明は、下からの民衆からの至高の存在への献身という形で現れていくはずで、現在の権力者や上層部は、その流れに取り残されて、終には次の水の感性をもてずに、自分たちだけの感覚に閉じ篭り、宇宙原理の孤児として地獄のなかへと埋没していくように思われる。

 ヨハネの黙示録によれば、人類は善人と悪人にはっきりと分かれると書かれているので、その兆候が生じているように思えてくる。土でできた自分の殻を破り、再び高みの融合を目指す魂と、自分の殻を破れずに、対立のなかで、埋没し、孤立し、消滅していく魂に分かれるのだろう。

 反原発運動はけっして無意味ではなく、宇宙の原理の転換に共鳴する行為なのだろう。それは、お伊勢参りなどからわかる現象である。





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Last updated  2012年08月10日 15時06分33秒
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Re:勝手に紹介します! 「ガイヤの法則」 その10(08/09)  
忠武飛龍  さん
老子は面白いですよね。

もう少し政治が正常化したら、また老子の勝手な解釈を再開したいです。

土も水を含まないと、作物を生育できないですよね。
で、既得権にしがみつく連中はカスカスの土をつかんでどうするのでしょうかね。

老子の「タオ」と仏教の「真如」と密教の「大日如来」とイスラムの「アッラー」とキリスト教の「三位一体の神」は、どうも「同じ」で解釈の仕方、感じ方・用い方の違いに過ぎないと私は考えてます。
まあその極限まで行った人には昔から当たり前のようですが、その「悟り」に遠い人ほど、違いに執着して愚行をする。

なかなかに多くの人は気が付かないようです。
まあ末端の流儀を愛するのは結構ですが、「同じところもある」と気が付く寛容というか器量が大事でしょうが。


あらゆる過剰な分離が、元に収束してくようにも感じる今の世の中に思います。

再見! (2012年08月10日 10時18分02秒)

Re[1]:勝手に紹介します! 「ガイヤの法則」 その10(08/09)  
5dolphin  さん
どうも忠武飛龍さま
>老子は面白いですよね。
>もう少し政治が正常化したら、また老子の勝手な解釈を再開したいです。
>土も水を含まないと、作物を生育できないですよね。
>で、既得権にしがみつく連中はカスカスの土をつかんでどうするのでしょうかね。
>老子の「タオ」と仏教の「真如」と密教の「大日如来」とイスラムの「アッラー」とキリスト教の「三位一体の神」は、どうも「同じ」で解釈の仕方、感じ方・用い方の違いに過ぎないと私は考えてます。
>まあその極限まで行った人には昔から当たり前のようですが、その「悟り」に遠い人ほど、違いに執着して愚行をする。
>なかなかに多くの人は気が付かないようです。
>まあ末端の流儀を愛するのは結構ですが、「同じところもある」と気が付く寛容というか器量が大事でしょうが。
>あらゆる過剰な分離が、元に収束してくようにも感じる今の世の中に思います。

全くその通りです。全ては1つに帰していくでしょうね。

政治をみているとあまりに低レベルなんで、もはや相手にしないことにしました。自己洗脳して自ら耳を塞いでいるアホに何を言っても無駄ですから。

土が水に返るときに土台がなくなり全てが消えていくだけでしょう。相手にするだけ馬鹿を見ます。  (2012年08月10日 15時00分03秒)

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