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2009年10月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

いよいよ名宝展へ。行列はなく混み具合もまあまあ。大きな屏風絵などは遠くから見たいと思いましたが、それが出来るほど空いてはいません。なんと言っても伊藤若沖の30幅。これでもかと書き込まれた細かさには圧倒されます。松に積もる雪はぼってりと湿気を帯びて重たげです。蝶は花を目指してひらひらと漂っていきます。魚たちは何処を目指して泳いでいるのでしょう。中でも私が気に入ったのはびっしりと花をつけた梅の木の上におぼろな月が浮かんでいる一品。妖しげで、ちょっと恐い感じすらしましたが心惹かれました。その後見た酒井抱一の十二ヶ月図は余白がとても効果的で、若沖の迫力に疲れた目を優しくなだめて穏やかな気持ちにしてくれました。そして私が何より見たかった並河靖之の七宝の壺、ずっと見ていても飽きない美しさ。地の漆黒似映える瑞々しい緑の楓、満開の花で重たげな桜。じっと見ていると、花瓶の上にではなく何もない空間に、花鳥風月が浮かんでいるような錯覚にとらわれました。その後常設展のにも回りました。こちらには外人さんの姿が多かったです。博物館を出てから、庭園の方に回りました。移築された古民家が何棟かあり、へーっと言う感じ。先ほど見た絵に出てくるような、池のほとりを通り、ぐるりと一巡り。いつもなら上野公園を抜けて駅に行くのですが今日は科学博物館の横を通って駅に戻りました。足が痛いです。ここに来るときはスニーカーが良いですね。





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最終更新日  2009年10月27日 18時27分14秒 コメントを書く


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