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要約に要した時間:10分56秒17
めざせ!10分切り!
さて、本日の「春秋」は、和歌山県太地町のイルカ漁を告発した米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」。アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作品である。
6/14の朝日新聞の社説でも、「上映を自粛」することに警鐘を鳴らしている。
さらに、自分と異なる価値観と向き合うことで、自身の価値観を相対化し、異文化間の理解を阻害する要因を考えることの大切さが主張されている。
戦争末期にも映画だけはつくられていた。1945年の封切り作品は8月までに20本余。ほとんどが戦意高揚をねらった物語だという。
【第二段落】
終戦後は一転して民主主義をたたえる作品があふれた。映画は主義主張や政治の宣伝に持ってこいのメディアなのだ。日本のイルカ漁を批判して上映中止騒ぎが起きている「ザ・コーヴ」は、さてどんなものなのか。機会があったのでとくと拝見した。
【第三段落】
イルカ漁との「対決」をドラマ仕立てで描いたのがミソだ。入り江が血に染まる様子を映して情感に訴える。ただしデータはあいまいで、誇張も少なくない。何でもありの演出である。
【第四段落】
「反日的」といった抗議を受けて上映をやめる劇場が相次いでいるとは、残念ではないか。日本全国で上映中止ということになれば、手の込んだこのプロパガンダにまた勲章を与えることになる。
【春秋100字要約】
映画は主義主張や政治の宣伝に持ってこいのメディアである。日本のイルカ漁を批判した「ザ・コーヴ」が、「反日的」との抗議で上映が中止されるのは残念だ。自らの目でその真価を確認すべきだ。
(90文字)
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