ロレイン・ヒース
の ヒストリカル・ロマンス
で
愛を刻んでほしい
RITA賞受賞作!
1862年、秋 。 夜明け前、 処刑 を目前 に控えた クレイ は、 知人でもある ドクター の 訪問 を受けていた・・ クレイ と 志同じ とした 友人 はすでに 病で亡くなった こと 告 げた ドクター は、 女性経験のない らしい 若者 に質問される・・・ 「 女の人 と過ごしたことがありますか・・? 朝 まで・・どんな 匂い でしたか・・?」 彼にもわかる匂い を答えようと考えたドクターの答えは 「 忍冬 (すいかずら) だ・・・」 しかし、 彼 は 最後の祈りを きっかけ に、処刑から逃れることができ・・・そして、 1866年、春 ・・・・・クレイはテキサスの 生まれ故郷の村に帰ってきていた・・・
南北戦争に従軍することを断固として拒絶 したことによって、 村からつまはじき にされている クレイトン(クレイ) と、 出兵した夫 を 亡 くし、 未亡人 となった メグ の ロマンス 。 夫 カーク の 親友 だったくせに 裏切った、 臆病者 クレイ に 何としても 罰 を与えたいと望むメグ は、 彫刻の得意 な 彼に 戦死者のための記念像の依頼 をした・・・ それを 作る ことによってクレイを 自分の臆病さにむき合わせ、そのことを心の奥深くに刻み付け、死ぬまで何度も痛感 することを願って・・・ しかし、 なぜか話はメグの 思惑通りにはならず・・・
少々重く、静かな感じ ではありましたが、 それゆえに 心にゆっくりと波紋が広がっていく ようなお話 でした。 信念 を 貫 いたがために、 村人達からのけ者にされるクレイ君 と、何とか 兄ちゃんの力になろうとがんばる 可愛い(!)双子 、そして 自分の選択の 間違いを指摘 されるのがいやで、 兄が生きていること自体に腹を立て てる ルシアン君 ・・・ 彼らの 兄弟の絆 や、思春期における 自己肯定のための他者批判 、 何としても彼に 罰を与えたい メグちゃんや、 家族を失った 喪失感を憎しみで埋めつく し、クレイ君にぶつける村人達の気持ち の、どれもが 理解 できるもので・・・ 読んでてすごく切なかったわ ・・・ あの 戦争および終戦直後 って、 戦争忌避者や脱走兵に対する処罰 は軍はもとより、 地方の自警団たちが勝手に私刑 にしていたらしいしさぁ・・・そういやぁ、なんかそんなことを題材とした映画があったような・・・「コールド・マウンテン」だっけか?
奥手で 女性経験のない クレイ君・・・だもんでもちろん 手ほどき するのは年下だけれど、 経験豊富な未亡人 のメグちゃん! 二人の初めての時って、すごーく初々しかったわ・・・ たまにゃぁ、こんなヒーローもよいわねぇ・・・
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