シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年09月17日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 セスの話の紹介で、シュタイナーの医学の紹介がなおざりになっていたが、セスの話ともリンクするので、再び続ける。

 ☆  ☆  ☆

 さて、古代人が3つの自然の原理(塩、水銀、燐)を苦心して分離した方法(錬金術)を再現することは、今日では、もはや困難なことは明らかである。

 この講義も、古代人が用いた方法の再現ではなく、古代の叡智を度外視し、今日でも研究可能な3つの原理についての分離法に精通すれば、必要なときに、古代の文献を読み解くだけで、次のような古代の叡智を認識できる。



 例えば、燃焼すれば、火や光を担う燐の過程(力)が分離されるが、治療のためには、水銀の過程(力)の分離が必要となり、燐の過程(力)と水銀の過程(力)を、自然の物質から分離すれば、結果として、塩の過程(力)が誘導され、後に残る。」


 また更に、酸の性質を持つ物質から、塩の過程(力)が誘導できるので、植物や鉱物から、塩の過程(力)を用いた治療薬が獲得できる。特殊な場合については、後に扱っていく。

 以上のように、自然のなかに、光を担う過程(燐の過程)を求め、地球外の作用(水銀の過程)を探求し、また、地上の物質から、地球外の作用(燐の過程と水銀の過程)を分離し、地球の作用(塩の過程)の獲得に努めると、結果として、塩の過程が獲得できる。

 また、水銀の過程(力)の獲得には、地球外と地球の両者の間に均衡をもたらす過程を試行する必要がある。

 しかし、この3つの自然原理は全く特性が異なるが、いずれも適切な利用により、目的の疾患を治癒に導くことができる。いかなる試行も、2つの両極(対極)的な道筋(燐と、塩の過程)から、本質的に、両方の道筋に沿って進むことができる。



 古代の医師たちにとって、薬がもつ様々な特性は、その薬を、鉛から得たのか、銅から得たのか、によっても、多少異なるものだった。古代の医師は、薬を取り出す元の物質を考慮していた。例えば、塩の過程を、鉛から抽出するのと、銅から抽出するのとでは少し異なる。

 従って、塩の過程について語る場合でも、本質的に、次のような結論に至る。

 「様々な塩の過程があり、塩という特質の意味では同じ地上の作用だが、抽出する様々な金属の違いにより、地球外の力もわずかに含み、人体のなかの様々な作用と関わる。」

 後に詳細な特徴を述べるが、古代の医師たちは、同じ塩の過程でも、取り出す前の物質により違いが生じることを知っていた。

 例えば、目的とする治療に応じて、塩の過程を調整するために、上述のような、取り出す前の物質の相違を利用できる。

 この塩と燐の過程の両極性と、均衡をもたらす水銀の過程という、3つの原理を基にした、古代の医師たちの薬の抽出法が忘れ去られた後では、人間は単なるレトルト(機械)ではなく、レトルト以上の存在である、という明確な理念から、再び抽出方法を模索するしかない。

 例えば、薬を取り出す元の物質の特性からくる相違を増幅することで、物質の根底にある潜在力(ポテンシャル)の利用を試みる方法などである。

 (簡単にいえば、量子効果のこと。波長がプランク長近傍の波動を利用すること。) 

 この方法は、ハーネマンの方法にも本質的に内在し、古代の薬の抽出法が既に忘れ去られ、地球外の力やその関連について、もはや全く無知になった後の医学的な努力から、いわば一種の新たな興隆を示すものである。

 現代の医療社会は、いまや絶望の淵にある、とでも表現したいが、現代の医学では、もはや地上を超えた力に言及することはなく、本質的に地上の作用を根底とする治癒力に頼りきり、地上のなかにある力だけで常に巧く処理しようとしている。

 地上の力を超えていくのがホメオパシーの体系である。確かに、物質的な治療法も、地上を超えていこうとしているが、もはや光の担い手となる燐の過程の正しい利用法、もしくは気体の担い手となる水銀の過程の正しい利用法を知らないため、直接、光(電磁波)や空気(気体)を用いる治療法が第3の可能性となっている。



 古代人は1つの境界を設けたが、新たな研究から、その境界について探究していきたい。古代人は次のように考えた。

 「植物は、太陽系の領域内にあり、鉱物も、太陽系の領域内にある。しかし、動物界に至ると、太陽系から出てしまう(黄道十二宮)。地球の外の惑星内(7つの惑星内)にとどまるときよりも遙かに危険で、もはや事象と戯れることは許されない。」

 動物の(形成)過程、特に、動物を人間へと導く(進化)力は、鉱物や植物のなかの力よりも遙かに、なおも宇宙に拡散した状態にある。動物や人間の形成を導く力について、古代人は、獣帯(という境界線)を引いた。

サイン(占星術)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%B3_(%E5%8D%A0%E6%98%9F%E8%A1%93)



 確かに以前、既に少しばかり特徴を述べた方法により、この動物療法(ワクチン療法)の領域にも踏み込んでしまった。動物療法については、病理学と血清療法の特殊な事例のなかに立ち入っていくとき、更に詳しく議論する。

 動物療法は通常、個別的な疾患に通用し、強固な幻想を引き起こすため、このような事柄の背後にある危険性が完全に隠蔽されてしまう。

 (恐らく、耐性菌や耐性ウイルスの発生のことなのだろう。)





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Last updated  2013年09月17日 13時54分08秒
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