JONの呟き日記

2006年12月02日
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カテゴリ: 処世訓
小生の幼き頃、と言っても今から数十年も前になるが、確か小学校高学年の頃のことであったと思うが、友達の家に遊びに行った際、ついでにテレビを見させてもらったときのことである。
当時、テレビは未だほとんどの家庭には普及しておらず、画面も白黒で相当高価な代物であったのであるが、その白黒テレビに関西の喜劇役者でもあった浪速千栄子が出演していた。
「花菱あちゃこ」とコンビを組んでの上方漫才では当時大変な人気を博していた彼女であったが、何かの番組にゲスト出演していた時のことであったと記憶している。
幼い頃、奉公に出された苦労話から栄光を浴びるようになった今日に至るまでの生い立ちを披露していたのだと思うのだが、途中でインタビュアーの質問に対し「人生は筋書きのないドラマである」と言う類のことを言っていたのを、何故か最近になって急に、しかも強烈に思い出したのである。
この世に生を受け、自分という存在に気づいた瞬間から人間の歴史が始まり、長いながいドラマが展開していくのであるが、一度ステージに上がったら最後、終焉まで脚本・演出・監督・配役まで全て自分で賄いながら、ストーリーを展開していかなければならないのである。
よくよく考えてみると、確かにそのとおりではあるのだが…。
「生まれてきたからには、何かひとつでっかくやってやろうぜ。とか、自分の存在価値を世間に誇示してやろうぜ。」とか思うのは人情というものである。
昔から良く言われている「一旗揚げる・故郷に錦を飾る」などの文句はその典型であろうと思う。
己をどのように表現するか、演出するかは、その人自身で決めなければならないのである。

いやはや人生とは何とも不可思議なものである。
因みに小生もドラマの一部分を下記リンクにて展開している最中である。
お暇な御方は一度ご覧あれ~!!

ドラマの一部分にジャンプ!







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最終更新日  2006年12月04日 07時35分16秒
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