しつこいようで甚だ恐縮なのだが、今回も「ホヤ」の話でブログを進めていくことに決めた。と言うのも、
知人が面と向かって話した「ホヤは味付けしないで、生で食べてもすごく美味しいですよ!」のあの一言がその後もずーと小生の心を悩まし続けていたからである。
「あんな臭いものがどうして味付けなしの生で…?」と思っていたのだが、実はネットを調べていくうちにようやく原因が判明したのである。
「ホヤ」の鮮度が落ちていたのが原因だったのである。
検索が進むにつれ、ホヤの漁場は東北の「三陸海岸」が本場だということが分かったのだが、そこで取れた新鮮なホヤは「甘いフルーツの香り」が漂い、爽やかな「パイナップルの味」がするそうなのだ。もちろん臭みなどは全然無いのだそうだ。
見掛けや味などから、別名「海のパイナップル」と呼ばれる所以なのだとか。
あのグロテスクな外観や色からして、とても小生には違和感があり想像できないのだが、…。
そこで結論!! 「旬の物を旬の時期に産地まで足を運び堪能するのが一番!!」ということに相成ったのである。(但し、その権利を有するのは高額な出費を厭わない方のみということになる。)
気になる話題をもう一つ提供しよう。
「日本人の食文化」に関心がある小生は、「ホヤの栄養価」についてもネットで詳しく検索してみた。
栄養分は色々とあるのだが、一番の注目は「セレニウム・セレン・銅・亜鉛」という物質なのだ。
ホヤの体内に含まれるこれら鉱物資源は人体においても有益な働きをするのである。
まず「セレニウム」には効酸化作用により、「アンチエイジング(不老)」の効果があり、「銅」には免疫力改善・毛髪(抜け毛・薄毛・はげ)の効果、「亜鉛」には「強壮作用」があり毎日が元気溌剌という、まさに優れものなのである。
食用には適さないが、ホヤの中にはレアメタルである「バナジウム」(金属の硬度をさらに硬くする物質)を体内に大量に保有する「ホヤ」も発見されており、今後人工養殖などで大量生産が可能となるかも知れないのだ。
学術的にも大変稀少価値ある「海の宝物」となっているのである。
まさに「ホヤさま様」といったところである。 (つづくかも知れない)
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