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1日 86400秒×活かされている日数
1ヶ月(30日)2538000
1年(365日)926370000・・・・自分の生い立ちを何時ごろから思い出せますか。メモしていきませんか?
http://www6.ocn.ne.jp/~newport/
1お母さんにしていただいたことは何時ごろから思いだせますか?お父さんのことは? 兄妹のことは?
2良心:善悪・正邪を判断し、正しく行動しようとする心の働き
まごころ【真心】
ふきのとう
ふ ふさわしい(ことが)
き きっと(ある)
の のぼろう
と トップでなくても
う うれしさもとめて
*********
https://blog.mag2.com/m/log/0000185383
ヒステリー、変質者の再考 精神科医・斎藤学
麻原彰晃
と呼ばれた人に接見したり、秋田県の団地で生じた幼児殺人事件の犯人女性をテレビで見たりしていると ヒステリー
や 変質者
など、今は捨てられた古い精神科用語が懐かしくなってくる。これらの用語は、世間で用いられる意味と医師たちの理解との食い違いが甚だしくなり、結局捨てられたのだ。ヒポクラテスが子宮を意味するギリシャ語「ヒステラ」からヒステリーという女性固有の疾患を記載したのは紀元前4世紀という昔だが、このときの意味は女性に固有の臓器である子宮が体内各所を移動し、それによって多用な症状群が一過性に生じるという意味であったという。
もちろん女性に固有の病気と考えられていたわけだが、3世紀以後、ヨーロッパ世界がキリスト教で覆われるようになると、こうした「徴候(スティグマータ)」を示す女性の子宮には悪魔が宿っているのだと考えられるようになり、ルネサンス期に 魔女狩り
が盛んになるとその対象にされて沢山の女性が焼き殺された。痛覚の脱失や過敏(特に頭痛と生理痛を含む腹痛)、ヒステリー球(喉に球がはまって息苦しい感じ)、失明(盲)、失声(唖=あ=)、失聴(聾=ろう=)などの感覚器障害、失立失歩(ぐにゃりとして倒れ、起そうとすると極めて重い)などのまひ、全身の筋緊張(ヒステリー弓とというレスリングのブリッジのような反り返りを含む)、けいれんなどの運動機能障害、それに失神やもうろう状態などの意識障害はいずれもそうした「 スティグマータ
」の一部である。
この「スティグマータ」を犯罪者の中に見出そうとしたのは18世紀のフランスの医師モレルである。彼は進化論を援用しつつ、アダムから悪魔へと変成(進化の逆)を遺伝的徴候として備えた者を想定し、これを「 デジェネレ(変質者)
」と呼んだ。モレルの後輩マニャンは奇形からモノマニー(強迫行為、性嗜好異常など)に至る変質徴候を数え上げ、知的にすぐれながらそうした特徴を備えた犯罪者を優秀変質者と呼んだ。こうした考え方と相互に影響を与え合いながら犯罪者や天才の骨相学を創始したのはイタリアの精神医学者ロンブローゾで、この人こそ現在の脳計測学の祖である。
こうして古くから「いかがわしさ」の臭気を放ちつつ医学の周辺に捨て置かれてきたのがヒステリーや変質者だが、19世紀も半ばになり研究対象としての脚光を浴びることになった。当時の権威で組織病理学者(当然、死体を観察対象とする)のシャルコーが、「死体に何らの痕跡を残さないのに様々な症状を呈する」ということでヒステリーに「こだわった」のである。おそらく彼が院長を務めていたサルペトリェール病院が女性収容者数千人を抱えた女性精神病者のアジール(アサイラム、施設)で、そこに収容されている女性たち(彼女たちの死体がシャルコーの業績を支えた)と言えば、痴呆や慢性化した統合失調症者などの老女たちを除けば ヒステリー精神病
と てんかん
の 罹患者
(りかんじゃ)だったからだろう。
シャルコーは一つの病棟にてんかんとヒステリーだけを集め、これがサルペトリェールにいるヒステリー患者の病像を変化させた。健忘を伴うてんかん様のけいれん発作が増えたのである。シャルコーはこれを「ヒステリー大発作」と呼び、今ではてんかん患者の発作をまねたヒステリー患者の偽発作にシャルコーがだまされたという話になっている。なぜまねたか? 多分、その場所の権力者シャルコーの「お気に入り」になりたかったからだろう、というのである。
もしそうならヒステリーは 詐病
(保証金の獲得、刑の執行延期などの動機によって病を装うこと)と変わりないものになる。詐病とまではいかなくても、出血や発熱を自ら作り出して病院への緊急入院を繰り返す 虚偽性障害
(ミュンヒハウゼン症候群)とほぼ同じということになる。そうだろうか。確かに多様なヒステリー症状の中には周囲の状況に影響されたと思われるものもあるが、その基底には 意識統合
という基本的機能の 脆弱(ぜいじゃく)
さがあるように思う。
現代の精神医学は変質者どころかヒステリーという用語まできらい、アメリカ精神病院協会のDSM(診断統計マニュアル)第3版(1980)ではヒステリーを 解離性障害
、 身体表現性障害
などと呼びかえることを提唱し、第4版(1994)になるとこの用語を放逐してしまった。しかし「ヒステリー患者」も「変質者」もいなくなったわけではない。 心因性
の朦朧(もうろう)状態(寝ぼけたかのように突然怒ったり暴力をふるったりして、後で憶えていない)も 昏迷
(しゃべらず、通常は動くこともないので、一見重症の意識障害のように見えるが、実は当人は外界を認識している)も 精神錯乱
も日常の臨床の中で確かにお目にかかるし、パラフィリア(性嗜好異常、例えばペドフィリア=小児性愛者)の手にかかって落命する少女もいる。そしてその犯人は「悪魔に唆された」などと述べている。これら精神医学の中でも薄暗がりの領域についてはもう一度照明を当てる必要があるだろう。
家族機能研究所代表 精神科医・斎藤学(さいとう さとる)
1941年東京都生まれ。慶応大医学部卒業、フランス政府給費留学生、国立療養所久里浜病院精神科医長などを経て95年、家族機能研究所を設立。医学博士。闇をさぐる~現代の親子関係」(小学館)など多数。
http://www6.ocn.ne.jp/~newport/
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