シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年11月05日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 さて、骨化や硬化症として現れてくる過程が、肉化(破骨)や軟化症との均衡を破り、限界を超える可能性もある。骨化や硬化のような過程は、いわば中心へと向かう波動の原理から、度を超す、つまり強くなりすぎることもある。

 また更に、骨化や硬化症の過程が、全く正反対の形(肉化や軟化症)で現われることもある。その場合、骨化や硬化症とは全く正反対の最初に現われる肉化や軟化症の素質のなかに、その人の霊魂の本質を探究すべきである。

 (ホメオパシーの原理でいうところの陰陽転換のこと)

 適度な年齢に骨化や硬化症として現われる過程が、適度な年齢ではなく、度を超して異常として、特定の器官に現われずに、全く正反対の肉化や軟化症として、他の器官に展開すると、つまり、骨化もしくは硬化症の経過が、そのまま進行して現われるのではなく、他の器官のなかで逆に展開して現われると、受胎前の反対(肉化や軟化症)像が病的な形で、様々な種類の癌腫(腫瘍)の形成[Karzinombildung]として現われてくる。

 (骨や硬化症として現われるべき力が、他の器官組織の腫瘍として出現することがある。陰から陽に転じるホメオパシーの原理である。ホメオパシーの原理を考察するには、3次元空間でなく、4次元をイメージするとよい。)

 以上のような事実に注視するには、人生や、人間全体を、真に包括的に洞察する必要がある。でなければ、癌腫(腫瘍)形成のような過程は、人生のなかでは、比較的未知な要因(遺伝的な)に由来するものとしてしまう。

 癌腫(腫瘍)の要因を、骨化や硬化の形で、正しく作用すべき(天の再生)力が変容させられ、逆転され、別の器官組織に転じられた経過として関係づけるべきである。

 更に、別の事実も、同様に観察できる。幼年期の水頭症や脳水腫[Hydrozphalus]として現われる影響を、同様に観察できる。

脳水腫
http://www.naoru.com/nousuisyu.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%A0%AD%E7%97%87

 本質的に、人間は皆、水頭症の素質をもち、ある時期に水頭症でなくてはならない。もし、水頭症の素質をもたなければ、人間の脳や神経組織を、正常に形成できなくなる。というのも、人間の脳や神経組織は、人間のなかの液体的な要素からつくられるからである。

 従って、幼年期には常に、水頭症への素質と、水頭症を克服する素質、つまり、水頭症を抑制する素質が、人体内に現われ、その間の闘いが見られる。実際、水頭症だけでなく、その反対の脳内の脊髄液の欠乏(脳脊髄液減少症)にも言及しなくてはならない。

 脳内の液体の減少についてはほとんど考慮されていないが、実際、考慮すべき水頭症の対極にある疾患である。幼児期には実際、水頭症と、後に起こる反対の疾患、いわゆる脳脊髄液減少症との両極端の状態間を、均衡に向かって、常に一方から他方へと揺れ動く(動的平衡状態にある)。

脳脊髄液減少症
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%B6%B2%E6%B8%9B%E5%B0%91%E7%97%87

 さて、臨床上の問題については今後、詳細に述べていくが、水頭症と、脳脊髄液減少症との間の動的平衡を見逃すことがよくある。

 水頭症が完全に終局を迎える大体の正しい時期を見逃してしまい、水頭症への素質を、幼児期、特に乳児期の教育や食餌療法等の治療などにより、早期に取り除いてしまうと、いわゆる水頭症の素質をあまりに早く消滅させてしまうような事態を招いてしまう。

 以上のような事態を招くのは、特に、人生全体を見ない弊害から生じる。というのも、このような事態から指摘できるが、幼児期の水頭症の経過と、梅毒[Syphilis]との関係を、後に現われる梅毒になりやすい素質として探究を試みれば、医学の学位請求(博士)論文を多数提供することも可能となるだろう。

 梅毒の際に、感染した微生物を追求するのでは、実際、ほとんど何も得られない。上述したような事態を考慮するときのみ、実際の治療法を獲得できる。梅毒には、後に現われる様々な症状があるが、梅毒の予防については、幼児期に、適切な対処を試みれば、後に現われる梅毒による様々な症状の要因は発生しない。

 (水頭症のときに、恐らくB細胞由来の抗体がつくられるのではないかと思われる。炭素循環農法のように、多様性をもった適切な微生物が生育するのと同じである。)



 「 人体の経過全体、いわゆる身体上部の経過も、下部の経過も下腹部を経て、共に心臓に移行する 」、という事実である。

 つまり、「 過程全体が、上下の両組織から、本質的には滞留(均衡)器官の心臓へと向かい、進行する(押し寄せる)。 」という事実である

 「しかし、この上下両組織での経過の心臓への移行は、様々な年齢で生じる。移行の際に現われる症状に肉薄すれば、少年少女期に現われる症状、例えば、肺炎[Pneumonie]、もしくは胸膜炎[Pleuritis]として現われる症状全般についての洞察力が習得でき、統合的にみれば、それよりも比較的早期の幼児期に、水頭症に対して行われた動的均衡作用が、胸部へと進行し、移行したものであることがわかる。」

胸膜炎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%B8%E8%86%9C%E7%82%8E

 端的に言えば、幼児期の水頭症が人体のなかで一段階下部へと移行した際、肺炎もしくは胸膜炎の症状になりやすい素質を形成する。少年少女期の肺炎や胸膜炎は、幼児期の水頭症の症状と関係し、元々は水頭症になりやすい素質でもある。

 (幼児期の水頭症の傾向を早期に取り除くと、早期に肺炎や胸膜炎を生じ、後に感染症に懸かり易い傾向を招くようである。)

 しかし、幼児期の水頭症のような症状が、後の年齢になって、その反対の腫瘍形成の過程を辿ることもある。つまり、幼児期の水頭症の症状が、実際、後になって現れると、今度は、水頭症とは逆の対極にある(脳脊髄液減少症を経る)腫瘍性の症状として現われる。





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Last updated  2013年11月05日 13時55分09秒
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