いや~、参ったまいった!なんでこうも毎日毎日モーレツに暑い日が続くのだろうか。
「それは夏だからである。」などと戯言を言っても始まらない。
北海道から九州まで、今まさに日本列島全体が灼熱の太陽に炙り出されているのだ。
南国「九州・沖縄」ならいざ知らず、北海道までが連日のように猛暑日(35℃)を更新しているというのだから驚きである。
お蔭で、最近では夜7時・9時台のトップニュースは「お天気ニュース」と相場が決まってしまったようだ。
今日の最高気温は〇〇県の〇〇市で摂氏38.5℃などと報じられているのである。
終いには、「今日の最高気温は何県の何市で何度になるでしょうか?」といったクイズが流行りそうな気配すら感じられるのである。
小生においても例外ではない。
つい先日のこと、熱中症の一歩手前の状態に陥ってしまたのである。
名実ともに風通しの悪い職場なのだが、「クールビズ」とかで空調機の冷房設定が緩く生暖かい空気が漂う職場内で、仕事中に意識が朦朧となり気色が悪くなってしまった。
救急車を呼ぶ一歩手前の状態だったのであるが、何とか気力を振り絞って持ち直し、救急車を呼ばずに済んだのである。
小生、夏場の暑さには昔からめっぽう強く体力には相当強い自信を持っていたはずなのだが、今年の夏ばかりはどうも勝手が違い過ぎて、弱り果てているのである。
どう勝手が違うのか? キーワードは「無秩序・突発・過激」である。
梅雨が明けた途端に、過激な夏の到来を告げるかのように気温が急上昇し、突発的に豪雨や雷雨が局地的に発生し、おまけに竜巻注意情報まで各地で頻繁に登場仕だしたのである。
まるで日本の四季がゲリラ化してしまったような感さえ否めないのである。
太陰暦を使用していた古来より、情緒豊かな日本人は24節気といって、「雨・種・暑・露・霜・雪・寒」というふうに、一年を二十四等分して季節をきめ細かく表現していたのであるが、それがどうであろう! 今日では無秩序とまでは言わないが、秩序正しさが崩れ季節感が読めなくなってしまったのである。
暦のうえでは今日(7日)から季節は秋(立秋)ということになるのだが、ギンギラギンのお天道様が居丈だけに頑張っているため、暫くは「春夏冬」の状態が続くのである。
当然のごとく今頃の日本列島は、何処に涼を求めて旅しても避暑地などは無く、清涼感などはサラサラないのである。
最寄りのデパート・パチンコ店が最高の避暑地と化してしまったのである。
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