悪霊、生き霊から身を守る術をお伝えしています。

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2024年05月26日
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カテゴリ: ソウルメイト
無理をして風邪を引いてしまいました。



「ご飯が出来たわよ」



 K子さんが、食事を作りに来てくれたのです。

DA君は、美味しそうにご飯を食べます。



「美味しいよ」



 食事が終わるとK子さんは、真剣な顔で話します。



「私ね。教頭先生にイジメられているの。服が派手だとか、スカートが短いとか言われる。先生として髪が長いって言うの。結んでいるのに・・・」

「ごめん。何も出来ない自分がいる」

「うん。分かっている」







「私には、無理。田舎に帰るわ」

「結婚しよう。K子さんは、専業主婦になればいい」

「DA君、自分がどんな状態なのか分かっていないわ。今のままだとDA君も病気になる。夫の収入が安定してないと専業主婦にはなれないわ」



 K子さんの言葉に何も言えません。



「以前に話したように私の田舎は、離れ島なの。島で友達が先生をしている。先生が足りないから是非来て欲しいと卒業前から言われていた。一緒に来て欲しい」



 沈黙が続きます。



「ごめん、子供達のことを考えると・・・教頭さえ居なければ・・・」

「駄目。人のせいにしたら駄目よ。以前のことを思い出して。人を恨めば、負のエネルギーが帰ってくる」

「そうだった」

「島に帰り結婚するかも知れない。それでもDA君に来て欲しい」



 DA君の目から涙が流れます。







 先輩のBさんから、呼び出され裏庭へと行きます。



「先輩、何かあったんですか?」

「お互いに教頭から、イジメられて大変だな。時々、胃が痛くなるよ」

「僕も同じです」

「俺の友達が、全国展開している塾に居るんだ。今の仕事を辞めて塾の講師にならないかと誘われている。モンスターペアレントも無いし給料も良いぞ。一緒に転職しないか」



「DAらしい答えだな。気が変わったら、連絡してくれ」

「はい」



 一月後、K子さんは、退職し田舎へと帰っていきました。

教頭のイジメだけでなく顧問、モンスターペアレント、研究発表など多くに押しつぶされてしまいました。

帰宅後、腹痛に襲われ救急病院へ行きます。

ストレスから、胃炎になったようです。



「三日間、入院して下さい」



 主任の先生や同僚がお見舞いに来て励ましてくれます。



「DA先生、みんな教頭先生にイジメられて大変なの。余り考えない方が、いいわよ」



 主任の言葉に頷くことしかできません。



 教頭先生が、お見舞いに来ました。



「何をやっているんだ。早く職場に戻るんだぞ」



 教頭先生の言葉に気が狂いそうです。

教頭は、DA君を睨み付け部屋から出て行きました。



「女神様、教頭先生は、ソウルメイトではないのですよね」

 ソウルメイトでは、ありません。

前の学校の主任と同じ役割です。

教頭は、悪い者の影響を受けています。

立場と正義を盾にして周りに悪影響を与えています。

「入院しているDA君を怒鳴ると言うことは・・・」



 そうです。

数十人の悪霊に憑依されています。

力の弱い悪霊ですが、数が集まると強くなります。

教頭が何を引き寄せているか分かりますか。

「病気などの不幸です」

 そうです。

多くの病を抱えています。

イジメる事を止めなければ、命に関わることさえ起こります。



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「DA君」



 看護師の女性が、声を掛けてきました。

驚きのあまり声が出ません。



「会うのは、中学校以来ね。カルテを見たわ問題は、さっきの男性なのね」

「A子さん・・・」

「今日は、早番なの。終わったら、また来るね」



 A子さんは、中学の頃と変わらない笑顔で部屋を出て行きました。



 夕方、A子さんが私服でやってきました。



「中庭に行きましょう」



 中庭のベンチに腰掛けます。



「中学の頃より格好良くなったね」

「変なことを言うなよ」



 A子さんは、笑みを浮かべます。



「何も出来ないかも知れないけど聞くことは出来るわ。話したら、楽になるわよ」



 DA君は、頷くと全てを話しました。



「あのね。私もイジメられているの」



 イジメられているのに笑顔で話すA子さんに驚きます。



「イジメられているのに何故、笑顔でいられるのかな?」

「暗い顔をしても楽しくないからよ」



 A子さんのおかげでDA君は、元気になっていきます。



 職場に戻ると迷惑を掛けたことを謝ります。



「日頃の行いが悪いからだ」



 教頭先生の言葉に『申し訳ありません』と謝るしかありません。

次の日の朝、職員会議に教頭先生の姿がありません。



「教頭先生だが、不整脈が見つかり入院している。カテーテルアブレーションの治療をすると聞いている。しばらくの間だ、私が教頭先生の業務をする」



 教頭先生が、入院しているのに誰もお見舞いに行こうとしません。

自分が、入院したとき教頭先生が来たことを思い出しました。



「お見舞い・・・どうしょう・・・」



 他の先生に声を掛けても無駄なことは知っています。



「仕方なく一人でお見舞いに行きます」



 ノックをして部屋に入ります。



「教頭先生、具合はどうですか?」

「大丈夫だ」



 何を話していいのか分かりません。沈黙が続きます。



「何故、見舞いに来たんだ」



 突然の問いに戸惑います。



「僕が入院したとき来てくれたからです」

「そうか・・・来たのは君だけだ」



「女神様、無理にお見舞いに行く必要があるのですか?」

 DA君は、霊界の方です。

人のために何かをしたいと思うからです。



無料公開は、ここまでです。

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最終更新日  2024年05月26日 08時00分13秒


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