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リンロン88

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2010.06.28
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科挙に勇んで挑戦しようとする若者が、ふと呼び止められた老人の言葉にしたがって、ちょっと食事を待つ間に寝入ってしまい、自分の未来の姿をその夢に見る。ところが起こされて見ると、その一生の全てが、単にご飯が炊けるだけの短い間のことであった、ということに気付き、人生の儚さ、この場合は、幻のような人生を達観して、そのまま故郷に戻る、という話である。

また、別に胡蝶の夢、という話もある。夢に中で蝶になったのか、蝶の夢の中で人間で居るのか、という類の話である。

これは現実に、私たちが生きているこの世界、現実、というものがどういうものなのか、ということを改めて考えさせられる話である。

夢と現実。

人間にその区別がいったいつけられるものだろうか。

宗教の世界、あるいはスピリチュアルの世界の一部では、この世の中は幻に過ぎず、この世界を「現象界」という一方で、真の世界、という意味において「あの世」を「実在界」と言ったりする。

この現象界、実在界、というのは、言葉こそ多少違っていても、いろいろな宗教、例えば仏教、GLA、生長の家、と言った、主に仏教系の宗教では共通している。



つまり、この考え方は目新しいものではなく、近年のスピリチュアリズムの専売特許でもない。

むしろ、大昔からある(あっただろう)シャーマニズムの世界にも共通している考え方かもしれない。

しかし、この考え方は危険である。

危険というのが語弊があるとしたら、「両刃の剣」と言い換えてもいい。

「信じる」ということが要請される「あの世」を真の現実としてしまうと、ともすれば、「ニヒリズム」にはまる危険もあるし、それでは、「この世」の中の存在、あるいは「意味」というものが見えなくなる危険がある。

ただ、この考えに立ってこそ見えてくる「この世」の意味、というのも確かにある。


一炊の夢。  単に夢にすぎない、と思うか、夢だからこそ、と思うか、その人次第であろう。









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Last updated  2010.06.28 07:12:21
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リンロン88 @ Re[1]:「いただきます」と「ごちそうさま」(03/29) プチプチ大家さん >リンロンさん、もう楽…
プチプチ大家@ Re:「いただきます」と「ごちそうさま」(03/29) リンロンさん、もう楽天ブログは止められ…
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