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点灯したステンドグラスを見上げる似鳥昭雄会長(中央)ら=23日午前10時40分
【小樽】家具・インテリア製造小売り最大手ニトリホールディングス(札幌)が小樽市中心部の歴史的建造物を活用し、同社所有の美術品を展示する「ニトリ小樽芸術村」が23日、オープンした。午後3時からの一般公開に先立ち、午前に式典が行われた。
旧高橋倉庫(1923年建築)の建物を使い、ステンドグラス37組を展示する「ステンドグラス館」と、ランプや花器などガラス作品約100点が並ぶ旧荒田商会(35年建築)の「アール・ヌーヴォーグラス館」の2棟が開館した。
午前10時半にステンドグラス館で行われた点灯式では、同社の似鳥昭雄会長が「私の社会貢献の最後の夢はこの美術館でかなう。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたい」とあいさつ。点灯とともに壁一面に英国ビクトリア朝時代のステンドグラスが浮かび上がると来場者から感嘆の声が漏れた。(地方紙より)
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