シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年06月20日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回の続き

 前回は、ヘルメスのエメラルド板(緑玉板)の訳を、ネット検索から紹介したが、前々回から抜粋紹介している、あるサイトから続けて、その解説を加えるために、抜粋紹介するが、読みやすいように改変した。

 ☆  ☆  ☆

TABULA SMARAGDINA HERMETIS by Jack Courtis
http://www.crcsite.org/Tabula.htm

上の翻訳を紹介しているのが、前回から紹介した以下のサイト
http://oka-jp.seesaa.net/article/223835727.html

 TABULA SMARAGDINA HERMETIS


helmes.gif

 上の図は、右脳の反応を刺激する意味で、ヘルメスのエメラルド板の最高の説明である。

 右脳に、直感力、想像力、洞察力を引き起こす。

 どんな言葉での説明も十分ではないが、この図は理解への出発点となる。

 では、慎重に図を見てみよう。円の外側の縁にはラテン語が書かれてある。

 このラテン語の意味は何か?

 数世紀前、錬金術を学ぶある学徒が、彼の師のバシリウス・ヴァレンティヌスにこう尋ねた。

 「錬金術の秘密とは何なのでしょうか?」と。

 師バシリウス・ヴァレンティヌスはこう答えた。

 「" VITRIOL " に答えがある」。

 ここで上の図の周囲にあるラテン語を見てほしい。


 Interiora 内部
 Terrae 地球の
 Rectificando 修正時の
 Invenies 発見する
 Occultum 隠されたもの


 このラテン語の頭文字。

 V
 I
 T
 R
 I
 O
 L

 すなわち、「 VITRIOL 」。

 これらの単語の羅列は何を意味するのだろうか。

 この図から第1に気づくことは、上述のように7つのラテン語の記述があることである。

 そして、錬金術においては、(下の)地に7つの金属(水銀、銅、銀、金、鉄、鉛、錫)がある。

 また占星術においては、(上の)天に7つの惑星(月、金星、水星、太陽、火星、木星、土星)がある。

 最後に、我々人間のなかには7つのチャクラ(認識を生む7つの基盤)がある。

 あわせて考えると、下の7つの金属、上の7つの天体、中の7つのチャクラは、我々人間に内在する行動の7つの基準を指し示す。

 (7の金属、7つの天体、7つのチャクラで、777の人間の進化段階が示される、ということ。ちなみに666の進化段階のときに、最も悪魔の誘惑を受けやすいとされる。)

 第2に、「石」とは、賢者の石のことだが、しかし、注意して欲しいのは、この「石」は賢者の石と同じではない。

 修正とは、一方(陽;プラス)を、他方(陰;マイナス)に変えることを意味する。

 (賢者の石とは炭素のことだが、炭素がどのような構造に含まれるかで、泥黒い黒鉛、もしくはダイヤモンドのような輝きをもつわけで、同じ炭素といっても、黒鉛とダイヤモンドでは、大きく異なる。)

 第3に、我々人間自身の存在は、地球の中心に導かれる。

 我々人間の真の本性に向かって、我々の存在の基盤となっているものを修正(陰を陽に)していく必要がある。それは、瞑想(治癒)と可視化(霊視)についての出発点を与える。

 次に、図に描かれているシンボルを見てみよう。

 全体の形は「円」だ。

 円は、統一性、完全性、完璧性、そして完全な唯一(不変)性を思い起こさせる。

 それは修正(陰を陽に)された石である。

 円内の左右両側には、内に向けて指差す手がある。この手は、両極性を意味し、それは錬金術の鍵である。我々人間は、「化学的結婚(プラスとマイナスの結合)」の中に、我々の存在のなかの二元性を1つにまとめなければならない。

 2つの手の上には、7つの惑星が描かれている。

 太陽と月が、自らの生命の実質を、聖杯に注いでいる。このように、太陽と月は、それぞれがもつ逆の性質のものを結びつける。

 その聖杯は、「両性具有を意味する水星」で支えられている。

 水星は男性と女性の両方の性質を持つ。

 これも、また相反するものを結びつけることをあらわす。

 「偉大な仕事」は、「水星」の支援のもとに「太陽」と「月」の統一からなる、という錬金術の格言を思い起こさせる。

 さらに多くの瞑想のための材料がある

 その左には、火星と土星があり、右には、金星と木星がある。

 これらの惑星は、バランスよく、両極性を加味した形で配置されている。

 惑星の下に3つの楯があり、その楯は、錬金術の3つの原則を表している。

 すなわち、硫黄(ライオン)、塩(7つの頂点を持つ星)、そして、水銀(鷲)である。

 錬金術の水銀が、占星術の水星と関連があることに注意すべきだが、その2つは同じものではない。

 見方を変えれば、聖杯を、水の元素として、ライオンを、火の元素として、鷲を、空気の元素として、星を、土の元素として考えることもできる(四大元素)。

 最後に、「上」と「下」の両極性を強調する2つの球(天と地)が描かれているが、この2つも結合されなければならない。

 この図の中央には、「大宇宙(マクロコスモス)」のなかの「小宇宙(ミクロコスモス)」を象徴するリングがある。

 それは「下なるは上なるのごとし、上なるは下なるのごとし」の格言を思い起こさせてくれる。

 まだ説明していないシンボルに気づいただろうか?

 中央のリングの下と、星の楯の上の間に、錬金術のシンボル「VITRIOL」がある。

 それは中央のリングから見ると、水星の反対側にある。

 その意味とは何か?

 隠された石は、これら2つの、つまり天にある両性具有の水星と、地にある「VITRIOL」の結合から生じる。

 中央の、小宇宙(ミクロコスモス)を象徴するリングの中は空っぽだが、2つが、結合したとき、隠された石が、このリングの中央に浮き上がる。これが、我々の瞑想の焦点となる。

 本当に、「VITRIOL」のなかに答えがある。

 瞑想(治癒)と可視化(霊視)のためには、包括的な、全体図を用いるべきである。

 全体図は、その主要な機能と、本当の価値を明らかにする方法を示す。

 だからすぐに、ヘルメスのエメラルド板の内容をみよう。

 ☆  ☆  ☆

 ヘルメスのエメラルド板の内容は前回述べた。





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Last updated  2013年06月21日 15時48分15秒
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