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猛暑の日は、涼しい部屋でDVD鑑賞。
今日の映画は これ↓
恋人たち(1958)
監督/脚本:ルイ・マル 撮影:アンリ・ドカエ
出演:ジャンヌ・モロー、ジャン・マルク・ボリー、アラン・キュニー、
出演:
ホセ・ルイ・ド・ビラロンガ、ジュディット・マーグル 、 ガストン・モド
新聞社を経営する大富豪の妻の不倫話で、
大したストーリーでもないのですが、
一流の映画人が集まれば、こんなにも魅力的な作品になるんるんですね。
監督のルイ・マルは、『死刑台のエレベーター』でデビュー。
2作目のこの作品を26歳の時撮ったというから驚きです。
因みに、ルイマルは1995年に亡くなったのですが、3度の結婚歴がありました。
そして、ついの伴侶はキャンディス・バーゲンでした。
主演のジャンヌ・モローは役の設定と同じ30歳。
あまり美人と思ったことはないのですが、
この映画ではまばゆいばかりの美しさでした。
アンニュイを体現し悪魔のようでもあり、天使のようでもありました。
この映画でトップスターの仲間入りをし、大女優の道を歩き始めました。
この映画の圧巻は、映画史に残るあの有名な
眠れぬ夜に広大な庭を散策するところから始まるラブシーンですね。
アンリ・ドカエのカメラが素晴らしく、その映像美には圧倒されます。
全編を流れるブラームスの旋律もここちいい。
これからも、何度も繰返し見たい映画の一つです。
この映画、1959年のキネマ旬報ベストテンでは5位で、
双葉十三郎氏の
『 ぼくのベストテン50年
』では2位でした。
しかし、キネマ旬報創刊90周年を記念して
昨年発行された
『 オールタイム・ベスト映画遺産200
』には影も形もない。
もはや忘れ去られた名作になってしまったのでしょうか?
またいつか再評価され、注目される日が来ることを願っています。
<以下ネタばれ注意>
ラスト近くには、ジャンヌ・モローが
鏡に映った自分の姿を一瞬とまどいの目で見るシーン。
ラストシーンでは「二人は不安な思いで、長い旅に出発した。(中略)
早くも彼女は自分を疑っていた。彼女は不安だったが後悔はしなかった」
というモノローグ。
さすがルイ・マル、このあとの展開に含みを持たせ、
ただ美しいだけの恋愛映画で終わらせなかったですね。
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外国映画ぼくのベストテン50年
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